こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。
たいていのキャンプ場では、芝生の保護と火災の予防から直火は禁止されています。
焚火を楽しむためには、まずは、焚火台が必要ですね~
で、その焚火台。
いろんなメーカーから、いろんな種類の焚火台が販売されていますが、定番中の定番と言えば、これ。
スノーピーク(snow peak) の焚火台です。
逆ピラミッド型のうつくしいカタチ、一度くらいは目にしたことがあるんじゃないかなあ。
ボクは、ファイヤースタンド型の焚火台を持っていたんですが、物欲に負けて、このスノーピークの焚火台Mを買っちゃったんですよ(笑)
そんなわけでして、モトキャンパー(バイクでキャンプするヒト)から見て、スノーピークの焚火台がホントにおススメかどうか、詳しく紹介しますね。
あ、そうそう。
焚火をはじめてみたいけど、まずどんな焚火台を選んでいいかわかんないって方は、こちらの記事をどうぞ。
焚火台を種類別に紹介している記事です。
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【レビュー】焚火台を比較。近場のキャンプでおススメの1台はコレ
2019年6月更新 スノーピークの焚火台を購入したのでレビューを追加 こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。 みなさん、キ ...
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スノーピークってどんな会社?
スノーピークは、金属加工の町として栄えた新潟県の三条市に本社を置くアウトドアメーカーです。
日本の会社なんですよ?知ってました?
ボクは、つい最近知りました(笑)
創業者は、山井幸雄さん。
もともとは、金属問屋さんを営んでいましたが、当時の登山用品に不満があった山井社長が、オリジナルの登山用品などを開発してアウトドアレジャーメーカーに事業を拡大しました。
だけど、1990年代のはじめ、オートキャンプ人気が薄れてくると、業績が低下してしまいます。
その苦境を救ったのが、1996年に発売された焚火台。
ちょうどこの頃から、直火禁止のキャンプ場が増えてきたんですが、そんなキャンプ場でも焚火を楽しめるように開発された商品です。
アウトドア用品に「焚火台」というジャンルを作り、キャンプ場での直火禁止をマナーとルールにした名品なんですよ~
ちなみに、スノーピークという会社名は、創業者が好きだった日本が誇る名峰「谷川岳」から由来しているそうです。
スノーピークの焚火台って、なにがスゴイの?
アウトドア用品のほとんどが、消耗品。
クロージング(衣類)は穴が開いたり破れたりするし、ギア(道具)はいつかは壊れる日が来るでしょう。
うん、そんなの当たり前。
でも、そんなアウトドア用品の中にあって、スノーピークの焚火台は一生モノって言われてるんです。
製造から販売まで、自社で行っており、製品の品質には絶対の自信を持っています。
こちらが、ボクが購入した焚火台M。
使用時が350(横)×350(縦)×248(高さ)mm。
収納サイズは450(横)×515(縦)×32(厚さ)mm。
手にして驚くのが、その重さ。
なんと3.5kgもある。
ずっしとする重さは耐久性の高さの表れか?!
箱の中はこんな感じ。
ステンレス製のボディがピカピカに輝いていて、めっちゃステキー!
収納袋も付属します。
専用品だから、収納もスッキリ。
本体はけっこうな重さなんだけど、収納袋には取っ手がちゃんとついているから、持ち運びもラクラク。
中から飛び出さないように留め具も付いています。
なんといっても耐久性がスゴイ!
焚火台は、厚さ1.5mmのステンレス素材の三角パネルを4枚つなげた逆四角錐形状(逆さピラミッド)で、見た目よりずっとシンプルなつくり。
変形したり、壊れることもない剛健なスペックは、長時間の火入れにもビクともしない耐熱性がスゴイ!
ボクが青森県弘前市にある岩木山桜林公園キャンプ場にいったとき知り合った地元のおじさんは、15年くらいスノーピークの焚火台Lを使っているそうですが、ぜんぜん変形してなかった。
頑丈な作りで、死ぬまで使い倒せちゃいますよ、マジで。
コンパクトに持ち運べて、簡単設営!
やっぱり持ち運びは便利なほうがいい。
スノーピークの焚火台は、重さはけっこうあるけど、折りたたんですっごく薄い板状になるところがスゴイ!
バイクだったらツーリングバッグの上に載せたり、下に敷いたりできるし、車だったらまったく問題にならないくらい省スペースで運べちゃいます。
収納袋も付属してますから、キャンプ場についてからの持ち運びにも苦労はしません。
驚くべきは、焚火台の設置の簡単さです。
なんと、置いて開くだけ。
その間わずか2秒。
いや、誇張でもなんでもなく。
ホント、あっという間ですから。
携帯性では勝るファイヤースタンド型も、スノーピークの焚火台の設置の速さには到底及びません。
まあ、見てください。
本体を寝かしたこの状態から。
脚をつかんで起こすだけ。
はい、設置完了。
嘘みたいでしょ?
思わず笑っちゃうくらいの簡単さ。
面倒な手間が一切ないんですね~
このシンプルな開閉機構は、ハンパなくすばらしいです!
オプションが豊富で調理にも使えちゃう
スノーピークの焚火台は、豊富なオプションで様々な焚火調理に対応しているところがスゴイ!
ボクは、ぶっちゃけ焚火だけできればいいんで、あんまりオプションは気にしてなかったんです(笑)
でも、ホント、たくさんのオプションがあって、調理をメインに考えている方でも満足できるようなシステムデザインだったんですね~
スノーピークの焚火台で料理をするなら、まずはこのグリルブリッジでしょうか。
この上に焼き網やグリルプレートを置くことでいろんな料理ができます。
グリルブリッジは高さを3段階に変えて火との距離を調整できるんですよ~
こちらは、炭床。
焚火台と炭の間に挟んで炭を燃えやすくするオプション品です。
焚火台よりワンサイズ小さい炭床だと、炭と網がちょうど良い距離になるんだって。
このオプションは、いわゆる焼き網です。
本体と同じく厚みのあるステンレス製で、頑丈そのもの。
使い続けても変形しにくいから、こいつも一生モノでしょう。
こんな感じで、単に焚火をするだけじゃなく、焼アミやグリルプレートを組み合わせて、異なる料理を楽しむのもいんじゃないでしょうか。
ちなみに、焚火台本体だけでなく、スターターセットなどセット販売も行っているので、はじめて焚火台を買う方は、そういうセットを選ぶのもいいかもね~
所有欲を満たしてくれる
これがスゴイ理由になるかどうかわかりませんが、ともかくスノーピークの焚火台はシルエットの美しさがスゴイ!
でね、手にした瞬間、「買ってよかった~」って思うんですよ。
焚火台Mだと13000円くらいするんで、中国製のファイヤースタンド型の焚火台2000円からすると、だいぶ高い。
だけど、満足感がぜ~んぜん違う。
焚火の道具ではあるんですけど、所有欲を満たしてくれるっていうか、なんか、コレクターズアイテムみたいな感じもあるんですよね~
耐久性の高さや使い勝手の良さ、持ち運びの便利さ。
どれをとっても最高の品質で、最高の焚火台なんですけど、数値やスペックでは表すことのできない、魅力があるんですね~
焚火台には、スノーピーク本社「HEAD QUARTERS」の刻印が、製品への絶対的な自信の証として輝いています。
ボクがスノーピークの焚火台を買った理由
ボクは、バイクでキャンプツーリングをするのが趣味なので、最初の一台としてともかく携帯性に優れた焚火台が欲しかった。
それで、ユニフレームのファイヤースタンド型の焚火台を買おうと思ったんですが、なかなかいいお値段だったんです。
で、キャンプ初心者だし、あんまりお金をかけなくてもいいかなあってことで、中国製のパチフレームにしたんです(笑)
まあ、これが思ってたよりいい商品でして、かなり活躍しましたね~
でも、たくさん焚火をするうちに、そして、じっさいにスノーピークの焚火台を使っている方からお話を聞くと、すっごく興味がわいてきちゃった。
そうなると、物欲に歯止めが効かなくなって、ついにボクもスノーピークの焚火台デビューってわけ(笑)
次のページでは、焚火台のサイズ選びと、じっさいの焚火動画を紹介するよ