柴田町ってどんな町?
宮城県柴田郡柴田町(みやぎけん しばたぐん しばたまち)は、大河原町の北に接する人口約4万人の町です。
北西部は標高200m前後の山々に囲まれた盆地で、町の中心部には白石川が、町の東南部には阿武隈川が流れています。
江戸時代は、白石川沿いに伊達氏の家臣で柴田家の祖が居城船岡城を構え、阿武隈川沿いは仙台藩直轄の穀倉地帯として、また奥州街道の64番目の宿場町と槻木宿が栄えていました。
この2つを中心とする地域が明治の町村制でそれぞれ槻木村・船岡村となり、昭和31年に合併して現在の柴田町が誕生したんですね~
柴田町となってからは、交通網の発達とともに食品関連や精密機器関連などの大手企業が町に進出してきて、現在では、宮城県内で第8位の製造品出荷額を誇る工業の町になりました。
人口約4万人は、宮城県の町の中ではトップで、市である白石市の約3万5000人より多いんです(2018年データ)
まあ、このあたりの産業の発展度合いと人口の多さが、逆に大河原町との合併の妨げになったのかもしれませんね~
柴田町は、大河原町と同じく観光にも力を入れていて、毎年4月の「桜まつり」には、一目千本桜や船岡城址公園(ふなおかじょうしこうえん)の桜の見物客で、県内外から20万人もの人々が訪れています。
町の公式サイトは、大河原町と同じように桜をはじめ花に関することがいっぱい書いてありますが、大河原町の公式サイトよりはシンプルかな(笑)
町のイメージキャラクターは、花の妖精「はなみちゃん」。
桜の妖精と柚子の妖精の間に生まれ、桜と柚子で有名な宮城県柴田町に、妖精としての力量を試すべくやってきたんだって。
柴田町の桜まつりへの交通アクセスはどんな感じなの?
柴田町の桜まつり会場の最寄り駅は、JR東北本線「船岡駅」です。
船岡駅から会場まで徒歩15分くらいかかりますが、駅を降りるとすぐに白石川沿いの一目千本桜が見られる絶景ポイントになっているので、時間を忘れてあっという間に着いちゃいますよ。
柴田町の桜まつり期間中の駐車場は下記のとおりです。
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No
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駐車場 | 利用期間 |
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1
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・観光物産交流館さくらの里前駐車場 |
桜まつり期間中
有料 |
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2
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・しばたの郷土館前駐車場 (トイレ有) |
桜まつり期間中 有料 普通車:500円 |
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3
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・図書館用地駐車場 | |
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4
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・船岡城址公園西側駐車場(トイレ有) | 桜まつり期間中の土・日曜日 有料 普通車:500円 |
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5
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・白石川両岸河川敷 (トイレ有) |
桜まつり期間中 |
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6
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・柴田町役場職員駐車場 |
桜まつり期間中の土・日曜日 |
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6
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・不二トッコン跡地 (トイレ有) |
満開時のみ利用可 |
| 駐車場No1,2,3,4は、8時から18時までの間、有料(さくら協力金)となります。 ・普通車:500円 大型・マイクロバス:3,000円 ・二輪車・原付は、無料 |
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柴田町の桜まつりの様子だよ
柴田町の景観のすばらしさは、大河原町に負けちゃいません。
白石川堤防沿いを歩いてきて、まず、目にするのがこちら。
じゃじゃ~ん。
しばた千桜橋(せんおうきょう)です。
しばた千桜橋は、2015年(平成27年)3月29日に開通した、船岡城址公園と白石川堤を結ぶ歩道橋です。
名前の由来は、船岡城址公園の千本の桜と白石川堤の一目千本桜を結ぶ橋のため、しばたの美しい桜が永遠に咲き誇って欲しい
との願いを込められてつけられました。
しばた千桜橋から望む白石川堤の一目千本桜の景観はスバラシイのひとこと。
船岡城址公園と合わせて、宮城県で唯一の日本さくら名所100選の地となっています。
さらにもう一つ。
しばた千桜橋は、電車に加えて白石川と桜並木も同時に見られるということで、鉄道ファンの撮影スポットにもなっているんだって。
電車は写っていませんが、雰囲気は伝わりますよね。
ちなみに桜の時期は、電車は速度を落として走行してくれるそうです。
しばた千桜橋を渡ると船岡城址公園の「樅ノ木(もみのき)は残った展望デッキ」に到着です。
なんか長い名前の展望デッキですよね。
実はここ、2011年(平成23年)10月に完成したんですが、1970年(昭和45年)に放映されたNHK大河ドラマ「樅ノ木は残った」で一躍全国的に有名になった樅の木があることから、その名前が付けられました。
この大河ドラマは、ボクの大好きな小説家のひとり、山本周五郎さんの小説『樅ノ木は残った』を原作に、江戸時代前期、4代将軍徳川家綱の時代に起きた伊達騒動(だてそうどう)別名寛文(かんぶん)事件を題材にしています。
伊達騒動は、福岡県福岡藩の黒田騒動、石川県加賀藩の加賀騒動とともに三大お家騒動とも呼ばれています。
こちらが、展望デッキから望む白石川堤の一目千本桜です。
満開になってませんが、すばらしい景色ですよね~
この船岡城址公園の桜まつりで目玉のひとつになっているのが、スロープカーです。
ご存知ですか?
スロープカーは、株式会社嘉穂製作所が作っている跨座式(こざしき)の電気で動くモノレール車両のこと。
船岡城址公園は四保山という急な地形に建てられたお城の跡ですから、観光客を頂上に運ぶため1970年(昭和45年)に「リフトカー(つるべ式ケーブルカー)」が設置されました。
これが老朽化したため、1996年(平成8年)10月に現在のスロープカーの運行を開始したんです。
車両は1両20人乗りの2両編成で、「山頂駅」と「山腹駅」の間を305mのレール上を片道3分40秒かけて走っています。
料金は大人1人往復500円、子供は300円、未就学児無料です。
片道の切符もありますが、山頂駅まで歩いて行くか、あるいは山腹駅まで歩いて帰ってくることになるので、せっかくなので往復切符で桜のトンネルを満喫しましょう。
なお、スロープカーは、4月は毎日運航(運行時間9:00~17:00ライトアップ期間中は21:00まで)ですが、月によっては週末のみの限定となっているので、柴田町観光物産協会の公式サイトで運行予定表を確認してくださいね~
こちらがスロープカーから見た景色。
どうです?
まさに、スロープカーの紹介文に表現されている「桜のトンネル」をくぐっているようですよね~
このときの車両は満員で、半分以上の方は立ち乗りになってましたが、いわゆる満員電車ほどギューギュー詰めではありませんから、安心してください。
ときおり、車内に「おー!」って声が上がり、気分が盛り上がります。
約4分はあっという間。山頂駅に到着です。
船岡城址公園山頂には、高さ24mの船岡平和観音像が建っており、遠くからも見ることが出来るため、柴田町のシンボルになっています。
この観音像は、柴田町船岡出身の野口徳三郎さんが、昭和50年10月に亡妻シズ夫人の冥福と世の平和と安全の願いを込め、ご自分の私財で建てたんだそうですよ。
東日本だ震災前までは、観音像の胎内に入れましたが、現在は入ることができません。
観音像のとなりには、天空カフェという売店があって、飲み物や団子などが売っています。
トイレやごみ箱、フリーのWi-Fiまでちゃんとありますので、周囲を散策しながら山頂でのんびりするのもいいですね~
観音像広場の南側には、コミュニティガーデン花の丘柴田があります。
「花のまち」を目指す柴田町が、平成22年に整備した広さ1000平方メートルの花のガーデンです、
ガーデンの植栽やデザインなど、ぜ~んぶ柴田町の方がやっており、チューリップやバラをはじめとする100種類以上の季節の花や花木を楽しむことができちゃいます。
こちらは、山頂から望む柴田町の様子。
ちょうど大河原町とは反対方向になります。
こちらもすばらしい眺めですね~
出典:柴田町観光物産協会
こちらが船岡城址公園の案内図。
大河原町、柴田町の桜まつりでまだまだ見たいところがあったんですが、さすがに1日で全部まわりきるのは難しいですね~
ライトアップされた夜桜もすっごくキレイなようですが、それはまた次の機会かな。
柴田町のパンフレットに書いてあった、「伝えたい、桜がある。千年先まで伝えたい。」は、ホント、名言だと思いました。
ぜひぜひ、宮城県の大河原町と柴田町に足を運んでいただき、桜を一目見てほしいですね~