【更新情報】2019年7月
こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。
今回はヘンなタイトルでごめんなさい。
よさげなタイトルが思いつかなかったんで、こんなんなりました。
そんなわけで、(ボクににとって)新しいデジカメを(型落ちの)中古で買いました。
ソニーのCyber-shot DSC-WX300っていうコンパクトデジタルカメラです。
じつは、ボクもデジタルカメラを中古で買うのは、はじめてだったんですよね~
中古って聞くと、「デジカメって中古だとどうなの?」とか「デメリット多すぎじゃね?」とか「コスパ的にどうよ?」なんて疑問があると思うんですよ。
はい、そこで今回は、中古のデジカメを買うにあたって、みなさんが疑問に思ってることを勝手に想像して、勝手に答えようと思います(笑)
なんでデジカメ買おうと思ったの?
今まで使っていたオリンパスのカメラの調子が悪くなっちゃったから「仕方なく」です。
これが、最大の理由。
このカメラ、フラッシュが動かなかったり、液晶画面が暗かったり、撮った画像の明るさがおかしかったり、いろいろと問題があったんです。
いちおう撮れることは撮れるんで、だましだまし使ってましたが、カメラに気を使うのが面倒くさくなってきました(笑)
で、値段の安いコンパクトデジタルカメラを買っちゃおうってなったってワケ。
スマホのカメラじゃダメなの?
じつは、iPhoneXRを買ったばかりです。
3月上旬、蔵王連峰に登ったときにiPhoneXRで撮影したんですが、かなりキレイに撮れるんだなあって感心しました。
しかもですよ、この写真、気温はマイナス10度近かったし、風速10mくらいあった悪条件の中でですからね。
オリンパスのデジカメは、寒さでオートフォーカスが効かなくなりましたが、iPhoneXRは余裕で動いていました。
ホント、iPhoneXRあれば、「デジカメいらないんじゃね?」って思いましたよ。
だけど、ボクの場合、ツーリングではiPhoneはバイクに固定してナビに使っています。
登山ではGPSだったり、緊急連絡用のため、絶対に落とせないのでバックパックから出さなかったり。
となると、自由に動かせるカメラが別に欲しいんですよね~
iPhoneXRのカメラ性能はスゴイと思うんですが、デジカメはデジカメで必要なんです。
写真やデジカメに詳しいの?
いえ、ぜんぜん(笑)
詳しくもないし、たいして興味もないです。
もちろん、カメラに関する才能や美的センスは、微塵もありません。
デジカメは記録用、つまり、メモ帳と同じ感覚ですね。
だから、「撮れればいいや」って感じ。
興味がないので、デジカメのスペックを見てもよくわかりません。
かろうじて、日本語として意味が分かる部分を理解している程度です。
たとえば、「デジタルズーム約80倍」という説明文。これはわかります。
でも、「焦点距離 f=4.3-86.0mm」とか「F値(開放) F3.5(ワイド端時) -6.5(テレ端時)」なんてのは、サッパリです。
数字が大きい方がいいのか悪いのか、それとも、そもそもそういう問題じゃないのかすら、まったく理解できてません。
今回の記事は、ボクと同じレベルの方のデジカメ選びには参考になるかも(笑)
デジカメはけっこう使う?
カメラに興味がないド素人のわりには、過酷な条件で使っていると思いますよ。
気温40度近い炎天下の市街地にも、氷点下10度の雪山にも持って行きます。
防水機能がなくても雨の日に取り出すし、風速20mくらいの山では飛ばされて岩場にぶつけたり、手を滑らせて地面に落としたこともあります。
これが普通かどうかはわかんないですけど、自分の中では「オレ、けっこうカメラ使ってんじゃん」って思っています(笑)
なので、デジカメ選びの第一条件は、画質とか性能とかじゃなくて、携帯性重視なんですよね。
持って行くのが面倒に思えるような大きさだと、結局iPhoneのカメラでいいわけですから、コンパクトさが大事。
サッと取り出して、サッと撮って、サッとしまえるサイズがいいよね。
次にやっぱり値段かな。安ければ安い方がいい。
頑丈かどうかは別に気にしてません。
今までの使い方でも何年も壊れなかったし、とくにタフさや防水性能を売りにしている機種じゃなくてもいいかな。
欲を言えば、グローブ(手袋)をしたままでも操作できるようなカメラがいいんですが、そうすると大きくなっちゃうし。
ボクのような使い方でしたら、コンデジ最高ってことで(笑)
中古品のデジカメを選ぶメリット、デメリットって?
中古品のデジカメを買うメリットは、やっぱりこれでしょ。
単純に自分の懐から出す金が少なくてすむ「絶対的な値段の安さ」でしょう。
「あと1万円出したら後継モデルが買えるんだけどなあ」とか、そういう相対的なことを考えてはいけません。
むしろ、「浮いた1万円でキャンプ用品買っちゃおう!」くらいの割り切った考えでなきゃダメ(笑)
逆にデメリットを考えると、まあ、こっちはけっこうありますね。
「他人の手あかがついた汚いイメージ」
「すぐに壊れそう」
「性能的に劣る」
パッと思いつくだけでも、これくらい。
これね、ボクもそう思ってたし、あながち間違いでもないんですよ。
じっさいにキレイかキタナイかは別にして、どこのだれかわかんないヒトが使ってたモノはイヤって方もいるでしょう。
どういう使われ方をしたかもわかんないので、買ったその日に壊れることもあるでしょう。
デジカメは電子部品のかたまりですから、基本的に新しいモノほど性能が良いのは当たり前ですね。
ただね、この3つのデメリット、じつはそういうイメージなだけであって、ホントはそんなことないんですよ。
個人売買ならそうかもしれませんが、ちゃんとしたショップで買うものがキタナイわけないんです。
そして、壊れるかどうかなんて、はっきり言って新品だって予測不能ですし、中古品だってちゃんと保証がついているモノも多いです。
数年の性能差なんて、ボクのようなド素人にはサッパリなんで(笑)
ね、デメリットなんて、単に中古品に抵抗があるってことで、あとからつけた理由にすぎないんです。
もし、あなたが欲しいと思った中古のデジカメを見つけたら、まず思いつく限りのデメリットを思い浮かべてください。
で、次にそのデジカメの品質や保証を見て「これなら許せる」と思えるなら、それは買いです。
逆に、ちょっとでも「この値段でこれかあ」って迷ったときは、見送り。
これがボク流の中古デジカメを買うときの極意です(笑)
Cyber-shot DSC-WX300ってどんなカメラ?
今回買った、ソニーのCyber-shot DSC-WX300ってデジタルカメラは、2013年3月15日に発売されました。
当時のキャッチコピーは、「世界最小・最軽量、光学20倍、新ピタッとズーム搭載。撮る楽しみを大きく広げる、高性能コンパクト」。
サイズは、幅96.0 x 高さ54.9 x 奥行25.7mmで、重量は本体にバッテリーやメモリーを入れても166gと、キャッチコピーどおりのコンパクトさ。
胸ポケットに収められるほどの大きさで、ボクのデジカメ選びの基準にピッタリ。
翌2014年3月7日にはWX350という後継機が出て、さらにWX500、WX700、WX800と進化していきます。
スペックは、ボクはよくわかんないんで、公式サイトの主な仕様を見てね(笑)
デジカメの中古品は、コスパ的にどうなの?
最初は新品のデジカメを買おうと思ってたんですけど、amazonでソニー Cyber-shot DSC-WX300の中古品(程度非常に良い)が、約10,500円で売っているのを見つけて、つい買っちゃいました。
DSC-WX300の価格は、発売当初は33000円前後です。
それからちょうど6年。2019年3月の中古価格が約1万円ってこと。
ちなみに、2014年発売のDSC-WX350は、2019年3月の時点でも新品が売ってて、約23,300円。
2015年発売のDSC-WX500だと約33,800円、2018年に出た最新モデルのDSC-WX800だと約45,500円します。
この価格差を見て「70%OFFになってるとかスゲー!」って思うか、「6年もたって、4つの後継機が出た中古に新品の3割の値段とか高くね?」って思うか、あなたはどっち?
まあ、とりあえず結論を出す前に、じっさいにボクが買った中古品のDSC-WX300がコスパ的にどうなのか、いっしょに見ていきましょう。
夜に注文して翌々日には到着。
おなじみのダンボールです。
amazonのダンボールの中にまたダンボールが。
過剰梱包はいつものことなんですが、マトリョシカ人形かよ、と(笑)
ちなみに、販売は一般業者で発送がamazonなので、こういう梱包になるんでしょうね。
さらに中からデジカメの箱が出てくるのかと思ったら、残念。
緩衝材とともにデジカメ本体とアクセサリーのみが入っていました。
箱や取扱説明書などはありませんでした。
ボクは、箱はすぐに捨てるタイプなので、これは問題なし。
取説は、メーカーの公式サイトからダウンロードできるので、マイナスポイントにはなりませんね。
ま、なんと言っても、大事なのは、本体がどの程度キレイか、問題なく動くかでしょう。
さっそく、お店の言う「程度は非常に良い」中古品ってどんなものなのかチェックしてみましょう。
ん?
なにこれ。おそろしくキレイ。誰かが使ってて、下取りに出したモノとは思えません。
展示品とかそういうレベルですらない。
キズが付きやすい液晶モニターもじっくり見てみました。
が、キズはもちろん、ヒトが触ったあとすら感じられません。
ピッカピカ。
もちろん、アクセサリーも本体と同じく、汚れなんかまったくありませんでした。
中古っていうか、デッドストックかなあ。
6年落ちの新品だわ、これ。
電源を入れたら、日付や時間を入力する初期設定画面が立ち上がりました。
お店の方が電池を充電してくれたのか、バッテリーはほぼ満タン。
適当に動かしてみましたが、不具合はとくにないようです。
iPhone5Sと大きさを比べてみたけど、すっげぇコンパクトでいいわぁ。
ソニー Cyber-shot DSC-WX300、すっごく気に入りました。
さて、このデジカメが6年落ちで1万円。
コスパ的にどう思います?
たしかに、あと1万3000円だせば4年落ちの後継機が新品で買えますし、3万5000円の追加で最新モデルです。
でも、ボクのようにスペックにこだわらないんでしたら、ぜったいにこっちがお得でしょ。
最新モデルとこの6年落ちのモデルを同時に使ったとしても、スペック差なんてゼッタイに気がつきませんもん。
それに、いちおう中古品扱いですが、動作不良品とか、キズがたくさんあっていつ壊れても不思議じゃないとか、そういう程度じゃないですし。
6年落ちとはいえ、実質新品ですよ。
めちゃめちゃコスパ良いでしょ、これ。
はい、結論。
デジカメは、自分の用途に合わせて、程度の良いモノ中古品を買うことは、コスパ的にあり!
中古品は安かろう悪かろうって認識は改めないといけませんね~
とはいえ、これがホントにお買い得だったのか、コスパ的に優れていたのかは、これから使い続けてみないとわかんないんですけどね。
2019年3月以降、ツーリングやキャンプ、登山なんかに目いっぱい使っていきますので、気がついたことを更新していきたいと思います。
「買って1か月で壊れたよ。中古デジカメなんて買うもんじゃない」なんてタイトルの記事を書いてたりしてね(笑)
その後の使用感
ソニー Cyber-shot DSC-WX300を購入して3か月が過ぎました。
キャンプツーリングに持って行ってますが、やはり、携帯性に優れているってのが、一番のおススメポイント。
胸ポケットに入る大きさで、重さをほとんど感じないから、持ち運びと撮影がぜんぜん面倒じゃない。
起動も早く、信号待ちの間に、交差点の写真を撮ることもラクラク。
これ、けっこう重要。
ボクの場合、どこをどう走ったか、そんな感じの道路だったかを記録しておくことが多いので、重宝してます。
画質については、ド素人なんでよくわかんないけど、まあ、普通じゃないですか(笑)
ほとんどオートモードでしか撮らないし、凝った写真を撮ってるわけじゃないからなあ。
ポチっとシャッターを切るだけで、こんな感じの写真が撮れます。
1万円のデジカメだと思えば十分っしょ。
ただ、このカメラ、防水じゃないんです。
福井県大野市にある勝原園地というキャンプ場に行ったとき、大雨の中使ったら、起動はするんですが、オートフォーカスが作動しなくなりました(笑)
乾かしてしばらく放置したら元通りになったんですけど、悪天候の中も使うことを考えたら、やっぱり、防水カメラにしたほうがいいですね~
そんなわけで、最近はこんなカメラも気になっちゃってます(笑)
防水デジタルカメラ RICOH WG-60