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【無料キャンプ場】穴場中の穴場!音威子府村 中島公園【北海道・道北】

【更新情報】2022年6月

今回紹介する中島公園(なかじまこうえん)は、北海道音威子府村(おといねっぷむら)にある無料でキャンプができる公園です。

管理は音威子府村で、開場期間は、例年5月中旬から10月下旬まで。(公園は1年を通して利用可能ですが、トイレや水道が閉鎖)

利用にあたっては、予約や受付の必要はなく、だれでも自由に利用OK

終日解放されているので、めっちゃ自由度が高くて、道内を旅している方にも利用しやすいと思います。

 

このキャンプ場のおススメポイントは、利用者が極端に少なく、窮屈な思いをせず、のんびりとキャンプができるってところ。

音威子府村の中心に位置し、周囲には村役場、消防支所、警察の駐在所などの官公庁がありますから、キャンプを始めたばかりの方でも不安を感じないと思います。

ほかにも、日帰り入浴のできる温泉宿泊施設、音威子府村住民保養センター「天塩川温泉」が車で10分くらいの場所にある。

音威子府村と隣接する自治体とを結ぶ国道40号線、国道275号線が通っていて、交通アクセスも悪くありません。

マイナスの面は、ごくごく普通の公園ってところ。

旅慣れていない方だと、ここでキャンプをしていいのかどうかさえ迷いそう(笑)

炊事場は簡素だし、トイレは、隣接するパークゴルフ場と共用の一般的な公衆トイレです。

「天塩川温泉」裏にもリバーサイドキャンプ場があって、そちらも無料で利用できるんで、あえてここを選ぶ理由は少ないかな。

ただ、受付の必要なく24時間自由に利用できますから、道内を巡るモトキャンパーは、お手持ちのキャンプ場リストに入れておいてもいいと思います。

家族連れの方やグループキャンプの方の利用がほとんどなく、時期によっては完全ソロキャンプを楽しめるため、ひっそりと孤独を楽しみたい方にはめっちゃおススメのキャンプ場です。

周辺のキャンプ場が満員で、今夜の宿に困ったときの救世主。

まさに穴場中の穴場と呼ぶにふさわしく、頼もしい存在ですよ(笑)



音威子府村の紹介

音威子府村は、上川総合振興局に属する村で、一般的に道北と呼ばれる地方に位置します。

明治になってから始まった道路建設は、明治37年(1904年)に現在の音威子府村付近まで到達しました。

このとき駅逓所(宿泊や運送、郵便などの役割を担った施設)に職員が移り住み、音威子府村の開基となりました。

翌年、小作人32戸が入植して開拓が本格化し、大正に入るまでに約200戸が入植したのです。

 

大正時代を迎えると、音威子府駅周辺は天塩川水運と鉄道の結節点として、鉄道建設の拠点として急速に発展し、市街地を形成しました。

大正5年(1916年)に中川村(現在の中川町)から分村して常盤村となり、村政を施行。

昭和38年に音威子府村に改称し、現在に至ります。

村名は、アイヌ語の「オトイネプ」に由来し、「濁りたる泥川」などの意味があるようです。

現在の村の中心地付近となる、音威子府川と天塩川が合流する地点が泥で濁っていたことから、こう呼ばれたそう。

気候は、東西ともに約50kmでオホーツク海と日本海に達するため、海洋性気候に属しており、盆地のような地形から夏と冬の温度差がとっても激しい地です。

真夏には最高気温が30度以上になり、真冬はマイナス30度を下回ることもあります。

豪雪にして厳寒、そして四季の変化が非常に美しい土地で、近隣の美深町や名寄市と同じよう感じですね~

 

音威子府村は、北海道で一番人口の少ない村でもあります。

2020年国勢調査によると、村の人口は706名で、全国1741市町村の中でも22番目に人口が少ない村なんだとか。

村の中央を天塩川が流れ、その周辺のみが耕地となっており、村の総面積の86パーセントは森林が占めています。

「森と匠の村」をキャッチコピーに、この豊富な森林資源を生かした工芸による村おこしを推進しているんですよ~

そして、音威子府村の特産品で忘れちゃダメなのが、「そば」。

村の基幹産業は、乳牛と工芸作物がツートップとなるんですが、じつは、これに続く穀物の最大生産量を誇るのは、「そば」なんです。

米でも小麦でもなく、「そば」。

なんと、村内作付面積の約9割を占め、「匠そば」というブランド名で広く知れ渡っているそう。

この音威子府産のそばの実を使って村内の製麺所で作られた麺は、炭を練り込んだかのような独特の黒い色が特徴。

いわゆる田舎そば呼ばれる、黒っぽいそばよりもさらに黒い色をしています。

これは「挽きぐるみ」という作り方で、そばの実の甘皮よりも、さらに外側のそば殻まで挽いて製麺しているから。

外皮まで使うと、普通はボソボソの食感になっちゃうんですが、そばでは珍しく「かんすい」を使用し、コシを出しながら滑らかとやわらかさを増した麺に仕上げています。

ほかでは味わうことのできない音威子府そばは、村内の道の駅や音威子府駅前、飲食店で食べることができたんですが、製麺所の店主さんが高齢のため2022年8月に引退し、残念ながら閉店となってしまいました。

地元の歴史ある名物店舗が、後継ぎがいなくて廃業してしまうケースは全国的に増えてますけど、若い方が後継者として名乗りを上げることもあります。

「音威子府の名物そばもそうなってほしい」って願わずにはいられませんね~

なお、これらの特産品は、ふるさと納税の返礼品にもなっているんで、興味を持った方は音威子府村へふるさと納税をしてみるってものいいんじゃないでしょうか。

中島公園までのルート

中島公園は、音威子府村のほぼ中心、村役場の南側にあります。

公園の西側を流れる天塩川は、全長は256km、北海道では石狩川に続き2番目に長く、日本国内でも4番目です。

川の名前は諸説ありますが、アイヌ語で「梁(やな)」を表す「テシ」に関係しているそう。

公園の東側は、旭川市と稚内市を結ぶ国道40号、JR北海道宗谷本線が通っています。

また、音威子府村は、国道40号と国道275号の分岐点となっていて、日本海側とオホーツク海側、そして上川地方の中央部をつなぐ交通の要衝でもあります。

公園までの交通アクセスは良好で、コンビニエンスストアやガソリンスタンドなどの商業施設も村内にあり、利便性もバッチリです。

ただし、音威子府村は北海道で一番人口の少ない小さな村ですので、キャンプ用品などは事前にしっかり準備をした方がいいでしょう。

この公園は、村のイベントやお祭りにも利用される場所で、位置的には村役場の南側にあり、一見迷うことはなさそうに思えます。

ところがどっこい!

一発でこの公園にたどり着けた方は、旅人としての才能あり!

天性の素質か、経験に裏打ちされた実力か。

いずれにせよ、試される大地こと、北海道を旅するスキルは十分に備えていると自慢していいと思います(笑)

 

ナビゲーションシステム頼りに国道40号線を通って村の中心までは行けるんですが、たいていの場合、ナビが示す交差点から公園に曲がる道が見つからないはず。

あるいは、国道40号線から公園が見えるのに、どこから行くのかわからないんですよね。

道路に案内板もなく、はじめての方はほぼ全員が迷うようです。

もちろん、ボクも迷いました(笑)

 

正解は、ガソリンスタンドと村役場の間の道路を左折(西進)です。

この交差点を曲がったら、天塩川に向かって真っすぐ進み、突き当りを左折(南進)。

 

堤防沿いに約50m直進すると、左手に中島公園が見えるはず。

堤防沿いの道路は道幅がかなり狭く、普通乗用車程度しか通れません。

これが唯一車両で行ける中島公園までの道順です。

はじめて訪れたときは、別の場所に迷い込みそうですが、一回通ってしまえば、それほど難しくはないですよね。

役場から曲がって堤防沿いに進むだけですから。

 

ちなみに、国道40号線と中島公園の間には、村内が大雨などで冠水したときのため、水を天塩川に逃がす救急内水排水機場が設置してあり、人道橋がかかっています。

しかし、現在(令和4年6月)は、この橋が崩落していて、国道40号線から中島公園へは直接行き来できなくなってるんですよね。

もともと人専用の橋で車両は通れませんが、この橋さえ渡れれば、徒歩で国道沿いにあるコンビニまで行けたので、ちょっと不便。

復旧には時間とカネがかかるため、なかなかすぐには難しいのでしょうが、中島公園は村民憩いの場所ですし、なるべく早い復旧を願わずにはいられませんね~

中島公園を紹介するよ

中島公園周辺をGoogleEarthで上空から見ると、こんな感じ。

公園は村の中心部に位置し、西に天塩川が流れ、東には国道40号線が通り、豊かな自然に囲まれながらも利便性の高い場所です。

音威子府村は、東に音威子府富士がそびえ立ち、周囲を山々に囲まれた盆地のような地形をしていますから、遠くに目を向ければ山並みと田園風景が広がります。

公園の南側は村営野球場とパークゴルフ場が整備されていて、住民の方々がレクリエーションを楽しめるエリアなんですよ~

ちなみに、このパークゴルフ場は18ホールあって、大人(高校生以上)120円でプレーできます。

お試しでやってみたいのでしたら、無料でできるリバーサイドパークゴルフ場もおススメ。

また、公園の南東側の天塩川に面した場所は、カヌーポートです。

夏の時期に行われる天塩川カヌーツーリング大会(ダウン・ザ・テッシ-オ-ペッ)のコースにもなっていて、シーズン中はカヌーツーリストで賑わうこともあるみたい。

ちなみに、音威子府村には、もうひとつ無料のキャンプ場、「天塩川温泉リバーサイドキャンプ場」がありまして、そちらにもカヌーポートがあります。

ただ、中島公園のほうが、天塩川のすぐ近くにあるんですよね。

個人的には、中島公園こそが「リバーサイドを名乗るべき」って思ってます(笑)

 

天塩川堤防沿いの道路から公園に向かって進むと、左側が中島公園です。

右側にはパークゴルフ場とその駐車場、公衆トイレがあります。

トイレは公園利用者と共用ですが、中島公園内は車両乗り入れOKですので、駐車場に車を止める必要はありません。

 

こんな感じで、公園の東側が裸地のスペースになっています。

未舗装ですけど、地面は固く踏み固められていて、バイクを駐車しても問題ありません。

雨天時や雨上がりの日などは、地面がぬかるむことがありますから、サイドスタンドプレートなどを使うと安心できますよ。

テントサイトについて

公園の敷地全体がテントサイト。

基本的にどこにテントを設営してもOKです。

駐車場所として公園東側の裸地のスペースを紹介しましたが、じつは、この公園内に車を乗り入れることは規制されてません。

イベントのときなどは、公園全体が駐車場として使われることもあるくらい。

 

芝地内に車を止めて、その隣りでキャンプをすることができます。

ただし、ここはあくまで公園です。

キャンプ利用客だけの場所でもないし、一般の方も利用します。

テントの区割りや指定場所はありませんが、常識的な範囲でテント張りましょうね。

 

公園の東端から天塩川方向を見ると、こんな感じ。

国道に近い東側一帯が未舗装裸地です。

公園の中央付近から芝地となっていて、真ん中には木々が植えられ、水場と遊具が設置してあります。

キャンパーの方は芝地を好みますから、車中泊の方は東端の裸地付近がおススメかと。

 

公園中央付近には、野外ステージがあります。

例年、夏には「森と匠の村ふるさとまつり」が行われており、その会場が、ここ中島公園です。

野外ステージの正面は、ひたすらに平坦で、めっちゃキレイな芝生が広がっています。

こちら側は、日陰になるような場所もないので、とっても日当たりが良く、日の出から日の入りまで日が差しています。

寒暖差の激しい土地ですから、夏場は直射日光を遮るタープなどがあるといいかも。

逆に夜はめっちゃ冷えることもありますから、とくに春や秋は防寒用の衣類、装備を忘れずに。

 

ステージはコンクリートで造られ、地面から1mほど高くなっています。

屋根も壁がないため、雨風をしのぐことはできませんが、テントを畳むときなどにはうまく利用できそう。

直近を天塩川が流れていますが、しっかりと治水工事を行った場所ですから、雨の日でも心配はないでしょう。

とは言え、油断は禁物。

公園は堤防よりも低い土地ですし、平坦な場所なので、雨の日が続くと水が溜まりやすい場所ができそう。

台風のときなどは、早めに避難することも大切です。

 

野外ステージより、少し天塩川寄りの場所は、芝地の中をアスファルト舗装された通路が通っています。

これ、何気にめっちゃありがたいんですよね。

昼と夜の寒暖差がある時期の夜間や早朝は、芝が夜露で濡れまくり。

ですが、この通路を歩けば、足元が濡れませんよ~

 

通路は、公園の北西側周辺の端から端まで通っていて、田の字のように敷かれてます。

通路としても優秀ですが、区画の役割も兼ねていますね。

無料キャンプ場のフリーサイトって、利用者が思い思いにテントを張るから、混雑してくると収拾がつかなくなっちゃうことがあるんですよ。

設営や撤収する時間も違えば、テントの大きさも違いますからね。

まあ、それは仕方のないこと。

 

ですが、このように通路が通っているおかげで、みなさん、これに沿ってテントを張るようになります。

誰かが指示しなくても、整然とテントが並ぶんですね~

何気にこのサイト、めちゃよくできてるなあって感心しました。

モトキャンパーの方も、バイクを止めるときに通路を使えば、バイクが倒れにくいし、芝も傷まない。

いいことずくめですね~

 

公園の中心付近は、こんな感じ。

ブランコなど、いくつかの遊具が置いてあって、ここが公園だってわかりますね。

シラカバの木などが植えてあり、木陰を作っています。

ちょっとした雨風なら木が遮ってくれるし、真夏は木陰となって涼しそう。

公園の中ですが、林間サイトっぽさを味わえるんじゃないかな。

 

ただし、ボク個人としては、遊具の周辺に車やバイクを乗り入れることは止めたほうがいいと思ってます。

テントを張ると、遊具で遊ぶ子供さんとかの邪魔にもなりかねませんし。

テント用ロープ(張り綱)に足が引っかかって転ぶおそれもありますから。

 

ここはキャンプ場ではなく、音威子府村の方のための公園であることを忘れずに。

テントを張るにしても、なるべく遊具から遠ざけましょうね。

 

イチオシは、このあたりかなあ。

ボクが行ったときは、残念ながら水場は使えませんでしたが、稼働しているときもあるみたい。

ただし、木の真下は樹液が落ちてくることも。

あと、虫とかが寄ってきたりもしますし。

木漏れ日がすっごく気持ちいいし、癒しの空間なんですけど、ちょっと注意が必要なんですよね。

 

ここはすぐ近くをJR宗谷本線と国道40号線が通っていますが、交通量はそれほど多くないため、騒音はそれほど聞こえてきません。

村の中心地に近く、安心してキャンプができる点もメリットのひとつです。

公園内は、2~3人用の一般的なテントだと、30~40張りほど設営可能。

予約も受付も必要がないため、テントの設営場所は早い者勝ちになります。

と言っても、ここは穴場中の穴場と言ってもいい場所。

夏のキャンプシーズンでも、混み合うってことは、ほぼないと思います。

同じ音威子府村の天塩川リバーサイドキャンプ場や周辺のキャンプ場がいっぱいのときは、ここに来てみるのもいいと思いますよ。

ベテランキャンパーとか、ソロのモトキャンパーが主に利用してる感じです。

公園内には一部街灯があるだけなので、夜は真っ暗になると思ってください。

照明器具は絶対に忘れないようにしてくださいね~

スマホの電波は、バッチリ入りました

トイレについて

トイレは、公園の南側、パークゴルフ場の入口に建っています。

コンクリート造りの小さな公衆トイレって感じの建物ですね。

 

周囲は土盛りしてあって、小高い場所の上にあります。

道路より少し高くなっていますから、とくに夜間は足元に気をつけてください。

出入口側に目隠し用の衝立が建っていて、男女別に分かれています。

外観が旧式の公衆トイレだし、どう見ても中も古くて汚そうな印象を持っちゃいますよね~

 

中をご覧ください。

どうです?めっちゃキレイでしょ。

壁も床も白系でまとめられていて、清潔感にあふれてる。

男性用小便器は2つ。

水洗式で、隅々まできっちり掃除されていて、マジぴっかぴか。

いい意味で裏切られましたね(笑)

建物は小さいながらも、手洗い場もちゃんとありました。

 

大便用は、一般的な水洗洋式便座が1つ。

予備のトイレットペーパーまでも完備してます。

さすがにウォーム便座とか温水洗浄便座ではありませんが、かなり新しいです。

最近は自宅のトイレが洋式ってところが多いので、洋式便座だと子供さんとか女性でも使いやすいと思います。

ほんと、めっちゃ清潔で、トイレ臭も全くしないんですよ。

「キャンプ場の良さは、トイレのキレイさに比例する」ってのが、ボクの持論です。

あまり大きくない自治体が無料キャンプ場の管理をするって結構大変なんですよね。

こんなにキレイに維持してもらって、ほんとありがたいですよね~

もちろん、夜間照明もあって、24時間利用可能。

ただし、このトイレの入り口にはドアがないため、虫が入りやすくなっています。

とくに夜間は、電灯をつけっぱなしにしないよう、利用後はOFFにしてくださいね~

炊事場について

炊事場は、公園の中央付近、木々の間にあります。

屋根なしの露天で雨の日は使いづらいですが、街灯が建っているため、夜間でも利用は可能。

コンクリートブロックで囲われ、ステンレス製の洗い場があるのみの簡易炊事場です。

 

ただし、ボクが利用した6月中旬は、蛇口が取り外されてて、使えませんでした

公園の設備は冬期間閉鎖するため、水場は夏の時期だけしか使えないのかも。

この公園でキャンプをする方は、水場が使えないことも想定したほうがいいでしょう。

調理台もなく、コンクリートブロックの縁に食器などを置く感じかな。

蛇口があったとしても、調理向きの炊事場ではなく、洗い物や水を汲むだけの場所って感じ。

最近はキャンプ場の中にある炊事場で調理をする方がかなり少なくなっていますからね。

ファミリーキャンプやグループキャンプ向けのキャンプ場ではないので、これで十分なのかもしれませんね。

利用上の注意事項について

この公園を利用するにあたって、役場の担当者の方からお話をお伺いしました。

担当者の方からは、公園の利用に関する注意書きなどは設けてないので、「一般的なキャンプ場のルールやマナーを守って、常識的な範囲で利用してください」とのことでした。

ということで、同じ音威子府村が管理する天塩川リバーサイドキャンプ場の利用方法について記載しますね。

もしかしたら、現状と合わない部分があるかもしれませんが、詳細は、音威子府村役場に確認をお願いします。

 

公園内への車両の乗り入れOK

ただし、不必要に走行して芝を傷める行為はダメ。

バイクは押して乗り入れれば、なおいいんじゃないでしょうか。

車中泊も禁止していませんが、エンジンのかけっぱなしによる騒音トラブルや車両火災に注意。

花火やカラオケなどの「大きな音や光が出るもの」の使用もダメ。

大声を出したり、騒音を出さないことなど、周囲の方に迷惑をかけるような行為は慎むこと。

焚火は禁止されてませんが、直火は厳禁です。

芝を傷めないよう、焚火台や焚火シート、コンロを使用しての煮炊きはOK。

コンロは芝から30~50cm離すことなんて基準を設けてるキャンプ場もありますね。

高さが足りない焚火台の場合は、焚火シートは必ず敷きましょう。

焚火の周囲ってけっこう火が飛び散りますから。

芝に焦げ跡などを作らないようにお願いします。

火の取り扱いに関しては、ルールを守らない事例が多くなると、焚火の全面禁止にもつながりかねません。

火の取り扱いには十分気をつけてください

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ペットと一緒にキャンプをしたい方には残念ですが、公園は不特定多数の方が利用する場所ですので、ペットの連れ込みは禁止

鳴き声とかもそうなんですが、排泄物が野生動物を呼び寄せる原因にもなるため、ペットを連れ込むことを禁止、あるいはサイトごとに分けている所が増えてきてますね。

ペット同伴でキャンプをしたい方は、音威子府村役場に確認をお願いします。

 

ぜったいに守ってほしいのが、ゴミの持ち帰り

このキャンプ場に限ったことではありませんが、道内は野生動物が非常に多いです。

ゴミをきちんと処理しないと、キャンプ場にカラスやキタキツネ、場合によってはヒグマが来ますから。

「こんな街中にも?!」ってびっくりするような場所にも、普通にヒグマが出たりします。

カラスやキタキツネは、犬、猫以上にいますからね(笑)

しっかりルールとマナーを守りましょうね~

入浴施設の紹介

音威子府村には、日帰り入浴のできる温泉宿泊施設「天塩川温泉」があります。

中島公園から南に約8.5km。車で約10分です。

天塩川温泉は、大正時代後半に発見され、昭和の初期にかけて「常盤鉱泉」の名称で飲泉による治療を目的として販売されていました。

昭和48年(1973年)、「音威子府村住民保養センター 天塩川温泉」として開業し、平成元年(1989年)に現在の場所に建物を新築。

その後、増改築を繰り返して、現在に至ります。

もともとは、村営の温泉宿泊施設でしたが、今は、村の委託を受けた「カンパーニュホテルズ株式会社」が指定管理者として管理・運営に当たっています。

周囲にはそば畑が広がり、キ自然豊かでめっちゃのどかな雰囲気ですよ~

 

出典:天塩川温泉 公式サイト

館内は、非常に清潔で、小さなお子さんからお年寄りまで気持ちよく利用できる環境です。

浴槽は、横長の内風呂と開放感のある露天風呂のみと、とってもシンプル。

サウナはありません。

内風呂のうち片方が、1億5000万年前の地層の断面より湧出する常盤鉱泉を源泉としたもの。

もう片方のバイブラバスと露天風呂は、地下水を使っています。

 

出典:天塩川温泉 公式サイト

泉質は、ナトリウム・マグネシウムー炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉)

以前は、含食塩 - 重曹泉って呼ばれてた泉質ですね~

一般的な感想として、お湯は少し黄色味かかって見えることもありますが、ほぼ無色透明で無臭。

お湯は、さらさら湯ざわりで、湯上がりに肌がしっとりすべすべになることから「美肌の湯」とか「美人湯」なんてキャッチコピーが付いていることもありますね。

炭酸水素塩泉は、肌の不要な角質や、毛穴の汚れを取り除くため、入るだけで石鹸で体を洗ったように体が清潔になる効果があります。

そのため、「清涼の湯」なんて呼ぶことも。

成分としては、とくに「メタホウ酸(HBO2)」を多く含んいることから、殺菌効果が高く、マグネシウムイオンが炎症を抑えてくれるそう。

きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症に効果があるんだとか。

 

出典:天塩川温泉 公式サイト

日帰り入浴の営業時間は、10時から夜の21時まで。(最終受付20時30分)

年中無休の営業です。(不定休あり)

日帰り入浴料金は、大人(中学生以上)400円、小学生が200円

午前中から夜までやっているし、清潔感あふれる浴室がこのお値段ってのは、めっちゃリーズナブルですよね~

リンスインシャンプー、ボディソープなどのアメニティも用意されているので、タオルだけ準備すればOK。

バスタオルのレンタルや手ぬぐいの販売もしていますから、まったくの手ぶらでも大丈夫です。

開放感のある無料で利用できる休憩室なども用意されています。

また、飲泉からはじまった歴史ある温泉施設らしく、飲泉水コーナーもあり。

飲用すると、胃粘膜の充血を促し、胃の運動を高めるため、胃炎や便秘、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などに効果があるとか。

少し塩味かかった鉄っぽい味がするみたいです。

 

出典:天塩川温泉 公式サイト

もちろん、温泉宿として宿泊も可能。

和室や洋室、和洋室の特別室な全27室を用意。

湯治や観光はもちろん、シングルでの利用もOK。

日常の喧騒から離れ、歴史ある温泉に入って、牧歌的な落ち着いた空間でリラックスできること間違いなし!

シングルの素泊まりは、料金は6800円からと、かなりお安くなってます。

たまにはキャンプじゃなくて、こういう温泉宿でゆっくりするのもいいかもしれませんね~

なお、宿泊など利用に関する詳細は、天塩川温泉の公式サイトをご確認ください

天塩川温泉リバーサイドキャンプ場のデータ

名前 中島公園
かな なかじまこうえん
住所 北海道中川郡音威子府村音威子府
連絡先 音威子府村役場(電話番号:01656-5-3313)
管理者 音威子府村
営業期間 例年5月中旬から10月下旬まで
料金 無料(予約・受付必要なし)
ジャンル 芝地のフリーサイト(車両乗り入れ可)
施設 テントサイト、水場、トイレ、駐車場
備考 ゴミ持ち帰り、直火禁止、ペット同伴不可



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