こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。
日本の夏は日本なりの過ごし方ってのがありますが、暑い日差しを避けて甘味処での一服ってヤツは~、いや江戸っ子じゃなくてもこたえられないねぇ~
「カキ氷もいいなぁ、でもさっぱりとみつ豆でもいただこうか・・・あっアイストッピングできるのかぁ・・・抹茶がいいかなぁ」
とか悩んでるところに冷たいお茶と一陣の風。
そこでチリーンと風鈴が鳴って日本の夏、というわけです。
今回紹介するのは、そんな日本の夏を感じさせる風雅な和スイーツ
ローソン みたらし餅と黒蜜ムース 税込260円
黒蜜系のスイーツでは寒天やゼリーは、まあ、たまに見かけますがムースってちょい珍しくないですか?
最初はちょっと興味本位でいただいたわけですが、いや予想外の贅沢ぶり。
さっそく、ローソンスイーツ食レポをみなさまにお届けいたします。
エントリーされてないけど主役級
まずは手はじめに「みたらし餅と黒蜜ムース」のご紹介を。

この和スイーツは、黒蜜ムースの上に、北海道産小豆を使った粒あん・ホイップクリーム・かのこ・クルミ・みたらしたれをかけた餅玉がトッピングされてます。
ん?要素がずいぶん多くない?
「かのこ」っていうのは、「ぎゅうひ」や「ようかん」をあんで包んで、そのあんの上にみつ煮のアズキをつけた和菓子のこと。
表面のアズキが鹿の背の斑紋に似ているから、「鹿の子(かのこ)」ってつけられました。
それにしても1、2・・・全部で7つの要素がつまっているわけですけど、商品名はあくまで「みたらし餅と黒蜜ムース」。
ネーミングから省かれているメンツの中にはあんこやホイップといった主役級の面々が・・・クルミだって脇役としては存在感あるよな~。
もし、きっちりとネーミングするなら「みたらし餅with粒あんホイップオン黒蜜ムース ~クルミとかのこを添えて~」とかになってしまうので、それはさすがに長すぎですかね。
映画とかでも脇役にスゴイ俳優さんをクレジットしてくることがありますが、そこを推しすぎずに「作品全体で勝負」ってスタンスの方が個人的には好き。
この商品もそんな雰囲気を感じます。
餅といえばお祝い、お祝いといえばお祭り

フタをあけると・・・うほっ!
お餅はぽってり、クリームたっぷり。
その隙間からあんこがのぞいてます。
そしてクリームとお餅の白につやっと映えるみたらしの赤茶色。
くるみとかのこも彩りを添えてます。
ぱっと見ただけで、文句なくおいしそうですよ、これは。
ちゃんと器に盛って甘味処で出しちゃってもいいんじゃないかな?

そして肝心の黒蜜ムースは、一番下の層ですね。
というかあんこもホイップもたっぷり入ってるな~、横から見ても。
これだけあればタネ切れの心配なく最後まで楽しめるってものです。
ということでさぁー、お祭り開始だ!
ツンテケツンツンと頭の中でお囃子(おはやし)を鳴らしつつ、どこからどういただこうかと迷うこの瞬間。
スイーツの醍醐味(だいごみ)ですねぇ。
で、ザックリで申し訳ないんですが・・・正直どこをどう切っても相性がいい!
クリーム×あんこ、あんこ×みたらし餅、みたらし餅×クリーム・・・この中にハズレに見える組み合わせってありますか?
いやない!

クルミも飾りだけではない香ばしさでイイ感じです。

かのこ・・・は、正直あんこと混じってしまうと存在感は薄いかもしれない。あん玉だしね、中が。

ちなみに餅は白玉だんごか?と思ったんですが、口ざわりと歯切れのふんわり感が「おもち」って感じです。
白玉のツルッと感はないのでクリームやみたらしダレが乗りやすい。
これはこだわりポイントなんでしょうね。
上層だけでもお祭りというかうれしい食べ応えなんですが、いよいよ黒蜜ムースが姿を現します。
新しい?「黒蜜ムース」の存在感
黒蜜とは何か、といったら黒砂糖と水をトロリとするまで煮詰めたものなんですが、これって一般的でしょうかね?
じつは、ボクはいい年になるまで知らなかったんです。
むかしからいっぱい食べてきたはずなのに。
まあそれはそれとして、黒蜜の魅力ってその単純な作り方同様にストレートでじーんと来る強い甘さと香ばしさだと思うんですよね。

それがどうでしょう、この黒蜜ムース。
口当たりはふんわり。
それはムースだからまあ、そうだよねというところですが、味も香りもなんだかふんわり・・・いつものくっきりとした黒蜜ではありません。
でも、ふつうの黒蜜とよく組み合わせるのは、寒天とかわらび餅とか、それ系のお菓子たちなので、このカップの中ではこういう方向性はアリなのかも。
ということで、上に居すわる濃い面々と組み合わせて食べていきます。
主役だけど助演女優賞!

黒蜜ムースはカップの底からこんもりと山状に盛られていて、食べるのに遠慮のいらないボリュームです。
その山の斜面とカップの間にあんこやクリームがおさまっているというわけ。

そんなわけでガバっと豪快にスプーンですくって、色んな具材が混ざり合うままに口に放り込みます。
というか7つも味の要素があるわけですからね、より分ける前提ではないでしょう。
うん?・・・・・・うん!?あぁ~こんな感じなのかあ~
これは一言でいうと「縁の下の力持ち」です。
映画なら助演女優賞。名前的にはメインなんですけどね。
いや、食感というか存在感で言うと上の子たち、つまり、あんこ・クリーム・みたらし餅にスポットライトが当たってるんですけど、黒蜜フレーバーがほんのり混ざり合うことで、そのおいしさを押し上げてるんです。
だからこその助演女優賞。
ムースという選択肢も決して奇策ではない、むしろ正解なんじゃないかな~
こう、色んな食感を支えつつ自然に混じりこんでくるのは、ムースの口どけがあってこそのワザに思えます。
そして、このほわっとした黒蜜感はいかにも和菓子、っていう感触をやわらか~く舌に呼びおこすんですよねぇ。
クリームもあんこも甘みに一段階深みが加わって、生クリームなのにどこか郷愁(きょうしゅう)を感じたりします。
マジでおいしいです。
みたらしの甘じょっぱさをまとった餅をムースが包み込みつつ、あんこもクリームもと口の中で混じりあう。
甘みも塩気も粘りもトロみも複雑に響きあい、口の中はお祭り状態。
なんかホントに祭ばやしが聞こえる気がしますよ。

しかしお祭りすんで日が暮れて・・・カップの中もあっという間にカラ。
満足だけど少しさみしい気がするのは、昔の祭りの日を本気で思い起こしていたからかもしれません。
黒蜜はメインじゃないけど、完成度激高の和スイーツ
うん。この「みたらし餅と黒蜜ムース」をひとことで評するなら、こうなります。
「黒蜜はメインにあらず。だが、完成度きわめて高し、この一品」
ネーミングがシンプルゆえに「黒蜜だ~いすき!」って人の期待を裏切らないかどうかだけが心配ではありますが・・・
見た目だけじゃなく甘味処で出してもバッチリお金のいただけるレベルですよ。
街の甘味処へめったに行けないヒトにもおススメですし、お客様へのおもてなしにも100%イケます。
もし、お家でおばあちゃんが、「急にお客さまが来るんだけど、なにかいいお菓子はないかしらねえ~」なんて状況があったら、ぜひおばあちゃんの分も含めて用意してあげて欲しい。
「最近のコンビニのお菓子はすごいねぇ~」と、あとでおほめの言葉をいただけること間違いなし。
ローソンの「みたらし餅と黒蜜ムース」、これからの季節にきっと輝く逸品ですよ~。