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【無料キャンプ場】豪快に流れ落ちる滝が眼前に!不動滝キャンプ場

投稿日:2019-07-28 更新日:

【更新情報】2019年7月

こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。

今回紹介する不動滝(ふどうだき)キャンプ場は、新潟県の最西端に位置する糸魚川市(いといがわし)にある無料のキャンプ場です。

管理は糸魚川市で、現地に管理事務所が置かれています。

日中時間帯は管理人さんが常駐しているので、利用するときは現地で申込書を提出してください。

管理人さんが不在の場合は、申込書に記入のうえ、管理事務所に設置のポストに投函すればOK。

キャンプ場が開場している4月から11月までの間は、だれでも、いつでも、自由に利用できます。

不動滝キャンプ場は、その名前にある通り、豪快に流れ落ちる「不動滝」のすぐ近くにあるキャンプ場です。

こんなに間近で滝が見られるキャンプ場なんて、そうそうないっしょ。

ただし、このキャンプ場は、正真正銘掛け値なしに山の中にポツーンとあるキャンプ場なので、買い出しや入浴にはちょ~っと不便。

キャンプ場に向かう道もかなり狭く、曲がりくねっています。

明かりはまったくなく、夜は真っ暗になるので、通行には細心の注意が必要。

そのあたり納得できるなら、キャンプ場の施設は充実してるし、全身で大自然を満喫できること間違いなし!

ソロキャンパーからファミリーキャンプの方まで、幅広くおススメできるキャンプ場ですよ~

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不動滝キャンプ場までのルート

不動滝キャンプ場のある糸魚川市は、新潟県の最西端に位置しる日本海に面した市です。

糸魚川市には、2つの国立公園(妙高戸隠連山、中部山岳)と3つの県立公園(久比岐、白馬山麓、親不知子不知)があり、長野県と富山県の県境付近に広がる山岳地帯には、新潟県最高峰の小蓮華山(標高2,766m)をはじめ、雨飾山(標高1,963m)、火打山(標高2,462m)が並んでいます。

また、世界的にも珍しいヒスイ産出地であり、世界最古のヒスイ文化発祥の地でもあります。

伝説の域になっちゃうんですけど、むか~しむかしは、高志(こし)の国、奴奈川(ぬながわ)の郷と呼ばれていて、才色兼備の女帝「奴奈川姫」が治めていたんだそうです。

日本最古の歴史書「古事記(こじき)」には、ヒスイを求める八千矛命(やちほこのみこと-別名大国主命(おおくにぬしのみこと))が、はるばる出雲の国から船団を連ね、奴奈川姫に求婚する恋物語も綴られています。

糸魚川市は、糸魚川静岡構造線(フォッサマグナの西端)が通っていて、良質の温泉に恵まれ、市内に10の温泉があります。

ひとことで言うと、糸魚川市は、「キレイな水と空気があり、良質の温泉が湧き出て、新鮮な魚介類がた~くさんとれる、自然の恵み豊かな土地」ってことですね~

不動滝キャンプ場は、長野県松本市から糸魚川市まで通る、延長約120キロメートルに及ぶ古道「千国街道(ちくにかいどう)」の途中にあります。

千国街道は、糸魚川市からは、塩や干物などの海産物、松本市からは麻や綿、お茶などの農産物が運ばれ、別名「塩の道」とも呼ばれていました。

じつは、戦国時代の故事「敵に塩を送る」の元になった道なんですよ。

メモ

敵に塩を送る

戦いの相手が苦しんでいるときに、その弱みに付け込まずに逆に助けること。戦国時代、甲斐の武田、駿河の今川、相模の北条の三国同盟が崩壊したあと、今川と北条は武田に出荷していた塩を停止したため、海に面していない甲斐が困窮、このとき、長年のライバルであった現在の新潟県を納めていた上杉が、武田に塩を送って助けたという

さて、不動滝キャンプ場までは、糸魚川市の中心地からは南に約10.6km、車で20分くらい。

最寄りの北陸自動車道「糸魚川」ICからだと、南に約8.4km、車で約15分くらい

地図上の距離だけみれば、そんなに不便な場所にないような感じがしますけど、はっきりいって山の中です(笑)

糸魚川市の今井地区の集落を抜けてしまうと、スーパーマーケットもコンビニエンスストアもガソリンスタンドも、何もありません。

市街地で準備万端にしてから向かうことと、はじめての場合、日が落ちる前にキャンプ場に着くことを強くおススメします。

不動滝キャンプ場を紹介するよ

不動滝キャンプ場は、いくつかの呼び名があって、おそらくもっとも一般的なのが「不動滝キャンプ場」です。

このほか、周囲の様子から「ポーレ(草原)不動滝キャンプ場」とか「不動滝いこいの里キャンプ場」なんて呼ばれたりもするようです。

その名の示す通り、不動滝キャンプ場には、不動滝という落差約70メートルを3段になって流下する滝があります。

不動滝は、先に紹介した千国街道の中でも最大の滝で、水量は一年を通して豊富、とくに雪解けや大雨のあとなど水量がさらに増したときは、滝の左側に「糸滝(いとだき)」という細い分岐瀑が現れます。

また、滝つぼの前にある大岩の上には水神社が鎮座し、龍を祭神として祀っており、滝を汚したりすると龍の怒りに触れて大雨が降るとの言い伝えがあります。

不動滝キャンプ場は、四方を山々に囲まれた林の中にあるため、真夏でも涼しく避暑地としても絶好の場所。

付近には日本カモシカがするなど正真正銘、自然の中にあって、周辺には公園や遊歩道、キャンプ施設などが整備されています。

不動滝キャンプ場までの道順について

不動滝キャンプ場へは、糸魚川市内からだと、国道148号を南下、一級河川姫川(ひめかわ)を渡って今井地区に入り、あとは姫川水系虫川(むしかわ)に沿って南進します。

 

不動滝キャンプ場に向かう途中の今井地区にある今井公民館では不動滝キャンプ場の案内をしております。

公民館の方に聞いたところ、「受付はキャンプ場でやってね。管理人さんがいない時間帯は、備え付けの申込書に記入してポストに入れればいいよ」とのことで、今井公民館で事前に受付する必要はないんだって。

キャンプ場にまっすぐ向かえばOKってことね。

 

不動滝キャンプ場を示す案内板があります。

ここから約6km、山の中を走ることになります。

周囲に民家はまったくなく、夜は真っ暗です。

道路は狭く、曲がりくねっていて、切り立った崖の場所もあり、車はほとんど通りません。

携帯電話の電波の入りもよくないので、事故を起こしたら、助けを呼ぶのも大変だと思います。

マジで、はじめて通る方は日のあるうちに行くことをおススメします。

 

道路はこんな感じ。

舗装の状態は悪くありませんが、落石や段差には気をつけてください。

 

あとは、動物の飛び出しですね~

ボクは、走行中、タヌキとイノシシに遭遇しました。

タヌキはまだしも、イノシシはぶつかったらシャレになりません。

車ですら走行不能になることもあるし、バイクだったら、命に係わる大事故になりかねません。

スピードは控えめに、余裕をもって進みましょう。

 

不動滝キャンプ場を示す案内板があります。

ここから約400m、坂を下った先が管理棟です。

 

不動滝キャンプ場の管理棟と駐車場です。

駐車場はアスファルト舗装され、大型の車両も駐車可能です。

 

こちらが不動滝キャンプ場の全体図

すっごく広く、そして、めちゃくちゃ景色がいい!

今井公民館の方「駐車場に車が入りきれないほどにぎわってたこともあった」って言ってたけど、たしかにすばらしい環境のキャンプ場ですね~

管理棟について

管理棟は、無料のキャンプ場とは思えないくらい立派なつくりです。

男女、身障者用のトイレがあり、隣の東屋には清涼飲料水の自動販売機が設置されています。

 

管理人さんが不在のときは、正面に置いてある申込書に必要事項を記入し、ポストに投函すればOK

 

予約はいらないし、一日を通して出入りが自由だから、時間に関係なく気軽に利用できるのがいいですね~

 

こちらが管理棟にあるトイレ。

管理棟が閉まっていても、いつでも使えますよ~

 

男性用は水洗の小便器2つ。

 

大便用は水洗和式が一つ。

掃除が行き届いてて、キレイです。

 

こちらが身障者用。バリアフリーで使いやすそうですね。

 

管理棟のとなりにある東屋風の建物。不動滝交流小屋って書かれてます。

屋根の下にはテーブルやベンチがあり、自動販売機が置かれています。

ミネラルウォーター、炭酸飲料、お茶、コーヒーなど種類も豊富で一般的な価格と同じ。

キャンプ場に自動販売機があると、マジ便利なんですよね~

テントサイトについて

管理棟の先の道路を下った先がキャンプ場になっています。

 

キャンプ場の入口付近には、砂利敷きの駐車場があります。

道路はコンクリート舗装なので、雨天時でもバイクで問題なく登り降りできると思います。

 

橋の先一帯がテントサイトです。

サイト内は舗装道路が通っており、一番奥に不動滝があります。

車止めがあるので、自動車は入れませんが、二輪車は通行が可能。

乗り入れに関しては、管理人さんにお尋ねください。

(混雑時以外は、おそらく乗り入れを許可してくれると思いますよ)

 

テントサイトは、いわゆる土と芝生のフリーサイト。

ちょっと凸凹があり、草は伸びておりますが、景観はすばらしいの一言。

ポーレ(草原)と名づけられたのも納得です。

 

滝に向かって奥へ進むと見えてくるのが不動池。

山あり、川あり、池あり、滝あり、と、自然の営みがもたらす恵みで包み込まれた場所ですね~

 

滝の手前にある東屋です。

テーブルとベンチがあり、コンクリート地なので、悪天候時の避難先に使えます。

柱には思い出ノートが備え付けられており、不動滝の感想などが綴られています。

 

ドドーン!

これが不動滝。

上流約4kmに位置するヒヨドリ池から流れ出てくる虫川にある幅4m、落差70mの滝です。

3段に流れ落ち、上部と中部がそれぞれ15m、下部が40mの直瀑型。

まわりの岩石は、およそ2億6000万年前の海底の泥が固まってできたモノらしい。

水の神様である「高龗神(たかおかみのかみ)」が祀られています。

 

不動滝のとなりにあるのは糸滝。

周囲には新潟県ではめずらしいフサザクラやヒロハカツラなどの木があり、ほかにもタヌキラン、オオバギボウシなどたくさんの植物に恵まれた場所です。

 

ここまで紹介したように、不動滝キャンプ場は、すばらしい環境にあります。

ただし、水が豊富な分、虫がけっこう発生するんですよね~

この日、めちゃくちゃうざかったのは、クロメマトイです。

登山をする方はご存知ですね。

そう、ヒゲブトコバエ科のハエの一種で、顔の周りをまとわりつくようにブンブン飛ぶ、あいつです。

クロメマトイは、体長2~4mmのすっごく小さいハエで、手で追い払ってもまったく効果はありません。

どうやら動物の目を潤す涙に含まれるタンパク質がなどを目当てに付きまとうようです。

まあ、これがうざいなんてもんじゃないです。

歩くスピードくらいなら、ずっとついて回るし、食事でもしようものなら食べ物にダイブしてきますから(笑)

発症例は多くないものの、東洋眼虫(とうようがんちゅう)っていう寄生虫がもとになる病気を媒介することもあるので、油断は禁物。

ハッカ油あたりの虫よけスプレーが効果的なので、用意したほうがいいと思います。

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また、サイト内に照明はありませんから、照明器具を忘れずに。

残念ながら、キャンプ場周辺はスマホの電波は、ドコモ4Gでもまったく入りません。

管理棟付近で場所によってはかろうじて入るくらい。

通信手段が閉ざされるのもけっこうな痛手ですよね~

滝はマイナスイオンたっぷりで癒されるんですけど、寝るとなるとそれなりの騒音に感じることも。

耳栓を準備するとぐっすり眠れますよ。

ゴミは持ち帰り、焚火は直火厳禁

キャンプ場であると同時に、たくさんの観光客が訪れる名所でもありますから、ルールとマナーを守って利用しましょうね~

 

次のページでは、炊事場とトイレ、周辺施設などを紹介するよ

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