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【無料キャンプ場】梶ヶ森キャンプ場で満天の星空をひとり占め!

投稿日:2019-09-05 更新日:

【更新情報】2019年7月

こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。

今回紹介する梶ヶ森(かじがもり)キャンプ場は、高知県の大豊町(おおとよちょう)にある無料のキャンプ場です。

管理は自治体から委託を受けた山荘梶ヶ森(株式会社相愛)さんがしていて、利用にあたっては、原則として当日の受付が必要です。

受付は、梶ヶ森キャンプ場に向かう途中にある山荘梶ヶ森さんで、午前9時から午後5時までの間(火、水曜日は休館日)に行います。

なお、キャンプ場へは1年を通して出入りが自由ですが、山荘の営業期間は毎年4月から11月までとなっています。

 

梶ヶ森キャンプ場は、その名の通り、梶ヶ森という標高1399.8mの山の9号目にあります。

山頂は開けていて眺望がとてもよく、眼下に広がる雲海と吉野川の流れは幻想的と言っていいほどのすばらしい景色です。

そして、梶ヶ森に来たときは、ぜひその目で見て、カラダで感じでほしいのは星空のうつくしさ。

遮るものは何もなく、まちの明かりが届かない場所にあるため、夜空に輝く星に手が届きそうなほど。

ただし、ほかではめったに見ることとのできない最高のロケーションと引き換えに、付近にはコンビニエンスストアや入浴施設などの商業施設はまったくありません

山荘梶ヶ森にはお風呂やレストランがあるんですが、残念ながら現在のところ、宿泊客のみへの対応で、キャンプ場の利用者は使うことができないんです。

大豊町内までは車で1時間くらいかかりますし、道路はかなり細く曲がりくねっていて、慣れない旅行者の夜間の通行は危険が伴います。

日中の散策やデイキャンプでは問題は少ないけど、星空を見るためキャンプ場で一泊過ごそうと思ったら、事前の準備は絶対に必要ですよ~

交通アクセスや施設が充実してる町場のキャンプ場とは全く違う、正真正銘自然タップリのキャンプ場なので、それなりにキャンプの経験がある方や不便さを気にせず星空を全身で感じたい方におススメですね~

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梶ヶ森キャンプ場までのルート

梶ヶ森キャンプ場がある大豊町は、高知県の東北端四国山地の中央部に位置する人口約3600人の町です。

西日本の最高峰、愛媛県の石鎚山(いしづちやま:標高1982m)と徳島県の剣山(つるぎさん:標高1955m)の両山系に囲まれた山岳地帯で、一級河川吉野川(よしのがわ)が中央を流れています。

町のほとんどは、急傾斜な地形となっていて、平坦地はほとんどありません。

耕地も総面積のわずか1%程度で、棚田、傾斜畑になっています。

高知県は全国47都道府県の中で、年間降水量がもっとも多い県ですが、大豊町はその中にあって、山岳地帯と多雨地方であるため、土砂災害等を誘発させやすい地域と言えます。

また、年平均気温は14℃で、夏はすずしく、冬には高知県としては珍しく雪が降る地でもあります。

はっきり言ってしまえば、住むには厳しい気候と地形の町なんです。

なので、人口に対する65歳以上の割合が50%を超える「限界自治体」になっちゃってます。

ボクは、生れてはじめて大豊町に行ったんですが、ホント、山の傾斜地に民家がたくさんあって、「え?こんな場所に集落があるの?」って驚きました。

その代わり、自然はハンパなく豊か。

ボクが長年住んでいる東北地方も自然の豊かさではほかの地方の引けを取らないと思ってましたが、大豊町はそれに勝るとも劣りませんね~

 

さて、梶ヶ森キャンプ場は、大豊町の中心から国道439号線を東に約25kim、時間にして車で約1時間ほど走った山の頂上付近にあります。

最寄りの高速道路ICは、高知自動車道の大豊ICで、距離や時間は町内から向かうのとほとんど同じ。

国道を離れて梶ヶ森に向かう道路に入ると、商業施設はまったくなくなります。

道路は狭く、落石や倒木が起きるおそれのある場所も珍しくなく、とくにバイクでの通行は危険が伴います。

夜間、町場に戻ることにならないよう、前もって水や食料品を購入し、給油などを済ませて万全の態勢で向かいましょう。

梶ヶ森キャンプ場を紹介するよ

梶ヶ森は、高知県ではもっともポピュラーで、登山客からの人気が高い山です。

「加持ヶ森」とも呼ばれていたこともあり、弘法大師(こうぼうだいし:空海の諡号(しごう:高徳の人に、死後おくる名前))が加持祈祷を行ったことが山の名前の由来との説もあります。

弘法大師ゆかりの地は日本各地にありますが、福井県の野坂いこいの森キャンプ場のある野坂岳もそうでしたね~

梶ヶ森の付近一帯は県立自然公園になっていて、日本の滝百選や土佐の名水40選にも選ばれた名瀑「龍王の滝(りゅうおうのたき)」やその源流になっている「梶ヶ森の霊水」、弘法大師が若いころ「求聞持(ぐもんじ)」の法を修行した「弘法大師御影堂」など、名所・名跡、見どころがたくさんあります。

春や夏には高山植物が咲き、秋には紅葉が山を覆い、冬には凍てつく花が観られるなど、四季の移り変わりを楽しむことができますよ~

梶ヶ森キャンプ場までの道順について

梶ヶ森キャンプ場へは、大豊町の中心地から国道439号線を東に向かい、だいたい10kmほど走ったあたり、大豊町西土居地内から梶ヶ森に向かって山間の道路に入ります。

ボクは、事前に梶ヶ森に向かう道路ついて調べたんですが、「整備された道路があって交通アクセスがいい」みたいな説明があったんですよ。

いやいやいや、そんな生やさしい場所じゃなかったっスよ。

ありとあらゆる困難が待ち受ける、試される大地って感じ(笑)

たしかに、ボクが行った時期は、九州・四国地方に大雨が降ったときだったんで、いつも以上に道路が荒れてたのかもしれません。

だけど、道路には大小の落石がゴロゴロ、小さな小枝が落ちてるのは当たり前、なんなら大木まで落ちてくるありさまでした。

いや、マジで。

じつは、キャンプ場に行くときの通った道が、帰りには倒木で通行止めになっちゃってたんですよ。

地元の方に抜け道を教えていただいて、町まで戻ることができたんですが、倒木の場所が場所ならしばらく足止めを食らったかもしれません。

ホント、通行には十分注意したほうがいいですよ~

 

梶ヶ森キャンプ場に向かう道路です。

舗装はされていますが、路面状態は良くありません。

新潟県糸魚川市にある山の中のキャンプ場、不動滝キャンプ場海谷山峡パークに向かう途中の道路より、険しい感じがしましたね~

 

でも、景色はサイコーにいいです。

ホント、急斜面に集落があるんですよ。

東北地方に住んでいるボクから見ると、山の斜面に集落や田畑があるのはちょっと珍しいですね~

 

山間の道路を約14km、だいたい45分くらい走ると、山荘梶ヶ森が見えてきます。

そこからさらに600mほど先に進むと、「キャンプ場」と「梶ヶ森の霊水」を示す案内板があります。

キャンプ場はこの先100mです。

車で直接乗り入れることができるので、このまままっすぐ進みましょう。

霊水の場所については、あとで詳しく紹介しますね。

 

山頂付近に無線中継所っぽい施設が見えますね。

キャンプ場は、右手です。

この先、路面状態はよくありません。

コンクリート舗装がはがれていたり、砂利が敷いてあったり、4輪車は問題ないと思いますが、バイクで通るときは、転倒に気をつけてくださいね~

 

ここが梶ヶ森キャンプ場です。

手前の砂利敷きの場所が駐車場。

砂利敷きで、両端が少し傾斜していますので、バイクを止めるときは気をつけてください。

なお、柵の向こう側がテントサイトになっていて、車両の乗り入れは禁止です。

山荘梶ヶ森について

キャンプ場を紹介する前に、まずは、山荘梶ヶ森さんについて。

 

山荘梶ヶ森さんは、キャンプ場の手前600mのところにあります。

2017年8月から株式会社相愛が運営しており、梶ヶ森キャンプ場の管理をしています。

梶ヶ森は一年を通して自由に利用できますが、キャンプをするときは、山荘梶ヶ森で受付をしてください。

開館時間は、午前9時から午後5時までの間(火、水曜日は休館日)です。

なお、山荘の営業期間は毎年4月から11月なので、もし冬に来られるときは、そのままキャンプできると思いますが、道路の凍結には十分気をつけてください。

東北や北陸地方の豪雪地帯ほどではないにせよ、南国高知県としてはめずらしく雪が降る土地ですし、標高1000mを超える高地です。

十分な知識と装備がないと、冬のキャンプは、マジ、命にかかわりますよ~

 

さて、山荘梶ヶ森さんは、レストラン、天文台を併設した山荘で、12部屋48名まで宿泊できます。

運営に当たって「森」「地域」「人」をテーマにしたそうで、豊かな森林資源をベースに地域資源を活かし、お客さんとの新たな繋がりを生み出したいとのことです。

生まれたキャッチコピーは、「おおあくびの秘密基地」。

大きなあくびが漏れちゃうような、リラックスできて、楽しさいっぱいのベースキャンプとして利用してほしいとの思いからつけられました。

宿泊料金は、大人1人1泊7000円前後から。いろいろな宿泊プランが用意されています。

なお、お風呂やレストランの利用は、現在宿泊客のみの対応ですが、トイレや休憩場所として無料開放されているので、キャンプ場に来たときは、一度、顔を出してみるのもいいと思いますよ~

 

山荘梶ヶ森の目玉は、西日本随一の60cm反射望遠鏡を備えた天文台です。

訪れる人を壮大な宇宙のロマンに誘ってくれます。

天文台の利用時間は19時30分~約1時間で、事前に予約が必要です。

利用料金は、大人300円、小学生200円、小学生未満は無料とめっちゃお安い。

日程が合えば、星空ガイドさんのお話も聞けるので、ぜひ、利用してみてくださいね~

テントサイトについて

梶ヶ森キャンプ場のテントサイトは、標高1270mにあります。

真夏でも朝晩は20℃以下になることもあるので、宿泊するときは衣類やシュラフ(寝袋)は相応のモノを準備しましょう。

ボクが行ったときは、じっしさいの気温は30度くらいありましたが、風がとってもさわやかで、体感的には25度以下、めっちゃ涼しく感じましたね~

真夏の避暑にもピッタリのキャンプ場だと思います。

このくらい標高の高いキャンプ場ってあまりないかも。

東北地方の山形県上山市にある蔵王坊平国設野営場でも、だいたい標高1000mですからね~

 

全面芝生のフリーサイトで、地面は凸凹していて平坦な場所は少なく、土はやわらかめです。

スマホの電波は、ドコモ4Gでアンテナマックス。よく入りました。

 

キャンプ場の北側にある「天狗の鼻」呼ばれる場所まで登ってみました。

切り立った岩盤で、絶壁の縁が天狗の鼻に似ていることから、そう呼ばれています。

テントサイトから徒歩で5分程度。あっという間です。

標高は手持ちのGPSで1320m。大日如来像が鎮座しておりました。

こちら側は、梶ヶ森の山頂ではなく、写真正面の無線施設の方に山頂を示す三角点があります。

 

遮るものが何もないから、360度の大パノラマが広がります。

朝は金色の陽光、昼は眼下に広がる緑の山々、夜は今にも降ってきそうな星空と、朝昼夜それぞれに大自然を満喫できるキャンプ場だと思います。

なお、テントサイト内に電灯はありませんから、照明器具は必須ですね~

 

利用に関する注意事項は、次の通り。

駐車場より先、テントサイトへの車両乗り入れはできません。

ゴミは持ち帰り直火禁止です。

また、大きな音の出る花火や打ち上げ花火はやらないでください。

県立自然公園内にあるキャンプ場ですから、樹木を傷つけたり、みだりに植物を採取することもおやめください。

ペットは、しつけがされている犬のみ同伴可能です。

なお、山荘梶ヶ森さんでバーベキュー用具炭付1式(有料1,500)の貸し出しを行っているので、デイキャンプなら、ぶっちゃけ手ぶらで楽しむことができますよ~

次のページでは、炊事場やトイレ、周辺施設などを紹介するよ

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