こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。
2018年ゴールデンウィーク、ボクは、4月29日から30日にかけて、愛車のNMAX155に乗り、一泊二日で青森県弘前市で開催中の弘前さくらまつりに行ってきました。
この記事は、その帰り道のことを書いています。
前日29日の日中は、弘前公園(弘前城)とその周りの桜は、ほとんど散っちゃってたにもかかわらず、観光客ですごく混雑していましたね。
そこでボクは29日の桜見物を取りやめ、30日の午前5時30分にキャンプ場を出発して、早朝あまり人のいない弘前公園(弘前城)の桜を楽しむことにしたんです。
また、行きの目的が弘前の桜見物とするなら、帰りの目的は、岩手県一関市でご当地グルメ「鶏のハラミ」を食べることでした。
結論から書いてしまえば、残念ながら今回は食べることができなかったんですよねー。
でも、まあ、帰り道もいろいろ楽しかったデスよ。
それでは、今回は青森県弘前市を出発して福島県福島市までの旅の模様を紹介しますね。
往路の記事
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岩木山桜林公園の桜はキレイに咲いていた
4月30日、午前4時30分に目が覚めました。
ちょっと早いかなっていう気持ちもありましたが、テントを片づけたり、朝ご飯を食べたりしたあと、弘前城に向かうことを考えれば、やっぱりこのくらいの時間に起きなきゃね。
気温は15度くらいあって、思っていたよりずっとあたたかい。
夜露に濡れることもなく、片づけはすんなり進みました。
朝ご飯は、昨日の残り。ホント、食事の部分がショボくてすみません。
温泉卵2個。地元っぽいパッケージですが、じつは群馬県産という罠。
いや、とってもおいしかったんですけどね。
こちらは正真正銘の地元のお豆腐。
最近はAE86に乗ったお若い方が配達しております。
って、なんのこっちゃ。
これに、岩木山桜林公園に来る途中の無人販売所で4つ100円で買ったリンゴの残りを食べます。
食べたあとは、公園内の桜をながめて食休み。
弘前市内より気温が低いせいか、まだまだ散らずに残ってます。
青空に映える桜、キレイですねー
みなさん寝てらっしゃる。岩木山が顔をのぞかせてます。
あまりゆっくりしていると、弘前市内が混雑しちゃうので、午前5時すぎには岩木山桜林公園を出発。
お世話になりました。また来年も来ます。
途中、岩木山神社で旅の安全を祈願。
心の中で手を合わせました。
無事に家まで帰れますように。
おっと、そうそう。岩木山にもあいさつを。
さようなら、岩木山。すばらしい一日をありがとう。
道路はガラガラ。すぐに弘前市街地へ到着。
昨日、あれほど混んでいたローソンも、さすがにお客さんはまばらです。
弘前城は早朝来るに限る
6時前には、弘前城公園に到着。
観光客の姿はあまり見えないけど、散歩している人、写真を撮っている人、それなりにいますね。
ボクは、東門からバイクを乗り入れました。
中には駐輪場があって、自転車とバイクが止めることができます。
ここが東門の位置です。
ここから入れます。
この門を入って右手が駐輪場です。
テントの右側ですね。
駐輪場はこんな感じになっています。
YAMAHAのYZF-R25が止まってました。
夜間、早朝は、自転車ならさらに奥まで入れます。
早起きしてよかったー。
コインロッカーもあります。
桜はほとんど散っちゃってまして、しだれ桜がなんとか残ってたくらい。
この赤い橋の先に関所があって、有料になります。
料金表は、下記のとおりです。
弘前城本丸・北の郭 | 弘前城植物園 | |
---|---|---|
金額【単独】(1日入園券) | ■個人 大人 310円、子供 100円 ■団体 大人 250円、子供 80円 ※団体は有料入園者10名以上 |
■個人 大人 310円、子供 100円 ■団体 大人 250円、子供 80円 ※団体は有料入園者10名以上 |
金額【通年】(年間入園券) | ■個人 大人 1,020円、子供 300円 | ■個人 大人 1,020円、子供 300円 |
時間 | ■4月1日~11月23日 9:00~17:00 ■さくらまつり期間 7:00~21:00 |
■4月中旬~11月23日 9:00~17:00 ※券販売16:30まで ■さくらまつり期間 9:00~18:00 ※券販売17:30まで |
休館日 | ■弘前城 11月24日~3月31日(※1) | 開園期間中 無休 |
共通券(1日入園券) (※2) |
■個人 大人 510円、子供 160円 ■団体 大人 460円、子供 130円 ※団体は有料入園者10名以上 |
|
共通通年券(年間入園券) (※3) |
■個人 大人 2,050円、子供 610円 |
(※2) 弘前城本丸・北の郭、弘前城植物園・藤田記念庭園の1日間使用可能な入園券です。
(※3) 弘前城本丸・北の郭、弘前城植物園・藤田記念庭園の1年間使用可能な入園券です。
※藤田記念庭園とは・・・弘前公園の市民会館の向かいにある施設です。
引用元:弘前公園(弘前公園内の有料区域・料金情報)より
お城の中や弘前城植物園をゆっくり見学したかったのですが、夕方までに福島県に戻りたかったし、道路が混む前に弘前市街地から抜け出したかったので、早々に立ち去ります。
来年また来るから、そのときは、いっぱい花を咲かせて待っていてくださいね。
国道7号線を南下するルートです。
さて、今日4月30日の行程を説明します。
まずは、国道7号線を南下し、青森県平川市碇ヶ関から国道282号線を岩手県盛岡市まで行きます。
盛岡市からは国道4号線をずーっと南下して、一関を通って福島県に帰るルート。
途中、市街地で渋滞に巻き込まれたら、抜け道を行くかもしれませんが、まあ、急ぐ旅でもないので、まったり国道を南下しましょう。
距離は430キロ、時間にして約9時間30分です。
国道7号線を走っております。
今日も晴天!気分は最高!
逆光で暗くなっちゃってますが、ここが282号との分岐です。
弘前市内から来た場合は、ここを左折ですね。
左折して数分、奥に鉄橋が見えてきます。
岩手県に向かうには、道なりに右のほうに進みます。
左に曲がると、古遠部温泉(ふるとおべおんせん)です。
古遠部温泉は、青森県平川市碇ヶ関西碇ヶ関山にある山あいの温泉で、携帯電話もつながりません。
古遠部温泉のHPによると
古遠部温泉
自慢は毎分500L沸き出る源泉をそのまま使った温泉と近隣の山の幸・海の幸をつかったお食事
■営業時間 8:30~20:00 (但し冬期間は9:00~19:00)
■休館日 年中無休
■料金 大人:320円 子供:無料
だそうです。
時間があるときに、日帰り入浴してみたいな。
どんどんと282号線を進みます。
282号線も交通量が少なく、峠道になっていて、走り好き人にはたまらない。
と思いきや、めちゃめちゃ道路状態悪いですから。
たまーにね、道路状態の良いコーナーがあるんですけど、そこには豆腐屋のAE86が走ったようなスキッド痕がついています。
でも、次のコーナーはすぐに凸凹になっちゃたりして、車はともかく、バイクで飛ばすのは危険だと思いました。
青森県から峠を越えて秋田県鹿角郡小坂町まで進むと、おお!ここも桜が咲いてますよー
荷崩れしてないか点検して、出発です。
山に向かってドンドン進みます。
日本の滝百選 岩手県八幡平市「不動の滝」に立ち寄る
秋田県から岩手県八幡平市に入ると、「不動の滝」なる案内板を発見。
まだ午前9時ですから、時間には余裕があります。
ちょっと寄ってみましょう。
道路を左折し、大鳥居の下を通過します。
あとは道なりにまっすぐ進むだけ。
282号線から約5分の距離。すぐにつきますよ。
駐車場には車が数台止まっていて、ほかにもお客さんがいるようです。
不動の滝(ふどうのたき)は、日本の滝百選と岩手の名水二十選に選ばれています。
滝のほか、桜松神社や縁結びの木があり、毎年5月3日には、「不動の滝まつり」が行われているんですって。
あー、ちょっと早かったかあ。まあ、ここのお祭りもまた今度機会があったらってことで。
不動の滝のHPによると、
桜松神社は、その昔、松の木に桜が咲いたのを見て村人が驚き、吉兆として崇めたという言い伝えにより、桜松神社と呼ばれるようになったそう。
なかには延享元年(1744)の棟札があるほか、豊作や健康を祈願する絵馬が多数奉納されているとのこと。
また、縁結びの木は、 本の木が仲良く結びついた「縁結びの木」は、結び文で願い事がかなうと伝えられているとか。
駐車場からまっすぐ進むと、「日本の滝百選」と誇らしげな記念碑が立っています。
そのさらに奥に桜松神社があります。
さらに進むと、縁結びの木
そして、歩くほど5分。たいして歩いていないんですが、ついに不動の滝がその姿を現します。
高さ15mの滝が飛沫を上げて垂直に流れ落ちてます。
正直、大きさはとてもつもなくすごいというほどじゃないんですが、ちょうど雪解けの時期で、水量がハンパない。
風に乗って水しぶきが飛んでくるんですよ。
天気も良くてあたたかいので、それがまた心地よいんです。
近くを通ったときは、ぜひ寄ってみて下さい。
ちなみに、入り口にレストハウスがありまして、キレイな水洗トイレもあります。
思いっきりにぎわう観光地にと比べると、お客さんの数は少ないですが、静かに風景を楽しむにはいいと思います。
幻の肉「いちのせき鶏ハラミ」を求めて
さて、不動の滝をあとにして、次に向かうは一関市です。
途中にある安比高原の雄大な景色に目を奪われます。
青空と雪をまとった山ってホントきれいですねえ。
そんなこんなで、無事に一関に到着しました。時間は午後1時。
いよいよ帰り道、最大のミッション、
岩手県一関市でご当地グルメ「鶏のハラミ」を食べる
にチャレンジです。
まあ、「食べられなかった」って結論も先に書いたんで、期待している人はいないと思いますが、とりあえず、鶏ハラミの説明をします。
いちのせきハラミ焼は、岩手県一関市室根町の新ご当地B級グルメ。
鶏の腹膜(ハラミ)をニンニクの芽やタマネギとともに味噌ダレで炒めた料理です。
町おこしの一貫として、地元でボランティア活動をしている若者たちが開発し、グルメイベントへの出展を中心としてPR活動を進め、2011年3月からは地元の飲食店やスーパーでも販売が開始されています。
鶏ハラミは、1羽から約10g~30gしかとれない希少部位で、鶏肉の中でも最も薄い肉で、取り出すのに手間がかかるため「幻の肉」とも言われています。
引用元:B級グルメナビ「いちのせきハラミ焼~希少な「幻の肉」鶏ハラミ~岩手県一関市」
ボクは、あまり食にこだわらないほうなんで、ツーリングで行った先でもコンビニパンですます、なんてこともよくやるんです。
でも、この福島-青森ツーリングに出かける前に会社の同僚に計画を話したら、「一関を通るんだったら、鶏ハラミでも食べてきたら」って教えられたので、みやげ話に持って帰ろうかなと思ったわけなんですよ。
ただ、事前に調べたんですが、日中やっているお店が見つからないんです。
なんつっても、「幻の肉」でしょう?その辺にホイホイころがっているわけがないですよ。
探しまくるのも大変なので、同僚にはみやげ話を持って帰れなくて申し訳ないですが、国道4号沿いにあったミートレストラン格之進に入りました。
お店の中は、ちょっと薄暗くてレトロな調度品が並んでいます。
ボクはひとりでしたが、それほど混んでいなかったせいか、個室風のテーブルに案内してもらえました。

出典:ミートレストラン格之進HP
そういや、昨日のお昼も弘前市でステーキ食ったなあ。
今日はハンバーグじゃなくて、メンチ定食1050円にしよう。
まあ、メンチも肉なんですけどね。言ったでしょ、食にこだわりがないって。
今日は肉っぽくなきゃOKなんすよ。ボク的には。
これ、ご飯とみそ汁がおいしいっす!
給仕のおねえさんに聞いてみたら、米も味噌も地元のモノなんだって。
そういや、HPに
一般的なハンバーグチェーン店とは違い、ミートレストラン格之進は「一関または、岩手の食財を主に使用すること」をこだわりとしており、「顔の見える地元生産者様」との交流や情報交換も積極的に行っております。
って書いてあったなあ。なるほどねえ。
メンチもジューシーでおいしかったですよ。
ちなみに、帰り際、レジのおねえさんに聞いてみたら、鶏ハラミは地元の物産館に行けば売っているとのことでした。
これも、次回の宿題だなあ。
無事に福島県に到着
国道4号は、いつもの国道4号でした。
一関を出たあとは、ひたすら国道4号を南下して、午後5時に福島市内に入りました。
とくに記事にする出来事はなにもなかったけど、事故なく無事に帰ってこれたから、よしとしましょう。
今回は宿題ばっかり残っちゃったキャンプツーリングでした。
でも、それは、「またおいで」って言われてるのと同じですよね。
一泊二日という時間にすれば短いキャンプツーリングでしたけど、内容は決して薄くありませんでした。
来年のゴールデンウィークもまた、青森県弘前市を目指すぞー!
と決意を新たにしたところで、おしまいです。
長い時間おつきあいありがとうございました。
次回のツーリング日記をお楽しみに。
では、また。