【更新情報】2022年7月
今回紹介する利根別自然公園(とねべつしぜん こうえん)キャンプ場は、北海道岩見沢市(いわみざわし)にある無料のキャンプ場です。
管理は岩見沢市で、開場期間は、例年4月下旬から10月下旬まで。
利用にあたっては、現地にある「利根別原生林ウォーキングセンター」で受付をするだけで、だれでも自由に利用OK!
開場期間の日中は、職員の方が常駐しています。(毎週月曜日は休館日)
このキャンプ場のセールスポイントは、市街地の中心から近く、使い勝手がいいこと。
そのうえ、神秘的な空気を放つ森の中で、大自然をたっぷり満喫できるんですよね~
いわゆる森林キャンプ場って聞くと、人里離れた山奥で、行くのも大変、不便極まりないってイメージがあるかもしれません。
でも、このキャンプ場は、岩見沢市の中心まで車でたったの4分。
交通の要衝である岩見沢市には、コンビニエンスストアやガソリンスタンド、ホームセンターなどの商業施設はもちろん、入浴施設もあります。
国道や高速道路が近くを通っているので、交通アクセスもバッチリ。
キャンプ場は交通アクセスのいい場所にあるんですけど、キャンプ場はびっくりするほど豊富な植物が生い茂る森の中。
都会の喧騒から離れ、北海道の大自然を心行くまで満喫するには最高のキャンプ場だと思いますよ。
欠点は、駐車場からテントサイトまで500mくらい離れていること。
もちろん車の乗り入れはできませんし、未舗装砂利敷きの山道を通って行かなければなりません。
荷物搬送用のリヤカーは用意されてるんですが、アップダウンがあるため、行き来はそれなりに大変。
ここよりも荷物の搬送が大変なキャンプ場って、かもめ島キャンプ場くらいかなあ。
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テントサイトは原生林を切り開いた場所にあって、夜は真っ暗で不気味なくらい静かです。
ヒグマをはじめ野生動物がたくさん生息してます。
場内設備はトイレと炊事場しかないんで、ぶっちゃけファミリーキャンプには向いてないですね~
キャンプを始めたばかりの方には、ハードルが高いかも。
ソロのモトキャンパーとか自転車乗りの方、あとは外国人旅行者がよく利用してるみたい。
このキャンプ場で宿泊するときは、しっかり準備してくださいね~
人間って、目で見た文字を頭の中で音声に変換してから意味を理解してるんだって。
なので、目で見るより音で聞いた方が、スムーズに頭の中に入るとか。
この記事のyoutube版も作ったので、よろしければ見てくださいね~
岩見沢市の紹介
岩見沢市は、空知総合振興局の所在地で、一般的に道央と呼ばれる地方に位置します。
明治時代に山口県や鳥取県などから来た方々により開拓がはじまり、道路や鉄道が敷かれ、陸上交通の要衝となりました。
地名の由来は、工事に従事する人たちのため、休泊所を設け、ここで浴(ゆあみ)して疲れをいやした場所から。
当時の人々の憩いの場所として、「浴澤」(ゆあみさわ)と称するようになり、これが転化して「岩見澤」(いわみざわ)と呼ばれるようになったそう。
高度経済成長期には、近隣の炭鉱と北海道各地の港湾都市とを結ぶ列車の一大拠点でした。
平成18年、岩見沢市と関係が非常に深かった旧栗沢町と旧北村と合併し、現在に至ります。
地形的には、北海道の中央付近で、空知地方の南部、石狩平野の東部に位置します。
市内には石狩川に合流する支流が数多く流れていて、橋の数がかなりあるんですよ。
北海道内では4番目に多いんだとか。
市内には、キャンプ場のある利根別自然公園(大正池および利根別原生林)だけでなく、玉泉館跡地公園や東山公園をはじめとする大小様々な公園や緑地が設けられ、北海道の大自然を感じられる、憩いの場になってるんですね~
気候的には、ひとことで言ってしまうと、夏暑く、冬寒い(笑)
夏の時期には、30℃を超える真夏日もけっこうあって、北海道としては比較的多い部類です。
冬は、降雪量がかなり多くて寒く、厳冬期には気温が-10 ℃前後にまで下がる日が続きます。
特別豪雪地帯に指定されているほどなんですよ~
岩見沢市の特産品と言えば、やっぱりお米でしょうか。
北海道を代表するブランド米のひとつ、「ななつぼし」は岩見沢市で生まれました。
また。小麦「キタノカオリ」の主産地でもあります。
そのほか、白菜は道内1位の作付面積ですし、大豆や玉ねぎなどの野菜もたくさん作っています。
これら特産品・名産品は、ふるさと納税の返礼品にもなっているんで、岩見沢市へふるさと納税をしてみるってものいいんじゃないでしょうか。
【ふるさと納税】令和4年北海道岩見沢市産 ななつぼし玄米25kg【35003】
利根別自然公園キャンプ場までのルート
キャンプ場は、岩見沢市の南東に位置する利根別自然公園の中にあります。
道都札幌市から車で1時間、フェリー港のある苫小牧市からだと1時間30分程度で来れるアクセスの良さが自慢です。
岩見沢市の中心市街地からは、車でたったの4分。
周辺には、コンビニエンスストアやガソリンスタンド、ホームセンターなどの商業施設はもちろん、入浴施設もあってめっちゃ便利です。
利根別自然公園は、市の観光スポットのひとつでもあるため、案内標識もあるし、ナビゲーションシステムの案内どおり進めば、迷うことなく着くはず。
道央自動車道の高架橋を渡って道なりに進むと、駐車場に行き当たります。
これが駐車場。
手前が砂利敷き未舗装で、奥の駐車場はコンクリートブロックが敷かれています。
砂利敷きの駐車場は、地面が踏み固められていて固いのですが、傾斜している場所もあります。
バイクは、奥側に止めたほうがいいですよ。
こっちが奥側の駐車場。
通路部分と、駐車スペースの一部にコンクリートブロックが敷かれています。
地面も平坦なので、荷物満載のバイクはこっちに止めたほうが転倒の危険が少ない。
先は行き止まりですから、通り抜けの車両がなくて安心です。
駐車可能台数は、両方合わせて普通車20~30台くらい。
駐車場の左手にある坂を上ると、キャンプ場の受付場所となる利根別原生林ウォーキングセンター。
正面の木々の間の遊歩道を進むと、約500mでキャンプ場です。
なお、駐車場から先の遊歩道は、車両の進入はできません。
利根別自然公園キャンプ場を紹介するよ
利根別自然公園は、利根別自然休養林の中に設けられた都市公園です。
ここは、「大正池」を中心とした利根別自然公園と背後に広がる利根別自然休養林が一体となった自然豊かな場所で、四季折々の変化も素晴らしく、市民の憩いの場として古くから愛されてきました。
大正池は、農業用ダムと一緒に作られた人工池でしたが、かんがい技術の発達もあって利用は減り続け、現在は公園内の親水施設としての役割が大きいですね。
利根別自然休養林は、面積約364万㎡の国有林で、雪解けから秋までたくさんの草花が咲き、100種を超える樹木や野鳥、小動物が生息する自然観察には絶好のフィールドです。
林内には3コース、総延長19キロメートルの遊歩道が整備され、ハイキングや森林浴、冬は歩くスキーと、季節や年齢を問わず誰でも楽しむことができます。
公園入口には、「利根別原生林ウォーキングセンター」があり、動植物や観察会の情報提供のほか、学習会や休憩の場として利用されているんですね~
利根別原生林ウォーキングセンター(受付)について
ウォーキングセンターは、駐車場から坂を上った丘の上にあります。
車でも行けるんですが、来訪者用の駐車スペースは狭いですし、日中時間帯以外はチェーンで施錠してあって入れません。
キャンプ場の利用者は、下の駐車場に車を止めてください。
開館時間は、 9時から17時まで。
毎週月曜日は休館です。(月曜日が祝日の場合は翌日)
荷物搬送用のリヤカーも貸してくれます。
ログハウス風の外観どおり、中も丸太を組んだような造り。
さわやかな木の香りが漂っていて、めっちゃ落ち着ける空間になってるんですよね~
ここでは、キャンプ場の受付だけでなく、利根別自然休養林の情報や地図の配布、動植物の写真や昆虫の標本などを展示しています。
パッと見てもわかる通り、その展示物がハンパないんですよ。
ボクが行ったとき、とくにすごかったのは蝶の標本。
どうですか、これ。
圧巻ですよね~
こうした公園の○○センターみたいなところに、山野草や野鳥の写真が展示されてるのは良くあること。
でも、ここまでスゴイのはあまりお目にかかれないんじゃないかなあ。
ちなみに、岩見沢地域には鳥類は240種前後いて、この原生林だけで140種くらいの鳥がいるんだって。
キャンプ場に来た方も、一度はゆっくり見て回るといいかも。
キャンプがもっと楽しくなりますよ。
センター内にはトイレがあって自由に使えます。
男女、身障者別に分かれてて、めっちゃキレイです。
これは男性用トイレ。
小便器は水洗式が3つ。
丸太を組み合わせたようなデザインの横壁、床はコンクリートです。
大便用は、一般的な水洗洋式が1つ。
隅々まで掃除が行き届いて清潔ですね~
こちらは、身障者用。
建物全体がバリアフリーになっていて、車いすの方も利用しやすい。
トイレの室内も広々しています。
もっとも、キャンプ場からは500mくらい離れているので、キャンプ中に使うことはあまりないとは思いますが(笑)
テントサイトについて
これが利根別自然休養林の全体図。
西端がウォーキングセンターの場所。
キャンプ場は、方角で言うとウォーキングセンターの南東方向ですね。
距離はだいたい500m。
最初に説明したように、車両は進入禁止。
駐車場からはじまる遊歩道をまっすぐ東に歩いて行きます。
遊歩道は、めっちゃしっかり整備されています。
多少アップダウンはあるんですが、地面が踏み固められていてすっごく歩きやすい。
荷物を満載したリヤカーもそれほど苦労せず動かせますね~
木々が生い茂り、遊歩道まで伸びてきていて、緑のトンネルを作っています。
ただ歩いているだけでも、最高に気持ちいい!
ただ、見て分かるように、街灯は一切ありません。
言うまでなく、夜は真っ暗。マジで闇。
日が落ちる前までに荷物の搬送はもちろん、テント設営まで終わらせたほうがよさそう。
リヤカーを返却する手間もあるんで、このキャンプ場を利用するときは、時間に余裕を持って行動してくださいね~
出発点から300mほど進むと変形三叉路の分岐点があります。
ここを右折。
「多目的広場(キャンプ場)」と案内表示が出ているので、間違うことはないはず。
三叉路から先は、ゆるやかな下り坂。
木々の間からわずかに見えるキャンプ場に向かって、熊笹の間の道を進みます。
荷物をたくさん載せたリヤカーは、速度が出すぎないよう気をつけてくださいね。
これが、利根別自然公園キャンプ場です。
遊歩道の正面がテントサイト、入り口の右手がトイレ、左手に炊事場があって、奥は行き止まり。
森の中を切り開いて作ったような場所で、周囲は木々が生い茂ってます。
森林キャンプ場って呼んでもいいような雰囲気のテントサイトですね~
テントサイトの奥側から見ると、こんな感じ。
このキャンプ場は原生林の中にあり、自然の地形をそのまま生かしたテントサイトになっています。
ここだけ森に穴が空いているみたいで、UFOとかの発着基地っぽい(笑)
googleマップの航空写真とかだと、ちょっとわからないかも。
そのくらい自然に溶け込んでるキャンプ場なんですよ~
テントサイトは、全面が芝で覆われていて、下は山土。
固くもなく、かと言って柔らかすぎず、ペグの刺さりもちょうどいいくらい。
ウォーキングセンターから離れた場所にあるにもかかわらず、芝はしっかり手入れされています。
キャンプ場の敷地面積はかなり狭く、一般的な無料キャンプ場のテントサイトと比べても小さいですね。
ソロ用のテントでも10近く張れば、窮屈に感じるくらい。
地形はテントサイトの奥が高く、入り口に向かってだんだんと低くなるよう傾斜しています。
この写真だと全然そんな感じしませんよね。
すっごくなだらかで普通っぽいでしょ?
では、別の角度から。
ね?めっちゃ勾配がついてるでしょ(笑)
ぶっちゃけ、テントサイトで平坦な場所は、ほとんどありません。
この地形が、キャンプを始めたばかりの方とか、ファミリーキャンプの方には向かない理由のひとつなんですよね~
テントサイト内には、しっかりした造りのテーブルやベンチシートが置いてあります。
屋根なしの露天なんで、雨が降っているときは使いにくいんですが、ここが唯一平らな場所と言っていいほど。
食事とかは、この辺りを利用するといいと思いますよ~
テントサイトは、東側から西側に向かって伸びているため、日当たりはそう悪くない。
むしろ、こんな森の中にあることから考えれば、めっちゃいい方。
森林キャンプ場にありがちな、じめっとした感じは少なかったですね~
ただ、地面は山土ですし、排水設備があるわけでもない。
雨が続いたりすると、低い土地は雨水がたまって、ぬかるむ場所も出てきそう。
テントサイト内に区割りや境界はありません。
どの場所でもテントでもタープでも自由に張ることができます。
ただ、敷地はあまり広くなく、入り口に炊事場とトイレがあるんで、動線を考えてテントを張りましょう。
ウォーキングセンターの方の話ですと、利用者のほとんどがモトキャンパーや自転車利用のソロの方、あとは最近外国人旅行者が増えてるって言ってました。
めちゃくちゃ混み合うってことは少ないみたいですが、ほかの方の迷惑にならないよう、常識的な範囲でテントを張りましょうね。
周囲は樹林帯になっていて、強風や大雨の影響を受けにくい土地だとは思います。
でも、テントサイト内には、東屋などの屋根付きの建物がありません。
悪天候時の避難先と呼べる建物は、トイレか炊事場だけです。
大雨などのときの対処方法もあらかじめ考えておいた方がいいかも。
そして、サイト内には街灯がないので、夜は真っ暗になると思ってください。
照明器具は絶対に忘れないようにしてくださいね~
スマホの電波は、入らない可能性があります。
トイレについて
トイレは、キャンプ場の入り口にあります。
ウォーキングセンターと同じようなログハウス風の木造の建物です。
丸太を組んだようなデザインで、コンクリート土台の高床式の造り。
周囲は砂利敷きです。
このキャンプ場で、唯一の屋根と横壁のある建築物なんですよね。
キャンプ場の規模から言っても、かなり大きく立派に作られています。
ちょっとやそっとの暴風雨じゃびくともしなさそうな安心感をかもし出してる(笑)
軒も出ているんで、旅慣れた方は上手に使ってますね~
中央に入り口があって、男女別に分かれています。
土台の分、入り口が少し高くなっているんで、夜間は足元に気をつけてください。
こちらが男性用トイレの入り口。
木製のしっかりした引き戸が付いています。
山の中なんで、虫がめっちゃいるんですよ。
扉は開けっ放しにしないように。
原生林の中にポツンとある無料キャンプ場とは思えないくらい、しっかりしたトイレ。
多少のトイレ臭はするんですが、それ以上に木の香りもしています(笑)
コンクリート床、横壁は木製です。
小便器は、水洗式が2つ。
鏡付きの洗面所もあり。
大便用は、一般的な洋式便座が1つ。
手すりもついていて、室内もかなり広い。
身障者用のトイレみたいな感じですね~
予備のトイレットペーパーもちゃんと備え付けてある。
コンクリート床が濡れてちょっと変色していますが、ぜんぜん汚くはありません。
掃除が行き届いていて、清潔ですよ。
水の流れがあまりよくないときは、備え付けのボトルの水で流してください。
照明もあって、夜でも安心して使えます。
炊事場について
炊事場は、キャンプ場の入り口、トイレの向かい側です。
コンクリート土台の上に丸太の柱で組んだ立派な建物。
屋根も大きく、めっちゃ頑丈そう。
こちらはトイレと違って横壁はないんですけど、周囲が樹林帯だし、軒が深いんで少しくらいの雨じゃ影響なさそう。
トイレと同じく土台の分、入り口が少し高くなっているんで、足元に気をつけてください。
炊事場は、中央にコンクリート製の大きな洗い場があるだけのシンプルな造り。
「かまど」や調理台などはありません。
電灯は屋根にあるんじゃなく、洗い場の天板にマリンランプ風の照明が載っています。
めっちゃおしゃれ。
こんな感じの炊事場って、ほかじゃ見たことないなあ。
シンクは中央で区切られ、蛇口が2つずつ。
片側合わせて4つで、洗い場の両側で8つの万能ホーム水栓が付いています。
公園とかによくある吐水口が回転するタイプで、水を飲むときとかに便利。
洗い場の両脇が台になってるんで、食材や食器などを置くことも可能。
天板もわりと広めだから、照明の間にもコップとか置けますね。
水はそのまま飲用水として使ってもOK。
水を出しっぱなしにしないよう、節水にご協力ください。
利用上の注意事項について
キャンプ場を利用するときの、ルールやマナーは、一般的なキャンプ場とそれほど違いはありません。
利用前に利根別原生林ウォーキングセンターで受付をすること。
駐車場以外の場所への駐車禁止。(利根別自然休養林への車両乗り入れ禁止)
花火や犬の放し飼いもダメ。
野草を採取したり、木を傷つけたり、動物を捕まえるのもやめてください。
焚火は禁止されてませんが、直火は厳禁です。
芝を傷めないよう、焚火台や焚火シート、コンロを使用しての煮炊きはOK。
コンロは芝から30~50cm離すことなんて基準を設けてるキャンプ場もありますね。
高さが足りない焚火台の場合は、焚火シートは必ず敷きましょう。
焚火の周囲ってけっこう火が飛び散りますから。
芝に焦げ跡などを作らないようにお願いします。
火の取り扱いに関しては、ルールを守らない事例が多くなると、焚火の全面禁止にもつながりかねません。
じっさい、道内の森林キャンプ場では、焚火全面禁止のところが増えてきています。
夜間は管理人さんがいませんし、ここは森の中のキャンプ場。
火事になったら、そう簡単に消火できません。
貴重な原生林がありますから、火の取り扱いには十分気をつけてください。
ぜったいに守ってほしいのが、ゴミの持ち帰り。
このキャンプ場に限ったことではありませんが、道内は野生動物が非常に多いです。
ゴミをきちんと処理しないと、キャンプ場にカラスやキタキツネ、場合によってはヒグマが来ますから。
「こんな街中にも?!」ってびっくりするような場所にも、普通にヒグマが出たりします。
カラスやキタキツネは、犬、猫以上にいますからね(笑)
とくに、このキャンプ場付近は、ヒグマの生息地になっていますので、しっかりルールとマナーを守りましょうね~
温泉施設の紹介
岩見沢市内には、その昔「浴澤」(ゆあみさわ)と呼ばれていたとおり、たくさんの入浴施設があります。
その中で、キャンプ場から一番近いのは「湯元 岩見沢温泉 なごみ」。
道央自動車道「岩見沢IC」の西側にあって、キャンプ場から車で約5分。
めっちゃ近いんですが、キャンプ場の駐車場からテントサイトまでの移動を考えると、日中に行きたいですね~
岩見沢市の市街地に向かう国道234号線沿いにあるんで、買い物や給油がてら利用することもできます。
もともとは、「湯元岩見沢温泉」って名前の源泉かけ流しの温泉でしたが、2007年に経営者が変わってリニューアルオープン。
現在は、いわゆるスーパー銭湯(お湯は循環ろ過)の形態で営業しています。
館内は、設備が整っていて、スロープや手すりを設けるなど「バリアフリー化」がされています。
内風呂は、主浴槽のほかにジェット風呂、日替わり入浴剤風呂、2種類のサウナ。
お風呂の種類もめっちゃ豊富。
露天風呂も、石風呂、薬湯、テレビを見ながらゆっくり入れる寝風呂など、たくさん用意されてます。
温泉ファンのみならず、小さなお子さんからお年寄りの方まで、幅広く楽しめるんですよ~
利用しやすい入浴施設なんで、旅行者ばかりでなく、地元の方にも人気があって時間帯によっては混み合うことも。
でも、洗い場は広めに作ってあるから、窮屈さは感じないでしょう。
気をつけたいのは、シャンプーやボディソープ類、ドライヤーなどのアメニティが有料なところ。
その分、入浴料金が安いんで、納得ですけどね~
泉質はナトリウム-塩化物冷鉱泉(弱アルカリ性高張性低温泉)。
海水の成分に似た塩分を含む温泉で、よく温まることから「熱の湯」などと呼ばれています。
湯上がりに肌がしっとりすることから「美肌の湯」とか「美人湯」なんて言われることも。
お湯は、黄色味かかっていて、塩気を感じます。
営業時間は、11時から23時まで。
基本的には、年中無休です。
ぶっちゃけ、午前中から真夜中までやっている入浴施設って、少ないんですよね~
「宿泊客は24時間入れます」みたいな場所はあるんですけどね。
館内は、無料で利用できる休憩所やゲームコーナー、食事処もあります。
入浴後もゆったりできて、子供さんのいる家族連れにもおススメ。
地元の方やキャンプ場利用の旅行者まで、みんなが利用しやすい温泉だと思います。
入浴の料金は、大人480円、小学生140円、幼児(6歳未満)は70円!
スーパー銭湯としては、破格の安さでしょ、これ。
タオルなどのアメニティが有料なのも、これなら文句はないでしょうって感じの値段設定。
種類が豊富でめっちゃキレイなお風呂に、充実した設備で、このお値段はリーズナブルですよね~
もちろん、アメニティは有料なだけで「置いてない」ってことじゃありません。
タオルは180円、手ぶらセット410円で販売してるんで、完全手ぶらで来ても大丈夫。
ちなみに、入浴と食事がセットになったセットプランは、平日930円、土日祝日は1030円と、めっちゃお得になってる。
再入浴もできるんで、あまり天候が良くないときなんかは、ここにずっといるってものありかも(笑)
なお、詳細は、「湯元 岩見沢温泉 なごみ」 の公式サイトをご確認ください。
利根別自然公園キャンプ場のデータ
名前 | 利根別自然公園キャンプ場 |
かな | とねべつしぜんこうえん きゃんぷじょう |
住所 | 北海道岩見沢市緑が丘 |
連絡先 | 利根別原生林ウォーキングセンター(電話番号:0126-32-2488)、岩見沢市役所 公園緑地環境課 (電話番号:0126-35-4674) |
管理者 | 岩見沢市 |
営業期間 | 例年4月下旬から10月下旬まで |
料金 | 無料(予約必要なし・現地で受付) |
ジャンル | 芝のフリーサイト(車両の乗り入れ不可) |
施設 | 管理棟(ウォーキングセンター)、テントサイト、炊事場、トイレ、駐車場 |
備考 | ゴミ持ち帰り、直火禁止 |