【更新情報】2022年7月
今回紹介するアルトリ岬(あるとりみさき)キャンプ場は、北海道伊達市(だてし)にある無料のキャンプ場です。
管理は伊達市で、開場期間は、例年4月下旬から10月末まで。
利用にあたっては、予約や現地での申し込みは必要なく、だれでも自由に利用できます。
また、このキャンプ場は、駐車場とテントサイトを明確に分けてません。
限度はありますが、駐車した車の隣りにテントを張ることも可能で、オートキャンプ場のように使えます。
ただし、設備は、老朽化した汲み取り式のトイレと露天の水場があるのみの簡素なもの。
小さなお子さん連れのファミリーキャンプやキャンプを始めたばかりの方とかには、ちょっと敷居が高いかも。
車で5分程度の場所にコンビニエンスストアがあり、さらに15分圏内が温泉施設や大型スーパーマーケットのある伊達市中心市街地となっています。
噴火湾である内浦湾に突き出た風光明媚な岬にあるキャンプ場で、潮風が香る中、アウトドアを満喫できること間違いなし!
とくに夕日と夜空は、涙が出るほどすばらしいですよ~
人間って、目で見た文字を頭の中で音声に変換してから意味を理解してるんだって。
なので、目で見るより音で聞いた方が、スムーズに頭の中に入るとか。
この記事のyoutube版も作ったので、よろしければ見てくださいね~
伊達市の紹介
アルトリ岬キャンプ場のある伊達市は、胆振(いぶり)総合振興局に属する市です。
一般的に道央と呼ばれる地方の南部に位置します。
縄文時代から人が暮らしていた地で、アイヌ集落もたくさんありました。
市名は、ご存じの方も多いと思いますが、宮城県の仙台藩主伊達氏の分家が移住し基礎を築いたことに由来します。
市域のすべてが「洞爺湖有珠山ジオパーク」になっていて、有珠山(うすざん・標高737mの活火山)は「日本の地質百選」にも選ばれています。
伊達市の気候は、隣接する洞爺湖町や壮瞥町と同じく、道内では比較的温暖な気候なんですが、以前紹介した「徳舜別山麓キャンプ場」のある大滝区だけは、特別豪雪地帯に指定されるほど降雪量の多い地域です。
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アルトリ岬キャンプ場の周辺施設
アルトリ岬キャンプ場は、伊達市の中心地から車で15分ほどの距離にあります。
人口約3万2000人の市の中心地には、温泉施設や大型スーパーマーケットなどの商業施設があるため、利便性はめっちゃ高い!
車で5分の場所にはコンビニエンスストア、10分ほどで道の駅に行けるし、最寄りの高速道路IC「伊達IC」までは20分と、交通アクセスもばっちり。
本州と北海道を結ぶフェリーの発着港、苫小牧港からでも約1時間30分です。
北海道に到着した最初の宿泊地、最終宿泊地としてもいいんじゃないでしょうか。
無料なうえ、予約も受付も必要ないため、その日の天候や気分で宿泊地に急遽決めても大丈夫。
ただし、夏休みの時期などは、かなり混み合うこともありますからね~
アルトリ岬キャンプ場を紹介するよ
アルトリとは、アイヌ語で「アㇽ・ウトㇽ」、"向こう側の”とか”もう一方の”という意味です。
キャンプ場は、その名前のとおり、伊達市を代表する景勝地、アルトリ岬にあります。

キャンプ場へは国道37号線から市道を通って向かいます。
ナビゲーションシステムの案内のとおり進めば、目的地付近までは問題なくたどり着けます。
途中には、案内板もあるので、迷うことはないでしょう。
ただし、交通量は多くないものの、住宅街の道路を抜けて行くため、交通事故には注意してくださいね。

気をつけたいのはここ、キャンプ場直近の交差点。
道なりに舗装路を進むのではなく、丘に向かって砂利道を上るように曲がります。

この砂利道、写真で見るよりも急勾配です。
道幅は車一台分、道路はかなり凸凹しています。
ここからキャンプ場までは、だいたい200m弱なんですけど、荷物満載のバイクだとかなり厳しい。
転倒には十分気をつけてくださいね~
車の方はすれ違いだけに気をつければOKです。

砂利道を上り切った付近一帯が、キャンプ場です。
一部、車両が入れないようにロープが張られている場所がありますが、それ以外は特に規制はありません。

ここが駐車場とか、ここがテントサイトとかって、区分けがないんですよね。
なので、バイクや自転車はわりと奥まで入って行く方が多く、自動車の方は、入り口周辺に車を止めてその隣りにテントを張ることが多いです。
よく言えば、「利用者の自主性に任せた」キャンプ場なんで、ほかの利用者の迷惑にならないよう、マナーを守って利用したいですね~
テントサイトについて
アルトリ岬キャンプ場のテントサイトは、区画なしのフリーサイト。
基本的にどこにテントを張ってもOKです。
ただし、ひとつだけ例外のテント設営禁止場所があります。

それが、キャンプ場の北側にある小高い丘の上です。

ここは、展望台のような場所で、アルトリ岬の案内板が置かれています。

景観を含め、立地的には最高の場所。
以前は車両の乗り入れが可能で、テントを張ることもできました。

現在は、車の乗り入れとテント設営はできませんが、人の立ち入りはもちろんOK!
ここから眺める景色はすばらしいの一言です。
イスを並べてのんびりしている方がたくさんいましたね~

展望台からキャンプ場側を見るとこんな感じ。
岬全体が丘のような地形になっていて、斜面のあちこちに平坦地があります。
その平坦地を利用してテントを張ります。

テントを張りやすい場所はいくつかあって、まずは、水場とトイレの間の場所。

道路に近い場所は砂利敷ですが、奥は草地になっていてテント設営向きの場所。
すり鉢の底のような場所なんで、ここからは直接海は見えません。
景色はよくないんですけど、逆に海風が直接あたらないから、人気の場所みたい。
トイレや水場にも近いですからね~

この場所を反対側から見るとこんな感じ。
キャンプ場の中では、広めの場所なんで、大きめのテントも張れますよ。

だけど、この場所から少し離れると、草がめっちゃ伸びてて、とてもテントを張れるような状態じゃない!
だいたい成人男性の腰くらいまでありますからね。
あと、地面の水はけもあまりよくなくて、雨の日は湿地みたいになりそう。
敷地は広いんですけど、テント設営向きの場所は限られますね。

ボクがおススメする場所は、ここ。
先ほど紹介した場所から南に少し進んだところにある、斜面の上の開けた所です。

人が行き来してできた小道を進みます。
勾配がきつく、途中には道の真ん中に岩が突き出してるんですよね。
たくさんの荷物を運ぶのは、けっこう大変かも。
バイクで直接乗り入れるのも厳しいと思います。

斜面を上りきると、平坦な場所に出ます。
ここは、ロケーションも良く、プライベート空間を確保できるサイトになっています。
ファミリー向けの大型テントを張るには不向きですが、2~3人用のテントなら余裕がありますよ。
周囲を熊笹に囲われ、南側には大きめの木が海風をガード。

展望台に勝るとも劣らない景色が楽しめます。

視界を遮るものがないので、360度の大パノラマが広がります。
前を見ても、右を見ても、絶景ですよ~

ちなみに、上ってきた小道を振り返るとこんな感じ。
このキャンプ場は、トイレを除いて屋根付きの建物はありません。
大きな木陰もなく、風雨の影響を受けやすい。
ここはロケーション的には、最高の場所なんですが、悪天候時は海風を直に受けるんで、気をつけてくださいね~

トイレと水場の間のテントサイトの次に利用しやすいのは、この辺りでしょうか。
水場からも近いし、平坦な場所が続くので、車の乗り入れも容易ですよ~

テントサイトからの眺めは、それほど良くはありませんが、車の横づけができます。
海に向かって、ちょっと傾斜してるのがマイナスでしょうか。
あと、この時は、かなり草が伸びてましたね~

さらに海側に進むと、開けた場所があります。
ここまでは自動車では入ってこれないので、モトキャンパー専用テントサイトと言ったところ。
静かにキャンプを楽しみたい方には、ピッタリです。

ここから先は、だんだんと下りになってて、崖の先が海です。
この周辺にもテントを張れる場所がありますが、転落のおそれもありますので、十分気をつけてくださいね。

景色は最高ですけど、数メートル先は海ですからね~
海風の影響もありますし、悪天候時は近寄らないようにしてください。
最初に紹介したトイレと水場の間のテントサイト以外は、ファミリー向けではないですね。
危ない場所もあるし、車も入れませんし。
ただ、ここから眺める内浦湾に沈む夕日は最高すぎるんで、ぜひ皆さんにも見てほしいとおもいますね~
なお、スマホの電波は良好で、電話もネットも使えました。
街灯はあるにはありますが、キャンプ場全体を明るくするほどではありませんので、夜は基本真っ暗だと思ってください。
照明器具は、ぜったいに忘れないようにしてくださいね。
トイレについて

トイレは、キャンプ場の北側にあります。
鉄筋コンクリート造りの汲み取り式トイレです。

男女別で、ステンレス製の流し台が設置されています。

男性用小便器は3つ。
ここにはドアがなく、トイレの脇にトタンの目隠しが建っています。
見たまんま、かなり老朽化してますね~

大便用は、汲み取り和式が1つ。
周囲はタイル張りで、土間コンクリートの作りですね~
とんでもなく汚いってほどではないと思いますが、まあ、キレイとは言えないかな。
電灯はつきますが、アンモニア臭、虫など、慣れてない方にはかなりキツイかも。
トイレットペーパーホルダーもないんで、紙は持参しましょう。
男性用のちょうど反対側が女性用のトイレになっています。
3つあるうちひとつは、個人の方が寄付してくださったモノ。
めっちゃ、ありがたいですね~
「市がもう少し予算を組んで管理してくれればな~」って思わざるを得ません。
伊達市にお住いの方からも、公式の場で「伊達市は運営する気がないんじゃないか」って意見が出されるほどなんですよね~

トイレに併設された手洗い場。
ステンレス製の流し台です。
トイレとは別になっているうえ、シンクは深いし、水は飲料が可能なので、ちょっとした洗い物はここでもできますね。
水場について

水場はトイレの南側向かい。
屋根なしの露天の水場です。
平成27年ころまでは、屋根付きの大きな建物で、かまどやテーブルなどがありました。
コンクリートの部分が、その名残です。
現在は、屋根などが撤去され、コンクリート製のシンクだけとなりました。
取り付けられた蛇口は4つ。
水はそのまま飲用が可能です。
水場の天板やシンクをテーブル代わりにできなくもありませんが、調理向きとは言えませんね。
電灯はありませんから、夜間は暗いです。
利用上の注意事項について
アルトリ岬キャンプ場を利用するときのルールやマナーについては、とくに記載はありませんでした。
一般的な無料キャンプ場のマナーとしてあげれば、直火は禁止、ゴミは持ち帰りでしょうね。

キャンプ場内には焚火の跡がいくつか見られました。
直火をしたっていうより、焚火台から炭がこぼれた感じ。

ほかにも古い「かまど」の中に灰が捨ててあったりとか。
火事の危険もあるので、火の取り扱いには注意したいですね。
ゴミに関しては、皆さんちゃんと持ち帰っているようで、放置されていませんでした。
北海道のキャンプ場は、本州以上に野生動物への対策が必要なんですよね。
ゴミをきちんと処理しないと、キャンプ場にカラスやキタキツネ、場合によってはヒグマが来ますから。
とくに、このキャンプ場は、自治体がきっちり管理してるって感じではなく、利用者の自主性に任せている部分が大きいので、しっかりルールとマナーを守りましょう。
アルトリ岬キャンプ場のデータ
アルトリ岬キャンプ場は、北海道伊達市にある無料のキャンプ場です。
事前予約や当日の受付も必要なく、だれでも自由に利用できます。
テントサイト内に車両の乗り入れが可能なので、オートキャンプ場のように使えます。
ただし、施設は老朽化したトイレと簡易炊事場しかないため、万人向けと言い難いところもあります。
とくにトイレは、小さなお子さんとか女性にはキツイと思います。
それでも、日本初の世界ジオパークとして認定された「洞爺湖有珠山ジオパーク」の一角にあり、岬から見る夕陽の美しさは格別です。
キャンプ場の目の前には内浦湾が広がり、左手が伊達市の街並み、右手には海岸線がずっと遠くまで伸びています。
近くには有珠山がそびえ立ち、その眺望はすばらしいの一言。
伊達市街地までは車で約15分ほど。
温泉施設やコンビニエンスストア、大型スーパーマーケットがありますから、不便さはまったく感じません。
伊達市を代表する景勝地、アルトリ岬でぜひキャンプをお楽しみください。
| 名前 | アルトリ岬キャンプ場 |
| かな | あるとりみさき きゃんぷじょう |
| 住所 | 北海道伊達市南有珠町 |
| 連絡先 | 伊達市役所(商工観光課商工観光係 0142-82-3209) |
| 管理者 | 伊達市 |
| 営業期間 | 例年4月から10月末まで |
| 料金 | 無料 |
| ジャンル | フリーサイト(車両の乗り入れ可能) |
| 施設 | テントサイト、水道施設、トイレ |
| 備考 | ゴミ持ち帰り、直火禁止
車で15分圏内に温泉施設、コンビニエンスストア、大型スーパーマーケットあり |
