【更新情報】2019年5月
今回紹介するおらだの川公園キャンプ場は、山形県北東部の最上町(もがみまち)にある無料のキャンプ場です。
※ 2021年7月1日から有料になりました。
宿泊する場合、中学生以下は無料、高校生・一般は500円
日帰りの場合、中学生以下は無料、高校生・一般は300円
以下、無料キャンプ場だった時の情報です。最新情報は、キャンプ場の管理者へご確認ください。
このキャンプ場は、最上川水系の支流である、一級河川の最上小国川(もがみおぐにがわ)沿いにある公園内の芝生広場を利用しており、最上町の建設課が管理しております。
利用にあたっては、事前予約は必要ありませんが、現地で隣接する温泉宿泊施設の「おらだずの宿 りんどう」にて利用届の提出が必要です。
(事前に最上町のHPから「おらだの川公園利用届出書」をダウンロードして記入し、FAXで申し込んでもOK)
ちなみに「おらだ」ってのは、山形弁で「私たち」って意味です。
「おら」は、東北地方では一般的に使われている自分のことを指す一人称単数代名詞で、「オッス!オラ、悟空」のオラと同じですね~
で、複数形の「だ」がついて「私たち」ってこと。
おらだの川公園は、私たちの川公園って意味になるかな。
地元の方に愛されている公園って感じがしていいですよね~
あ、そうそう、山形県庄内地方の銘菓に「オランダせんべい」って名前の煎餅があるんですが、この「オランダ」も国の名前じゃなくて、「私たちの(作った)」って意味。
シンプルな味付けのサラダ煎餅で、なんでも2019年芸能人格付けチェックでX JAPANのYOSHIKIさんが食べたってことで、全国的に名前が売れたみたいですよ。
これを機会に東北弁も広まるといいですね~
人間って、目で見た文字を頭の中で音声に変換してから意味を理解してるんだって。
なので、目で見るより音で聞いた方が、スムーズに頭の中に入るとか。
この記事のyoutube版も作ったので、よろしければ見てくださいね~
おらだの川公園キャンプ場までのルート
最上町は、周囲を山に囲まれた盆地で、隣接の自治体まではちょっと距離があります。
買い物などは最上町の西側にある新庄市まで行くと便利なんですが、往復すると車で1時間もかかるので、さすがにちょっと遠いかな。
また、冬は山形県でも有数の豪雪地帯になっちゃうんで、季節や天候によっては、移動しづらい場所なんです。
そんな最上町にある、おらだの川公園キャンプ場は、山形県最上町の中心地から距離約5.3km、車で約8分。
最上市内を東西に通るメイン道路の国道47号線まで、車でわずか3分ほどなので、とくに不便さは感じないと思います。
温泉施設もすぐとなりにありますし。
この点は、農村地帯を抜けた山のふもとにある最上白川渓流公園キャンプ場よりも万人向けかな。
じっさい、5月のゴールデンウィークに行ったときは、家族連れの方がた~くさん利用してました。
「大自然の中でおだやかな時間を過ごしたい~」って方は、最上白川渓流公園キャンプ場がおススメ。
「小さな子どもがいるので、なるべく便利な場所でキャンプを楽しみたい」って方は、おらだの川公園キャンプ場がおススメです。
どちらもすっごくいいキャンプ場なんで、みなさん、ぜひ利用してみてくださいね~
おらだの川公園キャンプ場を紹介するよ
おらだの川公園キャンプ場は、最上町の西にある公園を利用したキャンプ場で、付近には町民のレクリェーションの場となっている最上西公園体育施設や温泉を備える簡易宿泊施設などがあります。
おらだの川公園のとなりを流れる「最上小国川」は、山形県鶴岡市を流れる「庄内小国川」と区別するため「最上」ってつけてますが、地元では単に小国川って呼ばれています。
この最上小国川は、山形県を流れる川では唯一のダムがない天然の河川で、松原アユと呼ばれる天然鮎が釣れる川として全国的にも有名なんですよ~
この川の特徴として、雨で水かさが増してもすぐに水の濁りが取れるし、水量もあっというまに落ちるんです。
そのため、たくさんの釣り大会が開催されています。
釣り場としては、キャンプ場あたりから西に隣接する最上郡舟形町まで。
初心者でも安心して釣りができるポイント多く、うまい方だと100匹以上も釣れるんだとか。
(アユ釣りの解禁は7月1日から10月31日まで。詳しくは小国川漁業協同組合で確認にしてください)
同じ最上町にある最上白川渓流公園キャンプ場も付近を流れる白川がイワナやヤマメなど渓流釣りのスポットになっていて、景色のうつくしさと施設の充実ぶりがすばらしいキャンプ場でしたが、こちらのおらだの川公園キャンプ場も似たような環境ですね~

おらだの川公園キャンプ場までの道順と駐車場について
おらだの川公園キャンプ場は、最上町の中心地や主要国道から近く、最上小国川に沿って通る県道314号線わきにあるので、道に迷うことはないと思います。
ただ、道沿いには「キャンプ場」を示す案内板はないため、うっかり行きすぎてしまうかもしれません。
キャンプ場の利用受付をする温泉宿泊施設の「おらだずの宿 りんどう」を目的地にするといいんじゃないでしょうか。

県道314号線から見たおらだの川公園キャンプ場は、こんな感じ。
道路からテントサイトはあまりよく見えないので、大きな駐車場と「おらだずの宿りんどう」目印にしてくださいね~

駐車場はこんな感じ。
普通車40~50台は止められそうなくらい広い。
アスファルト舗装され、平坦な場所ですからバイクも止めやすいですね~

公園(キャンプ場)を利用するときの注意事項はこちら。
ゴミは持ち帰り、焚火は直火厳禁、テントサイトへの車の乗り入れも禁止です。
テントサイトについて
駐車場の西側にある芝生広場が、ぜ~んぶテントサイトです。

奥行きがけっこうあって、写真のずっと向こう側まで芝生が続いています。
だいたい40くらいのテントが張れるみたい。

テントサイトの北側にはアスファルト舗装された道路がサイトの中ほどまで通っているので、この場所をキープできれば、実質オートキャンプ場みたいなもんです。
バイクなら余裕で止められますね。

また、テントサイト内は駐車場から小道が続いて、バイクや自転車なら通れます。
だけど、この小道にバイクを止めるとほかの方の歩行の邪魔になるので、あくまで、荷物を運ぶときに押して通るだけにしたほうがいいと思います。

サイトの奥には、東屋があります。
突然の雨のときの避難先になるので、トイレや炊事場からは遠くなりますが、この周辺にテントを張るもいいんじゃないかな。

ぜんぜん動かない水車小屋もありました。オブジェ化しちゃってます(笑)

芝生広場の状態は、テントを張るのにすっごくいいとは言えません。
草はけっこう伸びてるし、デコボコがわりとあるんですよね~
地面も粘土質で雨が降ったら、ぐちゃぐちゃになりそう。
そもそも公園をテントサイトとして利用しているだけだし、なにより無料ですからね。
文句を言っちゃ罰が当たるってモンです。

周囲の環境はすっごくいいですよ。
見てください、こののんびり感。
適度に草木があって、周囲には桜もあります。
近くを川が流れ、せせらぎの音が静かに聞こえてきて、めちゃくちゃ癒されます。
小国川で川遊びや釣りをしたあと、テントサイドでお昼寝したり、食事をしたり、家族でのんびり週末を過ごすのには最高の場所ですね~
なお、このキャンプ場はトイレと炊事場に照明はありますが、テントサイト内にはありません。
夜間は暗くなるので、照明器具を忘れないようにしてください。
スマホの電波は、ドコモ4GでMAXです。
ネットも電話もバッチリですよ~
炊事場について
炊事場は、駐車場からテントサイトに入ったすぐの場所にあります。
最上白川渓流公園の炊事場も立派だったけど、こっちの炊事場もすっごく設備が充実してる。

屋根付き、照明付き。
どことなく、神社仏閣を思わせる外観。
管理が町の観光課じゃなくて、建設課だからこだわった作りなのかなあ、な~んって思ったり(笑)
公園利用型の無料キャンプ場にしては、かなり大きめだし、すっごく使いやすそうでしょ。

水道は頑丈なコンクリート製で、向かい側に調理台があります。
1つのシンクに蛇口が3つ、これが2セットあって裏面も同じ作りですから、ぜんぶで12個の蛇口があるってこと。
蛇口は、ボタン押すと十数秒間自動的に水が出るタイプ。
もちろん、上水道なので、そのまま飲んでもOKです。

反対側には調理台のかわりにかまどが6つ設置されています。
あとは、蛇口をひねって水を出すタイプの水道が1つ。
おそらく炊事場の掃除用にあるんでしょうが、こちらはボタンを押して水を出すタイプの蛇口と違って、水を流しっぱなしにできるので、いっきに水をためたいときとかに便利。

かまどは、コンクリート製で火床や鉄製グリルもちゃ~んと完備。
手軽にバーベキューや釣った魚をここで調理することができますね~
それにしても、おらだの川公園キャンプ場の炊事場は、すっごくキレイにしてありました。
利用客のマナーがいいのか、清掃が行き届いているのか。
まあ、おそらく両方なんでしょうけど。
ホント、気持ちよく使える炊事場でしたね~
トイレについて

トイレは、駐車場の北西側、つまり、テントサイトの入口付近にあります。
外観は炊事場と同じく、凝った造りですね~
男性用と女性用、2つに分かれています。
ドアはしっかり閉まる構造のため、雨風や夏場に虫が入り込むことは、ほとんどないと思います。

男性用は水洗の小便器が2つ。
見ての通り、キレイに掃除されていました。

大便器は、シンプルな水洗洋式。
トイレットペーパーもきちんと備え付けてあって、こちらもキレイでした。

洗面台もあります。
当たり前のことですが、トイレ内は全面禁煙です。
周辺施設の紹介
おらだの川公園キャンプ場の近くには温泉施設が2つあります。

1か所は、キャンプ場のすぐとなりにある簡易宿泊施設おらだずの宿「りんどう」さん。
おらだの川公園キャンプ場の申し込みも、ここ。
キャンプ場から西にわずか100m、徒歩3分。
めっちゃ近い。駐車場も普通車50台は止められるくらい広い。
しかもですよ、おどろくことに営業時間は、午前5時30分から午後9時30分まで。
山形県遊佐町にある鳥海温泉保養センター「あぽん西浜」さんも朝の6時からやってるけど、こっちはさらに30分も早い。
こんなに朝早くからやってる温泉、ボクはほかに知らない(笑)
キャンプに来て、いつでも気軽にお風呂に入れるのって、すっごくぜいたくですよね~
そのうえ、日帰り入浴料金は、一般360円、小中学生160円、幼児100円と、めっちゃ安い。
温泉施設とセットになってるキャンプ場って、とっても便利で利用しやすいんですよね~

入館すると、目の前が食堂です。入浴券の券売機があるので購入しましょう。
食堂の営業時間は、11:30~13:30まで。
ラーメン(500円)とカレーライス(500円)、牛丼(700円)などがメニューにあります。
ボクは食べなかったんですが、「ガッキラーメン(800円)」という牛すじ肉をのせたラーメンが目玉らしい。
最上町のお隣新庄市では、牛と馬のすじ肉などを「がっき」と呼び、すじ肉やアキレス腱などの部位を酒、しょうゆなどで煮込んだものが新庄市の郷土料理の「がっき煮」です。
この「がっき」を利用したラーメンってことですね~

お風呂は男性用と女性用に分かれています。
洗い場はシャワー付きカランが4つ。
ボディソープとリンスインシャンプーが備え付けられています。
泉質は、アルカリ性単純温泉で、加温と一部循環のある掛け流し。
お湯は無色透明、無味無臭のあっさりした感じです。
効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじきなど。
サウナや露天風呂、ジャグジーなどがないシンプルな温泉ながらも、公共の施設らしく、清潔で設備が過不足なく備え付けられていて、使いやすいですね~
温泉以外にも、宿泊(大人一人3000円)できたりとか、バーベキュー場が利用(宿泊客1200円)できたりとかもしますので、くわしくは「おらだすの宿 りんどう」さんに問い合わせてください。
「おらだすの宿 りんどう」
住所:山形県最上郡最上町大字大堀679
電話番号:0233-44-2822
営業時間:5:30~21:30(食堂11:30~13:30)
定休日:基本年中無休(要確認)
日帰り入浴料金:一般360円、小中学生160円、幼児100円
その他:シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、カギ付ロッカー、タオルなどの販売・レンタルあり

もう1か所の温泉施設は、健康福祉プラザ「もがみ」さん。
こちらは、キャンプ場から約1.0km、車で3分くらい北西に行った場所にあります。
歩いて行くにはちょっと遠いけど、車やバイクならあっという間です。

名前からして、温泉施設っぽくないし、一般の日帰り入浴ができるか不安にありそうですが、大丈夫。
ばっちり日帰り入浴できちゃいます。
北にそびえる神室連峰や近くを流れる最上小国川の周辺の風景が楽しめます。
最初に紹介した「りんどう」さんよりも、お風呂が充実していて、20人以上は入れそうな大きな内湯のほか、屋根付きの露天風呂もあります。
面白いのは、男女それぞれの露天風呂のそばに、ひとり用の釜風の五右衛門風呂か、岩を繰りぬいた岩風呂があるところ。
男女入れ替え制なので、どちらかしか入れません。
そこから見る最上の景色はサイコー!
日中の豊かな自然風景もいいでしょうが、夕方とか夜の星空とかもすっごくキレイだと思います。
内湯にはシャワー付きカラン7つが備え付けられた洗い場があり、シャンプーとボディソープも完備。
脱衣場には、貴重品ロッカー(100円返却式)やドライヤーがあり、必要な設備は整っています。
源泉は「りんどう」さんと同じく、アルカリ性単純温泉で、加温循環のある掛け流し。
お湯は無色透明、無味無臭で温度は42度くらい。
日帰り入浴の営業時間は、9:30~20:00まで。
利用料金は、大人(中学生以上)一人400円(税込)、子供一人150円(税込)
こちらも、わりと朝早くから夜遅くまで営業してて、料金も安い!
宿泊プランがあったり、日帰り会食プランがあったり、無料で天体望遠鏡を使用して最上の満天の星空を眺めてみることができたりと、いろいろと充実している施設です。
おらだの川公園キャンプ場からは少しだけ離れているけど、ゆっくりとお風呂を楽しみたいなら、「もがみ」さんもいいよね~
営業時間や利用料金など詳しくは、「もがみ」さんに聞いてね。
健康福祉プラザ「もがみ」
住所:山形県最上郡最上町大字大堀字蟹ノ又1360-19
電話番号:0233-44-2355
営業時間:午前9時30分から午後8時まで。
日帰り入浴料金:大人400円、子供150円。
おらだの川公園キャンプ場データ
おらだの川公園キャンプ場は、最上町の四季折々の美しい景色が楽しめ、アユ釣りや川遊びに利用するには最適なキャンプ場です。

このキャンプ場の北を流れる最上小国川は、山形県を流れる川では唯一ダムがない天然河川で、アユ釣りのポイントしてもとっても有名な川です。
そのため、県内外からたくさんの釣り客でにぎわい、有名な釣り大会もたくさん開かれています。
最上町の中心市街地からも近いし、温泉施設なども充実しているので、家族連れの方にも大人気です。
自然豊かな最上町を満喫できるキャンプ場なので、最上白川渓流公園キャンプ場とあわせて、ぜひ、一度は利用してほしいですね~
| 名前 | おらだの川公園キャンプ場 |
| かな | おらだのかわこうえんきゃんぷじょう |
| 住所 | 山形県最上郡最上町大字大堀 |
| 連絡先 | おらだずの宿 りんどう(TEL 0233-44-2822 FAX 0233-44-2833) |
| 管理者 | 最上町役場 建設課(TEL:0233-43-2015) |
| 営業期間 | 4月~11月
予約不要・申し込み必要 |
| 料金 | 宿泊する場合、中学生以下は無料、高校生・一般は500円 日帰りの場合、中学生以下は無料、高校生・一般は300円 |
| ジャンル | 芝フリーサイト(40張) |
| 施設 | テントサイト、炊事場、トイレ、駐車場など。 |
| 備考 | ゴミ持ち帰り、直火禁止 |