【更新情報】2019年7月
今回紹介する大池いこいの森キャンプ場は、新潟県南西部の上越市(じょうえつし)にある無料のキャンプ場です。
(令和5年4月からテント1張につき任意で1000円の協力金をお願いしています。)
上越市の委託を受けたNPO法人くびき里やま学校が、大池いこいの森ビジターセンターで受付業務をしているので、利用するときは、現地で利用届を提出してください。
大池いこいの森は、春は桜の名所、秋は大池まつりと、名前のとおり市民のいこいの場となっているだけあって、周辺の景観はめっちゃいいですよ~
広大な敷地にあるキャンプ場なので、テントサイトは3か所に分散しており、大自然が満喫できる第1キャンプ場(旧第2キャンプ場と統合)、家族連れにピッタリの池のほとりにある管理の行き届いた第3キャンプ場、サバイバル感たっぷりの第4キャンプ場があります。
大池いこいの森の名前の由来となった大池は、江戸時代より前の地図にも載っている歴史のある池で、面白い昔話などもありますので、その魅力をた~っぷりと紹介したいと思います。
人間って、目で見た文字を頭の中で音声に変換してから意味を理解してるんだって。
なので、目で見るより音で聞いた方が、スムーズに頭の中に入るとか。
この記事のyoutube版も作ったので、よろしければ見てくださいね~
大池いこいの森までのルート
大池いこいの森がある上越市は、1971年(昭和46年)、上越地方に古くからある高田市と直江津市が合併して発足しました。
2005年(平成17年)には、大池のある旧頚城村を含む周辺の13町村が編入、新潟県内では、新潟市、長岡市に続く3番目に人口が多い自治体です。
大池いこいの森までは、上越市の中心市街地からだと距離約14.4㎞、車で約20分。
最寄りの高速道路インターチェンジ、北陸自動車道大潟PA併設スマートICからだと距離約7km、車で約10分、上越ICからだと距離約12km、車で約17分です。
キャンプ場までの交通のアクセスは悪くなく、車で10分程度の場所に温泉施設と道の駅があるので、利用しやすいキャンプ場だと思います。
大池いこいの森を紹介するよ
大池いこいの森には大池と小池、2つの池があります。
この二つの池は、田んぼに水を供給するとっても重要なため池で、1593年(文禄2年)の地図にも載っているくらい古くからあったようです。
文禄というと、豊臣秀吉が行った朝鮮出兵、文禄・慶長の役(ぶんろく・けいちょうのえき)の文禄です。
すっげぇ昔からある池なんですね~
1959年(昭和34年)に大池地区を含む周辺3地区が、直峰松之山大池県立自然公園(なおみねまつのやまおおいけけんりつしぜんこうえん)に指定されたあと、1977年(昭和52年)大池周辺が大池県民いこいの森としてオープンしました。
1897年(昭和62年)に大池県民いこいの森が新潟県から当時の頸城村(くびきむら)に譲与され、現在の名称となったあと、2005年に頚城村が上越市に合併して現在に至ります。
大池いこいの森は、新潟県景勝100選にも選ばれており、大池と小池、その周辺の自然からなるめちゃくちゃでっかい野外活動の場で、キャンプだけでなく、ジョギングやサイクリングなどを楽しむことができます。
毎年9月には、その昔、大池地域で行われていたお祭りを再現した大池まつりを開催しており、地域PRコーナーをはじめ、名物のコイやニジマスのつかみ取り、カヌーの試乗体験のほか、青空市場などの催しがあります。
ざっくりと大池いこいの森を紹介するとこんなとこ。
すっごい昔から地元とともにあった歴史ある池ってことですね~
で、大池と小池には、こんな昔話があるようです。
大池には大亀、小池には大蛇が住んでいて、あるとき、この2頭がけんかをしたんですが、なかなか決着がつかない。
最後の最後、大亀が大蛇の目に食らいついて片目をつぶすと、大蛇はどこかへと逃げてしまいました。
それ以来、小池に住むコイやフナはみんな片目になってしまったとさ。
おしまい。
大池いこいの森キャンプ場までの道順について
大池いこいの森キャンプ場は、人里離れた山の中にあるんじゃないので道路事情は悪くないんですが、ともかく大池、小池周辺が想像以上に広くて、キャンプサイトが3か所に点在しているため、どこに向かったらいいのか迷うかもしれません。
とくに、ナビゲーションシステムで「大池いこいの森キャンプ場」って入力すると、ビジターセンターから離れた第1キャンプ場を案内されてしまうことがあります。
利用するときは、まずは、ビジターセンターで受付をしなくちゃダメなので、ナビの入力は「大池いこいの森 ビジターセンター」としましょう。
これが大池いこいの森の全体図です。
大池と小池の間の道路を通って、ビジターセンターに向かいます。
県道30号線を走っていると、写真にある「大池いこいの森」と書かれた案内板が見えてきます。
でも、この案内は、第1キャンプ場の方なんです。
こっちに進まないようにしましょう。
ビジターセンターへ向かう案内板は、こっち。
「ビジターセンター・第3キャンプ場」と書かれています。
県道30号線からUターンするように側道に入ります。
あとはまっすぐ道なりに進むだけ。
ほどなくして、大池、小池のうつくしい風景が現れますよ~
ビジターセンターについて
県道30号線から約1.2㎞走るとビジターセンターに到着です。
ビジターセンターは、大池を訪れる人にレクリエーションや体験学習などの野外活動をするときの拠点にしてもらおうとつくられました。
1階には農業資料館(見学自由)があり、2階は研修室、また建物内にはシャワー室や浴室もあり、宿泊施設しての設備も整っています。
開館時間は、午前9時~午後5時(予約がある場合は午後10時まで)
休館日は、毎週月曜日と祝祭日、年末年始。例年12月中旬から2月末までは土、日、祝日のみの開館。
原則、利用前にビジターセンターで受付をして利用届を提出します。
もし、開館時間外にキャンプ場を利用したときは、利用後、受付をしてください。
ビジターセンターは休息所も兼ねていて、トイレや清涼飲料水の自販機もあります。
焚火好きのモトキャンパーにとってはうれしいことに、製材の端を集めた薪が1束350円で売ってるんですよ。
めっちゃ安くね?
バイクだと薪を市街地で買ってのが大変なまで運ぶのってすっごく大変なんで、管理施設で販売してるのって、ありがたいんですよね~
ビジターセンター付近から見た大池の景色
ほへ~すっごいキレイ!
マジ、ロケーション最高だわ、ここ。
テントサイトについて
ビジターセンターでお話を聞いたところ、もともと大池いこいの森には第1から第4までのテントサイトがあったんですが、第1と第2が統合されたので、3か所のテントサイトになっているとのこと。
一番人気は第3キャンプ場で、大池に浮かぶ孤島のような場所にあります。
家族連れなら断然ここをおススメするそうです。
第1キャンプ場は、ビジターセンターから大池を挟んで反対側で、ここは森に囲まれた自然の中のテントサイトという感じだそう。
第4キャンプ場は、ビジターセンターから橋を渡って行くんですが、手を入れていないため、かなり荒れています。
キャンプというより野宿とかサバイバルってイメージらしい。
数年前とはかなり状態が変わっているようです。
ってなことで、ビジターセンターの方のおススメ順に紹介しますね。
第3キャンプ場
一番人気の第3キャンプ場は、県道30号線からビジターセンターに向かうちょうど中間あたりにあります。
道路を挟んでキャンプ場の向かい側に駐車場とトイレがあります。
駐車場は、普通車10台くらいしか駐車することができません。
第3キャンプ場の公称利用可能人数は約100人なので、ぜ~んぜん足りてないですね~
なお、ここからビジターセンターに向かう途中にも駐車場があります。
少し離れますが、混雑時はそちらに駐車する感じかな。
こちらが駐車場と同じ敷地にあるトイレです。
男女、身障者用に分かれています。
男性用小便器は水洗式が3つ。
床と壁はタイル貼りになっていて、すっごくキレイ。
大便用は水洗和式が2つ。
予備のトイレットペーパーもあり、こちらもすっごく掃除が行き届いていました。
身障者用は水洗洋式で、暖房付き便座。
めっちゃ清潔感があります。
照明もあり、管理の行き届いた清潔なトイレですが、テントサイトからは道路を挟んでちょっと遠いんですよね~
とくに夜間の利用には気をつけたいですね。
テントサイトは駐車場、トイレのちょうど反対側。
30mほど小道を進んだ先にあります。
車両は進入禁止ですが、道路からそれほど離れていないので、荷物の搬送は苦にならないと思います。
第3キャンプ場のテントサイトです。
周囲が池に囲まれて、大池に浮かぶ島のよう。
めっちゃ雰囲気ある~
池のほとりには桜などの木々が植えられており、春にはお花見をしながらキャンプを楽しめます。
適度に木陰もできて、ホント、ロケーションは最高!
土と芝のフリーサイト。
芝は短く刈り込まれており、ほぼ平坦でテントを張りやすい。
地面の硬さもちょうどよく、ペグの刺さりもいい。
ところどころに石製のテーブルとベンチが置かれていて、その周りにテントを張るとけっこう便利。
一番奥には東屋があり、急に天候が崩れたときの雨宿り先としても利用できます。
周囲に木々が植えられていますが、真っ平らな島のような場所ですから、強風の影響を受けやすいと思います。
水辺の近くなので、悪天候時は足を滑らせて転落しないよう、十分お気をつけください。
それにしても、池の青く澄んだ色と森の緑がじつに映えますね~
たしかに、ここが一番人気ってのもわかります。
炊事場は、テントサイトに入ってすぐの左手。
水道設備とかまどがあります。
炊事場は、屋根付き水道のみの簡素なつくりで、コンクリート製のシンクが2つ設置されています。
洗い場はかなり低く、小さな子どもでも使いやすいようにしてるのかな。
水は、上水道なのでそのまま飲用が可能。
かまどは屋根なし、レンガとコンクリートで組んだものが6つ。
あまり使用されていないのか、朽ち果てた感じがします。
この第3キャンプ場は照明がないため、夜間は真っ暗になります。
照明器具を忘れないようにしてください。
スマホの電波は、ドコモ4GでMAXで、ネットも電話もバッチリですよ~
焚火は直火厳禁、薪や炭の燃えカスも含めてゴミは持ち帰り。
また、大池いこいの森は鳥獣保護区域であるほか、大池、小池とも釣りは禁止です。
ルールとマナーを守って、大池の大自然を楽しみましょうね~
第1キャンプ場
第1キャンプ場は、ちょうど第3キャンプ場から大池を挟んだ向かい側にあります。
と言っても、池を渡る橋はないので、いったん、県道253号まで戻って大池沿いに向かいましょう。
この案内板の示す方向です。
県道から大池に沿って500mほど進むと、第1キャンプ場の駐車場に着きます。
砂利敷きで、けっこう凸凹してます。
バイクの方は、転倒に注意してください。
駐車場の道路向いが第1キャンプ場の入口。
車両は進入禁止。
第3キャンプ場は池のほとりって感じでしたが、こっちは森の中。
ぶっちゃけ、第3キャンプ場の開放感から比べると、「え?この先にキャンプ場あるの?」ってちょっと不安になります(笑)
ゆるやかな斜面を100mほど登ると第1キャンプ場を示す案内板が見えてきます。
歩道は舗装されており、歩きづらくはないんですが、ずっと上り調子なんで、荷物の搬送はかなり大変です。
歩道わきにあるのは、悪天候時の避難シェルター兼トイレです。
外観は木のログハウス風に見えるけど、コンクリート造りの頑丈な建物です。
ほとんど使われていないようですが、きちんと整備されていますね~
ただし、あくまで緊急用。
通常時はこの中にテントを張ってキャンプしちゃダメですよ~
おどろいたのは、トイレ
男女兼用の多目的トイレなんですが、水洗洋式のウォシュレット付き。
マジか?!
第3キャンプ場がすっごくいい雰囲気だったんで、そのほかのキャンプ場所なんて誰にも使われないから朽ち果ててるもんだと思ってた。
たしかに、山道をけっこう歩かないとテントサイトに行けなんで不便かもしれないけど、施設は立派。
とくに、あまり天気の良くないときは、避難先のある第1キャンプ場のほうがいいかも。
旧管理棟兼トイレのわきを抜けて、山道を大池の方に1分ほど歩いた先がテントサイト。
第1キャンプ場に入ると、まず、炊事棟があります。
屋根付き、照明あり。
炊事場とかまどが一緒になったタイプ。
コンクリート製のシンクが5つ。
蛇口からはちゃんと水が出ます。上水道で飲料可。
シンクは浅いんですが、蛇口がグースネック型で使いやすそう。
かまどはコンクリートと耐熱レンガを組み合わせたタイプが5つ。
火床もしっかりしていて、ぶっちゃけ炊事場は第3キャンプ場よりも立派っしょ。
第1キャンプ場の全景はこんな感じ。
テントサイトは、山の斜面にある林間サイトになります。
平坦な場所が少なく、下は土状の地面がそのまんま。
松ぼっくりや小枝などが落ちていたり、ところどころ木の根や石が飛び出していたり。
広さはそれなりにあって、公称利用可能人数は300人ってことなんですが、テントを張れる場所は限られています。
山道を通って、第4キャンプ場やビジターセンターまで歩いて行くこともできます。
天気の良い日中、ウォーキングを楽しむのはいいかもしれませんね~
じっさいのところ、第1キャンプ場は山の中にあるわけじゃないんですけど、うっそうと茂った木々や細い山道が森の中をイメージして、アウトドア感がハンパないです。
静かな場所で、木々のざわめきや鳥の鳴き声などに耳を傾けながら、自然を満喫したいって方は、第1キャンプ場が意外といいかも。
なにせ、トイレや炊事場は、第3キャンプ場よりもしっかりしてますんで。
ただ、テントサイトまで100mほど上り坂を歩くんで、荷物を運ぶのが大変なんですけどね~
なお、第1キャンプ場は照明がありません。
照明器具を忘れないようにしてください。
スマホの電波は、ドコモ4GでMAXで入ります。
ネットも電話もバッチリつながりますよ。
焚火は直火厳禁、薪や炭の燃えカスも含めてゴミは持ち帰りでお願いします。
第4キャンプ場
第4キャンプ場は、ビジターセンターの裏手、大池を渡った先にあります。
車両は通行できないので、車はビジターセンターの駐車場に止めましょう。
ビジターセンターの方は、手を入れていないので、おススメはしないっていってましたね~
どんなところでしょうか。
ビジターセンターわきにある、であい大橋。
ここを渡ります。
自動車、バイクは進入できません。
ちなみに、右手に見える自転車は、無料で借りることができます。
荷台がないんで、荷物の搬送に使うには難しいかもしれませんが、自転車で大池いこいの森のまわりを走れば爽快でしょうね~
橋の途中から見た大池の風景。
すっごくいい感じですよね~
橋を渡ると、第4キャンプ場を示す案内板があります。
この生い茂る草木をかき分けて進みます。
具体的にどの辺が道だったか、今、写真を見ても思い出せない(笑)
第4キャンプ場に向かう道。
登りあり下りあり。アスファルト舗装されていて、山道と思えば、それほど悪くありません。
ただ、ここをキャンプ道具一式持って歩くってのなら、話は別。
それこそ、登山用のバックパックに登山用のテントやら装備やらを一切合切詰め込んで行くんならまだしも、一般的なキャンプ用具じゃ、すっごく大変でしょうねぇ。
橋を渡って300mくらい歩いたところで、歩道わきに炊事場が見えました。
屋根付きで照明はなし。
コンクリート製のシンクに蛇口が4つありましたが、水は出ませんでした。
かまどは、コンクリート製とレンガの組み合わせ。
使われた跡がまったくなく、けっこうキレイな状態ですね~
つっても、水が出ないんじゃ、危なくて火は使えないっしょ。
炊事場のすぐ先が第4キャンプ場です。
キャ・・・キャンプ場?
ここがテントサイト。山岳用テントなら3つ4つは張れるかな。
ビジターセンターの方のおっしゃるとおり、まったく手入れはしておらず、よく言えば自然のままの状態。
登山中にテントを張る場所としちゃ悪くありませんが、キャンプ場って思うと、ここを選ぶには勇気が必要。
荷物を運ぶのと、飲料水などの確保、そしてトイレがやっぱり厳しい。
たしかに、家族連れにはおススメできませんね~
数年前までは、それなりに使われていたようですが、今はよほど孤独を愛するヒトか、サバイバル感を存分に味わいたいヒト以外には向かない場所になってます。
まあ、でもね、第1キャンプ場のときも書きましたが、べつにここ、山の中じゃありませんから(笑)
スマホの電波もドコモ4GでMAXバリバリに入ってるし。
ちょうど時期的に草木が生い茂っているんで、余計に隔絶された感じがしてるだけで、ちょっと歩くとすぐにビジターセンターに戻れます。
より自然を身近に感じることのできるブッシュクラフト的なスタイルを手軽に楽しんでみるには、むしろおススメの場所かもしれませんね~
大池いこいの森キャンプ場データ
大池いこいの森キャンプ場は、はるか昔から地元ともにある大池と小池と、そのまわりに美しい森が広がるキャンプ場です。
直峰松之山大池県立自然公園内にあり、そのすばらしい景観は、新潟景勝百選にも選ばれています。
大池いこいの森は、とっても広い場所なんで、キャンプサイトは3か所に点在しており、それぞれ特色があっていずれの場所でもキャンプを楽しむことができます。
池のほとりのキャンプ場ところが、岩手県北上市にある北上総合運動公園キャンプ場に似てるかな。
とくに第3キャンプ場は、春は桜を見ながらのキャンプができるし、その景観はバツグンです。
周囲が水辺なんで、なんとなく無人島でキャンプをしてるかのような雰囲気があるんですよ。
そんなロケーションでキャンプができる場所ってそうそうないと思うので、ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか。
大池、小池のうつくしい風景に感動すること間違いなし!ですよ~
名前 | 大池いこいの森キャンプ場 |
かな | おおいけいこいのもりきゃんぷじょう |
住所 | 新潟県上越市頸城区日根津116-1(ビジターセンター) |
連絡先 | 大池いこいの森ビジターセンター(TEL 025-530-3160) |
管理者 | 上越市 |
営業期間 | 4月~11月
ビジターセンター開館時間:9:00~17:00 休館日:月曜日、祝祭日、年末年始 ※ 例年12月中旬から2月末までは土、日、祝日のみの開館 予約不要・申し込み必要 |
料金 | 無料 |
ジャンル | フリーサイト |
施設 | テントサイト(3か所に点在)、炊事場、トイレ、駐車場、ビジターセンターなど |
備考 | ゴミ持ち帰り、直火禁止 |
周辺施設の紹介
大池いこいの森キャンプ場から一番近くておススメの入浴施設は、「長峰温泉 ゆったりの郷」です。
ここは、上越市が第三セクター方式で運営している日帰り入浴施設なんで、公共の施設と同じようなもんです。
だいたいどこの街にもこのような温泉施設がありますよね。
入浴料も安く、便利な場所にあるし、けっこう夜遅くまでやってたりするので、ボクはキャンプ先で利用する機会が多いですね~
大池いこいの森キャンプ場のビジターセンターからだと、ゆったりの郷まで距離約7.8km、車で10分程度です。
はっきり言って、すぐそこって感じの場所。めっちゃ近い。
県道30号線沿いにあり、交通アクセスもよく、駐車場は普通乗用車が80台止められるほど大きく利用しやすい。
道路向かいには、「道の駅 よしかわ杜氏の郷」がありますから、買い物も同時にすますことができて、すっごく便利ですよ~
泉質は、ナトリウム塩化物泉で塩っぽく、つるつるした浴感があります。
新潟県十日町市にある清津川フレッシュパークに隣接した「ゆくら妻有」と同じ泉質ですね。
保温効果の高い「熱の湯」ってやつ。
浴場は、和風風呂とローマ風呂の2種類の大浴場のほか、目の前に山々が望める開放感たっぷりの露天風呂や日替わり薬草風呂などがあって、いろいろなお湯を楽しむことができます。
施設内には、108畳の大広間に大小の貸部屋、リラックスルームやマッサージ室などもあって、名前のとおり、ゆっくりゆったりくつろげる入浴施設ですね~
レストランもあって、酒粕バターラーメン(960円)など、地元食材を使用した豊富なメニューを味わうこともできます。
営業時間は、毎日午前10時から午後9時(最終受付午後8時30分)まで。
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)が休館日です。
利用料金は大人(中学生以上)が600円、子ども(小学生以下)が350円です。
利用にあたっての詳細事項は、公式サイトを確認するか、電話で問い合わせしてくださいね~