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【無料キャンプ場】穴場か?福島県川俣町峠の森自然公園キャンプ場

投稿日:2018-11-04 更新日:

【更新情報】2018年11月

こんにちは。管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。

福島県伊達郡(だてぐん)川俣町(かわまたまち)峠の森自然公園は、福島県の北に位置する花塚山(標高918.5m)の中腹にある、大自然を満喫できる無料のキャンプ場です。

峠の森自然公園は、1983年(昭和58年)に川俣町が整備した公園で、キャンプ場以外にも運動場、そば打ち体験施設、林間歩道などがあり、森林総合施設として自然に親しめる場所です。

また、花塚山、花塚台、花塚の里を結んだ「花塚山探勝路」の起点のひとつでもあり、花塚山の登山口にもなっています。

自然公園(自然公園法に基づく自然公園ではない)というだけあって、敷地はめっちゃ広いですから。

ド田舎のこじんまりとしたキャンプ場なんだろうなあって思って行くと、いい意味で裏切られますよ(笑)

なかなか見晴らしのいい展望台もあって、安達太良山(あだたらやま 標高1716m)や吾妻連峰の東吾妻山(ひがしあづまやま 標高1975メートル)、一切経山(いっさいきょうさん 標高1949メートル)などの山々と川俣町が一望できちゃったりもします。

 

管理は川俣町がしていて、利用料金は、無料!

事前に町役場に電話するだけで利用OKです。

最寄りのコンビニエンスストアまで10分程度の距離にあり、給油や買い物にも便利な場所にあるにもかかわらず、おそらくハイシーズンでもそれほど混雑することはない、穴場キャンプ場じゃないでしょうか。

(混雑しないと思われる理由は後述します。)

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峠の森自然公園までのルート

峠の森自然公園は、最寄りの市街地、川俣町役場から距離5.8km、所要時間15分の場所にあります。

東北自動車道福島西インターチェンジからだと距離32.1km、所要時間約55分です。

峠の森自然公園の魅力は、市街地からそれほど離れておらず、自然に囲まれながら、ゆったりと流れる時間の中で自由にキャンプを楽しめるところにあるでしょう。

車もヒトもまず通りませんから、ホント、喧騒とは隔絶された独特の空間なんですよ、ココ(笑)

下手すると、無人島にヒトリ取り残されたんじゃないかってすら思えてくる。

そういう孤独な雰囲気が好きなヒトには、マジ、おススメです。


峠の森自然公園キャンプ場は、花塚山の山頂へ行く途中にあり、道路は舗装されてはいますが、普通車だとすれ違いがキビシイ場所があるくらい狭く、曲がりくねっています。

秋口は落ち葉が道路に散乱しているので、とくにスリップには注意です。

 

県道12号線を川俣町内から北に向かった場合、峠の森自然公園を示す案内板があります。

ココを右折。

 

さらに峠の森自然公園案内板の先100mを左折。

 

集落の生活道路は狭いですよ~ゆっくりね

 

峠の森自然公園全体図の案内板が見えたら、あと少し。

ココを右折して、道なりに1kmほど進むと管理棟です。

まっすぐ行っても反対側の入り口に出るので、どちらから行っても大丈夫ですけどね~

峠の森自然公園キャンプ場の施設紹介

コレが、峠の森自然公園の案内図です。

メインのキャンプサイトは、この案内図のある場所(現在地のところ)になりますが、管理棟から順番に紹介しますね。

峠の森自然公園キャンプ場の管理者について

川俣町役場が管理しておりますが、管理人は常駐してません。

事前に電話で申し込みをするだけです。

申し込み時には、住所、名前、電話番号、利用人数を聞かれます。

過去にはバンガローもあったようですが、老朽化のため撤去され、現在はフリーのキャンプスペースのみ無料で利用できます。

受付は役場の産業課農林整備係なので、平日の日中時間帯に電話をかけましょう。

管理棟について

県道12号線から案内板のとおりに来ると、まずはココに着くはず。

奥の建物が管理棟です。

 

管理棟にヒトはいませんが、タヌキがお出迎え(笑)

 

管理棟前のスペースもかなり広い。

芝生も定期的に刈られているようで、草が伸びっぱなしになってない。

ほぼ平坦だし、地面も適度な硬さなので、「もうここにテント張っていいんじゃないの?」って思えてきます。

 

管理棟の裏にある男女兼用トイレ。

キチンと整備されていて、水はちゃんと出ますし、大便用トイレは電灯がつきます。

 

男性用小便器が2つ。こちらには電灯がありません。

 

大便器は2つ。

ドアを開けてビックリ!

水洗和式でおどろくほどキレイに掃除されてました。

ちゃんとトイレットペーパーもあります。

秋も深まったころだったので、虫はほとんどいませんでした。

モニタリングポストについて

で、避けて通れない話題がこちら。

福島県以外にお住いの方は、あまり見たことがないかもしれませんが、コレ、空間線量測定器、モニタリングポストと言います。

2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う福島第一原子力発電所事故によって、多くの放射性物質が飛び交うこととなりました。

放射性物質は、福島第一原子力発電所のある福島県浪江町から風に乗って114号線を西に飛び、川俣町にもかなりの量が降り落ちたんですよ

原発事故後、ヒトの居住地域や生活の場所を中心に放射性物質の分布状況を把握するため、モニタリングポストが各所に設置されました。

この日の値は、0.098μSy/h(マイクロシーベルト毎時)ですね。

福島県の北に位置する市町村としては、平均的な値だと思います。

 

ちなみに、他県だとどんなもんかと言いますと、

北海道だと0.030~0.040くらい。

東京都だと0.030~0.040くらい。

愛知県だと0.040~0.080くらい。

大阪府だと0.040~0.080くらい。

福岡県だと0.040~0.060くらい。

です。

各所の詳細な値は、原子力規制委員会の放射線モニタリング情報で確認できます。

ボクは専門家じゃないので、0.098μSy/hの値についてのコメントは書きませんが、ほかの都道府県と比べてちょっと高いことは事実です。

おそらく、峠の森自然公園の利用者が少ないのは、放射線の影響もあってのことじゃないかなあと思います。

ま、あとは、単に他県からたくさんのヒトを呼べるような目立った観光施設が近くにないからってこともあるんでしょうけど。

てなわけで、峠の森自然公園は、とってもオススメなキャンプ場なんですけど、原発事故の影響受けた場所のひとつということをご理解の上、ご利用ください

炊事場について

管理棟から約300mほど北側に向かった小高い場所に炊事場があります。

炊事場は、ほかの施設から離れているので、ちょっと使いづらいですね~

 

屋根付きで、キレイに手入れされています。

ただ、残念ながら電灯はありません。

 

左右対称の作り。

蛇口は6つ。ちゃんとした上水道の水が出ます。

飲んでみましたが、おいしかったですよ。

シンクとかまどはコンクリート製で使いやすそう。

かまどには、鉄製のグリルが置いてあるので、そのまま煮炊きできますね。

なお、反対側の蛇口はすべて撤去されております。

 

炊事場奥にある男女兼用トイレ。

 

汲み取り和式が2つ。

ちゃんとトイレットペーパーがあります。

そして、このトイレもかなりキレイ。

使ったあとがないくらい利用頻度が少ないはずなのに、ここまでキチンと管理されているのってスゴイ!

電灯は確認できませんでした。おそらく夜は真っ暗かな。

 

炊事場には朽ち果てた木製のテーブルとベンチがあります。

使って使えないことはない(笑)

炊事場は、管理棟からもキャンプサイトからも離れた場所にあるので使い勝手はあまりよくなさそうなんですが、逆にここにテントを張るっていうのもありかも。

とくにテント設営に関しての注意書きはありません。

電話で役場の方と話したときも「火のもとにさえ注意してもらえれば、あとは自由に使ってね!」って雰囲気でしたし。

キャンプサイトについて

ココが本命のキャンプ場。

炊事場から100mくらい南に下ったところにあります。

 

1992年(平成4年)に完成した、直径10mの水車を誇る「そば打ち体験施設」の周囲がキャンプサイトになっています。

道路わきが、砂利敷きの駐車場です。

サイトへは車やバイクの乗り入れができません。

とは言え、駐車場とサイトは目と鼻の先ほどですから、荷物の搬送には苦労しないと思います。

 

サイトは土が柔らかめで、ちょっと荒れた状態です。

ハイシーズンだともう少し芝生が生えた状態になるでしょう。

ペグはハンマーなしでも打ち込めるくらい。

足で踏んでズブッと刺さる。

敷地は広いのですが、平坦な場所は少ないですね~

コンクリート製のかまど2つとベンチがありますけど、ちょっと老朽化しちゃってる。

携帯電話の電波は、NTTdocomoなら4Gフルで入りますね。

気温は、11月上旬、川俣町内が20度くらいあっても、キャンプ場は15度くらい。

日陰になると10度近くまで下がります。

山の中腹なので、秋口は低温には気をつけてね。

 

ちなみに、地元の方から聞いたのですが、サイトが荒れた状態になっている原因はイノシシ

食べ物を探して掘り返すらしい。

サルが出て農作物を荒らすこともあったとか。

クマは、ココ花塚山を含む阿武隈山系では目撃例がないので、生息していないのではと言われています。

なんにせよ、ほかのキャンプ場と同じですが、野生動物には注意ですね~

 

キャンプサイトの奥には東屋があります。

急に天候がくずれたときは、ココに逃げ込めばOKでしょう。

 

峠の森自然公園の注意書き。

直火は禁止です。

ゴミの集積場はないので、当然持ち帰り。

 

キャンプサイトの道路向かいにはシャワー室がありますが、こちらも閉鎖中。

悪天候時には、バイクごと避難できそうですね。

 

シャワー室のすぐ隣りにある男女別トイレ。

残念ながら電灯がつきませんでした。

 

こちらが男性用。

小便器3つと水洗和式の大便器が1つ。

ココもトイレットペーパーがちゃんと備え付けられていて、掃除が行き届いていた。

っていうか、3か所のトイレすべてがキレイ。

いやな臭いすら感じさせない。

無料のキャンプサイトの中ではトップクラスにきっちり管理されてる気がします。

川俣町おそるべし!

そのほかの施設について

キャンプサイトを過ぎて、さらに南下すると運動場があります。

 

ツーリングキャンプではココを使いことはないでしょうが、運動場用の駐車場もあって、だれも使わないのはもったいないなあっていうレベル。

 

さらに進むと、ボクが来た方向とは逆の入口になります。

峠の森自然公園はココまでということですね。

道路の両脇に杭があるでしょ?

冬期間(12月~3月)は、積雪と凍結のため、チェーンが張られ閉鎖されます

周辺の施設について

お風呂は、キャンプ場から9.5kmほど西に行った川俣町内に銭湯「藤の湯」さんがあります。

ボクは立ち寄らなかったので、どんなところかわかりませんが、地元の方はけっこう利用しているようです。

小さいながらも駐車場があり、小さな民宿のお風呂という感じらしいです。

営業時間は15時から22時まで。

たまに日曜日が休みとなる不定休で、料金は大人400円です。

 

買い物や給油も川俣町内まで行けば、OK。

大きめのホームセンターやスーパーマーケット、コンビニエンスストアがあり、たいていのものがそろうはず。

キャンプ場から川俣町内に向かって12kmほど走ると、「道の駅川俣シルクピア」もあります。

もともと川俣町は絹織物の産地栄えていたんですが、最近では地鶏の「川俣シャモ」を売り出しているので、川俣シャモを使った飲食店もあるので、川俣町を訪れたときは、ぜひ食べてみて下さい。

キャンプ場データ

峠の森自然公園は、東北や福島県ツーリングの途中で訪れるキャンプ地に向いてるとは言い難いかな。

一桁国道からも離れているし、わざわざ行こうと思わないと素通りするような場所にありますからね~

でも、紹介したとおり、どのトイレもキレイに掃除が行き届いていて、とっても好感が持てるキャンプ場です。

市街地からそれほど離れておらず、買い物も便利。

それでいて自然に囲まれながら、喧騒から離れて自由にキャンプが楽しめちゃう。

夜間早朝の出入りも自由ですし、申し込みは電話1本ですむし、とっても使い勝手のよいキャンプ場じゃないかなあ。

ただし、放射線量の問題もあるし、手放しでオススメって言うワケにもいかないのが、ちょっと悲しいところ。

興味を持った方は、ぜひ行ってみてください。

ソロキャンパーなら、きっと気に入るはずです。

 

ボクが峠の森自然公園キャンプ場を利用したときの記事は、こちらです。

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名称 峠の森自然公園
かな とうげのもりしぜんこうえん
住所 福島県伊達郡川俣町飯坂字上切伏地内
連絡先(要予約) 川俣町役場 産業課農林整備係 電話:024-566-2111
管理者 川俣町
営業時間 4月~11月
料金 無料
ジャンル 芝生フリーサイト
施設 キャンプサイト、炊事場、トイレ、駐車場、展望台、運動場など
備考 ゴミ持ち帰り、直火禁止

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