【更新情報】2019年11月
こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。
今回紹介する東山ファミリーランド(ひがしやまふぁみりーらんど)キャンプ場は、新潟県の長岡市(ながおかし)にある無料のキャンプ場です。
管理は長岡市から委託を受けた「長岡東山フェニックスグループ」がしており、利用にあたっては、利用当日にキャンプ場で申し込み用紙に記入するだけ!
(ただし、20名以上の団体利用の場合は、要連絡)
開場期間は、例年4月第2土曜日から11月第2日曜日までで、12月からは市営のスキー場として利用されます。
東山ファミリーランドキャンプ場は、長岡市の東にある複合型屋外レジャー施設のひとつです。
このキャンプ場のおススメポイントは、「市街地からと~っても近く、気軽に利用できる」ってとこ。
ボクは、最終開場日に行きましたが、気候はかなり寒くなっているにもかかわらず利用者でにぎわっていて、「さすがはスノーピークのある新潟県、キャンプ好きが多いなあ」って思いましたね~
長岡市と東山ファミリーランドキャンプ場までのルート紹介
東山ファミリーランドキャンプ場は、新潟県中南部(中越地方)の長岡市にあります。
長岡市は、新潟市に次ぐ県内第2位となる人口約27万人の施行時特例市で、中越地方の中心になっています。
江戸時代に長岡藩の城下町として栄えておりましたが、戊辰戦争と第二次世界大戦の二度にわたって市の中心部は壊滅的な被害を受けました。
しかし、不倒の精神で立ち上がり、県下2番目も大都市にまで復興し、現在に至ります。
それに因んで、市の紋章は不死鳥をイメージしたものになってるんだって。
また、長岡藩士であった「小林虎三郎(こばやし とらさぶろう)」は、戊辰戦争に敗れ貧困の中にあった藩を立て直すとき、支藩から送られた米百俵を藩士に分け与えず、売却して学校設立の費用にあてました。
抗議した者に対しては、「国がおこるのも、まちが栄えるのも、ことごとく人にある。食えないからこそ、学校を建て、人物を養成するのだ。」と諭したそうです。
これが現在の長岡市のまちづくりの指針や人材教育の理念になっていて、教育にはめっちゃ力を入れている自治体なんですよ~
ちなみにこの「米百俵」は、小泉内閣発足直後の国会の所信表明演説で引用されて有名になり、2001年の流行語大賞にも選ばれました。
長岡市は新潟県のほぼ中央部にあり、市の中央部を日本一の長さと流水量を誇る信濃川が縦断し、その両岸に平野が広がっています。
信濃川の東には東山連峰、西には西山丘陵地がそれぞれ連なっており、東山ファミリーランドキャンプ場は、この東山の雄大な自然の中にあります。
また、もともとの長岡市は内陸の都市だったんですけど、市町村の合併を経て日本海にも面するようになり、南北に約16kmの海岸線があります。
気候的に見ると、多くが盆地になっているため、夏は暑く、冬は寒い場所です。
とくに、日本有数の豪雪地帯でもあり、2m超える積雪を何度も経験しています。
ただし、市は「無雪都市」を宣言し、長岡駅前には大規模なアーケードを設置、道路には地下水源を利用した消雪パイプが設置され、道路はもちろん、施設の敷地内まで広い範囲で散水消雪を行っています。
対策はバッチリ!冬でも快適に過ごせるってことですね~
さて、東山ファミリーランドキャンプ場は、その長岡市の中心地から東南方向に距離約6.7km、車でわずか15分です。
最寄りの関越自動車道「長岡」ICからだと、距離約13km、車でだいたい25分くらい。
市の中心からたった15分で行けるんで、すっごく利用しやすいキャンプ場ですよ~
長岡市は、新潟県第2位の市なので、市内には大型スーパーマーケット、ガソリンスタンド、入浴施設などの商業施設がいたるところにあります。
交通アクセスと立地はめっちゃ良いわりには、まちの喧騒から離れた自然の中にあるので、はじめてキャンプをする方から家族連れまで、幅広い層におススメできるキャンプ場ですよ~
東山ファミリーランドキャンプ場を紹介するよ
東山ファミリーランド場は、長岡市の東方、東山連峰の一角にあります。
キャンプ場だけでなく、サマーボブスレーやテニス場、運動広場などいくつかの施設が集まった場所で、冬は市営のスキー場になります。
また、周囲にはふるさと体験農業センターや牧場、花と緑の広場があって、1日中いても飽きない場所ですね~
キャンプ場までの道順について
キャンプ場へは、長岡市内から国道352号線と市道を通って行きます。
要所要所に東山ファミリーランド、スキー場、牧場の案内板があるので、迷うことはないと思います。
スキー場からさらに先に進むと、右手にキャンプ場が見えてきます。
駐車場は、道路の向かい側。
普通車約8台が駐車可能。アスファルト舗装で区画割りされています。
キャンプ場手前にあるスキー場用の駐車場も利用可能で、約800台の車を止められます。
大型車やキャンピングカーが止められるくらい広いので、大きな車の方はそちらを利用するといいでしょう。
駐車場の道路向かいにトイレと受付小屋があります。
その奥に炊事場、左側の丘の上がテントサイトです。
こちらのテントサイトは、テント3~4張りでいっぱいいっぱいになってしまうくらいの狭さ。
でも、大丈夫。正面の砂利道を150mほど登った先には、大きな敷地のテントサイトと、炊事場、トイレがあります。
おそらく、大きな敷地のテントサイトは古くからある場所で、道路から遠いため、近くに新しくテントサイトやトイレ、炊事場を作ったんじゃないかなあって思いますね~
キャンプ場に着いたら、まずは受付小屋に行きましょう。
このキャンプ場は管理人さんは常駐していません。
管理者への事前連絡も必要なく、受付小屋で申込書に記入するだけで利用できます。
利用期間、住所、名前などを記入して、備え付けのポストに投函すればOK
花が生けられていたりして、無人だけど、ちゃ~んと管理されてるってわかりますよね~
手前のテントサイト、トイレ、炊事場について
このキャンプ場は、大きく分けて2つのテントサイトに分かれているので、まずは手前から紹介します。
テントサイトは、受付小屋の先にある階段を昇り、炊事場の横を抜けた先にある丘にあります。
マツに囲まれた芝生のフリーサイトです。
ここのテントサイトはそれほど広くなく、松の木や段差がところどころにあって、テントを張れる場所が限られています。
もともとはテントサイトではなかったけど、利用者の利便性を考えて、テントを張ることを許可した場所って感じです。
ちなみに、奥に見えるのが市営スキー場ですね~
トイレはキャンプ場の入口にあります。
プレハブ造りながら、男性小便用が1つ、男女兼用の水洗和式が2つ、そして洗面所があります。
こちらが男性用小便器。
すっごくキレイ。
和式はこんな感じ。
はっきり言って、めちゃくちゃ清潔。
隅々まで掃除が行き届いているのがわかる。
芳香剤のいい香りが漂ってます。
簡易トイレの古いやつかなあって思ってたから、すっごく驚いた。
炊事場はテントサイトに向かう丘の中腹にあります。
露天の炊事場にあとから屋根をつけたのかな。夜間用の電灯はあります。
コンクリート製の頑丈そうな炊事場です。
蛇口は6つ。上水道でそのまま飲料が可能です。
シンクの部分がせまく、調理台もないため、本格的な料理は難しそう。
かまどもあります。
コンクリートの枠組みに耐熱レンガで組んだ大きなかまどが5つ。
鉄製の火床とグリルも完備。
キレイに掃除されてますね~
灰は、駐車場近くの灰捨て場に捨てられます。
炊事場から灰捨て場まではちょっと距離があるけど、捨てる場所があるのはいいですよね~
次のページでは、奥にあるテントサイトと炊事場とトイレ、周辺施設などを紹介するよ。