【更新情報】2022年7月
今回紹介するウソタンナイ砂金採掘公園キャンプ場は、北海道浜頓別町(はまとんべつちょう)にある有料キャンプ場です。
テントサイトは、芝地のフリーサイトのみ。オートサイトやバンガロー、コテージなどはありません。
管理は町の委託を受けた「浜頓別町観光協会」で、開場期間は、例年6月上旬から9月下旬まで。
利用料金は、中学生以上1人一泊400円、小学生1人一泊200円、未就学児は無料。(6連泊目以降は3割引き)
車中泊やデイキャンプも同料金です。
事前の予約は必要なく、現地管理棟(ゴールドハウス)で受付をすればOK。
管理棟の営業時間は、9時から17時の間で、毎週月曜日が定休日(祝日の場合は翌日が定休日)となっています。
チェックイン、チェックアウトの時間は定めておらず、管理棟の営業時間内を一泊分として換算しているようです。
このキャンプ場のおススメポイントは、かつて砂金採掘が行われていた宇曽丹(ウソタン)川のほとりでキャンプが楽しめるってところ。
宇曽丹川や体験用のテントで、砂金掘りを体験することもできます。
料金は、道具の賃貸料と指導料込みで、たったの500円!
キャンプ料金も安いけど、こっちもびっくりするほど格安ですね~
とくに時間の制限もないので、管理棟の営業時間いっぱいいっぱい砂金取りができますよ(笑)
平常時なら川の流れは穏やかで、水深も子供の脛くらい。
夏の時期は、子供と一緒に川遊びや砂金取り体験など、アウトドアを満喫できるキャンプ場です。
直火じゃなきゃ焚火もOK!ペット同伴も可!
大きな音のしない手持ち花火ならやってもいいし、自然豊かな場所なのに、めっちゃ自由度が高いんです。
おまけに今どき珍しく、ごみは分別すれば、別途料金なしに回収してくれます。
マイナス面は、町の郊外にある山のふもとのキャンプ場なので、交通アクセス、利便性がイマイチな点。
付近にコンビニエンスストアやガソリンスタンドなどの商業施設はなく、温泉など日帰り入浴のできる場所もありません。
スマホの電波もほとんど入らず、ネットを使いたい方や外部との連絡を取りたい方は注意が必要。
川辺という環境から、時期によっては蚊などの虫がたくさん発生することも。
アウトドアライフを楽しもうと思ってキャンプ場に来てるのに、「欠点は不便なこと」ってのもおかしな気もしますけど(笑)
森林キャンプ場ほど、山々しくはないし、街中の公園キャンプ場ほど、自然がないわけじゃない。
いい塩梅のロケーションなんですよね、ここ。
そして、管理人さんが楽しくて気さくでとってもいい方で、キャンプの楽しさが倍増すること請け合いです(笑)
6連泊以上は三割引きになるサービスもあって、家族連れの方やキャンピングカー利用の方におススメのキャンプ場だと思いますよ~
浜頓別町の紹介

出典:浜頓別町 公式サイト
浜頓別町は、宗谷(そうや)総合振興局に属する町で、一般的に道北と呼ばれる地方に位置します。
この周辺一帯は、旧石器時代の遺跡が発見されるなど、1万2,000年以上前からヒトが住んでいたようです。
枝幸郡に枝幸、頓別、歌登、礼文の4つの村が設けられました。
頓別の由来は、アイヌ語の「ト・ウン・ペツ(湖沼に入る(行く)川)」から由来しており、もともとは川の河口付近のことです。
明治時代の後半、頓別川の支流である宇曽丹(ウソタン)川に砂金が産出し、一時は東洋のクロンダイクとまで内外に宣伝されると、人口が爆発的に増えたんだそう。
その後、内陸側にも人が住み入るようになると、頓別が地名として呼ばれはじめ、大正5年(1916年)に枝幸村(現枝幸町)から現在の浜頓別町域・中頓別町域を分村するにあたって、頓別村と命名されました。
大正7年に村内に設置された鉄道駅が浜頓別駅と命名されたり、大正10年に頓別村から中頓別村(現中頓別町)が分村したことなどから、昭和26年に町制施行に当たって現在の「浜頓別町」と改称したんですね~

出典:浜頓別町 公式サイト
気候は、冬には流氷が接岸しますが、海洋性気候のため気温がマイナス20度を下回ることはあまりありません。
夏はおおむね涼しく、最高気温が25度を超えることさえ少なく過ごしやすいですよ。
年間を通じて東の風が多いのですが、春と秋には南西寄りの風が多くなります。
11月に入るとロシア、サハリンなどで夏を過ごしていたオオワシやオジロワシが渡って来るんだそう。
ワシ類のピークは12月中旬で、多い年には400~500羽も集まるとか。
多くのワシたちが休息をとり、1本の木に50~60羽のワシが止まる「ワシのなる木」もこの地域の魅力の1つです。

出典:浜頓別町 公式サイト
基幹産業は、お隣の猿払村と同じく、酪農と漁業。
オホーツク海では「毛がに」や「ほたて貝」、「さけ」などの水揚げがあり、中でもこの地域で取れる「さけ」は「めじか」といって最も高級なものとして有名です。
また、豊かな自然環境と広大で肥沃な天北原野に恵まれていることや冷涼な気候のおかげで、牛が病気になりにくく、品質のよい牛乳を生産できるんだとか。
イベントとしては、例年8月に「ウソタン砂金フェスティバル」を行っています。
かつてのゴールドラッシュのときは、2万人以上が一攫千金を夢見て繁栄したことにちなんでるんだって。
昭和63年には、ウソタンナイ砂金発見90周年を記念して「ゴールドハウス」(キャンプ場の管理棟)を建設。
内部にはウソタンナイ砂金地の歴史と物語、写真と黄金の土産品を展示しています。
浜頓別町の名産・特産品は、ふるさと納税の返礼品にもなっているんで、興味を持った方は、ふるさと納税をしてみるってものいいんじゃないでしょうか。
ウソタンナイ砂金採掘公園までのルート
ウソタンナイ砂金採掘公園は、浜頓別町の市街地から車で約15分。町の南郊外に位置します。
町内にはコンビニエンスストアやガソリンスタンド、スーパーマーケットなどの商業施設が揃っていますが、キャンプ場付近にはありません。
まずは、しっかり準備をしてから向かいましょう。
近隣の道路は交通量が少なくて走りやすく、ナビゲーションシステムの案内どおり進めば近くまでは迷うことなく行けるはず。
ただし、キャンプ場周辺の地理がちょっとわかりづらいかも。
牧場が広がり、目的物らしいものが全くありません。
日中のうちに場所を確認しておいた方がいいですよ~

出典:浜頓別町 公式サイト
浜頓別町内から向かった場合、オオワシの森の横を通過するか、宇曾丹川にかかる黄金橋(こがねばし)を渡ると思います。
ところどころに案内板はあるんですけど、あまり大きくないし、老朽化していてちょっと見づらいんです。
町の公式サイトにあるロードマップを参考にするといいかも。
黄金橋を渡ってすぐ左折南進すると、キャンプ場に近いんですが、砂利敷きの未舗装の管理用道路です。
普通車が通れるくらいの道幅はありますけど、緊急時以外は通行しないようにとのことなので、直進してください。
黄金橋を渡って約600m直進したところに丁字路交差点があります。
道路脇に案内板が出ているんで、ここを左折(東進)。
400mほど道なりに走るとキャンプ場です。
川沿いに下ったところに駐車場があります。
管理棟の前の道は、原則的に一般車両の通行は禁止ですから、駐車場に車を止めてくださいね~
ウソタンナイ砂金採掘公園を紹介するよ
ゴールドラッシュってのは、新しく金が発見された土地へ一攫千金を狙う採掘者が殺到することを言います。
古くは、1800年初めのブラジル、中盤から後半にかけてのオーストラリア、あるいはニュージーランドにカナダ。
そして、もっとも有名で代名詞にもなっている、1848年ころにアメリカ合衆国カリフォルニア州で起きたカリフォルニア・ゴールドラッシュですね。
1897年ころに、カナダのクロンダイクという地でゴールドラッシュが起きたその数年後、北海道の枝幸郡でも幌別川上流のパンケナイやウソタンナイでも砂金が発見され、人々が殺到したんだそう。
一説によると、浜頓別町周辺は「東洋のクロンダイク」とも呼ばれ、人口は2万人以上に膨れ上がったと言われています。
現在の浜頓別町の人口は3300人くらいですから、いかに盛り上がったかがわかりますね~
その名残の地に、90周年を記念して「ゴールドハウス」(キャンプ場の管理棟)を建設し、現在はキャンプ場になっているってわけ。
公園は、宇曽丹川のほとりに位置し、「カッチャ」と「ゆり板」という伝統的な道具を使って砂金掘りを体験することができます。
あまり天候の良くないときや、短時間でサクッと体験したいときは、屋外テントの中で水槽での体験も可能。
例年8月には、かつてのゴールドラッシュをしのび、ウソタンナイ砂金採掘公園で「ウソタンナイ砂金フェスティバル」も開催されているんですよ~
ちなみに、宇曽丹川はウソタインナイ川と書くこともあります。
名前の由来は、アイヌ語の「ウソタンアイナイ(お互いに滝が掘っている川)」から転訛したもの。
疑問に思ったのが、ナイの扱い。
アイヌ語で「ナイ」が川を意味する言葉なら、ウソタンナイ川っておかしくね?
漢字で書いたら「宇曽丹川川」じゃね?
「一番最初」とか「頭痛が痛い」みたいな重言になっちゃってるっしょ?って思いました(笑)
キャンプ場をGoogleEarthで上空から見ると、こんな感じ。
東側に宇曽丹川が流れていて、周囲には森と酪農風景が広がっています。
住宅街や商業施設みたいなものは、まったくありません。
のんびりゆったりとキャンプをしたい方にピッタリの場所ですよ~
駐車場は、キャンプ場の南側です。
アスファルト舗装され、白線で区画割りがされています。
普通車だと約40台が駐車可能。
マイクロバスが止められるくらいのスペースが5台分ほどありますので、大型のキャンピングカーでも問題なく止められますよ~
管理棟(受付)について
これが管理棟になっているゴールドハウス。
木造ドーム屋根の建物です。
管理棟では、キャンプの受付だけでなく、砂金掘り体験の受付と指導、採れた砂金のチューブ詰め、加工や民芸品の販売などもおこなっています。
正面がテラスになっていて、テーブルとベンチが置いてあるんで、天気の良い日はコーヒーとか飲むと気持ちよさそう。
また、管理棟のすぐ隣りに休憩スペースが設けられていて、こちらにもテーブルセットが設置してありますよ~
無料で利用できるバーベキューハウスも用意されていて、宇曽丹の歴史を肌で感じつつ、おいしいものを食べることもできちゃう。
管理棟の営業時間は、例年6月上旬から9月下旬までの9時から17時まで。
毎週月曜日が定休日で、月曜日が祝日の場合は翌日が休みです。
事前の予約は必要なく、直接受付をすればOK。
利用料金は、中学生以上1人一泊400円、小学生1人一泊200円、未就学児は無料。(6連泊目以降は3割引き)
車中泊やデイキャンプも同料金です。
旅行者にとってめっちゃありがたいのは、チェックイン、チェックアウトの時間をとくに定めていないところ。
管理棟の営業時間内をだいたい一泊分として換算しているようなので、朝から翌日の夕方まで、一泊料金でめいっぱいキャンプを楽しむことができちゃいます。
なお、原則的に月曜が定休日なので、その前後に利用する方は、前もって利用方法を確認してくださいね~
テントサイトについて

出典:浜頓別町 公式サイト
キャンプ場の案内図です。
テントサイトは、南北に細長い河川敷の芝地の部分。
管理棟前の道路は、一般車両の通行も駐停車も禁止。
河川敷には砂金掘り体験用のテントが建っているんですが、それより北側がテントサイトとなっています。
テントサイトは、区画のないフリーサイト。
テントの設営場所は早い者勝ち。
炊事場や管理棟に近い場所は混雑しがちですから、とくにキャンプシーズン中などは動線を考えてテントを張りましょう。
駐車場のすぐ隣りが芝地になっていて、一見テントサイトのようですが、砂金掘り体験の方のための場所なんです。
原則的には、テントの設営はできませんが、管理人さんが気さくな方で、けっこう柔軟に対応してくれます。
荷物の多い家族連れの方やグループの方は、相談してみるといいでしょう。
駐車場に隣接してテントを張れば、オートサイトと同じで荷物を降ろしてテントを張るだけ。
手間なくめっちゃ簡単にキャンプが楽しめます。
ただし、車中泊の方やキャンピングカーの方も同じ駐車場を利用しますから、夏休みのシーンズンなど混み合う時期は、車の出入りが多くて落ち着かないかも。
ゆっくりのんびりとキャンプをしたい方は、避けたほうがいいでしょう。
なお、管理棟から河川敷に下りるところは、コンクリート階段になっていて勾配があります。
夜間や雨の日などは、足元に十分気をつけてくださいね~
おおむねこのあたりから北側がテントサイトです。
芝地が北に向かって広がっていて、一部が樹林帯。
テントサイトはほぼ平坦で、凹凸もあまりありません。
管理棟に近い側は、ファミリー用の大型テントやタープも張れる余裕があります。
川の方に目を向けると、一面に広がる緑の景色!
ところどころに北海道らしい木々が植えられていて、木陰を作ってくれてます。
地面の固さはちょうどよく、芝は少し長めでしたが、ふかふかしてました。
テントの設営はしやすいと思います。
気をつけたいのは、悪天候のとき。
テントサイトは川より一段高く、管理棟のある土手より一段低い位置にあります。
樹林帯があって、強風が吹くことはあまりないようですが、注意が必要。
そして、周囲は森に囲まれているとはいえ、サイト内には避難先となる東屋などがないんですよ。
普段は穏やかな流れの宇曽丹川ですが、大雨やそのあとは増水の危険もあります。
日中時間帯は管理人さんが常駐していますので、悪天候時は状況を必ず確認してくださいね。
ここは、テントサイトの最奥、一番北側です。
南側は開けた芝地のサイトと言った感じでしたが、北側は木々が生い茂る林間サイトっぽい雰囲気。
この辺りは、森に包まれているかのような感じで心が安らぎます。
雰囲気がめっちゃいいんですよね。
木々のざわめきと、鳥の鳴き声が心地よく聞こえてきます。
一般の観光客の方はまず近づかないため、落ち着いたキャンプができること、間違いなし。
炊事場もすぐ近くにあるし、緑に囲まれた癒しの空間は最高です!
駐車場からはちょっと遠いんですけど、荷物の少ないソロのモトキャンパーにめっちゃおススメの場所だと思います。
川のせせらぎを聞きながら、こんなにも緑に囲まれた空間でキャンプができるなんて最高でしょ。
木々が生い茂っているため、雨風や直射日光が遮られるところはすっごくいいですね。
設営スペースはかなり狭いんで大型テントは張るのが難しいですが、木製のテーブルやベンチがあってかなり便利。
使い勝手もいいし、プライベートサイトっぽくてステキです。
このキャンプ場は、町の郊外にあり、大自然に囲まれています。
周囲に幹線道路はなく、住宅地も商業施設もありません。
不便と言えば不便だし、交通アクセスに難があると言えばそうかもしれません。
ただ、ここにいるだけで心が安らぐんですよね~
夏の一時期を除けば、観光客も多くなく、一般道路から離れているため、一日を通してめっちゃ静かです。
夜間照明については、テントサイト内にないんで、夜はかなり暗いです。
照明器具は必ず準備してくださいね~
スマホの電波も入りづらいため、外部との連絡を取りたい方は注意してください。
トイレについて
トイレは、管理棟裏に1か所だけ。
キャンプ客も一般観光客も同じです。
テントサイトからは少し離れてるし、土手を上らないとダメなので、雨の日とか夜はちょっと不便。
入口は、男女別に分かれていて、バリアフリーには対応してません。
虫などが入り込まないように、アルミのドアが付いています。
入口がちょっとだけ地面より高いですから、夜間に利用するときは足元に注意してくださいね。
こちらが男性用トイレの入口。
かなり旧式の洗面台があります。
照明はちゃんとありますし、24時間いつでも利用可能です。
トイレ内は、かなり狭く、水洗式の男性用小便器が1つ。
壁は板張り、床は土間コンですが、キレイに掃除してあって清潔感があります。
施設自体は、おそらく昭和63年に建てられたときのままなのでしょう。
改装は何度かしてるのかもしれませんが、設備は旧式です。
でも、浜頓別町を代表する観光名所にある公衆トイレですから、管理はしっかりしてますし、ピッカピカに磨き上げられています。
ほとんど日差しが入り込まないで、ドアを閉めると日中でも暗く、小さなお子さんはちょっと怖く感じるかも。
大便用は、新しめの洋式便座が1つ。
個室はそれほど広くありませんが、パッと見て分かる通り、掃除が行き届いていてめっちゃキレイ。
最近は自宅のトイレが洋式ってところが多いので、洋式便座だとちいさな子供でも使いやすくていいですね。
公共のトイレやキャンプ場の管理をするって結構大変なんですよね。
こんなにキレイに維持してもらって、ほんとありがたいですよね~
「キャンプ場の良さは、トイレのキレイさに比例する」ってのが、ボクの持論です(笑)
炊事場について
炊事場は、キャンプ場の北側に1か所だけしかありません。
一般家庭用の流し台を木造の小屋の中に入れてるんですね。
扉はなく常時開放されていますが、横壁と床もあるし、雨風の影響はほぼないでしょう。
蛇口も中央に1つだけの、とってもシンプルな造りです。
電灯などはなく、基本的に昼間に簡単な炊事のみを想定している感じ。
「かまど」や調理台もなく、料理をするには不向きです。
もっとも、最近はキャンプ場の中にある「かまど」を使ったり、料理をする方がかなり少なくなってきてますからね。
個人で用意したバーベキューコンロやバーナーのほうが、ぶっちゃけ使いやすいですし。
水は水道水なので、そのまま飲料水として使えます。
利用上の注意事項について
キャンプ場を利用するときの、ルールやマナーは、一般的なキャンプ場とそれほど違いはありません。
利用前に管理棟(ゴールドハウス)で受付をすること。
テントサイトへの車両の乗り入れは禁止で、管理棟前の道路は通行できません。
テント設営可能な場所は、砂金掘り体験用のテントより北側です。
ただし、利用状況によっては、駐車場に隣接する場所にテントを張れることもあるので、管理人さんに確認してくださいね。
車中泊は禁止していませんが、エンジンのかけっぱなしによる騒音トラブルや車両火災に注意。
駐車場内でタープを張って宴会をしたり、テントを張るような行為は絶対しちゃダメですよ~
打ち上げ花火やカラオケ、発電機などの「大きな音や光が出るもの」の使用も避けたほうがいいでしょう。
大声を出したり、騒音を出さないことなど、周囲の方に迷惑をかけるような行為は慎むこと。
ペットの同伴はOKです。
最近は、排泄物が野生動物を呼び寄せる原因にもなるため、ペットを連れ込むことを禁止しているキャンプ場が増えてきてるんですよね。
その中にあって、どこでもペットを遊ばせることのできるってのはありがたいですね~
リードをしっかり付け、フンの処理を確実にお願いします。
焚火は禁止されてませんが、直火は厳禁です。
芝を傷めないよう、焚火台や焚火シート、コンロを使用しての煮炊きはOK。
コンロは芝から30~50cm離すことなんて基準を設けてるキャンプ場もありますね。
高さが足りない焚火台の場合は、焚火シートは必ず敷きましょう。
焚火の周囲ってけっこう火が飛び散りますから。
芝に焦げ跡などを作らないようにお願いします。
火の取り扱いに関しては、ルールを守らない事例が多くなると、焚火の全面禁止にもつながりかねません。
火の取り扱いには十分気をつけてください。
ぜったいに守ってほしいのが、ごみの分別と適切な処理。
このキャンプ場では、浜頓別町のご厚意により、ごみを分別すれば管理棟で受け取って処理してもらえます。
ごみが捨てられるキャンプ場は、道内でもかなり少なくなってきており、本当にありがたいこと。
分別方法については、浜頓別町では、燃えるごみとして、一般的な布、紙くず類、木くずのほか、CDやDVDケースなどの燃やせるプラスチック。
燃えないごみとして、金属、せともの類、ガラス類など。
そのほか、ペットボトル、缶類、びん類に分けています。
詳細は、管理人さんに確認してくださいね。
このキャンプ場に限ったことではありませんが、道内は野生動物が非常に多いです。
ゴミをきちんと処理しないと、キャンプ場にカラスやキタキツネ、場合によってはヒグマが来ますから。
「こんな街中にも?!」ってびっくりするような場所にも、普通にヒグマが出たりします。
カラスやキタキツネは、犬、猫以上にいますからね。
しっかりルールとマナーを守りましょうね~
入浴施設の紹介
ウソタンナイ砂金採掘公園キャンプ場の近くには、残念ですが、日帰り入浴のできる施設はありません。
浜頓別町内まで行くと、浜頓別町公衆浴場「滝の湯」とクッチャロ湖畔に「はまとんべつ温泉ウイング」があります。
滝の湯もウイングもキャンプ場から車で約20分。
近くはありませんが、めっちゃ遠いってほどでもありませんね。
滝の湯は、いわゆる銭湯なんですけど、ウイングから温泉水を運んできて沸かしているんですよ。
実質的には、温泉に入れるってこと。
でも、それなら本家本元のウイングに行けばいいんじゃね?って話ですよね(笑)
ただ、滝の湯の方が町営の銭湯という分類上、料金がちょっとだけ安い。
公衆浴場入浴料金の統制額(上限額)ってのが決まってますからね。
大人(12歳以上の者)は480円、6歳以上12歳未満は、140円、6歳未満は70円です。
営業時間が15時から21時まで。(最終受付20時30分)
休業日は、毎週月曜日です。
ウイングは、公営の温泉宿泊施設で、日帰り入浴の営業時間は、11時から夜の21時まで。(最終受付20時30分)
年中無休の営業です。
入浴料金は、大人400円、小人250円(14時~21時は、大人550円、小人250円)。
ウイングについては、隣接するクッチャロ湖畔キャンプ場の記事の末尾で詳しく紹介してありますから、興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
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ウソタンナイ砂金採掘公園キャンプ場のデータ
名前 | ウソタンナイ砂金採掘公園キャンプ場 |
かな | うそたんないさきんさいくつきゃんぷじょう |
住所 | 北海道枝幸郡浜頓別町字宇曽丹 |
連絡先 | 管理棟(電話番号:01634-5-6313) |
管理者 | 浜頓別町、浜頓別町観光協会 |
営業期間 | 例年6月上旬から9月下旬まで |
料金 | 中学生以上1人一泊400円、小学生1人一泊200円、未就学児は無料。(6連泊目以降は3割引き) |
ジャンル | 芝地のフリーサイト(車両の乗り入れ不可) |
施設 | 管理棟、テントサイト、炊事場、トイレ、駐車場 |
備考 | ごみ回収あり、直火禁止、ペット同伴可 |