【更新情報】2022年6月
今回紹介する神楽岡公園(かぐらおかこうえん)少年キャンプ村は、北海道旭川市(あさひかわし)にある公園型の無料キャンプ場です。
管理は旭川市の委託を受けた「公益財団法人 旭川市公園緑地協会」で、開場期間は、例年7月1日から8月31日まで。
公園は1年を通して利用できますが、キャンプが許可されているのは期間内だけですから間違えないでくださいね~
利用にあたっては、現地で申込書に記入するだけで、だれでも自由に利用OK。
終日解放されているので、自由度が高くて、道内を旅している方にも利用しやすいと思います。
このキャンプ場のおススメポイントは、バツグンの立地!
旭川市の中心から南にわずか3km、車で5分程度の丘陵地に位置します。
旭川エリア観光の拠点として、これほど恵まれた場所はちょっとないでしょう。
立地条件が良く、自然たっぷりの広大な森の中という環境のため、キャンプシーズン中には多くの利用客で賑わいます。
欠点は、キャンプ場所が狭いことと、2か月間のみという開場期間の短さ。
神楽岡公園自体はかなり広い敷地ですが、キャンプ可能な場所は、一般的な3~4人用のサイズテントで20張りから30張りくらいが限度です。
また、駐車場はキャンプ場から200mくらい離れた場所にあります。
その代わり、バイクや自転車はテントサイト内に止めてもOK。
あなたの大事な愛車のすぐ脇にテントが張れますよ~
旭川市内のほぼど真ん中にあり、無料で利用できるうえ連泊も規制されていないことから、開場期間は混み合いそう。
キャンプ客が集中しすぎないように、6月から9月くらいまでの利用期間にしてもらえると、ありがたいんですけどね~
グループで利用できる屋根付きのバーべーキューコンロが設置されてたりと、家族連れのデイキャンプにもうってつけのキャンプ場。
全体的な雰囲気としては、道内を旅するソロのモトキャンパー、自転車キャンパー向けって感じですね~
同じ旭川市内で道内を旅するソロのモトキャンパー、自転車キャンパー向けのキャンプ場は、西神楽公園キャンプ場もあります。
こちらも開場期間が7月から8月いっぱいまでと短いので気をつけてください。
また、有料キャンプ場は、子供向けの屋内外の遊戯施設のあるカムイの杜公園と春光台公園グリーンスポーツ施設キャンプ場です。
興味のある方は紹介記事を読んでくれるとうれしいです。
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旭川市の紹介

出典:旭川市 公式サイト
旭川市は、上川総合振興局の所在地で、一般的に道北と呼ばれる地方に位置します。
道都札幌市に次ぐ道内第2位の人口(約33万人)を有する中核市です。
明治23年、上川郡に初めて旭川村、永山村、神居村の3村が置かれ、明治25年になると旭川に開発の尖兵として屯田兵が入植。
上川の中心地として開拓が進められました。
市名の由来は、諸説ありますが、忠別川のアイヌ語「チュプ(日)・ペッ(川)」を語源にした説がよく知られています。
「日」を「旭」に置き換えて「旭川」と意訳したそう。
明治31年に鉄道が開通し町制に移行すると、交通の要衝、物流の集積地として発展しました。
大正11に市制施行され、昭和30年からは近隣町村との合併が進み、昭和58年には人口36万人を超え、北海道では札幌に次ぐ第2の都市となりました。
現在は、北北海道の拠点都市としての機能が充実しているだけでなく、道北や道東地域の商業流通の拠点としての役割を担っています。

出典:旭川市 公式サイト
旭川市は、道内最大の盆地である上川盆地にあって、石狩川や忠別川、美瑛川などの川の合流部に位置している自然豊かな街です。
気候は、盆地特有の内陸性気候。
気温の年較差が50℃以上にもなり、道内の中でも寒暖差が大きい都市です。
明治35年には観測史上最低気温となる-41.0℃を記録。令和3年には37.9℃の最高気温を記録しています。
1日の温度差も大きいことが、四季の変化に富んでいることも、旭川市の特色のひとつと言っていいでしょう。
産業では、稲作などの農業や食料品、紙パルプなどの製造業、旭川家具をはじめとした木工、機械金属などのものづくり産業が集積しています。
近年は、全国的に知られる旭山動物園やスキー場などに、年間500万人を超える観光客が国内外から訪れているんだそうですよ~
これらの特産品は、ふるさと納税の返礼品にもなっているんで、興味を持った方は旭川市へふるさと納税をしてみるってものいいんじゃないでしょうか。
神楽岡公園少年キャンプ村までのルート
神楽岡公園は、旭川市の中心から南に約3km、車で約5分の場所。
市内を流れる忠別川沿いに位置し、市街地すぐ近くの丘陵地の森の中にあります。
キャンプ場の周囲は住宅地となっており、国道や道道が通り、JR神楽岡駅はすぐそば。
隣接する美瑛町からは車で約30分、富良野市の中心からだと1時間程度です。
交通アクセスもバッチリ!
そして、旭川、美瑛、富良野という北海道観光の中でも屈指の人気エリアにあることが最大の魅力ですよね~
このエリアは、これぞ北海道!というような絶景が広がっていますからね。
公園までは、ナビゲーションシステムの案内どおり進めば、迷うことなく着くはず。
旭川市を代表する総合公園のひとつでもあり、有数の桜スポットでもあるため、道路には案内板がしっかり表示されています。
道道219号線から新神楽橋の西側にある進入路を通って、南に約500m進むと駐車場があります。
この取付道路が道幅があまり広くなく、ゆるやかにカーブしているので、ゆっくり走ってくださいね。
ここが神楽岡公園の入口。
奥が駐車場です。
駐車場は、普通乗用車だと320台も収容できる広さがあります。
アスファルト舗装され、区画線が敷いてあり、マイクロバスやキャンピングカーなど大型の車両も駐車可能。
周囲は樹林帯になっていて、風を遮ってくれるほか、駐車場内にも木々が植えられていて木陰ができています。
キャンプ場所は、ここから200mくらい離れているため、ここで車中泊をする方も多いのでしょう。
地元の方から聞いたのですが、最近、旭川市内のキャンプ場では車中泊の方のマナーが問題視されているとか。
神楽岡公園でも、キャンプ場ではなく駐車場沿いの空きスペースにテントを張ったり、トイレに汚水を捨てられたり。
芝地で直火をするヤカラもいるとか言ってましたね~
たしかに、いつのものかはわかりませんが、ここの駐車場沿いの空きスペースにも直火の跡がありました。
火の取り扱いに関しては、ルールを守らない事例が多くなると、焚火が全面禁止になっちゃうかも。
もちろん、キャンプ場以外での火気の使用は厳禁です。
なにより火事の危険がありますから、ルールやマナーを守りましょうね。
神楽岡公園少年キャンプ村を紹介するよ
神楽岡公園を上から見ると、こんな感じ。
北側に道道が通っていて、公園へ続く取付通路を南に進むと、行き止まりが駐車場。
公園の南東角にキャンプ場があります。
テント設営が許可されているのは、この一角だけで、ほかは火気の使用も禁止。
公園の西側をJR富良野線が通り、周囲は住宅地になっています。
キャンプ場へは、公園の入口から園内道路を通って行けます。
でも、ボクが行ったのは6月下旬で、まだキャンプ場が開場してなかったんで通行できませんでした。
今回は、下見っぽい感じで紹介していきますね~
園内道路を200mほど進むと、アスファルト舗装された場所に着きます。
一見駐車場のような感じですが、枠線もなかったし、車を止めてはダメなのかも。
中央に円状の花壇があって、ロータリーのようになっています。
ここで、荷物を降ろして、車を転回させるんでしょうね。
なお、この先は車両の進入はできません。
ただし、バイクや自転車は乗らずに押して行けば、テントサイト内に止めてもOK。
二輪車乗りには、めっちゃありがたいですね~
公園の敷地は起伏に富んだ丘陵地で、ニレやナラなどの天然の木々、約500本のエゾヤマザクラが植えられており、閑静な自然景観になっています。
もともとは、大正時代に御料林を借用して開園したのが始まりで、その後、公園用地として払い下げを受け、園路や広場などを造成するなど、初期整備が行われました。
敷地面積は約41ha。
東京ドームの面積が4.6haですから、その9倍もの広大な敷地を持っているんですね~
園内の大部分は自然の樹林地であり、数多くの小動物や野鳥が生息し、植物の種類も豊富です。
春の花見、夏のキャンプ、炊事遠足、運動会や冬の歩くスキーなど、四季を通じて市民憩いの場所となっています。
近隣の小学校が、公園や川原で炊事遠足で訪れるのが定番になっているんだとか。
旭川市出身の小説家「三浦 綾子」さんの小説「銃口」にも、神楽岡公園での炊事遠足のことが書かれているそうです。
こういう背景があるから、単に神楽岡公園キャンプ場ではなく、「神楽岡公園少年キャンプ村」なんでしょうね~
テントサイトについて

出典:旭川市公園緑地協会
これが神楽岡公園の案内図。
コンパクトにまとまっていて、わかりやすいと言えばそうなんですが、縮尺があまりいも違いすぎ(笑)
この図だと、駐車場からテントサイトまで、ほんの少しに見えちゃう。
じっさいは、200mくらい離れてますからね。
こっちのほうが、距離感がつかみやすいでしょう。
公園中央には、自由広場があり、その周囲にはコンビネーション遊具やトイレなどが設置してあります。
入口のちょうど対角線上にある一角がキャンプ場です。
テントサイトの周囲には、炊事場とトイレがあって、さらに先には屋根付きのかなり大きな休憩所があります。
休憩所も常時開放されていますが、キャンプ場以外の場所でのテント設営は原則禁止です。
ロータリーからはアスファルト舗装された園内通路が通っていますが、車両の乗り入れはできません。
市から指定管理者の委託を受けている旭川市公園緑地会の公式サイトには、「自転車、オートバイはテント横まで持ち込み可能ですが、押して入場してください。」との記載があります。
モトキャンパー、サイクルキャンパーには、めっちゃありがたいですね~
これが、ロータリーのすぐ横にある売店です。
外には清涼飲料水の自動販売機が設置してあります。
料金は、一般的な小売価格と同じ。
自販機があるのって、うれしいですよね~
キャンプ場は市街地にあるため、車で買い出しに行けば、それほど時間はかかりません。
それでも、飲み物1本買うためだけに出かけるのはおっくうでしょ。
四輪車の方は、駐車場も遠いことですし。
24時間いつでも飲み物が買えるサービスって、何気にスゴイと思うんですよね~
売店のちょっと先がキャンプ場です。
森林キャンプ場を思わせるような、木々の生い茂る森の中のフリーサイト。
荷物はロータリーから運ぶことになりますが、駐車場からほんの30mほどなので、搬送にはそれほど苦労しないでしょう。
休憩所脇にはリヤカーが用意されているので、それを使ってもOK。
園内通路は舗装されているし、平坦ですのでリヤカーも扱いやすいですよ。
これがテントサイト。
全面芝地のフリーサイトです。
芝地というより、山土の上に自然の草が生えているといったほうが、正確ですね。
公園全体としては丘陵地ですが、テントサイトはほぼ平坦。
北側が丘の斜面のように高くなっていて、その先は人の手が加わっていない自然生態観察公園区域です。
テントサイトは広さとしては、それほど広くはなく、一般的な3~4人用のサイズのテントで20張りから30張りくらいが限度でしょう。
周囲は木々で囲まれ、サイト内にも樹木が植えられていて、木陰となっている場所が多いですね~
地面はこんな感じ。
山土の上に芝というより、シロツメクサなどの野草が生えています。
水はけはあまりよくないかもしれません。
日陰は湿っぽい感じがしました。
でも、周囲の樹林帯が、真夏の強い日差しや強風を遮ってくれて快適に過ごせそうです。
園内通路とテントサイトは、ほとんど段差がないため、バイクや自転車を入れることが簡単です。
ただし、車止めの杭が置かれていますし、木陰は地面がゆるんでいることもあるので、バイクを転倒させないように注意してください。
サイドスタンドプレートなどを準備したほうがいいと思います。
また、ここのテントサイト内には、木が生えていたり、木の根が飛び出しているところもあります。
ファミリー用の大型テントは、たいていはサイトの中央付近の広い場所に張られます。
サイトの北側に炊事場、南側が通路、東側にトイレがあるんで、動線を考えてテントを張りましょう。
ソロ用のテントは、通路に近い木々の間にうまく張ると、落ち着けていいかも。
旭川市の中心にあって、国道や道道、線路すぐ近くを通っているわりには、騒音はあまり聞こえませんでした。
都会の喧騒から離れ、北海道の大自然の息吹を感じられる、ステキな環境ですよ~
ただし、夜間の交通事情は未確認。
キャンプ場の開場期間は、地元の方々で賑わうらしいので、音に敏感な方は耳栓を準備したほうがいいかも。
テントサイトには、区割りや境界はありません。
どの場所でも自由にテントやタープを張ってもOK。
ただし、テントを張れる場所に限りがありますし、サイト内に二輪車を止めるとなると、混雑具合によっては窮屈な思いをすることがあるかもしれません。
周囲が樹林帯になっていて、強風や大雨の影響を受けにくい土地ですね。
台風のようなかなりの大雨でもない限り、大丈夫じゃないかなあ。
悪天候のときは、炊事場や休憩所をうまく利用して危険を避けてくださいね。
夜間照明については、街灯があるんですけど、照明器具なしでのキャンプは危険です。
照明器具は忘れないようにしてくださいね~
スマホの電波は、公園内どこでもOKでした。
トイレについて
神楽岡公園内には、トイレは2か所あり、1か所がテントサイトのすぐ東側。
もう1か所が自由広場の北側にあり、こちらは主に公園の利用客のためのもので、規模が大きくバリアフリー対応です。
これがキャンプ場のトイレ。
レンガ造り風の建物と横に建てられたパーゴラ屋根が、景色に溶け込んでいい感じ。
周囲には、コンクリートブロックが敷かれ、雨の日でも足元が濡れにくくなっています。
入口は、男女別。
なぜか、トイレに入るとオルゴールの音楽が流れてきます。
ゆっくりと心落ち着けて用が足せるようにかな(笑)
※ 調べてみたら、フランスの作曲家「ポール・モーリア」氏の「恋はみずいろ」って曲らしい。
これが男性用トイレ。
洗面所のすぐ隣に水洗式の小便器が1つだけ設置してあります。
壁は白い大判タイル、床はグレー色の小さいタイル張り。
公園中央にある公衆トイレが、かなり大きいためか、こちらのトイレは狭いですね。
大便用は、水洗和式が1つ。
個室はちょっと狭いですが、しっかり手すりがつけられています。
トイレットペーパーはちゃんとあるし、掃除がしっかり行き届いていて、めっちゃキレイですよ。
夜間照明備えていて、24時間使用可能です。
ただ、最近は自宅のトイレが洋式ってところが多いので、女性や子供は使いづらいかもしれません。
公園中央の自由広場側にある身障者用トイレは洋式なので、そちらを利用してもいいかも。
もう一つのトイレは、公園の中央付近。
位置で言うと、自由広場の東側の遊歩道沿いにあります。
駐車場からも近いですよ。
自由広場付近で子供と一緒に遊んだりしているときには、こっちのトイレの方が近くて便利。
キャンプ場側にあるトイレと同じくような外観ですが、倍以上の大きさです。
バリアフリー対応型で、建物の間に入り口があり、男女別。
小さく区切られた側に身障者用トイレです。
ちなみに、こちらのトイレも中に入るとBGMが流れますよ~
これが男性用トイレ。
入口にある洗面所は、清潔感があります。
鏡は取り外されてました。
男性用小便器は、水洗式がずらっと9個並んでいます。
どの便器もピッカピカに磨き上げられてますね~
明かり窓から日差しが入ってきて、明るい印象です。
さらにその向かい側に3つ。うちひとつは手すり付き。
壁と白色、床はグレー系のタイルが敷かれてて、キレイに掃除されています。
大便用は、水洗和式が3つ。
個室はそれほど広くありませんが、しっかり手すりがつけられています。
トイレットペーパーもちゃんとあって、しっかり掃除が行き届いているトイレです。
ただ、こっちには洋式便座がないんですよね~
こちらが身障者用トイレ。
バリアフリー対応型らしく、かなり広々とした造り。
手すりもしっかり取り付けられていて、使いやすそう。
便器は一般的な洋式便座で、ウォーム便座とかウォシュレット便座ではありません。
もちろん、トイレットペーパーも完備。
やっぱりトイレがキレイなキャンプ場はいいですよね。
「トイレのキレイさとキャンプ場の良さは比例する」ってのが、ボクの持論です(笑)
炊事場について
炊事場は、テントサイト内の北側にあります。
土台はコンクリートで、大きな屋根と木製の柱で建てられた、かなり立派な建物です。
東側半分には囲炉裏型のバーベキューコンロが4基置かれ、西側に水道設備があります。
炊事場というより、バーベキューハウスって感じの作りですね~
これが炊事場の半分を占める、めっちゃ立派なバーベキューコンロ。
4基あります。
コンクリートの土台に御影石のタイルで縁取った、囲炉裏型のコンロ兼テーブル。
マジですばらしい設備。
両サイドに木製のベンチシートを置いて、家族やグループでも使えるようになっています。
焼き網もちゃんと置いてありましたね~
屋根付きですから、雨が降っても安心して調理ができそうです。
炭と食材だけ持って来れば、手軽にバーベキューが楽しめますね。
水道施設は炊事場の端にあります。
構造は、シンプルに蛇口と洗い場があるだけ。
コンクリート製で、シンクが浅く細長い形状の両面型。
片側に蛇口が5つ付いています。
蛇口は万能ホーム水栓。
公園とかによくある吐水口が回転するタイプで、水を飲むときとかにも便利。
小さなお子さんとかでも、このタイプの蛇口は使いやすくていいですね。
なぜか反対側の蛇口の1つは、長パイプの自在水栓でした。
壊れて補修したのかな?
炊事場内に調理台はありませんが、シンクの天板に食材や食器などを置けるように台座が取り付けてあります。
あまり見かけないタイプですけど、どこかのキャンプ場にもあったなあって記憶をたどったら思い出しました。
江別市の江別市森林キャンプ場の炊事場でした(笑)
水は、そのまま飲料水として使えます。
もちろん、電灯もあるので、暗くなってからも使うことができますよ。
炊事場のすぐ近くには、野外炉も6基ほど設置されています。
さすがは、近隣の小学校が炊事遠足で訪れるが定番になっているキャンプ場ですね~
屋外のため、老朽化は進んでいますが、まだまだ現役で使えそう。
野外炉は、U字溝を利用した簡易炭火コンロです。
木製のテーブルがあるので、ここでバーベキューなどをして食事もできちゃう。
たいていの無料キャンプ場はU字溝のみ置かれていることが多いのですが、グリル代わりの焼き網が敷いてありました。
また、灰捨て用の缶も置いてあります。
有料キャンプ場でも、使用済みの炭とか灰は持ち帰りになってきている中、これはめっちゃありがたい!
一般ごみを混ぜて捨てたりはしないようにしてくださいね~
これは、キャンプ場の西側にある休憩所。
もちろん、ここの中でテントを設営したり、火気を使用することは原則禁止されています。
建物は、20人くらいが一度に利用できるくらい大きいですね~
休憩所脇に置いてあるリヤカーは、荷物搬送用に貸し出すものだと思います。
中はこんな感じ。
木製のテーブルとベンチシートが設置してあって、公園内の散策とか遠足のときの休憩場所にピッタリです。
石畳状のタイルが敷き詰めてあって、横壁はありません。
森の緑が自然に目に入ってきて、めっちゃいい雰囲気ですね~
森の土手に近いのと、屋根が大きく軒がかなり深いので、壁は無くても雨風には強い造りになっています。
キャンプ場以外の場所にテントを張るには市の許可を得る必要があります。
おそらくは、遠足とか地域の行事を想定してのことだとは思いますが、悪天候時の避難先なら許可してもらえるかも。
モトキャンパーやサイクルキャンパーの方は、台風とかの大雨のときに避難場所として使いたいときは、連絡してくださいね。
利用上の注意事項について
神楽岡公園少年キャンプ村を利用するときの、ルールやマナーは、一般的な無料キャンプ場や公園と同じ。
キャンプ場を利用するときは、「申込書」を書くこと。
例年、7月のキャンプ場開場とともに、場内に「受付箱」が設置されます。
箱の中にある申込書に必要事項を記入して投函すれば受付は完了です。
予約も必要ないし、時間の制限とかもありません。
真夜中に来て、早朝に出発してもOK。
めっちゃ利用しやすいですよね。
申込書は、キャンプ場の維持管理に必要な予算に関係してきますから、必ず書いてくださいね。
駐車場以外の場所への車両の乗り入れ、駐車は禁止。
ただし、バイクや自転車はテントサイト内に乗り入れもOK。
その際は、車両から降りて押して入れてくださいね。
連泊は禁止していませんが、芝生の枯損を防ぐために、概ね3日ごとにテントの位置を変えてください。
火気の使用は、開場中のキャンプ場内でのみ認められています。
ぜったいに公園の中や駐車場脇の空きスペースで、焚火などをしないでください。
キャンプ場は、直火は厳禁です。
芝を傷めないよう、焚火台や焚火シート、コンロを使用しての煮炊きはOK。
コンロは芝から30~50cm離すことなんて基準を設けてるキャンプ場もありますね。
高さが足りない焚火台の場合は、焚火シートは必ず敷きましょう。
焚火の周囲ってけっこう火が飛び散りますから。
芝に焦げ跡などを作らないようにお願いします。
火の取り扱いに関しては、ルールを守らない事例が多くなると、焚火の全面禁止にもつながりかねません。
じっさい、道内の森林キャンプ場では、焚火全面禁止のところが増えてきています。
ここは管理人さんが24時間常駐していませんし、自然豊かな公園です。
火事になったら、そう簡単には消火できません。
火の取り扱いには十分気をつけてください。
花火をしたり、発電機やカラオケ機械を持ち込んだり、騒音を出さないことなど、周囲の方に迷惑をかけるような行為は慎むこと。
このキャンプ場は、ペット同伴OK。
最近は、排泄物が野生動物を呼び寄せる原因にもなるため、ペットを連れ込むことを禁止しているキャンプ場が増えてきてるんですよね。
その中にあって、どこでもペットを遊ばせることのできるってのはありがたいですね~
ただし、放し飼いはNG。フンの処理もしっかりお願いします。
糞尿、鳴き声などで、他人に迷惑をかけるペットの連れ込みはダメですよ~
そして、ぜったいに守ってほしいのが、ゴミの持ち帰り。
このキャンプ場に限ったことではありませんが、道内は野生動物が非常に多いです。
ゴミをきちんと処理しないと、キャンプ場にカラスやキタキツネ、場合によってはヒグマが来ますから。
「こんな街中にも?!」ってびっくりするような場所にも、普通にヒグマが出たりします。
しっかりルールとマナーを守りましょうね~
温泉施設の紹介
旭川市には、温泉や入浴施設がたくさんあります。
神楽岡公園キャンプ場から一番近いのは、公園のすぐ西側にある「杜のSPA 神楽(もりのすぱ かぐら)」です。
キャンプ場から車で5分程度。
公園から道道219号に出て、すぐに神楽3条通りに入った場所にあります。
歩いても行けるくらい近いですよ。
杜のSPA 神楽は、いわゆるスーパー銭湯で温泉ではありませんが、施設は充実しているうえ、朝の10時から真夜中の24時までやっていますから、旅行客にもめっちゃおススメ!
オープンは2012年。
モール湯や薬草湯など6つの内湯と開放感たっぷりの露天風呂、多彩なサウナが楽しめる、旭川市内屈指のスーパー銭湯なんですよ~

出典:杜のSPA 神楽 公式サイト
様々な工夫を凝らした浴室は、心とカラダをあたため、ほっとするくつろぎの空間です。
面白いなと思ったのは、「モール湯」かな。
肌にしっとりとなじむ美人の湯として知られるモール温泉を再現したんだそう。
琥珀色をした、つるつるすべすべとした湯ざわりのお湯です。
「モール(Moor)」とは、ドイツ語で「腐植質」を意味し、腐植質を多く含む泉質のこと。
植物性なので、天然保湿成分が多く含まれ、まろやかなため美肌効果があると言われてるんですよね。
秋田県大潟村にある「ポルダー潟の湯」がモール温泉でしたね~
それと同じ泉質再現したとか、スゴイ!
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【無料キャンプ場】桜とツツジとハスが咲く南の池公園キャンプ場
【更新情報】2019年5月 今回紹介する南の池公園キャンプ場は、秋田県の北西に位置する南秋田郡大潟村(おおがたむら)にある無料のキャンプ場です。 管理は大潟村がしているので、利用したいときは、事前に村 ...
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出典:杜のSPA 神楽 公式サイト
サウナもめっちゃ凝ってます。
エキゾチックな雰囲気の室内に、広々としたスタジアムサウナや岩盤浴、女性のために美肌効果のある美塩サウナやエステまで完備。
美塩サウナは、全身に塩を塗ることで、湿熱と塩のダブル効果により短時間でも強い発汗作用が得られるらしい。
マッサージを合わせて行えば、老廃物を取り除き、血行促進と新陳代謝を促す美容効果が期待できるとか。
期間ごとに薬草を蒸してスチームを発生させているため、リラックス・リフレッシュ効果もバッチリ!
これには、サウナーさんたちもにっこりですね(笑)
シャンプー、ボディソープは備え付けてありますから、利用の際は、タオルだけ持参してください。
タオルセット(バスタオル・フェイスタオル・あかすりタオル)は、250円でレンタルもしてるんで、まったくの手ぶらで来てもOK。
営業時間は、朝の10時から夜中の24時まで(最終受付23時)。
年中無休の営業です。
朝早くから夜遅くまで入浴OKの施設って、めっちゃありがたいですよね~
日帰り入浴の料金は、大人650円、子供(4歳~12歳)300円、3歳以下は無料。

出典:杜のSPA 神楽 公式サイト
館内は、スーパー銭湯らしく、自由にくつろげる無料の休憩スペース、食事処があります。
スゴイのは、マンガコーナーに置かれたマンガの数。
なんと、2200冊以上もあるとか。
入浴後もゆったりできて、子供さんのいる家族連れにもおススメです。
地元の方やキャンプ場利用の旅行者まで、みんなが利用しやすい温泉だと思います。
種類が豊富でめっちゃキレイなお風呂とサウナに、充実した設備で、このお値段はリーズナブルですよね~
食事処では、お得なセットメニューやおススメの定食などが盛りだくさん。
道内江別産そば粉を使った7割そばや定番のラーメンにカレーのほか、デザートにはあっさり牛乳ソフトもあります。
バラエティ豊かなメニューとこだわりの味で、評判みたいですね~
アルコール類やおつまみ、一品料理もありますから、ぜひ立ち寄ってみてください。
詳細は、杜のSPA 神楽の公式サイトでご確認ください。
西神楽公園キャンプ場のデータ
名前 | 神楽岡公園少年キャンプ村 |
かな | かぐらおかこうえん しょうねんきゃんぷむら |
住所 | 北海道旭川市神楽岡公園 |
連絡先 | 神楽岡公園緑のセンター(電話番号:0166-65-5553)、公益財団法人旭川市公園緑地協会(電話番号:0166-52-1934) |
管理者 | 旭川市、指定管理者 公益財団法人 旭川市公園緑地協会 |
営業期間 | 例年7月1日から8月31日まで |
料金 | 無料(予約必要なし、現地で申込書を記載) |
ジャンル | 芝のフリーサイト(バイク、自転車のみ押して乗り入れ可) |
施設 | テントサイト、炊事場、トイレ、野外炉、売店、休憩所など公園施設多数あり |
備考 | ゴミ持ち帰り、直火禁止、ペット同伴可 |