■キャンプ場 ◆北海道地方 道北

【有料キャンプ場】温泉隣接!絵本の里 家族旅行村キャンプ場【北海道・道北】

【更新情報】2022年6月

今回紹介する絵本の里 家族旅行村キャンプ場は、北海道剣淵町(けんぶちちょう)にある有料キャンプ場です。

管理は剣淵町の委託を受けた「株式会社レークサイド桜岡」で、開場期間は、例年5月上旬から10月末まで

利用にあたっては、管理棟、もしくは隣接する温泉宿泊施設「レークサイド桜岡のフロント」で受付をしてください。

原則事前申し込みが必要ですが、利用客が少ない時期は、直接現地に行ってからの受付でもOKでした。

テントサイトは、芝地のフリーサイトとカーサイトで、コテージやロッジなどはありません。

利用料金は、フリーサイトがテント1張り550円から、カーサイトが2200円からとなっています。

チェックインは13時から、チェックアウトは翌日の11時です。

 

このキャンプ場のおススメポイントは、眺望バツグンの広大な敷地で気軽にキャンプが楽しめる!ってところ。

しかも高規格キャンプ場並みに設備が整っているうえ、料金はソロ用テントなら1張り550円という驚きの安さ!

おまけに人数ごとに別途料金を徴収する入場料を取っていませんから、家族連れの方やグループキャンプの方でも、かなりリーズナブルなお値段で利用できちゃう。

剣淵町の中心から車で10分程度だし、旭川市からでも1時間で来れちゃいます。

交通アクセスもめっちゃいいんですよね。

町内には、コンビニエンスストア、ガソリンスタンドなどの商業施設が揃ってますから利便性もバッチリ!

焚火(直火禁止)もOKだし、ペット同伴も可。

温泉宿泊施設が隣接してて、「これ以上、必要なものある?」ってくらい充実しまくりのキャンプ増です。

眼下に湖が広がる丘陵地を生かしたテントサイトは、四季折々の景色を楽しめるし、夜は美しい星空を眺めることができます。

自由度が高く、キャンプ本来の楽しみを味わい尽くせる環境にありながら、設備は整っていて管理が行き届いているんですよね。

家族連れからグループキャンプの方、キャンプを始めたばかりの方からベテランのソロキャンパーまで、幅広い層におススメできるキャンプ場です。

とくに、キャンプ初デビュー!って方にも、すっごく向いていると思いますよ。



剣淵町の紹介

剣淵町は、上川総合振興局に属し、一般的に道北と呼ばれる地方にあります。

名寄盆地の南部に位置する田園風景が広がる町です。

天塩川水系の支流である剣淵川が流れ、南は和寒町、北は士別市と接しています。

明治32年(1899年)、屯田兵制度最後の屯田兵(337戸)が入地し、団体移住とともに未開の原野が切り拓かれたのが始りです。

最初の入植は全国の28県からなり、福島県が36戸と一番多く、次いで宮城県の32戸、和歌山県32戸、岐阜県25戸、山梨県24戸、山形県23戸と続き、ほかの多くは一桁台でした。

その後、明治39年に町村制が施行され、剣淵村として歩みだし、大正4年に現在の和寒町を、昭和2年には現在の士別市温根別町を分村。

昭和37年1月1日から町制を施行して現在に至っています。

町名の由来は諸説ありますが、ハンノキ(カバノキ科ハンノキ属の落葉高木)の多い川という意味のアイヌ語「ケネペツ」が転訛した説が一般的です。

ボクは、福島県も宮城県も長く住んだことがあるので、親近感を覚えちゃいますね~

 

出典:剣淵観光協会

剣淵町は、南北に長い名寄盆地の南側に位置し、両側はなだらかな丘陵に囲まれています。

気候は、内陸性気候帯に属し、夏期は高温多照で30度以上の猛暑となることもありますし、冬期は雪が多く寒さも厳しく、最低気温はマイナス25度を下回る日もあります。

春は雨が少なく、夏の終わりから秋にかけては曇りの日が多くなり、秋の雨量が多いのが特徴です。

じつは、広島県に拠点を置く世界的な輸送機器メーカー「MAZDA(マツダ)」が、「雪が積もる季節にも安全で快適に走行していただきたい」との想いから冬季専用の自動車試験場を探していたところ、当時の剣淵町が全面的にサポート。

1985年に剣淵の地で初めての冬季試験を実施することができたんだって。

その後、1990年には現在の「マツダ剣淵試験場」が開業しました。

このくだり、剣淵町の南東に位置する鷹栖町のHondaのテストコース、「鷹栖プルービンググラウンド(PG)」ができるまでの話にそっくりですね。

上川地方の厳しい冬は、自動車のテストコースにはもってこいの環境なんでしょうね~

剣淵試験場では、毎年町民を招いて「剣淵試験場開放イベント」などのイベントを行なっています。

基本的に一般見学はできない施設ですが、剣淵試験場はキャンプ場から30分くらいの場所にあるんで、車やバイクが好きな方は、近くまで行ってみると記念になるかも(笑)

 

出典:剣淵観光協会

剣淵町は、稲作を中心とした農業のまちでしたが、近年は福祉や観光などサービス業に従事する人も増えてきています。

昭和63年、まちの若者たちが「けんぶち絵本の里を創ろう会」を結成、絵本を題材にまちづくりを始めました。

平成16年には「絵本の館」がオープン。

ここには、世界中の絵本約45,000冊が収蔵されており、全国への貸し出しも行っているんだって。

ほかにも、絵本原画展や絵本づくり、親子教室など様々な活動を行っており、メインイベントとして「絵本の里大賞」があります。

これは、前年度に全国で出版された絵本を対象にして、絵本作家や出版社から応募のあった絵本を「絵本の館」に展示し、来館した人たちの投票により大賞候補の絵本を選ぶというもの。

大賞に選ばれた作家には、剣淵町産の安心安全な農産物を3年間にわたり送っているそう。

絵本と福祉と農業が一体となったまちづくりを目指してるため、まちのキャッチコピーが「絵本の里」なんですね~

 

出典:剣淵観光協会

また、アルパカ牧場があったり、栄養価が高くスーパーフードとして注目されている南米産のキヌアを生産していたりもします。

これらの特産品は、ふるさと納税の返礼品にもなっているんで、興味を持った方は剣淵町へふるさと納税をしてみるってものいいんじゃないでしょうか。

絵本の里 家族旅行村キャンプ場までのルート

絵本の里 家族旅行村キャンプ場までは、剣淵町の中心から車で約10分。

剣淵町と接する士別市へと続く道道205号線沿いに位置します。

町内には道央自動車道「士別剣淵IC」があり、そこからだと10分ちょっと、南にある和寒ICからは約15分。

旭川市からは車で約1時間、札幌市からでも高速道路を使えば2時間30分ほど。

旭川や札幌圏からのアクセスも容易になっています。

 

キャンプ場周辺一帯は、剣淵町を代表する観光スポットですから、ナビゲーションシステムの案内どおり進めば、迷うことなく着くはず。

道路は見通しが良く交通量が少なくて、とっても走りやすいし、桜岡湖の向かい側にあるため、めっちゃわかりやすいですよ。

道道205号線を通ってきた場合は、キャンプの受付をしている温泉宿泊施設「レークサイド桜岡」が見えるはず。

剣淵町の南側から町道を通ってきた場合は、右手に桜岡湖があり、左手がキャンプ場です。

案内板が立っているので、その先から「レークサイド桜岡」に向かって進んでください。

絵本の里 家族旅行村を紹介するよ

絵本の里 家族旅行村は、キャンプ場、パークゴルフ場、桜岡湖、温泉宿泊施設の「レークサイド桜岡」などを備えた、公的観光レクリエーション地域にあります。

家族旅行村って言うのは、国の補助事業として、地方公共団体が主体となって、自然の中で手軽に利用できるキャンプ場などの観光レクリエーション施設や休養施設、運動施設といった関連施設を整備したもののこと。

同じような施設としては、青少年旅行村や国民休暇村、国民保養温泉地なんかもありますね。

ボクが行ったことのある場所だと、道央の赤平市にあるエルム高原リゾートもそうでしたね。

絵本の里家族旅行村は、剣淵町内から東に約7kmに位置する丘陵地に設けられた、桜岡湖を中心にしたアクティビティスポットです。

桜岡湖っていうのは、剣淵町と和寒町にまたがる灌漑用のため池で、桜岡貯水池と呼ばれることもあります。

もともとは、明治の時代に水稲を始め、その後用水の不足から大正14年に貯水池として作った池でした。

現在は桜岡湖として、周辺一帯を公園化しています。

例年8月の第1日曜日には、「けんぶち桜岡湖水まつり」という剣淵町を代表するイベントの開催場所にもなっているんですよ~

 

家族旅行村周辺を上から見ると、こんな感じ。

桜岡湖の北西、道道205号線沿いに温泉宿泊施設の「レークサイド桜岡」があります。

そこから場内道路を通って南に行くと、キャンプ場。

小高い丘を切り開いて作ったキャンプ場で、正面に桜岡湖を一望できます。

キャンプ場の西側の高台にパークゴルフ場があったんですけど、2020年に閉鎖しちゃったみたい。

今はレークサイド桜岡の東にある湖畔パークゴルフ場だけとなりました。

桜岡公園は、桜岡湖とその西側周辺に広がる緑豊かなエリアからなる多目的公園です。

湖の周囲は1周約4kmの散歩コースになっていて、春は桜、夏には新緑、秋には紅葉など、季節ごとに移りゆく景色を堪能しながら散歩することができます。

湖では、夏の時期はカヌーなどの水上スポーツ、冬期間はワカサギ釣りが楽しめちゃう。

桜岡湖は、道北でも人気のワカサギの釣り場みたいですね~

なお、カヌーや釣りなどをする場合は、町役場の町づくり観光課(電話番号:0165-34-2121)まで問い合わせをお願いします。

レークサイド桜岡(受付)について

キャンプ場の申し込みは、レークサイド桜岡か管理棟で行いますが、管理棟に管理人さんがいる期間と時間は決まっています。

管理棟での受付

7月上旬から下旬までの平日は、12時30分から18時までの間。

7月上旬から下旬までの土、日、祝日は、8時から19時までの間。

7月下旬から8月中旬までは、8時から19時までの間。

8月中旬から8月31日の平日は、12時30分から18時までの間。

9月中の土、日、祝日は、12時30分から18時までの間。

これ以外は、レークサイド桜岡のフロントでの受付となります。

書いているボクが言うのもなんなんですが、ちょっとわかりづらいっスよね。

レークサイド桜岡は道道沿いにあって、めっちゃ大きい駐車場が目の前にあるし、そこから管理棟まで車なら秒で行けるんで、ぶっちゃけ何も考えずレークサイド桜岡に行くのもあり。

そして、「受付は管理棟でお願いします」って言われたら、「サーセン!」つって、管理棟に行けばいいんじゃないですかね(笑)

 

これが、レークサイド桜岡。

出入口を入って正面が受付場所フロント。

1階左手がラウンジ、右側がレストラン。

奥の建物が客室で、2階の左側が大浴場となっています。

 

正面に普通車が約15台止められるほか、南側は大駐車場になっていて、普通車が90台くらい駐車可能。

いずれも舗装され、区画線が敷かれています。

正面の駐車スペースは受付などで出入りが激しいですが、南側の大駐車場は余裕があるため、キャンピングカーなどの大きめの車両でも問題なく駐車できると思います。

 

ロビーはこんな感じ。

まずはフロントで受付をしましょう。

キャンプ場のチェックイン時間などは、

チェックイン13時(最終受付19時)

チェックアウト翌日11時

原則として事前申し込みが必要

です。

 

最終受付時間を過ぎたあとで到着した場合は、そのままキャンプをして翌日に受付でも大丈夫。

最終受付利用客が少ない時期は、事前申し込みなしで直接現地に行ってからの受付でもOKでした。

時間に遅れそうなとき、予定が変わりそうなときは、受付場所の確認のためにも前もって電話で連絡しましょう。

柔軟に対応してくれるはず。

また、レークサイド桜岡は宿泊施設のため、職員の方が24時間常駐していますから、ちいさなお子さん連れのファミリーキャンプの方、キャンプを始めたばかりの方でも安心です。

なお、キャンプ場は、24時間開放されており、夜間、早朝などの出入りも自由。

テントサイトは、フリーサイトとカーサイトがあり、利用料金は下記の通りとなります。

 

サイト区分と概要 区画数 料金
カーサイトA

1区画 120m2(幅10m×奥行12m)設備なし

4区画 一泊2,200円
カーサイトB

1区画 120m2(幅10m×奥行12m)電源1個・汚水管付き

5区画 一泊3,300円
カーサイトC

1区画 120m2(幅10m×奥行12m)流し台付き

5区画 一泊2,750円
カーサイトD

1区画 400m2 電源1個付き

1区画 一泊4,400円
カーサイトE

1区画 400m2 電源1個付き

2区画 一泊4,400円
カーサイトF

1区画 350m2 電源1個付き

2区画 一泊3,300円

フリーサイトはAからEまでの5エリアに分かれていて、料金は一律1~2人用テントは一泊550円テント1張に3人以上で利用する場合は、テント1張につき一泊1100円です。

ほんと、この環境、この施設の充実ぶりから考えられないくらい、激安のお値段なんですよ。

なにせ、高規格キャンプ場によくある人数ごとの料金を別途徴収していませんから。

ソロのモトキャンパー視点で見ても安いと思いますし、家族連れやグループキャンプでカーサイトを利用しても、かなりお得でしょう。

とくにカーサイトは、相当余裕を持った配置になっていて、キャンプシーズン中の混み合う時期でも窮屈さを感じずに利用できますよ~

また、テントのレンタルが1泊1000円、シュラフ(寝袋)、ランタン、バーベキューコンロがそれぞれ500円で借りられます。

 

ごみの処理については、300円でごみ袋のセットを購入することによりすべて捨てることが可能。

ごみを持ち帰る方は、料金がかかりません。

ごみが多く出るファミリーキャンプの方などは捨てていった方が楽でしょうし、ソロキャンパーは持ち帰れば格安でキャンプができる。

どちらかを選べるのもありがたいですね。

 

ごみ捨て場は、レークサイド桜岡の南側にある大駐車場の端にあります。

キャンプ場とレークサイド桜岡の間くらいの場所で、車でもごみを運びやすいですね~

位置的にもいい感じじゃないでしょうか。

 

ごみは7種類に分別されます。

・一般ごみ(割りばしや紙コップなど一般的な燃えるごみ)

・プラスチックごみ(リサイクルプラマークの付いているもの)

・生ごみ(残飯類など)

・空きカン類

・空きビン類

・ペットボトル

・燃えないごみ(陶器、ガラス、電池、家電、金属類)

 

ごみの種別ごとに分け、対応したごみ袋に入れて捨ててください。

袋に入らないような大きなごみは捨てていかないように。

なお、キャンプ場の利用方法については、公式サイトを確認してくださいね。

管理棟について

管理棟は、キャンプ場の中心にあります。

受付を行う場所であるほか、24時間利用可能がトイレやコインランドリーが併設。

休憩室も備え、1日3,300円で利用が可能です。

 

これが管理棟。

超巨大でめっちゃ立派。

こんなにもしっかりした造りの管理棟って、なかなか見ませんよね~

すぐ隣りには炊事場があります。

建物の正面と南側に車を止めるスペースがありますが、キャンプシーズン中はかなり混雑しそう。

 

管理棟の前の場内道路を通れば、レークサイド桜岡まで300m。

歩いても3分もかからないでしょう。

 

ただし、この道路はレークサイド桜岡の駐車場側でかなり幅員が狭まり、軽自動車でも通行は厳しい。

バイクや自転車なら余裕なんですけどね。

 

じゃあ、車はどこを通って管理棟やテントサイトに行くかって言うと、桜岡湖の向かい側を通る町道から。

案内板のあるあたりにキャンプ場へ向かう取り付け道路がありますから、そこを進んでください。

 

管理棟内には、トイレがあり、24時間利用可能。

男女、身障者別に分かれています。

入口には鏡付きの洗面台が置かれ、すっごく清潔感のあるトイレです。

 

洗面台の向かい側には、洗い場が設置。

シンクは2つに分かれていて、うち1つは子供でも使いやすいよう、低く作られています。

とても使い勝手がいいですね~

 

男性用小便器は水洗式が3つ。

横壁は木と白色タイルの組み合わせ、床はベージュ系のタイル敷き。

掃除が行き届いていて、めっちゃキレイ!

 

大便用は、タンクレスの水洗和式が1つ、洋式便座が2つです。

和式の方は、手すり付き。

 

これは洋式便座。

温水洗浄便座ではありませんが、ウォーム機能が付いていて、肌寒い時期でも快適です。

 

もう一つの洋式便座は、ひとまわり小さい子供用。

洗い場もそうでしたが、このキャンプ場は、小さな子供でも使いやすいようになっています。

ここまで気を配った施設って、高規格のオートキャンプ場でもなかなかないですよ。

 

身障者用トイレはこんな感じ。

こちらもウォーム便座です。

室内は、車いすの方が利用しやすいよう、かなり広々とした室内です。

オムツ替え用のベッドも設置されています。

ここのトイレは、小さなお子さんから女性の方まで、みなさん気持ちよく利用できるんじゃないでしょうか。

やっぱりトイレがキレイなキャンプ場はいいですよね。

「トイレのキレイさとキャンプ場の良さは比例する」ってのが、ボクの持論です(笑)

 

これはコインランドリー。

キャンプ場以外でコインランドリー店を探すとなると、けっこう大きめの町や市じゃないとないんですよね。

長期キャンプやツーリングだけでなく、徒歩や自転車による日本一周をしている方にとっては、めっちゃありがたい設備です。

 

管理棟の中には清涼飲料水の自動販売機が置いてあります。

料金は、一般的な小売価格と同じ。

自販機があるのって、めっちゃうれしいですよね~

車で買い出しに行けば、それほど時間はかかりません。

それでも、飲み物1本買うためだけに出かけるのはおっくうでしょ。

24時間いつでも飲み物が買えるサービスって、何気にスゴイと思うんですよね~

管理棟脇の炊事場について

これは管理棟の隣りにある炊事場。

外観は管理棟と同じく、ログハウス風でめっちゃ立派。

一般的な屋根と柱だけの建物とは違い、屋内炊事棟と呼んでいいような造りですね~

道路からは一段高くなっていて階段がありますから、とくに夜間は足元に注意してくださいね。

 

しっかりした壁に囲まれ、出入口は四方に1か所ずつ。

道路に面した側とその反対側が大きく開いています。

コンクリート土台の上に建っているんで、雨の日でも安心して利用できますよ~

 

中央にコンクリートと石で作られた洗い場が、ドーンっと置いてあります。

シンプルですが、かなりスペースに余裕を設けてある。

昔ながらの「かまど」はありません。

最近はキャンプ場の中にある「かまど」を使う方がかなり少なくなってきてますからね。

とくにファミリーキャンプの方は、個人でコンロを用意する方がほとんどだと思うんで、なくても問題はないでしょう。

 

シンクは石を張り合わせたもの。

横に広い両面造りで、中央に仕切りがあります。

シンク1つにつき蛇口2つ付いていて、片側で4か所。

裏側も同じ造りなので、蛇口は合わせて8か所です。

吐水口は回転しない長パイプタイプだから、コップがないと水が汲みづらいですね。

調理台はありませんが、シンクの中央と天板が広くなっているので、ちょっとした食材や食器などは置くことができます。

 

水は、そのまま飲用が可能です。

もちろん、電灯もあるので、暗くなってからも使うことができますよ。

 

炭や灰を捨てる場所は、炊事場の外にあります。

使用済みの炭とか灰を持ち帰えらなくていいのは、めっちゃありがたい!

一般ごみを混ぜて捨てたりはしないようにしてくださいね~

フリーサイトAについて

このキャンプ場のフリーサイトは、A~Eまで5つのエリアに分かれていて、それぞれ距離があります。

事前予約をしてもフリーサイトのため、場所の確保はされません。

お好みの場所は、早い者勝ち。

ボクのサイトでお出かけ前にしっかり予習していくと、素早くテントが張れますよ(笑)

各フリーサイトの位置関係を上空から見るとこんな感じ。

管理棟の間近にあって、レークサイド桜岡まで近く、テントサイトも平らで敷地も広いのがフリーサイトA。

管理棟に近いということは、トイレと炊事場がすぐそばにあるということ。

利便性はバツグンで、とっても使いやすいため、一番人気の場所でしょう。

とくに、ファミリーキャンプやグループキャンプの方なら、ここを選んでおけば間違いないというサイト。

その代わり、夏休み期間とかキャンプシーズン中は混み合うのが欠点ですね。

 

これがフリーサイトAです。

管理棟から一段低い台地にあって、南北に細長い地形です。

管理棟まではけっこう急な階段を上ることになるんで、とくに夜は足元に注意してくださいね。

 

管理棟側から見ると、こんな感じ。

敷地は横幅が狭く、大型のファミリーテントなら1つでいっぱいいっぱい。

とくに南側は、フリーサイトDに向かう歩道あるため、2~3人用のテントくらいしか張れません。

 

真正面は樹林帯となっていて、展望はそれほど利きません。

位置的にもそんなに高い場所じゃないですし。

 

樹林帯を避ければ桜岡湖は見えますが、雨風の影響を受けやすくなります。

風の強い日は、樹林帯沿いにテントを張ったほうが快適でしょう。

フリーサイトAは、芝地広場のような感じで直射日光を遮る木陰はほとんどありません。

日差しがキツイ真夏は、タープなどがあるとより快適に過ごせるんじゃないかな。

 

地面は、山土に芝が植えられていて、固くもなくゆるくもなく。

ボクが利用したときは、「芝はちょっと長いかな」くらいでシロツメクサも生えてました。

ほとんどが平坦な地形のため、テントは張りやすく快適。

ただ、場所によっては水はけが悪く、水が溜まりやすいかも。

管理棟から少し離れたレークサイド桜岡側だと、樹林帯のおかげで雨風の影響を受けにくく、入浴施設にも近くなりますよ。

フリーサイトBについて

では次にフリーサイトBを紹介します。

フリーサイトBは、管理棟直下にあるフリーサイトAと樹林帯を隔てた位置にあります。

 

フリーサイトBは、町道から入った道路の行き止まりにあります。

敷地はそれほど広くはありませんが、駐車場とドッグランがあるので、ペット同伴の方におススメのサイトです。

おそらく、ここがキャンプ場ができた当時からあるテントサイトなのでしょう。

旧管理棟と思しき建物のほか、昔ながらの炊事場とトイレ、東屋などがあります。

 

これがフリーサイトB。

芝地内には車やバイクの乗り入れは禁止ですから、手前の駐車場に車を止めてください。

 

サイト直近まで舗装されてて、車が転回できるくらいの広さがあります。

車両を横付けして荷積み・荷下ろしができるんで、荷物の多いファミリーキャンプの方でも苦労はしません。

 

これが駐車場。

駐車場を含め、基本的にフリーサイトB内にある施設はCと共用です。

アスファルト舗装された平坦な地面で、普通車だと15台くらいが駐車可能。

荷物満載の大型バイクでも転倒の心配なく止められますよ。

白線の区割りが消えかかっちゃってますので、すこし大きめの車両でも遠慮なく止められるかも(笑)

 

テントサイトの様子です。

フリーサイトAのある西側に土手があり、樹林帯となっています。

 

敷地はほぼ平坦ですが、野外ステージのある北側の地面が少しうねってますね。

木も何本か生えていて、樹林帯近くは森林キャンプ場のような雰囲気を味わえそう。

 

屋外ステージの近くにある東屋です。

屋根の大きな木造の建物で、四方を柵に囲まれ、出入口は南と北の2か所。

芝地の上に直接建っています。

 

中央に木製のテーブルが置いてあり、柵沿いがベンチシートになっています。

ちょっと老朽化していますが、雨除け、日よけとしての機能は十分。

休憩したり、食事に使ったりもできますね。

ソロのモトキャンパーなどは、天気があまりよくないときは、この東屋近くにテントを張ると便利に使えていいと思います。

 

これがトイレ。

テントサイトの入口付近にあります。

 

外観は古びていますが、中はしっかり掃除されていて清潔ですよ~

男女共用で、洗面台と男性用小便器が1つ設置。

 

大便用は一般的な水洗和式が1つ。

横壁や土間コンが昔ながらの公衆トイレの雰囲気ですが、照明もあるし、予備のトイレットペーパーも完備。

掃除が行き届いていて、汚れはありません。

ただ、最近は自宅のトイレが洋式ってところが多いので、子供や女性は抵抗があるかも。

 

炊事場です。

トタンの波板屋根で横壁のない、昔ながらの炊事場の造り。

コンクリートの床になっているため、雨の日でも足元が濡れずに使えるところはいいですね。

 

中央にスペースがあり、両端にシンクと「かまど」が設置。

電灯もちゃんとあって、夜でもしっかり使えます。

 

シンクはステンレス製のものを2基横並びで置いてあります。

シンク1つにつき、吐水口は回転しない長パイプタイプ蛇口が3つ。

調理台もなく、シンクの天板も狭いため、調理にはあまり向いていないタイプですね。

水は、そのまま飲用水として使用可能。

 

かまどはコンクリート製の3つ並びのものが2基。

風よけもあり、鉄製のグリルも備え付けてあります。

鍋料理などを作るのに向いていますが、最近使われたような跡はありませんでした。

まあ、最近はキャンプ場の中にある「かまど」を使う方がかなり少なくなってきてますからね。

とくにファミリーキャンプの方は、個人でバーベキューコンロなどを用意する方がほとんどだと思うんで、使用頻度は低いんでしょう。

 

これはフリーサイトBの隣りにあるドッグラン。

無料で使うことができます。

フリーサイトBは設備は旧式ですが、小さくまとまっていて、とっても使い勝手がいいサイトだと思います。

低地にあるため、眺望はイマイチですし、視界も開けていません。

家族連れやグループキャンプの方向きではありませんが、のんびり落ち着いてキャンプをしたい方にはピッタリ。

家族連れで賑わうキャンプ場は、得てしてソロキャンパーは肩身の狭い思いをするものですが、ここはサイトが独立しています。

ソロキャンパーやペット同伴でキャンプを楽しみたい方におススメのテントサイトですよ~

フリーサイトCについて

フリーサイトCは、フリーサイトBの南側に位置します。

トイレや炊事場、駐車場は共用です。

 

これがフリーサイトC。

町道から管理棟へ向かう道路沿いにあります。

駐車場に隣接しているため、テントサイトぎりぎりまで車を寄せれば、実質オートサイトのように使えるのが魅力のサイト。

敷地もフリーサイトBの半分ほどで、駐車場側にブランコが設置してあります。

 

敷地は平坦で、芝生広場のように整備された場所ですから、テントは張りやすい。

ただ、木陰の場所がないんで、真夏は直射日光を受けやすいかも。

また、町道に面している関係上、夜間通行する車両の騒音も気になるところ。

ボク個人としては、あえて選ばなくてもいいかな~って思うテントサイトです。

フリーサイトDについて

フリーサイトDは、フリーサイトAとCの間にあります。

敷地面積がとっても狭く、トイレや炊事場からもちょっと遠いんですよね。

利便性という点では、イマイチです。

利点としては、駐車場が隣りにあること。

あとは、利用者がほとんどいないため、サイトを独り占めできることくらいでしょうか(笑)

 

フリーサイトDとほかのサイトの位置関係はこんな感じ。

非常に微妙な場所にありますよね(笑)

 

駐車場はアスファルト舗装され、普通車だと約30台が駐車可能。

キャンピングカーや大型バイクも止めやすい駐車場です。

駐車場の南側にはフリーサイトEがあり、炊事場が設けられています。

 

また、この駐車場から先は車やバイクは進めませんが、歩道がフリーサイトAを経由して管理棟まで続いているため、トイレは管理棟の中のものが使えます。

フリーサイトA~Eの中では、利便性の面では劣っていることはたしかですが、不便とまではいきません。

このキャンプ場は、そちらこちらに炊事場やトイレがあって、場内道路や歩道が作ってあるんで、どのサイトでも不満はないんですよね~

 

ここがフリーサイトD。

フリーサイトAの一段下、フリーサイトBとCより一段上に位置します。

歩道沿いの限られたスペースを利用したテントサイトで、ファミリー用のテントなら2張りが限界かなあ。

2~3人用の一般的なテントでも4つは厳しいくらいの広さ。

あえてここを選ぶ理由もないので、ほぼ無人のはず。

プライベートサイトのように独り占めできると思いますよ(笑)

 

眺望はあまりよくありませんが、しっかりと整備されているからテントは張りやすい。

木々に囲まれているため、真夏の直射日光を受けづらいという利点もあります。

反面、雨の日は地面がぬかるむかもしれませんけどね。

炊事場とトイレからは少し離れているんで、料理などをしないソロキャンパー向けでしょう。

駐車場のすぐ近くなので、自分の車やバイクを愛でながらキャンプしたい人にもおススメ(笑)

ただ、フリーサイトAの利用者もこの駐車場を使うことがあるため、歩道を行き来する方がけっこういます。

人の通りが気になる方は避けたほうがいいでしょう。

フリーサイトEについて

フリーサイトEは、キャンプ場の最も南側にあるサイトです。

おそらく、利用客の増加に合わせて新設した場所でしょう。

駐車場は、フリーサイトDの南側にあるものと共用。

トイレは管理棟内を使いますが、炊事場がサイト内に建っているため、家族連れにもおススメです。

 

フリーサイトEを上から見ると、こんな感じになります。

管理棟からは歩道を通って行けますし、駐車場にも近いです。

荷物の搬送に関しては、サイトの直近まで舗装された場内道路が通ているんで、苦労はしないはず。

写真で言うと、炊事場の裏側を上る感じですね。

 

ここがフリーサイトEの入口です。

芝生内への車両の乗り入れは禁止。

けっこうな急斜面のうえ、道幅が狭くて車両の転回はできません。

真っすぐ上ってきて、バックで下る感じ。

大きな車は運転が難しいかも。

 

入口こそ斜面になっていますが、テントサイトはきっちり整地され平坦です。

周囲には木々が植えられていますが、サイト内にはまったくなく、ファミリー用の大型テントやタープでも問題なく設営可能。

敷地面積で言うと、だいたいフリーサイトCと同じくらい。

 

2~3人用のテントなら、5,6張りでも余裕があるはず。

桜岡湖のある東側が開けていて、眺望は悪くない。

小高い丘の中腹にいるような雰囲気です。

管理棟までは、階段と未舗装の歩道を通って行き来します。

高低差がけっこうあるんで、何往復もすると、それなりに疲れそう(笑)

そこそこ便利で、わりと見晴らしも良く、プライベート感もあって、のんびりゆっくり楽しめそうなサイト。

欠点は、お風呂のあるレークサイド桜岡まで遠いところ。

それでも歩いて5分もかからないから、ファミリーキャンプからソロキャンパーまで、みんなにおススメの場所ですね~

 

これは、フリーサイトEの一段下の場所にある炊事場。

作りは、管理棟の脇にあるものとまったく同じ。

 

コンクリート土台の上に建っていて、出入口は四方にあり。

サイトに面した側とその反対側が大きく開いています。

 

中央にコンクリートと石で作られた洗い場が設置。

シンク1つにつき蛇口2つ付いていて、片側で4か所。

裏側も同じ造りなので、蛇口は合わせて8か所です。

水は、そのまま飲用が可能。

もちろん電灯もあるので、暗くなってからも使うことができます。

炭や灰を捨てる場所は、炊事場の外にありますよ~

カーサイトについて

カーサイトは、AからFまでの6つのエリアに分かれていて、全部で19区画。

事前申し込み時に、区画を指定することができます。

夏休み期間中などのキャンプシーズンは、かなり混み合うし、区画数もそれほど多くないため、早めに予約したほうがいいと思いますよ~

 

これは管理棟のすぐ近くにあるカーサイトA。

フリーサイトAと同じく、利便性の高さで言えば一番の場所。

全部で4区画あり、1区画あたりの大きさは、幅10m×奥行12m。

電源などの設備はありません。

料金は、2,200円。

 

1区画はこんな感じ。

駐車スペースはアスファルト舗装され、芝地の部分がテントサイト。

カーサイトAは、便利な場所にある反面、道路幅がかなり狭いんですよ。

普通車でも横幅の広い車は、ギリギリじゃないかなあ。

 

管理棟南側の場内道路を丘の上に向かって登っていく途中の左手にあるのが、カーサイトD。

敷地面積が400平方メートルと最も広く、電源が備え付け。

1区画しかなく、グループキャンプなど大人数での利用に向いています。

管理棟にも近く、見晴らしもいい場所ですよ~

お値段も最高値の4,400円。

 

管理棟の一段上の場所にある炊事場の両側が、カーサイトBになっています。

全部で5区画あり、1区画の広さはカーサイトAと同じ、幅10m×奥行12m。

設備が充実していて、電源1個と汚水管付き。

料金は、3,300円です。

 

カーサイトEは、カーサイトBと同じ並びにあります。

位置で言うと、炊事場の北側の2区画。

1区画の大きさは、B区画より広く、最大面積のD区画と同じ400平方メートル。

電源が1個備え付けてあり、料金もD区画と同じ4,400円となっています。

 

このキャンプ場の一番の高台にあり、バツグンのロケーションを誇るのがカーサイトCとFです。

2020年まで営業していた高台パークゴルフコースに隣接しています。

 

C区画は全部で5区画あり、1区画あたりの面積はカーサイトA、Bと同じ幅10m×奥行12m。

設備としては、流し台が付いていて、料金は2,750円。

ここからの景色はとてもすばらしく、桜岡湖をゆっくり眺められるようベンチシートが用意されています。

丘の頂上付近にありますが、風の影響を受けにくくするため、周囲を木々に囲まれています。

今はパークゴルフ場が閉鎖されていますから、人や車の通りも少なく、一日を通して静かです。

 

サイト脇には、東屋が置かれていました。

都会の喧騒から離れ、北海道の自然の中で、心ゆくまでキャンプを楽しめそうなサイトですね~

天気が良ければ、満天の星空も眺められるんじゃないかなあ。

 

カーサイトCの向かい側にパークゴルフ場のコースがあったため、南側にはトイレ(旧パークゴルフ管理棟)が設置されています。

カーサイトCには流し台が完備してますので、水もトイレも心配ありません。

おまけに清涼飲料水の自動販売機が置いてある。

これで飲み物も問題なし。

見晴らしがよく、利便性もバッチリのカーサイトです。

 

カーサイトFは、カーサイトCと同じ並びの一番北側に2区画あります。

1区画あたりの広さは、350平方メートルと2番目に大きい。

設備は電源が1個付いています。

料金は3,300円。

眼下に広がる桜岡湖がめっちゃキレイ。

まさに絶景と呼ぶにふさわしい眺望が楽しめるサイトです。

見晴らしがよく、サイトの敷地も広いことから、キャンピングカーなどの大きめの車を乗っている方や、ファミリーキャンプなど人数の多い方におススメです。

絵本の里 家族旅行村キャンプ場内は、街灯が数多く設置され、夜でも安心してキャンプを楽しむことができます。

とは言え、照明なしで夜を過ごすのは危険です。

照明器具は必ず準備してくださいね~

また、丘陵地を切り開いた場所にあり、周囲を森に囲まれてますから、キャンプ場周辺がキレイに整備されていると言っても季節によっては虫が出ます。

虫対策もお忘れなく。

スマホの電波は、キャンプ場内どこでもOKでした。

利用上の注意事項について

キャンプ場を利用するときの、ルールやマナーは、一般的なキャンプ場とそれほど違いはありません。

利用するときは、所定の場所で受付をすること。

駐車場所以外の駐車、サイト内への車・バイクの乗り入れ禁止

周囲の方に迷惑をかけるような行為は慎むこと。

とくに夜間21時以降は、就寝している方に配慮してください。

焚火は禁止されてませんが、直火は厳禁です。

芝を傷めないよう、焚火台や焚火シート、コンロを使用しての煮炊きはOK。

コンロは芝から30~50cm離すことなんて基準を設けてるキャンプ場もありますね。

高さが足りない焚火台の場合は、焚火シートは必ず敷きましょう。

焚火の周囲ってけっこう火が飛び散りますから。

芝に焦げ跡などを作らないようにお願いします。

火の取り扱いに関しては、ルールを守らない事例が多くなると、焚火の全面禁止にもつながりかねません。

火の取り扱いには十分気をつけてください

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このキャンプ場は、ペット同伴がOK

最近は、排泄物が野生動物を呼び寄せる原因にもなるため、ペットを連れ込むことを禁止しているキャンプ場が増えてきてるんですよね。

その中にあって、どこでもペットを遊ばせることのできるってのはありがたいですね~

ただし、放し飼いはNG。リードをしっかり付け、フンの処理を確実にお願いします。

 

そして、ぜったいに守ってほしいのが、ゴミの分別と持ち帰り

ごみについては、受付で専用のごみ袋(300円)を購入し、指定の分別方法にしたがって分別すれば、レークサイド桜岡南側駐車場にあるゴミステーションに捨てることができます。

ごみ袋を購入しない場合は、確実に持ち帰ってください。

このキャンプ場に限ったことではありませんが、道内は野生動物が非常に多いです。

ゴミをきちんと処理しないと、キャンプ場にカラスやキタキツネ、場合によってはヒグマが来ますから。

「こんな街中にも?!」ってびっくりするような場所にも、普通にヒグマが出たりします。

カラスやキタキツネは、犬、猫以上にいますからね(笑)

 

なお、炊事場には、炭や灰を捨てる場所が用意されています。

有料キャンプ場でも、使用済みの炭とか灰は持ち帰りになってきている中、これはめっちゃありがたい!

一般ごみを混ぜて捨てたりはしないようにしてください。

温泉施設の紹介

今回紹介した絵本の里 家族旅行村キャンプ場の目玉ひとつは、日帰り入浴のできる「レークサイド桜岡」が同じ敷地内にあること。

キャンプ場からわずか300m!歩いて行けますね。

ここは、第三セクター方式で運営されている、いわゆる公共の温泉宿泊施設です。

開湯は、温泉にしては比較的新しい平成5年。

そのため設備は充実していて管理はバッチリ!おまけに料金は格安!

言うことなしの入浴施設なんですよ~

 

出典:レークサイド桜岡公式サイト

お風呂は、東と西に大浴場があって、1日おきに男湯と女湯が入れ替わるシステムです。

浴槽は大きな内風呂とサウナのみと、とってもシンプル。

露天風呂はありません。

桜岡湖側が大きなガラス張りになっているため、眺望がとてもいい!

もちろん、外から浴室内は見えませんから、安心してください(笑)

浴室は、めっちゃキレイで清潔そのもの。

温度調整付きのシャワーカランが10基ほど設置してあり、シャンプーとボディソープなどのアメニティも完備。

 

出典:レークサイド桜岡公式サイト

ここのお風呂は、100%天然温泉です。

泉質は、単純温泉(弱酸性低張性低温泉)。

効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性、疲労回復など。

日本ではもっとも多い泉質の温泉ですね。

一般的な感想として、お湯は基本的に無色無臭で刺激が少ない泉質。

お湯は、刺激が小さく、肌触りがやさしいため、子供からお年寄りまで安心して入ることができます。

湯あたりを起こしにくいので、「温泉はちょっと苦手」と言う方にこそおススメです。

 

日帰り入浴の営業時間は、10時から夜の21時まで。(最終受付20時)

年中無休の営業です。

日帰り入浴料金は、大人500円、小人250円です。

公共の施設らしく、キレイで清潔感あふれる浴室で、このお値段はめっちゃリーズナブル。

リンスインシャンプー、ボディソープなどのアメニティも用意されているので、タオルだけ準備すればOK。

フェイスタオルは販売もしていますから、完全手ぶらでも入浴可能。

無料で利用できる休憩室や広々としたキッズスペースも用意。

絵本の里の名前のとおり、たくさんの絵本が展示されていて、じっさいに手に取って読むこともできます。

観光客ばかりでなく、地元の方も多く訪れるので、時間によっては混み合うかも。

 

出典:レークサイド桜岡公式サイト

もちろん、宿泊も可能。

客室は、洋室、和室、バリアフリールームなど、ゆっくりくつろげる全28室。

パーティやイベント用の大ホール、宴会や会合にも使える研修室まで用意されています。

食事なしのシングルでの利用もOKなんで、ソロキャンパーにもうれしいです(笑)

ちなみに1名利用の素泊まりプラン一泊のお値段は、5700円くらいから。

たまには、キャンプじゃなくて、こういう温泉宿でゆっくりするのもいいかもしれませんね~

なお、詳細は、レークサイド桜岡の公式サイトをご確認ください

西神楽公園キャンプ場のデータ

名前 絵本の里 家族旅行村キャンプ場
かな えほんのさと かぞくりょこうむら きゃんぷじょう
住所 北海道上川郡剣淵町東町5173番地(桜岡公園内)
連絡先 レークサイド桜岡(電話番号:0165-34-3100)、管理棟(電話番号:0165-34-3535)
管理者 剣淵町、指定管理者 株式会社レークサイド桜岡
営業期間 例年5月上旬から10月末まで
料金 フリーサイトテント1張り550円から、カーサイト1区画2200円から
ジャンル 芝のフリーサイト、カーサイト
施設 管理棟、テントサイト、炊事場、トイレ、東屋、コインランドリー、自動販売機、ほか公園内施設あり
備考 ごみ有料引き取り可、焚火可(直火禁止)、ペット同伴可、温泉施設隣接



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