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【登山】福島県川俣町の霊山は初心者でもめっちゃ楽しめる山だよ

投稿日:2018-12-31 更新日:

こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。

季節は冬、12月も中旬を過ぎました。

ボクの住んでいる福島県福島市周辺のキャンプ場は冬季閉鎖になったところも多く、キャンプツーリングに遠出する時間も取れないし・・・

そうだ!久しぶりに山に登ろう!

と、思いまして、一年中を通して気軽に登れる「霊山(りょうぜん)」に行ってきました。

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霊山ってどんな山?

霊山は、「りょうぜん」と読みます。

神聖視され崇拝の対象となっている山を意味する言葉ではなく、山の名前です。

霊山は、福島県の伊達市と相馬市の境に位置する標高825メートルの山で、古くは修験道の山として知られ、今もその名残を残しています。

また、山中には、南北朝時代の霊山城跡があり、国の史跡に指定されてます。

霊山は、玄武岩の溶岩台地のため、奇岩が山全体に見られ、丘陵は起伏に富んでいて、四季折々、いろんな表情が見られるのがいいんですよね~

登山シーズンがはじまる新緑の季節は、山つつじが咲き誇り、とっても気持ちよく登れるし、秋の紅葉の時期はめちゃくちゃスバラシイ景色が見られます。

もちろん、山全体がうっすらと雪化粧する冬もまたイイ!

標高はそれほど高くはありませんので、真冬でも登ることができます。

霊山って、標高こそ825mと低いですが、西にある福島市街地、北にある伊達郡、東にある相馬市までぐるっと周囲の市町村を見渡すことができるんですよ。

ちなみに、30kmほど離れた太平洋まで望むことまでできちゃいますから。

なぜここにお城があったのか、その理由がよくわかりますよね~

一年を通して登ることができて、景色はサイコー

しかもですよ、道迷いのないように設置された案内板やよ~く整備された登山道など、小さいお子さんでも登れる難易度のコースもあります

季節や天候が良ければ、普段着にスニーカーでもまったく問題なし!

誰にでも楽しめるおススメの山なんです。

そして、周辺にいろいろな施設がそろっててマジ便利!

登山口すぐそばには、宿泊施設やレストラン、そして、日帰り入浴可能なお風呂まである「りょうぜん紅彩館」があります。

付近には、「こどもの村」という自然をそのまま生かした環境の中にある施設もあり、キャンプ場やコテージ等の宿泊スペース、自転車乗り場やバッテリーカー等の遊具、ジャンボすべり台などのアスレチックも整備されています。

2018年2月2日には、東北中央自動車道(相馬福島道路)の霊山ICもできて、交通の便も言うことなし。

全方位からおススメできる山です。

冬の霊山に登るよ

12月中旬の霊山。

この週にちょっとだけ雪が降ったけど、山全体が雪におおわれるってほどじゃない。

緑も紅葉もなくて、雪化粧にも少し早い。

景色の美しさって点でいえば、一年で一番ダメな時かもしれません。

でもね~、この時期は天気が良ければ、そんなに寒くないし、空気が澄んでいて、とっても気持ちいいんですよ~

 

ちなみに、ボクの服装は、インナーにジオラインLW、ミドルにR1、アウターにストームクルーザーでした。

天候がおだやかだったので、アウターは途中で脱いじゃいましたけどね。

それぞれレビュー記事もありますので、興味がある方は読んでみてください。

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こどもの村登山口から登るよ

霊山の登山口はいくつかありますが、「こどもの村」と「湧水(わくみず)の里」が有名どころ。

より一般的なのは「こどもの村」登山口のほう。

登山口には、温泉施設の「りょうぜん紅彩館」がありますし、登山道も広くゆるやかです。

「湧水の里」登山口から登ると、勾配がややきつく、鎖場もいくつかあって、登山道も狭いところが多いですね~

こちらの登山口近くには、「保健休養林霊山湧水の里」という、バンガローや林間広場を備えた樹木に囲まれたキャンプ場があります。

その名のとおり、ここの施設の飲料水は岩間からの湧水を使用しています。

はじめて霊山を登る方は、「こどもの村」登山口がいいと思います。

山から下りて、すぐにお風呂に入れますからね~

西側から時計回りに登るよ

一般的な登山って、たいてい山頂を目指すものですが、霊山の場合は「霊山城跡」と「山頂」はぜんぜん違う場所にあるので、名所を巡りながらぐるっと周回するのがおススメです。

今回は、こどもの村登山口から霊山城跡に向かって西側のコースを進み、涌水の里方面に進んで、時計回りに山頂を目指すことにしました。

出典:伊達市観光ポータルサイト

登山口~宝寿台~天狗の相撲場~護摩壇~霊山城跡~日枝(ひえ)神社跡~涌水の里手前折り返し~東物見岩~三角点~蟻の戸渡り~大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)~登山口

こんな感じで周遊します。

より詳しい地図は、伊達市観光ポータルサイトからPDFファイルでダウンロードできますよ~

登山口から霊山城跡まではこんな感じだよ

こどもの村登山口駐車場。

そびえ立つ柱状節理が目を引きます。

 

駐車場には立派なトイレがあるんですけど、冬季閉鎖中でした。

トイレは、紅彩館を利用してくださいとのこと。

 

ここが登山道入り口です。

登山届や霊山マップなどがおいてあり、木の枝を使った杖も借りることができます。

もちろん、すべて無料です。

ここから舗装された広めの道を5分ほど歩きます。

 

ここが霊山入り口。車両は進入禁止です。

少しずつ傾斜がきつくなっていきます。

 

12月中旬の霊山の気温は、例年ー5~5度くらい。

今年は天気が良くて、気温も3度とわりと高めでした。

それでも登山道に雪が積もっています。

日陰は凍っているので、注意してくださいね。

 

30分ほど歩くと、最初にして最高の名所、「宝寿台(ほうじゅだい)」に到着

簡易の階段がありますが、きっちり平らになってませんし、アルミ製なので雪や雨の日はかなり滑りますので、注意してね。

 

ほぼ垂直にかけられた7~8mほどの鉄製はしごを登ります。

足元には十分気を付けてください。

とくに冬は、手すりは冷たいし、靴がぬれているとめっちゃ滑りますから。

すべり止めのついた手袋とか、登山靴のようなかかとのある靴だと登りやすいですね~

 

苦労して上った先は、この絶景!

うっひょぉ~すっげぇ!!

冬にね、手軽に登れて、このすばらしい景色が楽しめる山ってなかなかないですよ。

マジ、霊山、ハンパないっス!

霊山は自然のすごさを美しさをそのまま感じられるように、ここに柵とかロープとかは一切ありません

落ちたら、まあ、死ぬでしょうねえ

いや、誇張でもなんでもなく。

宝寿台は、大人10人程度が登って記念撮影するくらいの広さはありますが、周囲は垂直の崖になっているので、ホントにホントに気をつけましょう。

ちなみに、数年前、地元テレビ局が霊山のロケをしているとき、たまたま宝寿台で居合わせて、番組にちょっと出たことありました。

そのときも、すっごくいい天気だったなあ。

「周遊登山はちょっと大変かなあ」って方も、「ツーリングでちょっと寄っただけ」という方も、宝寿台だけでも行ってみる価値はありますよ~

 

宝寿台から100mくらい先に進むと「見下(みおろ)し岩」です。

宝寿台ほど危なくなく、絶景が楽しめる場所。

ここから50mくらい北に行くと、分岐点(日暮岩入口)があります。

今回は、西側から時計回りに進むので、左手の道を行きます。

 

ここは国司沢(こくしさわ)

奇岩が連なる山並みと木々と沢が織りなす大自然がすばらしい。

初夏や紅葉の季節は、格別の景色が楽しめますよ~

 

登山口から40分ほど歩いたところが、天狗の相撲場(てんぐのすもうば)

 

断崖の上に設けられた円形の競技場。

地続きじゃないんですよね、ここ。

簡易のはしごを通って相撲場に向かいます。

たぶん、天狗は空を飛べるので、「こういう断崖絶壁の上で相撲を取ったんだろうな」という想像のもとに名付けられたんじゃないかと。

サンドウィッチマンの伊達さんの声で、「男塾名物!地獄相撲!!」と脳内再生された方もいるはず。

(このネタ知らない方すみません。めっちゃ好きなんですよ、サンドウィッチマン)

 

これが天狗の相撲場からの景色です。

宝寿台と同じく、柵はありません。

以前、ボクはここで登山仲間と一緒に相撲を取ったことがありますけど、下手にふざけると落ちるので、マジ気をつけて。

 

護摩壇(ごまだん)を通る道と霊山城跡へ直接向かう道との分岐点です。

護摩壇方面は日陰になっている場所が多く、例年この時期は、雪が積もっていたり、凍結してたりします。

今回は、護摩壇経由で霊山城跡に行くので、左側へ。

 

積雪は10㎝くらいなので、普通の登山靴でぜんぜんOK。

スニーカーでも歩けないことはありませんが、防水じゃないとダメかな。

冬に足先をぬらすと、けっこうキツイですよ。

意外と使えるのが、防水の靴下。

夏場とか低山とかなら、トレランシューズに防水の靴下の組み合わせが無敵の強さを誇ります。

今度機会があったら紹介しますね。

 

左手(西側)に吾妻連峰や福島市街地が見える絶景ポイント。

道は狭く、谷側が崖になってますが、手すりが設置されているので、じつはそんなに怖くない。

宝寿台とか天狗の相撲場とか、ホントに死を感じさせる場所を通ってきたからね(笑)

 

いくつかの岩をくぐり抜けてたどり着きました。護摩壇(ごまだんへ。

霊山は、859年に慈覚大師によって開山されたと言われており、東北における天台宗布教の拠点でした。

そのため、3,000以上もの堂塔(勤行の場)や僧坊(生活の場)が山中に造られ、「北の比叡山」とも言われていたそうです。

護摩とは、仏教などインド系の宗教で火を使って行う儀式のことを言います。

一般的には、護摩木と呼ばれる木を燃やし、その護摩を行う場所をが護摩壇です。

なので、護摩壇には、こんな感じで儀式をしたんだろうなと思わせる場所がいくつもありますね~

 

護摩壇から登山道を350mほど登ると開けた場所に出ました。

 

目的地の一つ、国司館(霊山城)跡です。

ちょっと朽ちてるけど、東屋があって悪天候時の避難場所にも使えます。

 

もう一段上には石碑や案内板が設置されています。

ハイシーズンには昼食場所として多くのヒトでにぎわいますよ~

ちなみに、数年前になりますが、ボクは友だちと一緒に鍋やガス、食材など持って登ってきて、この場所で鍋パーティをしたことがあります。

かなりにぎわってた中でのことだったんで、年配の方々から温かい目で見られてましたね(笑)

あ、念のために書きますが、煮汁も含めて一切捨てたものはありませんよ。

ゴミは100%持ち帰ってますからね~

 

南北朝時代(1337年)になると、北畠顕家(きたばたけあきいえ)が、霊山に建てられた寺院を城として利用して国府を置き、義良親王(後の後村上天皇)を奉じて北朝勢力に対抗、南朝方の一大拠点としました。

しかし、北朝方が優勢になるにつれ、霊山の南朝軍も追い詰められてしまい、1347年に落城、建物はすべて消失してしまったのです。

その後、悲しいですが、霊山が歴史の表舞台に現れることはありませんでした。

でもまあ、こうして形を変えてたくさんのヒトを楽しませる場所になったんですから、これは喜ぶべきことですね。

 

これ、なんだと思います?

霊山城跡に設置されたトイレなんですよ。

登山で一番困るのがトイレ。とくに女性にとっては。

山の中にトイレがあるっていうのは、地味ながらとってもすごいことなんですよ~

 

男女兼用の簡易汲み取り式。

トイレットペーパーもちゃんとあって、それなりにキレイでしたよ。

山中にトイレがあることも、霊山が登山初心者の方、家族連れ、女性におススメできる理由の一つです。

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