■キャンプ場 ◆北海道地方 道東

【有料キャンプ場】五右衛門風呂体験!白滝高原キャンプ場【北海道・道北】

【更新情報】2022年6月

今回紹介する白滝高原キャンプ場は、北海道遠軽町(えんがるちょう)にある有料キャンプ場です。

管理は遠軽町で、開場期間は、例年6月1日から9月30日まで

利用にあたっては、現地の管理棟で受付をしてください。

テントサイトは、林間のフリーサイトのほか、オートサイトが30区画(電源あり6区画、電源なし24区画)、そして4人用のバンガローが15棟建っています。

基本的に事前予約なしでも利用できますが、オートサイトとバンガローは、区画・棟数に限りがありますので、予定が決まっているのでしたら予約をしたほうが確実です。

毎年4月1日から予約の受付開始しており、電話とインターネットの公式サイトで申し込めます。

(インターネットで予約できる期間は、2か月後の月まで)

利用料金は、基本となる入場料が大人(中学生以上)600円、子供(小学生)400円、幼児無料

フリーサイトは、入場料のみで追加料金なし。(車中泊も同料金)

オートサイトは、電源サイトが+3000円、電源なしが+2000円。

バンガローは、+3500円です。

チェックインは13時から17時30分まで。

チェックアウトは翌日の10時です。

管理人さんは、おおむね9時から17時30分までの間、常駐しております。

 

このキャンプ場のおススメポイントは、ロケーションがバツグン!ってところ。

周囲を白樺林に囲まれた高原にあり、眼下にはジャガイモ畑が広がり、自然味たっぷりのキャンプ場。

まさに、ザ・道東!っていう雰囲気であふれています。

施設は、カラマツ材を使用したバンガローをはじめ、管理棟、炊事場、水洗トイレ、五右衛門風呂とシャワーを完備。

キャンプ場をベース基地にして、南西にそびえ立つ平山(ひらやま:標高1771m)への登山、湧別川でのフィッシングやラフティングなどのアウトドアを満喫することもできます。

いうて値段がそれほど高いわけでもなく、フリーサイトなら入場料のみでOK。

ぶっちゃけフリーサイト近くに駐車スペースがあるので、繁忙期以外ならオートサイトとほとんど変わりません。

昔懐かしの五右衛門風呂が用意されていて、自分で火を焚いて風呂を沸かさなきゃいけないものの、無料で利用することができます。

手軽にササっと汗だけ流したい方のために有料のシャワーも設置してあるし、テントや寝袋などのキャンプ用品もレンタルしてる。

バンガローは15棟も建っていて、さまざまなキャンプスタイルに対応しています。

焚火(直火禁止)もOKだし、ペット同伴も可能

自由度が高く、キャンプ本来の楽しみを味わい尽くせる環境にありながら、管理が行き届いているから、家族連れやキャンプを始めたばかりの方にもおススメです。

 

マイナス面は、野趣あふれるキャンプ場の魅力が、そのまま欠点になっちゃってるところ。

付近には、コンビニエンスストアやガソリンスタンド、入浴施設などの商業施設がまったくありません

遠軽町の中心地からは、車で約50分。

西にある上川町までだと約30分。隣町の方が近かったりします(笑)

交通アクセス、利便性という点では、イマイチなんですよね~

そして、歴史あるキャンプ場なので、施設は旧式で老朽化が進んでいる箇所もあります。

市街地にある高規格キャンプ場に慣れ親しんでいる方だと、「ちょっと造りが古いよな~」って思うかも。

緑豊かな森の中にあり、自然の地形をそのままの生かしたキャンプ場なので、オートサイトであっても起伏があって、テントが張りづらい場所も存在します。

時期によっては、蚊や蛾などの虫もたくさん出るでしょう。

いくつかの欠点がありますが、それを補って余りある魅力がたっぷりなのもまた事実。

都会の喧騒から離れ、北海道の大自然を心行くまで満喫するには最高のキャンプ場であることは間違いありません。

ソロのモトキャンパーからファミリーキャンプ、そして本格的なアウトドアデビューをしたいという方まで、幅広い層におススメしますよ~



遠軽町の紹介

遠軽町は、オホーツク総合振興局に属し、一般的に道東と呼ばれる地方にあります。

町の歴史は、大正8年に旧上湧別村(現湧別町)から分村して遠軽村が設置された後、旧生田原村、旧丸瀬布村、旧白滝村がそれぞれ分村しました。

その後、平成17年(2005年)に当時の遠軽町、生田原町、丸瀬布町、白滝村の3町1村が合併して現在の遠軽町になったんですね~

面積は市町村としては道内で5番目に広く、全国でも9番目です。

遠軽の歴史は、道内でも非常に珍しく、明治29年に日本基督教会(現日本キリスト教会)の宣教師らが中心になって創設した北海道同志教育会によって開拓がはじまりました。

結果的に、最終目的の大学建学は果たせなかったものの、ハッカ栽培の成功や造材業の興隆などにより、遠軽市街地域の発展の礎となりました。

なお、旧遠軽村には、国内純農村としては初の独立自給教会が誕生し、現在も日本キリスト教会遠軽教会として伝道活動を行っています。

町名の由来は、町内にそびえる高さ約78mの瞰望岩(がんぼういわ)から。

アイヌ語で「インカルシ」と言い、見晴らしの良いところという意味だそう。

これが転訛して「遠軽郵便局」の名がついたことが始まりで、のち新設された官公庁や学校などもこれにならい、地名として定着しました。

 

出典:遠軽町 公式サイト

さて、今回紹介する白滝高原キャンプ場があるのは、旧白滝村なので、そちらの紹介もしますね。

旧白滝村は、かつて北海道網走支庁管内に属していました。

旧遠軽村がキリスト教徒によって開拓がはじまったのち、明治45年にかの有名な合気道の創設者である植芝盛平氏が率いる紀州団体が白滝地域に入植しました。

植芝は、この白滝開拓時代に大東流合気柔術の達人「武田惣角」氏に出会って教えを得、これが後に合気道を創設することにつながったんですね~

グラップラー刃牙シリーズの登場人物である渋川剛気のモデルになった「塩田剛三」氏の師匠が「植芝盛平」です(笑)

大正時代に入り、鉄道が遠軽に敷設されると、大正4年には遠軽駅が開設。

昭和7年には石北線が全線開通し、後に交通の要衝として発展する基礎となりました。

昭和21年、町政に移行していた旧遠軽町から分村。

ジャガイモ、トウモロコシ、カボチャなどの畑作と酪農、および村域の9割を占める森林資源を生かした林業を主産業としてきましたが、平成17年に旧生田原村、旧丸瀬布村とともに遠軽町に合併し、新遠軽町が誕生。

現在に至ります。

 

出典:遠軽町 公式サイト

気候は、梅雨や台風の影響を受けることがあまりなく、7月から8月にかけては晴天の日が長く続き、キャンプや登山などのアウトドアに最適。

最高気温が30度を超えることもありますが、8月の平均気温は約20度と比較的涼しく湿度も低いので、とても過ごしやすい気候と言えます。

逆に冬季は、北西の季節風の影響などを受け、マイナス20度を下回ることも珍しくありません。

白滝地区は、山岳部のため積雪量は多いのですが、本州日本海側の豪雪地帯に比べても、雪質が軽く降雪量も少ないのが特徴です。

 

出典:遠軽町 公式サイト

町の基幹産業は、農業、林業、木材加工業など。

開拓期に入植者の手ではじめられたハッカ栽培が盛んだった時期もあります。

現在の遠軽町は、3町1村が合併して新たに設置された自治体のため、その広さからそれぞれの地域ごとに特産品もたくさんあるんですよ~

たとえば、アスパラガス。

「遠軽にょっきーず」の名称で知られるアスパラガスは、春採りのみならず、夏採りのアスパラもめっちゃ人気なんだとか。

夏採りは、その栽培の光景から「木漏れ日アスパラ」とも呼ばれているんだって。

そして、白滝地区と言えば、じゃがいもです。

昼夜の寒暖差が大きいことでホクホクに育ったじゃがいもは、「白滝じゃが」と呼ばれ、その美味しさは、「一度食べたら忘れられない」と大人気。

生産する農家はわずか8軒ほどしかなく、一般市場にはなかなか流通しない希少なじゃがいもなんですよ~

これらの特産品は、ふるさと納税の返礼品にもなっているんで、興味を持った方は遠軽町へふるさと納税をしてみるってものいいんじゃないでしょうか。

白滝高原キャンプ場までのルート

キャンプ場までは、遠軽町の中心地からは、車で約50分。

西方にある上川町までだと約30分。隣町の方が近かったりするんですよね(笑)

遠軽町と上川町を結ぶ国道333号線が近くを通り、これと並行する旭川紋別自動車道のインターチェンジ「奥白滝IC」が北側にあります。

奥白滝ICからキャンプ場までは、車で約5分ですので、利便性はイマイチですが、道路事情はそこまで悪くない感じ。

高速道路を使えば旭川市まで1時間程度で行けますし。

位置的には、道内きっての観光地である旭川周辺やサロマ湖などのあるオホーツク海側のどちらからも微妙に距離のある高原地帯なんで、一般的な観光客は立ち寄りにくい場所かな。

どちらかというと、道外の方よりも道内に居住する方が、避暑やアウトドアで訪れる土地なんでしょう。

さてそんなわけで、白滝高原周辺には、コンビニエンスストアや入浴施設などの商業施設は一切ありません。

利便性の面ではイマイチなので、しっかり準備してからキャンプ場に入りましょう。

 

キャンプ場は、国道333号線や白滝ICから南に2.5kmほど離れた町道沿いにあるんですが、周囲に民家や集落はまったくなく、目印になるような建物はありません。

ただ、白滝高原は遠軽町を代表する観光スポットのひとつですし、ナビゲーションシステムのデータにもちゃんと登録されています。

道のりもわかりづらくはないんで、ナビの案内どおりに進めば、迷うことは無いでしょう。

キャンプ場の入口には、木製の展望台が建っていて、「しらたき高原キャンプ場」と書かれていますから、遠くからでも見えますよ~

 

町道からキャンプ場正面の門を入ると、右側が管理棟とオートサイトエリア。

左側にフリーサイトとバンガローがあります。

門扉は、開場期間中は常時開いておりますから、夜間・早朝の出入りは自由です。

朝早くに出発したい方でも、全く問題ありませんよ~

白滝高原キャンプ場を紹介するよ

遠軽町は、2010年に「白滝ジオパーク」として日本ジオパークに認定されました。

ジオパークって言うのは、地質・地形から地球の過去を知り、未来を考えて、活動する場所のこと。

地球科学的意義のあるサイトや景観が保護、教育、持続可能な開発のすべてを含んだ総合的な考え方によって管理された、1つにまとまったエリアを指します。

現在日本には、日本ジオパーク委員会が認定した「日本ジオパーク」が46地域あり、その内のひとつが「白滝ジオパーク」なんですね~

白滝ジオパークは、日本最大級の質・埋蔵量を誇る白滝黒曜石が見所で、黒曜石を生み出した火山活動と黒曜石を道具として用いて暮らした旧石器時代の人々について学び・体感することで、大地と人のつながりを感じることができます。

ほかにも、遠軽町の名前の由来にもなった「瞰望岩(がんぼういわ)」など、地球の活動がつくりだした見どころがたくさんありますので、遠軽町を訪れたときは、ぜひ訪ね歩いてみてはいかがでしょうか。

 

さて、キャンプ場は、そんな大自然の中にあります。

渓谷公園周辺をGoogleEarthで上空から見ると、こんな感じ。

キャンプ場の南側を町道が走っている以外は、民家や商業施設は皆無。

正真正銘高原の真っただ中にポツーンとあるキャンプ場なんです。

周囲を白樺林に囲まれた野趣あふれる環境で、高台を東側に下ると、とんでもなく広いジャガイモ畑が広がっています。

 

キャンプ場のシンボルでもある展望台に上れば、その風景を一望できるんですが、ボクが行ったときは老朽化のため、利用できませんでした。

う~ん、残念!

キャンプ場は、旧白滝村時代から存在する歴史ある場所で、合併1年前の平成16年にオートサイトエリアが新設されました。

もともとは、地域の行事やイベントなどに利用される多目的広場と15棟あるバンガローエリアがキャンプ場の主設備で、フリーサイトはその空いたところを利用して、アウトドア好きな方や近隣自治体の方が避暑に利用してたっぽい。

キャンプブームが再燃し、利用者が増えてきたからオートサイトを造成したみたいです。

なので、バンガローエリアとフリーサイトの設備は旧式で、一部老朽化も進んでいます。

オートサイトエリアは、比較的新しい設備なんですが、市街地近くにあるような高規格オートキャンプ場とは違い、白滝高原の雰囲気そのまんまの自然あふれる区画サイトなんですよ。

隣りとくっつきあって、狭い区画に押し込められるような感じではなく、のびのびと自由にキャンプを楽しめちゃいます。

一般的な高規格オートキャンプ場に慣れた方だと、あまりの自然度の高さに少し驚くかもしれません(笑)

管理棟(受付)について

これがキャンプ場の案内図。

出入口は、キャンプ場の中央に一か所。

入ってすぐ右手に管理棟があります。

さらに右奥(東側)一帯がオートサイト。

 

中央は多目的広場で、めっちゃ広い芝地が広がっていますが、主に地域行事やイベントなどに使用される場所で、通常はテントサイトとしては使われていません。

アスファルト舗装された駐車スペースの先にある西手にはバンガローのエリアで、炊事場やトイレ、五右衛門風呂などの各種施設が設置してあります。

西端の南北に縦長のエリアがフリーサイトです。

 

これが管理棟。

キャンプ場の管理・受付のほか、テントや寝袋などの貸し出しも行っているほか、中にテーブルとイスが置いてあって休憩場所としても使えます。

管理棟からバンガローエリアにかけては、アスファルト舗装された駐車スペースになっているので、空いている場所に車を止めて受付をしてください。

管理人さんは、おおむね朝の9時頃から夕方17時30分頃まで常駐していて、原則的にキャンプの受付は、13時から17時30分までの間に行います。

なお、インターネット上での予約は、例年4月1日開始。

24時間対応で、「利用予定日の属する月の2か月前の初日」から行えます。(4月1日に6月中の予約ができる)

・チェックイン 13時から17時15分

・チェックアウト 翌日10時まで

・料金

 入場料:大人(中学生以上)600円、子供(小学生)400円、幼児無料

フリーサイト:入場料のみ(1区画テント1張り+タープ1張り)(車中泊も同料金でOK)

オートサイト:入場料+電源サイト3000円、電源なし2000円

バンガロー:入場料+3500円(定員4人)

参考:主なレンタル用品

・テント1日500円

・ストーブ1日300円

・寝袋1日300円

チェックインの時間に間に合わなかった場合、あるいは早着した場合でも、状況に応じて柔軟に対応してくれるんですよ。

それに、予約をキャンセルしてもキャンセル料は発生しない点も、悪天候に左右されるモトキャンパーにとっては、めっちゃありがたいところ。

そんなわけで、予定が変更になるとか、時間に遅れそうなんってときは、なるべく早く連絡をするようお願いします。

なお、内容については、令和4年度のものです。

翌年以降は、利用方法が変わるかもしれませんので、利用前に公式サイトを確認してくださいね。

フリーサイトについて

多目的広場の前にはアスファルト舗装された駐車スペースがあります。

多目的広場で行われるイベントなどのときに車を止める場所ですね。

バンガローエリアからフリーサイトの中まで場内道路が通っていて、車もバイクも通行できますから、そのままフリーサイトまで進んでOK。

車中泊や大型のキャンピングカーに乗っている方は、ここに止めれば、ほかのキャンパーの邪魔にならないと思います。

バンガローエリアのある西端ですと、炊事場やトイレが近いんで、かなり便利ですよ~

 

場内通路は、コンクリートブロックの縁石の内側の一段低い部分。

外側はテントサイトになるため、車両の進入は禁止。

なお、通路は未舗装の山土なので、雨の日などはぬかるむおそれがあります。

荷物満載の大型バイクは、走るときと駐車時に気をつけてください。

バイクツーリングの必須アイテム、サイドスタンドプレートがないと雨天時の駐車はちょっと危険かも。

 

ここがフリーサイトの一番西側。

場内通路沿いの所々に駐車スペースが作られています。

そこに車を止められるため、ぶっちゃけオートサイトとほとんど同じように利用できちゃう。

公式サイトによると、フリーサイトの駐車スペースは20区画とのこと。

それを超えるくらい混み合うことはあまりないのでしょうが、その場合でも多目的広場前の駐車スペースを利用すればOKだし、バイクなら邪魔にならない場所に置いておけますよ~

テントは、炊事場やトイレ、バンガローの直近など、共用の場所以外は基本的にどこに設営してもOK。

テントサイトのほぼすべてが、木々の生い茂る森の中の林間サイトとなりますが、場所場所によって多少趣が違ってきます。

便利さで選ぶか、テントの張りやすさで選ぶか、それともロケーションで選ぶか。

ゆっくりとテントサイトを見て回って、お気に入りの場所を見つけてください。

 

近くに駐車スペースはありませんが、バンガローエリア内にも開けた芝地のスペースがあります。

敷地もわりと平坦で、かなり広い場所ですから、ファミリー用の大型テントやタープだって余裕で張れますよ。

見通しはいいですが、周囲を樹林帯に囲まれているため、強風の影響も受けにくそうな点もマル。

これだけいろいろな木々が生い茂っていると、それぞれに季節によって、見える風景がガラッと変わるでしょうから、いつ行っても、何度訪れても楽しめるんじゃないかなあ。

ほんと、森に包まれているかのような感じで心が安らぎます。

ともかく、雰囲気がいいんですよね。

森のざわめきと、鳥の鳴き声が心地よく聞こえてきます。

 

これがバンガローエリア内の開けた芝地中央にあるファイヤーサークル。

キャンプ場に生えている木を利用した薪割り台も置いてあります。

直火でなければ焚火もOKなんですが、焚火台やコンロをお持ちでない方は、炊事場を除いてはこの場所でのみ火を取り扱うようにしてくださいね。

かつてはキャンプファイヤーで盛り上がったりしたんでしょう。

でっかい丸太を井桁型に組んで、みんなで火を囲んで「燃えろよ~燃えろよ~♪」って歌うなんてことは、今はだれもやりませんよね(笑)

 

ここは、南西角の五右衛門風呂があるあたり。

テントサイトは、自然の地形をそのまま生かしていますから、地形が傾斜していて完全に平坦な場所は少なめです。

はるか昔から受け継がれてきた、白滝高原の雰囲気を壊さないよう、木の伐採は最低限。

ですが、サイト内を含めてきっちり手が入れられているので、神秘的な雰囲気をかもし出しつつ、使い勝手はバッチリ。

なんていうんでしょうね、忍者の隠れ里のような場所ですよ(笑)

 

ここが、炊事場や五右衛門風呂などが並んだ場所。

一見駐車場所がなさそうですが、炊事場のすぐ隣りが多目的広場前の駐車スペースの端になっています。

そこに車を止めるとけっこう使い勝手がいいんじゃないかな。

荷物の少ないソロのモトキャンパーにもピッタリです。

 

気をつけたいのは、木の真下にテントを張る場合。

木陰を作ってくれるし、風抜けが良くて真夏でも快適なのはいいんですが、樹液が落ちてくることがあります。

樹液はめっちゃベタつくし、なかなか落ちません。

あと、虫とかが寄ってきたりもしますし。

木漏れ日がすっごく気持ちいいし、癒しの空間なんですけど、ちょっと注意が必要なんですよね。

テントサイトには、区割りはありません。

フリーサイトは、場所の確保はできないため、設営の場所は先着順。

とくに駐車スペースの直近は混雑しがちですから、利用者の多い夏休み期間などは動線を考えてテントを張りましょう。

 

市街地から離れた高原の森の中にあるため、一日を通してめっちゃ静か。

キャンプ場沿いを町道が通っていますが、車の通りはほぼありません(笑)

空気を放つ森の中で、大自然をたっぷり満喫できること間違いなし!

緑に囲まれた癒しの空間は、もう最高!

キャンプ場内には街灯がありますが、m隅から隅まで明るく照らしてくれるほどではないし、照明器具なしでのキャンプは危険です。

照明器具は、ぜったいに忘れないようにしてくださいね~

スマホの電波は、なんとか入ったってところ。

電話会社や場所・状況によっては入らないことがあるかも。

外部との連絡が必須な方は気をつけてください。

あと、このキャンプ場は、季節によっては、めっちゃ虫が出やすい環境にあります。

虫対策もお忘れなく!

トイレについて

キャンプ場内のトイレは、バンガローエリアとオートサイトエリアに一か所ずつの合計2か所。

これは、バンガローエリア内にあるトイレ。オートサイトの方は後で紹介しますね。

位置で言うと、多目的広場前の駐車スペースからバンガローエリア内に入ったあたり。

中央の開けた芝地の東側の場内通路沿いです。

近くには炊事場とかまど棟もあります。

西奥のフリーサイトからちょっと遠いのが欠点ですね。

外観は、丸太を組んだようなログハウス風のデザインで、少しばかり古めかしい。

地面が裸地なのも、昔の造りっぽいですね~

雨の日は、足元が濡れやすいのが欠点です。

入口は男女別に分かれていますが、バリアフリー対応ではありません。

 

男性用トイレです。

室内は広めに作られていて、入口には洗面台が設けられています。

床は土間コン、横壁は丸太です。

老朽化が進んでいるのは否めませんが、掃除が行き届いていて、めっちゃ清潔です。

 

男性用小便器が水洗式。4つ横に並んでいます。

便器はピカピカに磨かれているし、すっごくキレイ。

昔ながらの公衆トイレ風であることを除けば、まったく問題ありません。

 

大便用は、残念ながら一般的な和式便座が2つのみ。

小さなお子さんのいる家族連れにおススメしづらい点が、このトイレなんですよね~

何回か改修工事をしていると思われ、便器はわりと新しめ。

旧式で手すりなどはなく室内もせまいですが、キレイですよ。

予備のトイレットペーパーもちゃんと備え付けてあります。

コンクリート床がちょっと変色していますが、ぜんぜん汚くはありません。

掃除が行き届いていて、清潔です。

子供とか女性とかは、この手のトイレに抵抗がある方もいると思うんですよ。

かなり遠くはなっちゃいますが、オートサイト内のトイレは、新しく洋式便座もあります。

そちらのトイレを使ってもいいかも。

このトイレがめっちゃ旧式な点を除けば、オートサイトもフリーサイトもそんなに変わりはありませんよ~

炊事場について

炊事場は、バンガローエリア内に2か所、オートサイト内に2か所の全部で4か所。

トイレは1か所ずつでしたが、炊事場は十分すぎるほど設置されています。

どこにテントを張っても、水場に困ることは無いでしょう。

昔ながらのキャンプ場って、学校行事とか地域イベントとか、大人数での野外炊飯に使われたりしたんで、炊事場の数は多いんですよね。

 

これは、バンガローエリアの南端、町道沿いにある炊事場です。

「かまど」と隣り合っていて、すぐ近くには薪置場と五右衛門風呂の棟も建っています。

「かまど」は、もともとは露天だったんじゃないかなあ。

あとから鉄骨を組んで屋根を作ったと思います。

外観は、昭和を感じさせるレトロな造りで、キャンプ場の雰囲気にピッタリかも(笑)

コンクリート土台の上に建っているんで、雨の日でも足元が濡れづらいのがいいですね。

なお、薪置場にある薪は、五右衛門風呂を沸かすときだけに使ってください。

調理や焚火に使用しちゃダメですよ~

 

洗い場は、最近ではあまり見かけない丸太を組んだ木造の枠にステンレス製のシンクをはめ込んだもの。

片面のみが使えるタイプで、シンクは中央で仕切られ2分割。

蛇口は2つずつの計4つ。

いずれも長パイプの自在水栓です。

 

シンクは横長で浅底。

洗い物はしやすい感じですね。

調理台はなく、シンクの縁と天板にちょっとした物が置ける程度。

電灯も設置してあり、24時間利用可能。

なお、この炊事場も含め、場内の水は飲用水としてそのまま使えます。

 

かまどはこんな感じ。鉄骨とトタンのとんがり屋根を後から付け足した造り。

屋根は横壁の代わりにもなっていますから、雨風の強い日でも火を起こせますよ。

かまども炊事場と同じく、片面だけのタイプですね。

 

コンクリートで壁を作り、耐熱レンガを内側に張り付けた構造。

道内の昔からあるキャンプ場は、これと似たようなかまどが置いてあったりしますね~

 

鉄製の足付きグリルが設置されていて、その下で火を焚く仕様です。

太めの薪でも燃やせる反面、火の調節は難しそう。

全体的に老朽化が進んでいて、グリルや火床があったりなかったり。

最近は、個人でコンロを用意する方がほとんどだと思うんで、あまり使われないんでしょうね。

 

これは、バンガローエリアの中央付近にある炊事場です。

ファイヤーサークルのある開けた芝地の北側で、バンガローがたくさん立っているちょうど真ん中あたりにあります。

造りは、南端にある炊事場、かまどとほぼ同じ。

 

洗い場は、丸太を組んだ木造の枠にステンレス製のシンクをはめ込んだもの。

片面のみが使えるタイプで、シンクは中央で仕切られ2分割。

蛇口は、長パイプの自在水栓が5つ付いています。

 

かまどは、コンクリート壁の内側に耐熱レンガを組んだ構造。

かまど1つ1つに仕切りが付いてて、6つ横並びになっています。

南端にあるかまどよりも、こっちの方がちょっと立派です。

鉄製の足付きグリルが設置されていて、火床やグリルもちゃんとありました。

こちらも、ほとんど使われた跡がなかったですね~

 

かまどの裏側には、コンクリート壁にステンレス製を貼った、調理台になっていました。

3か所に仕切られ、1つ1つがけっこう広め。

食材、食器を置きやすく、調理もしやすそう。

なお、このキャンプ場は、ごみは各自持ち帰りですが、かまどの脇に灰捨て用のドラム缶が置いてあります。

有料キャンプのゴミ持ち帰りは時代の流れとは言え、やはり、灰や炭だけは現地で処理していきたいというのがキャンパーの本音でしょう。

すっごくありがたいです。

五右衛門風呂について

バンガローエリアの炊事場の並びにあるのが、この五右衛門風呂。

ハッキリ言って、この五右衛門風呂に入るためだけに白滝高原キャンプ場を選ぶのもあり!

道内には、ハンパない数のキャンプ場がありますけど、自分で沸かす五右衛門風呂って、ここしかないんじゃないかなあ。

めっちゃ貴重な体験ができますよ。しかも無料で。

 

浴室は全部で4つ。

キャンプ客は、いつでも自由に利用できます。

その代わり、焚き付け用の薪を作る薪割りから、火おこし、水を入れての湯沸かしまで、ぜ~んぶ自分でやらなきゃダメ。

薪風呂を沸かしたことがない方は、風呂に入るまでの大変さがちょっと想像できないかも。

 

薪は、併設された薪置場にたくさん置いてあります。

と言っても、ここにあるのは薪というより丸太を切っただけの物。

 

このままでは火がつきませんので、まず最初にやるのは薪割りです。

道具も全部そろってるんで、あとは労力だけ確保してください(笑)

一人分の必要な薪の目安としては、ホームセンターとかで束になって売っている薪に換算すると3束くらいかな。

外気温や入る人数によっても変わってきますけど、だいたいそのくらい。

太すぎるとなかなか燃えないし、細すぎるとあっという間に燃え尽きちゃう。

加減も難しいんですよね~

薪にするまで慣れない方だと小一時間はかかると思います。

(風呂釜は建物の裏)

 

こちらが浴室です。

多少老朽化は進んでいますけど、しっかりと手入れはされていて清潔です。

薪割りが終わったら、風呂に水を張るんですが、水は半分以下にしましょう。

いっぱい水を張っちゃうとすぐには湧きませんので、水を少なくして早く熱くなるようにするんですよ。

で、めっちゃ熱くて入れないくらいになったら、水を入れて適温にする。

これがコツです。

条件が良ければ、30~40分で湧きますけど、火おこしも慣れないと難しいですからね。

はじめての方でしたらmお風呂に入るまで3時間くらい見ておいた方がいいかも。

日中時間帯のうちに準備しましょう。

 

風呂桶は、だいたい大人1人が入れるくらいの大きさしかありません。

子供さんと一緒に入るのも厳しいくらい。

ちなみに、浴室内には有料のシャワーもあって、こちらは10分100円です。

天候が悪くて風呂を沸かすのが大変だとか、ちょっと汗だけ流せればいいやって方はお使いください。

なお、浴室はそれぞれ独立した造りですし、入口にはカギがかかります。

女性の方でも安心してお風呂に入れますよ。

バンガローについて

これがキャンプ場の西側のエリアに建っているバンガロー。

白滝地区特産のカラマツ材で作ってあるんだって。

多目的広場とフリーサイトの間の場内道路沿いに点在しています。

入場料一人当たり600円+一棟一泊3500円で利用できて、10A電源と照明、網戸の設備あり。

風呂やトイレなどは付いておらず、場内にある施設を使います。

家電製品に家具まで備え付けてある最近のログハウス風のコテージなどからすれば、なんとも素朴で古式ゆかしい造りの建物です。

 

その代わり、自由度は高く、ペットの同伴も可(ゲージ利用)

建物内では火気は使用できませんが、周辺のスペースにテントやタープを張って、バーベキューなどをしてもOK!

テントや寝袋、ストーブなどのレンタル品もあるんで、必要最低限の準備だけすれば大丈夫。

野趣あふれるキャンプが、お手軽にできるのが魅力です。

アウトドアを楽しみたいけど、いきなりテントデビューはちょっとって方や小さなお子さんのいる家族連れにもバッチリおススメですよ~

オートサイトについて

オートサイトは、キャンプ場の東側一帯です。

バンガローエリアやフリーサイトと同じく、丘陵地の森を切り開いたような地形で、自然度がめっちゃ高いです。

オートサイトは全部で30区画あり、トイレの北側部分にある4~6区画と8~9区画が15Aの電源付きとなっています。

 

オートサイト内を未舗装砂利敷きの場内道路が通っています。

道幅はけっこう広めで大型のキャンピングカーやトレーラーハウスでも通れそうなくらい。

踏み固められていて雨の日でもぬかるむことは無いと思いますが、路肩には側溝が通っているんで、脱輪に注意。

 

道路沿いの両脇が区画サイトになっているですけど、駐車スペースとテントサイトが明確に区分けされているんじゃないんですね。

都市部周辺にある高規格オートキャンプ場ですと、「テントサイトの縦横の長さまで決まってて、はみ出しはダメ絶対」みたいな感じでしょ。

もちろん、それが当たり前ですし、限られたスペースを共有するんですから、多少窮屈になるのは仕方ない。

 

でも、ここは「この辺全部自由に使っていいですよ」的な大雑把な区分けです(笑)

1区画あたりの広さも十分だし、車を横に止めようが、テントを斜めに張ろうが自分の好きに利用できるのがうれしいところ。

混雑していないのでしたら、ぶっちゃけ道路にさえはみ出さなきゃ大丈夫だし。

 

ただし、テントサイトは、自然の地形をそのまま生かしていますから、一般的なオートキャンプ場に比べ、地形が傾斜している場所もあります。

はるか昔から受け継がれてきた、白滝高原の雰囲気を壊さないよう、木の伐採は最低限。

その代わり、北海道らしいシラカバなどの樹木に囲まれて、神秘的な空気を放つ森の中で、大自然をたっぷり満喫できること間違いなし!

 

このキャンプ場は、高原地帯に位置し、周囲を原生林に囲まれているため、雨風にも強いんですよね。

車でキャンプをする方は、あまり気にしないのかもしれませんが、モトキャンパーは、悪天候のとき、どこに逃げるかってのを真っ先に考えるんですよ(笑)

なので、こうした林間サイトは台風の時期なども影響が最小限で重宝します。

海岸線沿いなどにある吹きさらしのキャンプ場とか、川沿いのキャンプ場は、大雨のときは危険なので、すぐ避難しちゃいますね~

 

雰囲気的には、フリーサイトもオートサイトもそれほど変わりません。

フリーサイトもよほど混雑していなければ、近くに車を駐車できるし、利便性の面でもどっこいどっこい。

電源なしのサイトでも+2000円ですから、けっこうフリーサイトを選ぶ方が多いみたいですね。

オートサイトの利点としては、炊事場とトイレが新しめのところでしょう。

古めかしいトイレを気にしないのであれば、フリーサイトのほうがお得感がありますよ~

五右衛門風呂があるのもフリーサイト側だけですし。

 

その比較的新しめのトイレというのが、こちら。

オートサイトエリアの中央付近にあります。

平成17年に作られた木造のログハウス風の建物で、バリアフリー対応型。

スロープは設けられているんですが、周囲が砂利敷きで段差があるんで、実際には車椅子の方は利用しづらいかも。

 

内装も外観と同じく、木の板をふんだんに使ってあって、高原のさわやかさを感じます。

バンガローと同じように、特産品のカラマツを使ってるんでしょうね。

入口は男女・多目的(身障者)別。

 

これが男性用トイレ。

壁はキレイな板張りで、床にはタイルが張ってある。

清潔感があり、木のぬくもりも感じられる、このキャンプ場にふさわしいトイレだと思いませんか。

入口には、鏡付きの手洗い場もあり、使い勝手もバッチリ。

もちろん、照明もあるので、24時間安心して使用できますよ~

 

水洗式の男性用小便器が3つ。

便器は水色で清々しい感じ。

隅々まできっちり掃除されていて、キレイです。

 

大便用は、和式便座と洋式便座が1つずつ。

一般的なタンクレスの和式便座のトイレですが、室内が広くて使いやすそう。

洋式便座が苦手な方もいるでしょうから、両方備えているのもありがたい。

 

洋式便座は、温水洗浄機能はありませんが、ウォーム便座です。

パッと見て分かる通り、掃除が行き届いていてめっちゃキレイ。

最近は自宅のトイレが洋式ってところが多いので、洋式便座だと子供でも使いやすくていいですね。

バンガローエリアとフリーサイトにあるトイレは、旧式で老朽化が進んでいるし、和式便座しかないんで、気になる方はこっちのトイレを使いましょう。

やっぱりトイレは快適な方がいいですもんね~

 

身障者用トイレはこんな感じ。

トイレの設備としては、広めの室内に便座があるだけのシンプルなもの。

ただ、その広さがハンパない。

コットと寝袋を置いてテント代わりにできるくらい(笑)

予備のトイレットペーパーもしっかり置いてあって、キレイさは、こちらも言うことなし。

公共のトイレやキャンプ場の管理をするって結構大変なんですよね。

こんなにキレイに維持してもらって、ほんとありがたいですよね~

「キャンプ場の良さは、トイレのキレイさに比例する」ってのが、ボクの持論です(笑)

 

炊事場は、トイレの東と西に一か所ずつの合計2か所。どちらも同じ造りです。

こちらはトイレの西側にある炊事場。

コンクリートの土台の上に建てられた木造の建物で、全体が朱色に塗られているため、緑一面の中にあってめっちゃ目立ってます。

 

横壁はありませんが、周囲が樹林帯ですし、屋根が大きいので雨風の影響を受けにくいようになっています。

食事などのときに使えるよう、木製のベンチシートが設置してありますね。

洗い場はいたってシンプル。

中央にステンレス製のシンクが置いてあるだけ。

 

シンクは両面が使えるタイプで、片方に蛇口が3つ、両側で6つの長パイプが付いています。

炊事場内に調理台はありませんが、シンクの天板が広いですし、シンクの両サイドがちょっとしたスペースになってるんで、食材や食器を置くことができます。

水は、そのまま飲料水として使用可能。

もちろん、電灯もあるので、暗くなってからも使うことができますよ。

必要最小限の設備だけしかありませんが、空きスペースが自由に使えて、いい感じの炊事場ですね~

 

これが東側の炊事場。

2か所あるんで、夏場などのキャンプシーズンで混み合うときでも大丈夫そう。

バンガローエリアにあった昔ながらの「かまど」はありません。

最近はキャンプ場の中にある「かまど」を使う方がかなり少なくなってきてますからね。

とくにオートサイトを利用する方は、個人でコンロを用意する方がほとんどだと思うんで、なくても問題はないでしょう。

 

オートサイト内には、小ぶりな東屋がありました。

中央に木製のテーブルがあり、その脇にベンチシートを設置。

雨除け、日よけとしての機能は十分なので、散策の途中で休憩したり、食事に使ったりもできますよ~

フリーサイト側にあるのなら、モトキャンパーの悪天候時の避難先にも使えて便利なのになって思いました(笑)

利用上の注意事項について

キャンプ場を利用するときの、ルールやマナーは、一般的なキャンプ場とそれほど違いはありません。

利用するときは、管理棟で受付をすること。

一部禁止区間を除き、場内通路を車やバイクで通行してもOKですが、荷物の積み下ろしを終えた後は、原則、駐車スペースに車を止めること。

多目的広場やテントサイト内への車・バイクの乗り入れは禁止です。

車中泊は禁止していませんが、エンジンのかけっぱなしによる騒音トラブルや車両火災に注意。

 

発電機やカラオケも規制されてないんですけど、夜間9時以降に使用するなど、周囲の方に迷惑をかけるような行為は慎むこと。

花火は手持ち花火のみとし、打ち上げ花火はダメ。

焚火は禁止されてませんが、直火は厳禁です。

芝を傷めないよう、焚火台や焚火シート、コンロを使用しての煮炊きはOK。

コンロは芝から30~50cm離すことなんて基準を設けてるキャンプ場もありますね。

高さが足りない焚火台の場合は、焚火シートは必ず敷きましょう。

焚火の周囲ってけっこう火が飛び散りますから。

芝に焦げ跡などを作らないようにお願いします。

火の取り扱いに関しては、ルールを守らない事例が多くなると、焚火の全面禁止にもつながりかねません。

火の取り扱いには十分気をつけてください

なお、五右衛門風呂用の薪の目的外の使用や持ち帰りは止めてくださいね~

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キャンプ場内のみならず、バンガローへのペット同伴もOK

最近は、排泄物が野生動物を呼び寄せる原因にもなるため、ペットを連れ込むことを禁止しているキャンプ場が増えてきてるんですよね。

その中にあって、どこでもペットを遊ばせることのできるってのはありがたいですね~

ただし、放し飼いはNG。リードをしっかり付け、フンの処理を確実にお願いします。

バンガロー内ではペット用のケージに入れてください。

 

ぜったいに守ってほしいのが、ゴミの持ち帰り

このキャンプ場に限ったことではありませんが、道内は野生動物が非常に多いです。

ゴミをきちんと処理しないと、キャンプ場にカラスやキタキツネ、場合によってはヒグマが来ますから。

「こんな街中にも?!」ってびっくりするような場所にも、普通にヒグマが出たりします。

カラスやキタキツネは、犬、猫以上にいますからね(笑)

しっかりルールとマナーを守りましょうね~

 

なお、炊事場には、炭や灰を捨てる容器が用意されています。

こちらには、一般ごみを混ぜて捨てたりはしないようにしてくださいね。

白滝高原キャンプ場のデータ

名前 白滝高原キャンプ場
かな しらたきこうげん きゃんぷじょう
住所 北海道紋別郡遠軽町白滝天狗平
連絡先 管理棟(電話番号:0158-48-2803)
管理者 遠軽町(白滝総合支所地域担当 電話番号:0158-48-2211)
営業期間 例年6月1日から9月30日まで
料金 入場料:大人(中学生以上)600円、子供(小学生)400円、幼児無料
フリーサイト:入場料のみで追加料金なし(車中泊も同料金)
オートサイト:電源サイト+3000円、電源なし+2000円
バンガロー:+3500円
ジャンル 林間サイト、区画オートサイト
施設 管理棟(レンタル品あり)、テントサイト、炊事場、トイレ、シャワー付き五右衛門風呂、バンガロー、駐車場
備考 ごみ持ち帰り、焚火可(直火禁止)、ペット同伴可、周辺に商業施設なし



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