2019年6月更新
スノーピークの焚火台を購入したのでレビューを追加
こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。
みなさん、キャンプツーリングしてますか~?
でさ、バイクキャンプツーリングのだいご味のひとつ、って言ったら焚火だと思うんですよ。
うん、間違いないね。
ひとりぼ~っと火を眺めているだけでいやされますもん。
でも、キャンプをはじめたばかりとか、準備が面倒で焚火とかしたことないってヒトも多いはず。
あとは、「キャンプで焚火をしたいけど、どんな焚火台を準備すればわかんない」とかね。
OKOK。大丈夫。ボクがバッチリ紹介しちゃいましょう。
安くて、軽くて、丈夫で、携帯性に優れてるバイクツーリング向きの焚火台を。
あ、バイクに乗ってない方でも、もしかしたら焚火台選びの参考になるかもしれないので、最後まで読んでくれるとうれしいな。
まずは、目的をはっきりさせる
焚火って言っても、焚火だけがしたいのか、料理をしたいのか、両方したいのかで焚火台の種類が違ってきます。
まずは、あなたがどんな形の焚火をしたいのか、ズバっと決めちゃいましょう。
次に、キャンプ場までの距離がどのくらいあるのか、何人でいくのか、でも変わってきます。
キャンプ場までの距離が遠いのなら、携帯性を重視すべきでしょうし、何人かで1台の焚火台を囲んでヒャッハーするというのでしたら、ちょっと大きめの焚火台にしなくちゃいけません。
今回は「バイクで近場のキャンプ場にひとりで行って、焚火だけをする」という条件で焚火台を選びましょう。
はい、そこ。さびしいとか言わないの(笑)
焚火台の種類
キャンプ場で焚火台を使う理由は、ひとつが「地面を直火で焼かない」ためです。
直火禁止の理由は、地面が火で焼かれると地面の中に住んでいる微生物が死んでしまい、いわゆる土が死ぬ状態になり、草が生えなくなってしまうからです。
また、「景観を保護する」という理由もあります。
焚火の跡が点々と残っているようなキャンプ場は、見た目がちと悪い。
あとからきた人に気持ちよく使ってもらうためにも、キャンプ場はキレイにしましょう。
そのため、各メーカーから工夫を凝らした様々なタイプの焚火台が発売されてます。
ともかく燃やしたい焚火特化タイプ
「ともかく焚火ができればいいんだよ」という方向けの焚火台、軽量コンパクトなメッシュ式ファイヤースタンド型です。
代表的なモノは「ユニフレーム ファイアスタンドII」です。
メーカー名 | ユニフレーム |
品名 | ファイアスタンドII |
サイズ | 使用サイズ:約400×400×300(高さ)mm 収納サイズ:約φ60×570mm |
材質 | メッシュシート:特殊耐熱鋼FCHW2 スタンド:ステンレス鋼 |
重量 | 490g |
付属品 | 収納ケース |
地面に網目から火が落ちるんじゃないの?って心配するかもしれませんが、大丈夫。
メッシュの網目は0.96mm目で、火が落ちることはほとんどありません。
収納も足をたたんで、網をクルクル丸めてしまうだけ。重量も490gと軽量です。
もし、こいつで煮炊きがしたいなら、別売りのスタンドを買えば可能です。
ただし、その分余計な荷物が増えるので、思い切って焚火だけと割り切ってこそ、ユニフレーム ファイアスタンドIIを選ぶ意味があると思います。
ともかく、携帯性に優れた製品で、バイクでキャンプツーリング向けと言っていいでしょう。
気になるお値段は、実売価格6,000円!
うん、たけぇ(笑)
焚火よりだが料理もできるバランスタイプ
定番中の定番、スノーピーク焚火台に代表される、「焚火やりたいけど、たまには料理もしたい」と言う欲張りなあなた向けの焚火台です。
メーカー名 | スノーピーク |
品名 | 焚火台S |
サイズ | 使用サイズ:270×270×210(高さ)mm
収納サイズ:350×410×25mm |
材質 | ステンレス |
重量 | 1.8 Kg |
備考 | 他サイズM、Lあり |
三角パネルを4枚つなげた逆四角錐形状(逆さピラミッド)で、長時間の火入れにもビクともしない耐熱性を誇ります。
設置も開いて置くだけという手軽さ。収納も折り畳むだけ。
大きな薪でもそのままくべやすく、燃焼をうながすことを考えて、板面には空気穴が開いています。
ボクが青森県弘前市にある岩木山桜林公園キャンプ場にいったとき知り合った地元のおじさんは、スノーピークの焚火台Lを使用しておりました。
15年くらい使っているそうですが、まだまだ現役で、ホント、耐久性にすぐれた商品です。
このタイプは、別売りのスタンドやテーブル、焼網、プレートをセットすることで、いろいろな調理が可能です。
ソロキャンプならS、3~4人ならM。最大サイズのLは、薪を割らずにそのままくべられます。
使い勝手の良さと、頑丈さなら、こいつが一番!
Sといえども、収納時のサイズが350×410×25mm、重さも1.8kgと携帯性が悪いのが最大のマイナスポイント。
気になるお値段なんですけど、一番安いSサイズでも最近値段が上がっちゃって税別9,000円~1万円くらいになっちゃった。
おおぅ、めちゃたけえ(笑)
2019年6月更新
スノーピークの焚火台を購入したのでレビューするよ
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料理もできるしコンパクトに収納も可能なストーブ(かまど)タイプ
見た目が美しく、軽量かつコンパクトに収納でき、さらには料理も可能と言うバイクソロキャンパーのために作られたと言っても過言ではないタイプ。
代表的なものに、笑's コンパクト焚き火グリル 「B-6君」があります。
B-6君は、ヒットアニメ「ゆるキャン△」で登場人物の一人、「リンちゃん」が使っている焚火台のため、それまでは知る人ぞ知る一品だったのに、話題沸騰、ソロキャンパーの定番のひとつになりました。
メーカー名 | 笑’s-sho's- |
品名 | B-6君 |
サイズ | 使用サイズ:215mm×122mm×165mm(高さ)
収納サイズ:181mm×122mm×18mm |
材質 | ステンレス |
重量 | 500g |
備考 | 静止耐荷重:10kg、火床の深さ:約7cm
「リンちゃんのYAKINIKUセット」モデルあり |
ともかく、見た目がステキ。
眺めているだけでキャンプ熱が燃え上がりそう。
折りたたむと厚み18mmになってしまう超うす型コンパクト設計は、バイクキャンプツーリングにぴったり。
空気穴が多く、下部からの吸気が良いため驚くほど燃えカスが少ないです。
また、灰受があるため、本体の脚部はほとんど熱を持たない作りなので、テーブルの上に置いたりもでき、使い勝手もバツグン。
別売のグリルプレート及びハードロストル、ステンレスメッシュグリルを使えば、おひとりさまBBQもできちゃいます。
ただし、焚火をメインと考えると、折り畳み式でコンパクトな設計があだになり、一般的な薪のサイズ(30センチ程度)をそのまま使うことはできません。
薪を細く割ったうえで、さらに、半分に折る必要があるでしょう。
清掃にもちょっと気を使います。
板面は厚さ0.6ミリとペラペラなステンレスだから折れ曲がらないようにしなきゃいけませんし、分解して一枚一枚ていねいに洗わないといけないので大変です。
しかし、それら欠点を大きく上回る魅力があるのも確か。
キレイな星空を眺めつつ、あったかいお酒やコーヒーを片手にたき火に当たる。
そんな雰囲気に浸りたいって方にはぴったりの焚火台です。
この手のタイプは、「携帯性に優れ、様々な用途に使えるうえ、雰囲気はバツグンだけど、ちょっと扱いが大変な焚火台」ってとこ。
気になるお値段は、実売価格約5,000円!お買い得かよ!
今回おススメする焚火台について
さて、「バイクで近場のキャンプ場にひとりで行って、焚火だけをする」という目的で選ぶとするなら、ボクのおススメする焚火台は、軽量コンパクトなファイヤースタンド型になります。
やはり、焚火だけをするなら焚火特化型が一番です。
当たり前のことだけど。
どこがほかの焚火台に比べて優れているのかと言うと、軽量コンパクトというところもそうなんですが、一番は、火を消すとき、片づけるときがめちゃめちゃ楽という点です。
スノーピークのような焚火台にしても、笑'sのB-6君のようなストーブ型にしても、火を消すとき、熱くなった本体にいきなり水をかけるわけにはいかないのです。
そんなことをしたら、本体の板が変形してしまいますから。
だから、普通は火が消えて、本体の熱が冷めるまではしまうことはできません。
でも、ファイヤースタンド型は、いきなりの水かけができます。
そろそろ寝ようかと思ったとき、あるいは、風が強くて焚火を中断するとき、水をかけるだけでOK。
焚火を置くメッシュの部分は、熱にとても強い特殊耐熱鋼なので、気にすることはありません。
いざというときは、ドバーっと水をかけちゃいましょう。
火事を起こす危険も、少なくてすみます。
水をかけて冷やしたら、あとはクルクルと巻いてしまうだけですよ。
撤収がほんの数分で終わります。
ホント、ファイヤースタンド型は楽ちん、おススメですよ~
ボクが使っているパチフレーム
ファイヤースタンド型がいいとは言え、ユニフレームファイアスタンドIIは、ちと高い。
ボクもそう思います。
そこで、パチフレーム(ファイヤースタンドにそっくりな、おそらく中国製類似品)ですよ(笑)
amazonで2,000円前後で売ってます。
ボクの購入したパチフレームは、こんな感じです。
メーカー名 | KALILI(ノーブランド) |
品名 | ファイアスタンド |
サイズ | 使用サイズ:415×415×300(高さ)mm
収納サイズ:約φ60×650mm |
材質 | メッシュシート : 特殊耐熱鋼
スタンド : ステンレス鋼 |
重量 | 900g |
付属品 | 収納ケース |
まさに、ユニフレームファイアスタンドIIのそっくりさん。
重さと収納サイズが、本家を少し上回っているのが欠点です。
なにせ、収納しても長さが65cmもあるので、TANAXのキャンピングシートバッグ2の最小サイズ状態では中に入らない。
その分値段はお安くなって、1,600円(価格変動あり)でした。
メモ
TANAXキャンピングシートバッグ2は横幅を広げることが可能なバッグです。
最小サイズ 350(H)X620(W)X350(D)mm(59L)
最大サイズ 350(H)X820(W)X350(D)mm(75L)
パチフレームのファイヤースタンド外観
収納時は、棒状になっています。サイズ比較のためにおいたペットボトルは市販の500mlのモノです。
本体とスタンドです。
組み立てた写真です。
組み立て自体はとても簡単です。1分もあれば組みあがります。
まずは、スタンドを立てます。
そのあとに、メッシュについているリングの先をスタンドの穴に入れるだけ。
これを四方すべて行えば完成です。
ね、簡単でしょ。
2000円もしないパチフレームですが、ステンレス部分はとてもキレイです。
パチフレームの使用状況
ファイヤースタンド型を使うときの注意点は、ひとつ。
薪を乗せる部分がメッシュなので、目が細かいとはいえ多少は火の粉が地面に落ちます。
これは、ファイヤースタンド型に限ったことではありませんが、焚火台の真下や周囲にはときどき水を撒いて火がうつらないようにしましょう。
あとは焚火をやる場所をどこにするかですね。
焚火台を使ってるからどこでもいいってことじゃないと思います。
火事にならないような場所、なるべく芝を傷めないような場所でやるべきでしょう。
それさえ守れば、楽しい焚火ライフがあなたを待っています(笑)
ファイヤースタンド型は、ボクのような初心者キャンパーでも、あっという間に火が燃え上がります。
空気の抜けがいいので、火おこしもラクラクですよ~
とりあえず、焚火をしてみたいけど、いきなり高い焚火台を買うのもちょっとなあって迷っているあなた。
パチフレームからはじめてみませんか?
大丈夫。近くによって来られなければ、パチフレームだなんてバレませんよ。
たぶん、みんなユニフレームのファイアスタンドIIだと思ってます(笑)
焚火が楽しくなって、もっと別の焚火台が欲しくなったら、また、そのときは何を買おうか考えましょう。
まずは、キャンプ場に行って焚火をすることですよ。
まあ、ボクはけっこう気に入ってて、今もこうして使い続けてるんですけどね~
2000円しないわりには、かなり丈夫なんですよ、これ。
壊れたら新しい焚火台を買おうと思ってるんですけど、なかなか買うチャンスが来ない(笑)