【更新情報】2018年7中旬
こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。
鹿児島県南大隅町根占辺田にある立神公園(たてがみこうえん)は、南大隅町の南に位置し、錦江湾に面した夕日のとっても美しい無料のキャンプ可能な公園です。
公園内にはハイビスカスなどの南国の木が植えられていて、南国ムードたっぷりです。
管理は南大隅町がやっていて、利用料金は、無料!
事前予約も当日受け付けも必要ありません。
道路に面した場所にありますが、交通量が少ないため騒音は全く気になりません。
心地よい波の音を聞き、キレイな夕日と夕闇に染まる開聞岳を見ながらゆっくり過ごせる最高のキャンプ地です。
この記事をゆっくり動画で紹介しています
立神公園までのルート
立神公園は、南大隅町の中心、南大隅市役所からだと距離7.7km、所要時間約10分の場所にあります。
南大隅町には温泉施設やガソリンスタンド、スーパーなどがあって、バイクツーリングに必要なものはたいてい手に入りますよ~
また、立神公園の北に3kmほど行った場所には道の駅根占があるので、不便さは全く感じません。
ボクは、立神公園をキャンプ地にして、早朝、九州本島の最南端にあたる佐多岬まで行ってきました。
立神公園と佐多岬までは、距離27.4km、所要時間約35分です。
立神公園の施設紹介
立神公園は、南大隅町の市街地から南へ走る国道269号線を錦江湾海岸線に沿って7kmほど南へ行った集落にあります。
目印は、「南隅路ねじめ立神公園」の看板です。
道路は一本道ですし、看板の先には駐車場がありますので、迷うことはありません。
なお、公園は、高台にありますが、天候によっては高波などに注意したほうが良いでしょう。
立神公園の管理者について
南大隅町が管理しておりますが、管理人は常駐しておらず、事前予約不要、利用するときの届け出も必要ありません。
時間を気にせず自由に利用できる手軽さと、南国の雰囲気たっぷりのロケーション、市街地から近い便利さなどが魅力ですね~
問い合わせ先は、南大隅町企画観光課(電話番号0994-24-3115)になります。
キャンプサイトについて
立神公園は、先に紹介した「南隅路ねじめ立神公園」看板の場所からは、車で乗り入れることはできません。
車で来られた方は、その南にある自動車を10台程度止められる駐車場に車を止めましょう。
駐車場の北隣がフリーのテントサイトになっています。
サイトには、炊事場やテーブル、イスが設置されています。
こちら側には照明があり、夜間はずっと点灯しているので、真っ暗にはなりません。
炊事場は駐車場のすぐ隣にあるので、車中泊の方や料理をする方には便利だと思います。
また、テントサイトのさらに北側、ちょうど「南隅路ねじめ立神公園」看板から入ったあたりには、トイレと芝生の広場があり、広場もテントサイトとして利用できます。
写真では、芝生がキレイに見えますが、かなり伸びています。
地面は平坦でテントは張りやすかったのですが、場所によってはモグラが穴を掘ったあとがありました。
地面はちょうどよい硬さなので、ペグはどんなものでも大丈夫かと思います。
ボクは、無風で天候もよかったから、ペグを打ちませんでした。
こちらには照明がなく、夜は真っ暗です。
こちら側は、炊事場に遠い反面、トイレが近いという利点があります。
トイレの脇には小川が流れており、けっこうな音がしてましたので、音が気になる方は注意してください。
携帯電話の電波の状態については、docomoでアンテナMAXでよく入ります。
蚊はあまりいませんでした。
炊事場について
屋根付き、水道が3つ、かまどが3つあります。
耐火レンガで組まれたかまどですが、グリルは置いてありませんでした。
テーブルとイスが設置されてますから、BBQなどで訪れる家族連れもいるのでしょうね。
トイレについて
駐車場や炊事場からキャンプサイトを挟んだちょうど反対側にトイレがあります。
トイレは、男女共用です。
トイレの前には立水栓があるので、ココで水を使うことができます。
男性用小便器が2つと手洗い
洋式便座の設置された簡易水洗トイレです。
老朽化はしていますが、清掃はされているようで、思いのほかキレイでした。
トイレの照明はセンサー式で自動的に点灯します。
また、入口の電灯は夜間から朝にかけて、ずっと点灯したままでした。
周辺の施設について
お風呂は、立神公園の前を走る県道269号線を北に7.6km走ったところに「ねじめ温泉ネッピー館」があります。
ネッピー館は、1,203mの地底から湧き出るナトリウム塩化物強塩泉の湯で、夏は湯上がりさわやか、冬は体の芯から暖まり、女性には『美人湯』としても好評だそう。
お風呂は7:00~22:00と、わりと時間に余裕があります。
入浴料は大人330円、子ども150円、家族風呂(要予約)1500円です。
ただし、格安な分、せっけんやシャンプーの備え付けはなく、貴重品ロッカーも有料です。
宿泊施設やレストランもあり、地元の食材を利用したメニューが豊富です。
また、立神公園の北に3kmほど行った場所には道の駅根占があって地元産の食材がたくさん売ってますが、午後6時には閉まってしまうので注意してください。
立神公園の隣には、立神食堂と言う、まさにザ・食堂といったたたずまいの食堂があります。
こちらのお店は、創業35年。
国産の豚を使って甘辛く炒めたホルモン定食や、「豚骨」と「鶏ガラ」をじっくり煮込んだスープに特製チャーシューがのったラーメンがおいしそう。
不定休ながら通常は午後9時30まで営業しているので、ネッピー館でお風呂に入って、道の駅根占でつまみを買って、立神食堂で食事をして、立神公園でゆっくり眠るなんてコースがいいんじゃないでしょうか。
キャンプ場データ
立神公園は、九州最南端の佐多岬を訪れるときのキャンプ地の一つとしてとってもおススメ。
佐多岬まではバイクで30分くらい。
佐多岬に行ってから立神公園でキャンプしてもいいし、ボクのように立神公園に泊まって、早朝、佐多岬に行ってもいい。
南大隅町の市街地まではバイクで10分ほどで、そこまで行けば、ホームセンター、ディスカウントショップ、ガソリンスタンド、一般的なお店はなんでもありますので、困ることはありません。
海のすぐそばなので、防風林で囲まれていますが、天候によっては強い風が吹くかもしれませんね。
名称 | 立神公園 |
かな | たてがみこうえん |
住所 | 鹿児島県肝属郡南大隅町根占辺田1912-8 |
連絡先(予約不要) | 南大隅町企画振興課(電話番号0994-24-3115) |
管理者 | 南大隅町 |
営業時間 | 年中無休、夜間出入り自由 |
料金 | 無料 |
ジャンル | フリーサイト |
施設 | 炊事場、水洗トイレ、駐車場 |
備考 | ゴミ持ち帰り |
立神公園から見た夕日に映える開聞岳です。
2018年7月中旬の全国的な猛暑の中での利用でしたが、夜は思ったほど暑くはなく、騒音もまったく感じず、とっても快適に利用できました。
ココは、また利用したいキャンプ場のひとつですね~