【更新情報】2019年7月
こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。
今回紹介するおぢゃ~るは、新潟県のほぼ中央に位置する小千谷市(おぢやし)にある、ヒトと地域の交流拠点です。
施設は小千谷市とJR東日本が共同建設したもので、最大90名が宿泊できる市民の家、JR信濃川発電所の歴史や発電の仕組みを学べる小千谷信濃川水力発電館のほか、すっごく広くてきれいな芝生広場があります。
この芝生広場では、なんと無料でキャンプができちゃうんですね~
利用にあたっては、原則として利用日の7日前までの事前予約と市民の家使用許可申請書を提出が必要です。
「ふらっと行って自由に利用できないんじゃ、ちょっと面倒くさいなあ」って思うかもしれません。
だけど、このおぢゃ~る、めちゃくちゃキレイで、すっごく設備が整っていて、ハンパなく利用しやすいんですよ。
行ってみたらわかります。ホント、すごいから。
しかも、無料なんすよね、ここ。
思わず、「ただで使わせてもらってスミマセン」って言いたくなるくらい、素晴らしいキャンプ場です。
おぢゃ~るは、自然にふれあいながら学べる場所でもあるので、とくにお子さんといっしょに家族でキャンプをしたいという方には、ぜったいおススメですね~
おぢゃ~るまでのルート
おぢゃ~るのある小千谷市は、昭和29年3月に小千谷町を中心とする町村合併により、新潟県下第8番目の市として誕生しました。
現在の人口は約3万5000人、全国約800の市のうち、630番目くらい。
新潟県のほぼ中央、日本一の大河・信濃川を中心に発展してきた市で、船岡山(ふなおかやま)、山本山(やまもとやま)など美しい山河に恵まれた土地です。
東京経済誌による全国の市を対象とした「住みよさランキング」では、3期連続で新潟県内第1位に輝いてます。
毎年9月に片貝地区で行われる浅原神社例大祭(片貝まつり)の花火大会は、昭和60年には四尺玉の打ち上げに成功し、ギネスブックに掲載されるなど、世界一の大きさを誇る四尺玉の花火が上がることでも有名です。
ちなみに、市名の「小千谷」は、沢の落ち合う所や低湿地という意味の「落ち」が転じて「おぢ」となった説があるそうです。
なるほどね~、小千谷市は信濃川の流れに沿って、丘や窪地が多く、坂の多いまちって感じ。
だから、「おじや」じゃなくて「おぢや」なんですね~
おぢゃ~るは、そんな小千谷市の中心部から3キロほど南に位置する標高336mの山本山にあります。
山頂からは、越後三山(八海山 (1778m)、越後駒ヶ岳(2003m)、中ノ岳 (2085m) )や福島県の会津地方の山々が見渡せ、眼下には信濃川の壮大な流れと緑豊かな新潟平野を望むことができます。
標高は低いんですが、マジ、絶好のビューポイントなんですよ。
最寄りの高速道路ICは、関越自動車道の小千谷(おぢや)ICか、越後川口(越後川口)ICで、どちらもおぢゃ~るまでは距離約5km、車で10分くらいです。
おぢゃ~るは、小千谷市の中心市街地から車で10分くらいの場所にあるので、交通のアクセスはめっちゃいいし、ショッピングセンターやコンビニエンスストア、ガソリンスタンドなど周辺施設も充実してますから、すっごく利用しやすいですよ~
おぢゃ~るを紹介するよ
おぢゃ~るは、風光明媚(ふうこうめいび)な山本山高原の中腹にあります。
周辺には、JR信濃川発電所やふれあいの里クラインガルデン、市民の家、市営山本山育成牧場、花畑などもあり、四季折々のうつくしい自然が出迎えてくれます。
花畑の花は、年によって菜の花とひまわりを交互に植えており、令和元年はひまわり畑だそうですよ~
おぢゃ~るまでの道順と駐車場について
おぢゃ~るへは、信濃川に沿って通る国道117号線から山本山に向かって進むんですが、一部道路が狭いところがあるので、写真で詳しく紹介しますね。
国道117号線を小千谷市街地から長岡市方面に向かって進むと、「市民の家、小千谷信濃川水力発電館」を示す案内板があるので、その交差点を右折します。
まっすぐ進むと丁字路にぶつかるので、そこを左折して、あとは道なりに進みます。
おぢゃ~るに向かう途中、ちょうど信濃川水力発電所関連施設のあたりから信濃川と山本山大橋(写真左)が見えます。
発電所のメカメカしさと、自然が共存してる感じがするいい景色でしょ~
国道117号線から5分くらいで、おぢゃ~る(小千谷信濃川水力発電館・市民の家)に到着です。
施設正面が駐車場です。
アスファルト舗装敷きで区割りされており、普通車50台が駐車可能。
見ての通り完璧に整備された駐車場なんで、大型バイクでも余裕で駐車できちゃいます。
バイク乗りにとって、転倒を気にしないで止められる場所ってすっごくありがたいんですよね~
おぢゃ~るの公式サイトに掲載されている、おぢゃ~るの施設の全体図です。
テントサイトについて
施設の裏手にある芝生広場、目にしたとき、思わず「すっげー!!」って言っちゃったくらいすばらしい場所なんです。
まずは写真を見てください。
水力発電館側から北側(小千谷市内、信濃川方向)を見た写真。
ちょうどこの日、発電館の休館日で、芝生の手入れをしていたんですね~
見てください、この手入れの行き届いた芝生を。
ホント、有料のキャンプ場に勝るとも劣らない状態です。
テントサイト北端から小千谷市街地を望む風景。
絶景ですね~
眼下に広がる信濃川。
天候に恵まれた日だったこともあって、すばらしい展望でした。
水力発電館の反対方向から見たサイトの全景。
めちゃくちゃ広いし、芝生がキレイでしょ。
芝生の手入れをした直後ってこともありますが、状態がとてもよく、どこもほぼ平坦で、芝生も程よい長さでした。
何度も書きますが、ホント、すばらしいテントサイトですよ~
バーベキュー用のフリーサイトも4か所用意されています。
マジ、子どもさんを連れてキャンプをするには最高の場所ですよ、ここ。
施設の入口付近には、ベンチやテーブル、イス、荷物運搬用のカートが用意されています。
また、施設内には売店があって、軽食や飲み物を買うことができるので、この場所でのんびり過ごすってのもいいですね~
急な大雨や悪天候のときは、施設軒先に避難することもできるので、安心してキャンプができます。
全体像はこんな感じ。
炊事場は芝生広場内、トイレは芝生広場の外にあります。
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芝生広場の中を舗装された小道が通ってますが、車は当然、バイクや自転車も乗り入れ禁止です。
ゴミは持ち帰り、焚火は直火厳禁、花火やペットの放し飼いは禁止など、いくつかの注意事項がありますので、マナー守って利用しましょうね~
(ペット連れの方のためのドッグランもあります。)
なお、利用についての注意事項については、詳しくはおぢゃ~るの公式サイトで確認してください。
次のページでは、炊事場とトイレ、周辺施設などを紹介するよ