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【無料キャンプ場】 令和5年度改修中!西興部 森林公園キャンプ場【北海道・道東】

【更新情報】2022年6月

今回紹介する西興部 森林公園キャンプ場は、北海道西興部村(にしおこっぺむら)にある無料キャンプ場です。

管理は西興部村で、開場期間は、例年4月下旬から10月中旬まで

利用にあたっては、予約や受付の必要はなく、現地ステージ裏に備え付けの名簿に記入するだけで、だれでも自由に利用OK。

テントサイトは、無料で利用できる芝地のフリーサイトのほか、有料のログハウスが2棟建っています。

終日解放されているので、めっちゃ自由度が高くて、道内を旅している方にも利用しやすいですよ~

じつは、ボクが利用した後の令和4年から令和5年にかけて、改修工事が行われています

もともとあったテントサイトは令和5年度は使用できず、令和5年6月から場所を隣接する芝生広場に移して開場する予定です。

記事の内容は移転後の状況を含めて紹介していますが、過去の写真を基にしているため、一部現状と異なる部分があるかもしれません。

「こんな雰囲気のキャンプ場なんだ」ってことが伝わればうれしいです。

 

このキャンプ場のおススメポイントは、整った環境の中、自然を満喫しながら、のんびりとキャンプができるってところ。

森林キャンプ場と聞いて、「山の中は不便じゃないか」とか、「野趣あふれる場所はちょっと・・・」って警戒した方、安心してください。

ここは、めっちゃ街中の公園ですから(笑)

西興部村中心地のやや南側に位置し、道路向かいの北側がすぐ住宅地で、周囲には村役場、消防支所、警察の駐在所などの官公庁がありますから、キャンプを始めたばかりの方でも不安を感じないと思います。

村内にはコンビニエンスストアやガソリンスタンドなどの商業施設が揃ってて利便性もバッチリ!

日帰り入浴のできる公共の宿泊施設「ホテル森夢(りむ)」も車でわずか2分くらいの場所にあります。

おまけに、西興部村と隣接する自治体とを結ぶ国道239号線が町内を通っていて、交通アクセスだって悪くありません。

 

マイナス面は、ごくごく普通の公園ってところかなあ。

キャンプ場に見えなくもないんですが、旅慣れていない方だと、ここにテントを張っていいのか迷いそう。

一般住宅や道路から丸見えで、キャンプというより、住む家がなくて野宿しているような気分になるかも(笑)

あとは、西興部村の立地的な面。

オホーツク海から内陸部に向かう途中にある村なので、一般的な観光客が立ち寄りにくいんですよね~

海沿いを通るルートを使って道内を巡る旅をしている方からもスルーされちゃう。

だけど、得てしてそういう場所にある無料キャンプ場は、穴場であり、隠れた人気スポットだったりします。

このキャンプ場もその例にもれず、ボク的には超おススメ!

設備は簡素ながらも必要にして十分ですし、令和4年度から令和5年度にかけて、公園内各施設の改修工事が行われています。

工事明けには、さらにすばらしく利用しやすいキャンプ場に生まれ変わっていることでしょう。

受付の必要なく24時間自由に利用できますし、急な悪天候時に避難できる屋外ステージもありますから、道内を巡るモトキャンパーは、お手持ちのリストに入れておくべきキャンプ場のひとつ。

市街地にありながら森の雰囲気も適度に楽しめ、それでいて、めっちゃ静かな場所で心穏やかにキャンプを楽しめること間違いなし!

家族連れやグループキャンプの方の利用が少ないのも、シャイなソロキャンパー向きと言えるでしょう(笑)



西興部村の紹介

西興部村は、オホーツク総合振興局に属する村で、一般的に道東と呼ばれる地方に位置します。

この地域には、1万2千年ほど前から人が住んでいたそうで、それを証明するための遺跡も見つかっています。

明治になり、北海道に改められた後、紋別郡に10カ所村が置かれ、西興部の開拓の歴史が始まりました。

大正10年、興部と名寄の間を結ぶ道路が開通され入植が進むと、発展と共に独立の声が高まり、大正14年元旦、興部村(現興部町)から分村して西興部村が誕生しました。

村の名の由来「興部」とは、アイヌ語の「オウコッペ(川尻の合流したところ)」より転訛したもの。

当時の興部周辺にあった興部川と藻興部川が、川尻で合流してオホーツク海に注いでいたので、そう名付けられました。

西興部村は、興部の西方に位置するので、西の字を冠したんですね。

 

村の地形は平坦地が極めて少なく、興部川と藻興部川沿いに狭長な農地があるだけ。

大部分は平均400メートル程度の山々を形成する、丘陵性山地となっています。

土壌は森林の育成に適することから、明治の後半、本格的に始まり、主に松の丸太、栓、桂、楢などの角材を搬出、木材の村として大いに栄えました。

農業は、はじめは水稲も行われましたが、打ち続く冷害凶作で断念。

その後、寒冷に強いジャガイモなど畑作が中心になりますが、これを原料とする澱粉の需要も減り、昭和40代からは、完全な酪農地帯へと変わり、現在に至ります。

 

出典:西興部村 公式サイト

近年では観光にも力を入れており、エゾシカを地域の資源として有効活用する取り組みを進めているんだそう。

平成2年には、村の中心から車で5分ほどの場所に鹿牧場をオープン。

約7haの草地を高さ3メートルのフェンスで囲った公園で、エゾシカの群れを見学することができます。

また、鹿革を使った製品や肉料理メニューなども開発しているんだとか。

 

出典:西興部村 公式サイト

特産品として面白いのは、マツタケですね。

西興部村は、北海道でも珍しいマツタケの産地なんですよね~

みなさんご存じのとおり、マツタケは栽培法が確立されていないため、天然のものしかありません。

この西興部に自生している天然のマツタケを原材料に使った焼酎があるんですよ。

その名も「にしおこっぺ」!

「そのまんまやないかーい!」ってツッコミは当然ですね(笑)

最初は「樹の宝」と言うブランドで売り出したんですが、風味がイマイチで全然売れなかったみたい。

その後、名称を「夢」に変え、度数も25度へ上げて本格米焼酎にして販売したところ、これがヒット。

ただ、「夢」の商標がほかの会社の商標権を侵害しているとのことで、和解後にもう一度名称を変更して「にしおこっぺ」になったという経緯があるんです。

そもそもマツタケが採れた年にしか製造できないんで、「夢のような焼酎」との意味で、「夢」を使うのは悪くないとは思うんですが、村の名を広めるには「にしおこっぺ」のほうがいい感じですよね。

この焼酎は、芳醇なまつたけの香りを楽しめるとのことですから、お酒の好きな方、チェックしてみてください。

ほかにもニジマスや山菜など特産品や名産品はたくさんありますし、ふるさと納税の返礼品にもなっているんで、興味を持った方は西興部村へふるさと納税をしてみるってものいいんじゃないでしょうか。

西興部 森林公園までのルート

森林公園は、西興部村のほぼ中心、村役場の南東側にある住宅地に面しています。

南は森に囲まれた丘陵地で、冬にはリフトが整備され、村営「宮の森スキー場」として営業。

300mほどのコースが1本だけしかありませんが、主に地元の方のためのスキー場ということで、料金は無料!

キャンプ場といい、ほんとありがたいことですよね~

また、村の中央をオホーツク海沿岸の興部町と道北内陸部の下川町を結ぶ国道239号線が通っています。

公園までの交通アクセスは良好で、コンビニエンスストアやガソリンスタンドなどの商業施設も村内にあり、利便性もバッチリです。

この公園は、町のシンボル的な場所で、位置的には村役場の南東側の山のふもとにあり、商工会の建物などが隣接しているため、迷うことはないと思います。

じっさいボクもナビゲーションシステムに「西興部村 森林公園 キャンプ場」で検索したとおりに進んで無事に到着しました。

村内の道路はしっかり整備されていて、交通量も少なく走りやすいですよ。

山間部の道路ではありませんから、場所さえ分かっていれば、夜でも安心して通行できます。

なお、街中にある公園ですが、はじめて行く方は日が暮れてからだと、テントサイトや各種設備を見落としやすいので、日中のうちに確認しておくことをおススメします。

とくに、令和5年度は改修工事のため、テントサイトなどの位置が従来と異なるので、早めに行って確認してくださいね

西興部 森林公園キャンプ場を紹介するよ

令和4年中の森林公園をGoogleEarthで上空から見ると、こんな感じでした。

公園は町の中心部のやや南に位置し、公園の南側は小高い丘になっています。

総面積は、およそ3haで、キャンプ場だけでなく、ゴーカートコースやバッティングセンター、多目的広場、ログハウスにバーベキューハウスまで備える、村営の複合型施設なんですね~

西興部を訪れる観光客をターゲットにしたというより、どちらかというと、村民の方がアウトドアを楽しんだり、付近の森を散策するなど憩いの場の意味合いで造られた感じ。

村営のため、料金はすべて格安で、たとえばバッティングセンターは1回20球100円。

ゴーカートは2人乗り350円、1人乗り300円で、バッテリーカーは1回100円。

子供のお小遣いでも、たっぷり遊べちゃうんです。

例年8月中旬に行われる「ふる里盆踊り大会」や8月下旬の「むら興しまつり」の開場にもなります。

「むら興しまつり」では、各種展示販売、芸能人や歌手を呼んでイベントを行ったりもしているようで、かなり盛り上がるみたい。

旅行者も長期滞在者もウェルカムな村なので、予定が合う方は、お祭りやイベントの時期に合わせて訪問すると、めっちゃ楽しめると思いますよ~

 

さて、再三にわたって紹介してきたように、令和5年度は公園の各施設が改修工事中です。

従来のキャンプ場を含む、ゴーカートコースやバッティングセンターなどの主だった施設があったエリアが利用できません。

「令和5年度はキャンプ場も閉鎖なのかな」と思いましたが、そこは、太っ腹な西興部村。

きっちり場所を移して開場するようです。

マジ、ありがたいですよね~

なお、利用できる施設も時期によって異なりますので、詳細は、お出かけ前に村の公式サイトなどで確認してください。

旧テントサイトについて

ここから先は、令和4年に利用したときの施設などを紹介しています。

令和5年度の状況とはまったく異なりますので、お間違えの無いようお願いしますね~

 

旧テントサイトは、村道に面した駐車場に隣接する芝地でした。

区割りや境界はなく、指定場所内であれば、どこにテントを設営してもOKです。

ただ、園内には遊具などの一般的な公園施設もありますから、使う方の動線を考えてテントを張りましょう。

園内はしっかり整地されていて、駐車場周辺だけは砂利敷きの裸地ですが、それ以外の場所は芝が敷かれています。

 

駐車場は村道に面し、砂利敷き未舗装。

ほぼ平坦ですし、管理人さんがしっかり手を入れをしているので、野草で覆われることもなく、駐車はしやすいですね。

ただ、荷物満載の大型バイクとかは、そのまま駐車すると転倒のおそれがあります。

あなたの愛車を店頭から守る、ツーリングの必須アイテム「スタンドプレート」があると安心ですよ(笑)

 

野外ステージは、こんな感じ。

鉄筋コンクリート造りの建物で、地面から1mほど高くなっています。

正面から見るとドーム型をしており、屋根や横壁が分厚く頑丈そう。

一般的なキャンプ場の場合、こうした屋外ステージ内にはテントを張ること、通常時の利用を制限しています。

ところが、何においても太っ腹な西興部村は、驚くことに旅行者の利用を禁じていないんです!

いや~これにはマジびっくりしました。

 

となると、半屋内とも言えるこの便利な場所を長期間占拠したりする「厄介な輩」が現れるのも、無料キャンプ場の宿命なのかも。

ステージは、村の祭り会場にもなる音響効果に優れた建物なので、中で騒いだりすると、かなり遠くまで声が響くんだそう。

幸いにも住宅街の方は向いてませんが、家や公共の施設が周囲にありますから、ほかのキャンパーだけでなく、地元の方にもぜったいに迷惑をかけないよう、ルールとマナーを守りましょうね。

ボク個人としては、悪天候時の避難先とか、雨天時の荷物の整理をする場所、横風が強いときの風よけに活用するくらいで、ちょうどいいんじゃないかって思ってます。

 

野外ステージの北西角地に利用者受付名簿が入った木箱が置いてあります。

キャンプに来た場合は、まずはここで受付をしましょう。

「利用者受付名簿」と書かれたファイルとボールペンが入っています。

これに必要事項を記入すれば受付は完了。

時間の制限とかもありません。

真夜中に来て、早朝に出発してもOK。

めっちゃ利用しやすいですよね。

「どうせ無料なんだから書かなくてもいいよね?」とか思ってる方は、まさかいませんよね(笑)

利用者の把握は、キャンプ場の維持管理に必要な予算に関係してきますから、必ず書いてくださいね~

 

ちなみに、このキャンプ場では、無料のWi-Fiが使えます

野外ステージから南にある管理棟周辺までだと、比較的よく入る感じ。

有料キャンプ場でもあまりないサービスが、西興部村では普通の公園内で使えちゃう。

じつは、西興部村は道内でも下から3番目に人口の少ない村なんですが、全戸光ケーブルを導入している最先端を行く村なんです。

知れば知るほど、魅力ある村だと思いますよね~

 

駐車場からテントサイトを見ると、こんな感じ。

南側一帯が森を切り開いた丘になっていて、冬はスキー場になります。

地面は、ほぼ平坦で、丁寧に刈り込まれたキレイな芝生が広がっています。

日陰になるような場所もないので、とっても日当たりが良く、日中時間帯はずっと日が差しています。

夏場は直射日光を遮るタープなどがあるといいかも。

夜はめっちゃ冷えることもありますから、とくに春や秋は防寒用の衣類、装備を忘れずに。

 

ここは、村の中心地に近い住宅街の一角にありますが、交通量や人の通りは多くないため、騒音はほとんど聞こえてきません。

むしろ、近隣住民の方に迷惑をかけないよう、キャンパーの方が気を付けなきゃダメなくらい。

人家や公共の施設が周囲にあり、安心してキャンプができる点もメリットのひとつです。

近年は、新型コロナウイルス対策のため、利用制限が行われていましたが、令和5年度の改修工事を終えれば、おそらくまた通常営業に戻るでしょう。

どんな感じに生まれ変わるのか、めっちゃ楽しみですね~

 

このキャンプ場は、予約も受付も必要がないため、テントの設営場所は早い者勝ちになります。

と言っても、ここはベテランキャンパーが好む穴場と言ってもいい場所。

夏のキャンプシーズンを除けば、めちゃくちゃ混み合うってことは、少ないないと思います。

夏休みの時期以外は、ソロのモトキャンパーが主に利用してる感じですね。

公園内には街灯がありますが、園内を明るく照らすほどではありません。

照明器具は絶対に忘れないようにしてくださいね~

スマホの電波は、バッチリ入りました

 

公園の南側から駐車場方向を見るとこんな感じ。

見通しが良く、開けた広場のようになっていて、住宅地や道路から丸見えなんですよね(笑)

車中泊も禁止されていませんが、利用者の多くはバイク乗りの方のよう。

テントサイトは道路沿いですから、「あー、今年もまたモトキャンパーで賑わってるべ」とかって地元住民の方に思われていることでしょう。

 

これは公園の東側。テントサイト外の場所です。

遊具は滑り台とブランコ、コンビネーション遊具が置いてありましたね。

それほど大きくはありませんが、一般の公園にある遊具より、本格的な感じ。

管理人さんにお話をお伺いしたところ、昔はフィールドアスレチック遊具もあったんだって。

滑り台の足元には砂場があって、小さなお子さんも安心して遊べるような造りになっています。

園内道路に近い位置にあるし、芝地も広くて使い勝手は良さそう。

ちなみに、「食い処はるちゃん」っていうのは、村にたったひとつしかないお食事処です。

昼は定食屋として、夜は居酒屋として営業しています。

 

あまりにも公園に溶け込んでいるんで、村営の施設かと思ったら、どうやら違うみたい。

調べてみたら、紋別市の出身の方が夫婦で西興部村に移住し、店をオープンしたんだそう。

人気メニューは、自家製ダレに漬け込んだ「鹿丼」です。

じつは、ボクが行ったときの経営者の方は、高齢のため引退を決意。

ただ、単に店を閉めるのではなく、後継者に譲ってから引退するのが西興部流だとかで、見事、東京都出身の方にお店を引き継いだんだとか。

令和4年12月にいったん閉店となった「はるちゃん」は、令和5年3月15日カフェレストラン「はらぺこ堂」としてオープンしました。

西興部村に行ったときは、ぜひ、訪ねてみてくださいね~

 

ところで、「なんかオレンジ色の建物が目立ってね?」って思った方、スルドイ!

じつは、西興部村では平成11年に「美しい村づくり条例」を策定し、公共施設や民間の建物の新築と塗装に補助金を出して、外壁がオレンジ色になるようにしたんですね~

これは、当時の村長の発案で、冬の雪による白色、夏の森林による緑色とは全く異なるオレンジ色の建物を町に増やすことで、元気やぬくもりを生み出そうと考えたためなんだそう。

はじめたころは、派手ではないかという批判もあったみたいですが、今では景観に統一感ができたと評価する声が多いんだってさ。

まさに、時代の最先端を行く村ですね~

ログハウスについて

(令和5年度利用可能)

ログハウスは、公園南西の場内通路沿いに2棟並んで建っています。

位置で言うと、ちょうど「旧はるちゃん」の南側。

駐車場は当然完備。周囲は庭のような芝地が広がっていて、斜面側には木製のベンチシートとテーブルのセットが置かれています。

丸太で組んだ木造のシンプルな外観ですが、道産のエゾマツやトドマツを使っており、本格的なカナディアンハウスです。

 

出典:西興部村 公式サイト

内装は、電灯や電源だけでなく、キッチンや各種家電製品、テーブルなど、必要最小限どころか、別荘並みの豪華設備。

ロフトが付いていて、常設ベッド5台を備え、快適な室内空間となっています。

ログハウスは奥まった場所にあって、住宅街や道路から遠く離れているし、すぐ近くは緑豊かな森。

通年利用可能だから、キャンプでは見ることのできない真冬の西興部の大自然に触れることができます。

キャンプを始めたばかりの方や家族連れの方でも、安心・安全にアウトドアを満喫できると思いますよ~

 

出典:西興部村 公式サイト

ログハウスを利用するためには、原則として、「ホテル森夢」への事前申し込みが必要

24時間年中無休で営業しているホテルなので、受付の時間の指定はありませんが、日中時間帯のほうがいいでしょうね。

チェックインは、15時以降。

チェクアウトは、翌日の10時です。

1棟につき最大8名まで利用可能で、利用料金は、6月から8月が一泊10,000円。

9月から5月までが、一泊11,000円。

予約時に、宿泊日や期間、宿泊人数、予約者名などの必要事項を告げてください。

なお、ペット同伴は禁止となっているので、注意してください。

 

出典:西興部村 公式サイト

家族連れやグループで利用すれば、超激安料金とも言えるこのお値段!

夏の時期もいいけど、逆に真冬に泊まったら、子供さんの最高の思い出になるかも。

ほんと、そのくらいすばらしいログハウスです。

アウトドアライフの第一歩としてもいいと思うんですよね。

ほんと、すっごくいいキャンプ場ですので、ぜひお出かけになってみてはいかがでしょうか。

詳しくは、ホテル森夢までお問い合わせください。

トイレについて

(令和5年度利用不可)

トイレは公園の南側、冬にスキー場となる斜面に近い場所に建っています。

ログハウスと同じく、道産の木材を使って建てられた建物で、めっちゃ立派!

ちなみに、トイレの奥に見える建物は、スキー場がオープンしたときに営業する「宮の森ロッジ」です。

トイレ脇には清涼飲料水の自動販売機が置いてあります。

料金は、一般的な小売価格と同じ。

自販機があるのって、めっちゃうれしいですよね~

街中にあるキャンプ場なので、車で買い出しに行けば、それほど時間はかかりません。

それでも、飲み物1本買うためだけに出かけるのはおっくうでしょ。

小さなお子さん連れのファミリーキャンプとかだと、余計にそうじゃないかなあ。

24時間いつでも飲み物が買えるサービスって、何気にスゴイと思うんですよね~

 

正面にはコンクリート製のスロープが取り付けてあって、小さなお子さんからお年寄り、身障者の方まで安心して使えるバリアフリー対応トイレ。

入口は、男女別に分かれています。

軒が深いから、雨風の強い日でも濡れずに使えるのがいいですね~

 

これが男性用トイレ。

どうです?めっちゃキレイでしょ。

壁は丸太を組んだ造りで、床は茶系のタイル張り。

清潔感があり、木のぬくもりも感じられる、森林公園にふさわしいトイレです。

入口には、鏡付きの手洗い場もあり、使い勝手もバッチリ。

もちろん、照明もあるので、24時間安心して使用できますよ~

 

水洗式の男性用小便器が3つ。

うちひとつは子供用。

なかなか子供用の便器を備えている公衆トイレって少ないんですよね。

ここは、村民の方が数多く訪れる公園でもありますから、そこはきっちり用意してあります。

隅々まできっちり掃除されていて、キレイですよ。

 

洋式便座は、なんと温水洗浄機能付き。

有料キャンプ場のトイレが温水洗浄便座ってのは、最近はけっこう見かけますが、公園の公衆トイレがこれなのは珍しいかも。

管理が行き届いていて、予備のトイレットペーパーも完備。

最近は自宅のトイレが洋式ってところが多いので、洋式便座だと子供でも使いやすくていいですね。

身障者用トイレは別にないため、個室が少し広めに作られていて、手すりもちゃんと付いていました。

公共のトイレやキャンプ場の管理をするって結構大変なんですよね。

こんなにキレイに維持してもらって、ほんとありがたいですよね~

「キャンプ場の良さは、トイレのキレイさに比例する」ってのが、ボクの持論です(笑)

炊事場について

(バーベキューハウスは令和5年度4月末から利用可)

これほど設備のしっかり整ったキャンプ場なんですが、じつは、炊事場らしい炊事場ってなかったんですよ。

水が使えたのは、公園の西端。ちょうどログハウスの道路向かいに3棟建っているバーベキューハウスに備え付けの水道設備でした。

 

ちょうどボクが行ったときは、バーベキューハウス周辺が工事中だったんで、水場はトイレか、その近くのゴーカート場にある立水栓しかありませんでした。

とくに調理をしないのでしたら、とりあえず飲料水として使える水があれば十分でしょう。

令和5年度の改修工事で、このあたりも大きく変わるんじゃないかなって思っています。

なお、バーベキューハウスは無料で利用できますが、事前予約が必要です。

受付は、「西興部村商工会(電話番号:0158-87-2974)」です。

利用上の注意事項について

キャンプ場を利用するときのルールやマナーは、一般的なキャンプ場とそれほど違いはありません。

ただし、ここは村の方のための公園です。

散歩する方もおりますし、公園で遊ぶ家族連れの方もいます。

一般の公園利用者の迷惑にならないよう、常識的な範囲でテントを張りましょうね。

 

利用前に野外ステージに備え付けてある、利用者受付名簿に必要事項を記入してください。

公園内への車両の進入は禁止。駐車場以外の場所への駐車はできません。

車中泊は禁止していませんが、エンジンのかけっぱなしによる騒音トラブルや車両火災に注意。

打ち上げ花火やカラオケ、発電機などの「大きな音や光が出るもの」の使用も避けたほうがいいでしょう。

大声を出したり、騒音を出さないことなど、周囲の方に迷惑をかけるような行為は慎むこと。

とっても静かな住宅街にありますから、近隣住民の方の生活を考えてキャンプをしましょう。

立木や植物などの採取もダメですよ。

 

焚火は禁止されてませんが、直火は厳禁です。

芝を傷めないよう、焚火台や焚火シート、コンロを使用して煮炊きを行ってください。

コンロは芝から30~50cm離すことなんて基準を設けてるキャンプ場もありますね。

高さが足りない焚火台の場合は、焚火シートは必ず敷きましょう。

焚火の周囲ってけっこう火が飛び散りますから。

芝に焦げ跡などを作らないようにお願いします。

火の取り扱いに関しては、ルールを守らない事例が多くなると、焚火の全面禁止にもつながりかねません。

火の取り扱いには十分気をつけてください

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ぜったいに守ってほしいのが、ゴミの持ち帰り

このキャンプ場に限ったことではありませんが、道内は野生動物が非常に多いです。

ゴミをきちんと処理しないと、キャンプ場にカラスやキタキツネ、場合によってはヒグマが来ますから。

「こんな街中にも?!」ってびっくりするような場所にも、普通にヒグマが出たりします。

カラスやキタキツネは、犬、猫以上にいますからね(笑)

しっかりルールとマナーを守りましょうね~

入浴施設の紹介

出典:西興部村 公式サイト

キャンプ場から北にまっすぐ進み、国道239号線を横断したところに、日帰り入浴のできる宿泊施設「ホテル森夢(りむ)」があります。

公園から約350m。美術館やマルチメディア館などの村営の施設が集まっており、キャンプ場から車で約2分。

目と鼻の先というやつです(笑)

西興部村は、農林業で栄えた村ですが、現在の基幹産業は、酪農がその殆どを占め、民間企業が育ちにくい環境なので、第3セクターで運営している施設が多いんですね。

今回紹介するホテル森夢も、交流人口の拡大のため、平成7年にオープンした宿泊施設で、村が100%出資した第三セクターで運営されています。

ホテル森夢は、宿泊施設のほか、公民館や図書室などが同じ建物内にあり、複合的な施設なんですよ~

ちなみに、村内には「5つの夢施設」があります。

ホテルの森夢(リム)、道の駅の花夢(カム)、美術館の木夢(コム)、マルチメディア館のIT夢(アトム)、観光・子育て支援センターの里住夢(リズム)の5つです。

名前のとおり、村民の夢がいっぱい集まった施設っぽくて、すっごくステキですね。

 

さて、ホテルの森夢は、公共の施設ですから、設備は充実していて管理はバッチリ。

館内はめっちゃ清潔だし、料金は格安!

いわゆる天然温泉ではありませんが、入浴施設としては言うことなし!

館内は、非常に清潔で、小さなお子さんからお年寄りまで気持ちよく利用できる環境です。

広々とした浴室には、シンプルな内湯のほか、さまざまな種類の浴槽があります。

気泡の吹き出すバイブラバス、週替わりで違った効能を楽しめる薬湯、身体を横にして入ることのできる寝風呂、そしてサウナに水風呂。

露天風呂はありませんが、大きな窓からは西興部の大自然を仰ぎ見ることができますよ~

 

出典:ホテル森夢 公式サイト

お湯は、光明石温泉。

天然温泉ではありませんが、いわゆる人工温泉のひとつ。

光明石は、自然界に存在する希有元素鉱石の中で、最もイオン化作用に優れていると言われています。

お湯は無色透明で、一般的な感想として、とても柔らかくて、湯ざわりがいいのが特徴です。

体の芯から温まり、湯冷めしにくくなるとも。

お肌がつるつるになることから、別名「活性の湯」と言われることもあるんだそう。

効能として、神経痛やリウマチ、冷え性、疲労回復などにも効くんだとか。

 

出典:ホテル森夢 公式サイト

入浴時間は、11時から夜の23時まで。(最終受付22時。月曜日のみ10時からの営業)

年中無休の営業です。

入浴料金は、村の居住者以外は、大人(中学生以上)500円、3歳から小学生が200円、3歳以下無料

11枚つづりの回数券が5000円で販売していて、なんと、毎月6日、16日、26日の6が付く日はお風呂の日で入浴料が半額になります!

公共の施設なのに夜中までやっているし、清潔感あふれる浴室がこのお値段ってのは、すっごく安いですよね~

リンスインシャンプー、ボディソープなどのアメニティは備え付けたあるので、タオルだけ持参してください。

 

出典:ホテル森夢 公式サイト

もちろん、宿泊もOK。

客室は、洋室シングル10室、洋室ツイン4室、洋室ダブル4室、スートルーム2室、和室6畳2室、10畳2室で、6室、和洋室2室で、シングルルームが多めにあるのが、ビジネス用途やソロの旅行者にうれしいところ。

最先端を行く村だけに、全館でWi-Fi(無線LAN)が無料で利用できちゃいますよ。

食事なしのシングルプランなら、大人一人一泊5700円からと、めっちゃリーズナブル。

館内のレストラン「グリーンリーフ」では、西興部産の食材を使用した料理を用意。

本格的なコース料理から一品料理まで、幅広いメニューを楽しめます。

たまには、キャンプじゃなくて、こういう宿泊施設でゆっくりするのもいいかもしれませんね~

なお、営業時間などは令和4年度のもの。

令和5年度以降は、変更になることもあるので、利用前に公式サイトなどで確認してくださいね。

ふるさとの森 森林公園キャンプ場のデータ

名前 西興部 森林公園キャンプ場
かな にしおこっぺ しんりんこうえん きゃんぷじょう
住所 北海道西興部村西興部
連絡先 西興部村役場 産業建設課 林務商工係(電話番号:0158-87-2111)
管理者 西興部村
営業期間 例年4月下旬から10月中旬
料金 無料(予約・受付必要なし、現地で名簿記載)
ジャンル 芝地のフリーサイト(車両乗り入れ不可)、ログハウス2棟(最大8人まで一泊10,000円から)
施設 管理棟、野外ステージ、テントサイト、水場、トイレ、駐車場、バーベキューハウス、ログハウス
備考 ゴミ持ち帰り、直火禁止、令和5年度改修工事中



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