こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。
最近は、わざわざ海外に出かけなくても、近くのコンビニで世界各地の有名スイーツがお手軽に買えるようになりました。
お休みの日に、コンビニめぐってプチスイーツ世界旅行ってのも楽しいんじゃないかな。
はい、そんなわけで今回の仮想目的地はイタリア。
イタリアンスイーツといえば日本ではティラミスなのです。
今日紹介するのは、ファミリーマートの「とろける口どけティラミス」 お値段税込270円なり~
本当にとろけるのか、その性能とやらを見せてもらいましょう!
ティラミスと名乗るからには・・・
フォーマットって、言うじゃないですか。
「この資料、外向けのフォーマットで作っといてね」みたいな。
まあ、枠組みとか構成は決まってるから中身を用意してくれと。
そんな意味です。
じゃあ、ティラミスのフォーマットって何でしょ?
ボクは、コンビニやケーキ屋さんで売っているいろんなティラミス食べてきましたが、
1.「マスカルポーネチーズを使ったクリーム層+ココアパウダー」
2.「エスプレッソがしみたスポンジとビスケット層」
この二つの組み合わせは外せないって思っています。
みなさんもそんな感じじゃないですか?
でも、これほんとにティラミス名乗っていいの?みたいな商品も割と出くわしてきたんですよねぇ・・・
チーズの風味がぜんぜんわからない感じのヤツとか、スポンジがただ茶色いだけのヤツとか。
なので、エスプレッソとマスカルポーネチーズはちゃんとしといてくださいよって思います、ティラミス名乗るなら、ね。
まあ、結局作り手の創造力とバランス感覚にお任せなんですけど、さあ今回のティラミスはどうなんですかファミマさん!
茶⇒白⇒こげ茶⇒白⇒黒

一番上には茶色のココアパウダーがたっぷり。
そうすると、1層目の白色は当然、マスカルポーネチーズクリームでしょ。
2層目の見た目は明らかにこげ茶色のスポンジ。エスプレッソをたっぷりしみ込ませてるね、これ。
3層目も白いですが、これもチーズ層なのでしょうか…?
4層目は真っ黒です。エスプレッソゼリーっぽい。
2018年1月30日にファミマさんが出した「とろける濃厚ティラミス」も一番下がゼリーでした。
最後にゼリーを持ってくる、これがファミマさんの得意とするティラミスのフォーマット、ということかもしれません。
2018年地底への旅
それじゃあ最初はひとつの層ごとの実食から、いきますよー!

ちゃんと装飾されたクリームをおおっているココアから甘い香りがしていていい感じです。

まずは1層目。
スプーンですくった感触は非常にやわらか。
口に入れると…
とろけた!ホントにとろけましたよ、マスカルポーネさん!
甘さとチーズらしい濃厚さが同居していて、まさにティラミスの醍醐味(だいごみ)的なお味がします。舌触りがすっごくイイ。
そして濃厚とは言いつつも、くどい感じはまったくしません。
これがマスカルポーネならではなんでしょう。

1層目に穴を開けたら次はスポンジ第2層をパクリ!

じゅわ~。おお、口の中にエスプレッソが染み出しました!
この瞬間がたまらないんですよね~。
エスプレッソの苦味はちょっぴり。それよりも甘さを強く感じます。
こういう、本来は焼き菓子として食べるものを水分でくずしながら食べる感覚、いいですよね。
ボクはかなり好きです。お茶漬け的というんでしょうか…?
ぜんぜん違うか(笑)
とにかくこれだけでもおいしいスポンジ層です!

さて、なぞの3層目に到達…分かっているのは白いということだけです。
すくってみた感じは、ムースのような感じでしょうか?
パンナコッタと言われても納得するかも。けっこうクリーミーなキメ細かさがあります。
食べると甘さはごく軽く、舌触りもフワッとした感じ。やっぱりムースでしょうね。
1層目と比較して後味もさらりとしていますが、それだけに別の意味で甘みの強い2層目とは相性がよさそう。

そして3層にまたがる穴を潜り抜け最下層のエスプレッソゼリーに到達!
まさに地底への旅です。
何かためらいなくパクッといってしまうのはゼリーに対する冒涜(ぼうとく)か?
ある意味友だちのような身近で気安い存在といえるかも。

これは、甘みはゼロ。すこし酸味を感じるタイプのゼリーです。
香りはココアパウダーに隠れてあまり分からないかなぁ。
触感は固めで、底面から素直にはがれるタイプのゼリーではないし。
引き締め役といったイメージです。
<1+2>、<2+3>、<1+2+3>、<3+4>…
たぶん、お分かりかとおもいますが、上の見出しが何かというと、とろける口どけティラミスの食べ方の組み合わせです。
まあ、普通は上から順に食べ進めると思いますが、相当大きなスプーンを用意しない限り、口の中は大体この組み合わせになるんじゃないかと思うんです。
1層+2層は、ココアパウダーを乗せたマスカルポーネとエスプレッソスポンジ。
2層+3層は、エスプレッソスポンジとムース。
あるいは、よくばりと思いつつも、1層から3層までをほおばっちゃう。
4層までをスプーンで一気にすくうことはむずかしいから、3層+4層、つまり、ムースとゼリーをいっしょに食べる。
というか、このティラミスは無理に全体をいっしょくたにして食べる必要はないだろうなあと思いました。
上から順番に主役を交代しながら楽しむように食べるのが、ボクのおススメな食べ方。
言葉にしてしまうとそれだけなんですけど、実際には食べてて、味にすごく広がりを感じましたよ!
1層目でチーズ層のクリーミーさを楽しみ、2層目のエスプレッソ感とあわせればまさに、これぞティラミスといいたくなる王道の味。
1層目を残しておいて2層目3層目をあわせると、今度はエスプレッソが前面に出つつもムースが口どけ感を加えてくれます。

1層目から3層目までをスプーンにのせれば、エスプレッソの甘さ苦さを軸にチーズ層とムース層が交じり合って更にとろける感触を楽しめます。
このあたりがクライマックスといえますね。
4層目のゼリーは、どちらかというとシメの役割。
エスプレッソの味がキリッとしているので、ムースの優しさがうれしい感じ。
あえて言うなら、エスプレッソゼリーだけを残してしまうと甘い要素がなくなってしまうので、ソレを辛く感じる人はいるかも・・・?
でも、食べ終わりに向けて余韻をダレないようにするって意味で、ゼリーの苦味は必要だと思います。
実は、このとろける口どけティラミス、けっこう量もありますし。
そんなわけで1カップで4度はおいしい!
口どけもちゃんととろける!
見せてもらいましたよ、そのとろけっぷり。
ビターが苦手な人もいるだろうから、最後のエスプレッソゼリーは好みが分かれるところだと思います。
でも、コンビニスイーツファンなら、一度は食べてみるべきですね。
ファミリーマートの「とろける口どけティラミス」、とってもいいお味でした!
ティラミス好きな方ってけっこういると思いますけど、買って損ナシの王道的なおいしさですよ。
しかし、「一粒で2度おいしい」っていうフレーズ、もしかしてけっこう古い・・・?
ひとーつぶーでーにどおいしー♪って何のCMだったかなぁ・・・思い出せないけど、今日はこれでおしまい!