こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。
最近、このブログ内の「健康と運動(ダイエット)に関する記事」が、読まれる機会が増えてきました。
ボクはキャンプやツーリングを趣味にしてるんですが、そのほかにも筋力トレーニングや体重の維持管理も趣味と言っていいくらいハマっています。
じっさいにいろいろなダイエット方法とか試してるんで、「このダイエット方法ってどうなの?」って方のために、今後も紹介していこうと思っています。
今日は、オリーブオイルを使ってダイエットをしたときの話。
オリーブオイルが美容と健康によく、さらにダイエット効果があるということで、日本でも人気が高まって久しいですね。
ボクは、オリーブオイルは、ダイエットに取り入れるまで、まったくといっていいほど使ってこなかったんですが、今は積極的に料理に使うようにしています。
まあ、料理といっても、せいぜいパスタにかけるくらいなので、恐縮ですが(笑)
ボクがダイエット目的でオリーブオイルを使った感想を率直に書きます。
オリーブオイルは薬ではないので、すぐにダイエット効果が表れるものではないし、目に見えるほど大きな変化はもたらしません。
その代わり、健康的でリバウンドをしないダイエットができた要因の一つにはなったのではなったんじゃなかなって思ってます。
ボクは、アラフィフの男性ですが、血糖値、総コレステロール、LDL・HDLコレステロール、中性脂肪など、すべて異常なしの健康体なんです。
その昔、YATTA!という歌があったんですけど、その歌詞の中で「いやになるくらい健康」という部分があります。
それって、ボクのこと?って思うくらい(笑)
おっと、話がそれました。
では、オリーブオイルの歴史とダイエット効果、便秘に対する効果などを紹介します。
オリーブオイルっていつ頃からある?
もともと、オリーブ栽培とオリーブオイル発祥の地は、地中海沿岸です。
一説には、オリーブ・オイルの使用は紀元前3500年頃、クレタ島で始まったと言われています。
もう一つの説では、カナン人が紀元前4500年ごろに初めてオリーブ・オイルを絞ったことがはじまりだそうです。
オリーブオイルとほかの食用油との違いは?
オリーブオイルが、ほかのオイルと全く異なるのが、その製法です。
多くの植物油の場合、油を抽出する過程で高温加熱処理が施されています。
しかし、高品質のオリーブオイルの場合には、非加熱かコールドプレス製法で絞り出しているんです。
つまり、その製法は、生絞りのジュースに近いものなんですね~
メモ
オリーブオイルの伝統的な製法の場合、オリーブを石で挽きペースト状にして、そのペーストを手編みのディスクに広げて重ねていくことにより自然の圧力をかけてオイルと水分を抽出している。当然非加熱である。
コールドプレス製法は、機械によって圧力をかけるやり方であるが、温度が30度以上に上がらないようにゆっくりと抽出するのが特徴である。
オリーブオイルの成分と美容効果は?
オリーブオイルの主な栄養素と効果は、
・ビタミンA~乾燥肌の予防、改善
・ビタミンE:血行促進、アンチエイジング
・植物性シクワラン~肌の保湿を維持
・オレイン酸~悪玉コレステロールを下げる、肌トラブルの解消
などなど、た~くさんあります。
オレイン酸は、人の肌に潤いを与える成分で、もっとも多く皮膚に含まれています。
その割合、なんと約40%!
皮脂は肌を乾燥などから守る存在なので、この皮脂のバランスが崩れると乾燥肌になることもあります。
オレイン酸によって、この皮脂のバランスを保つと言われていて、また、皮膚を柔らかくする効果がある為、角質を改善し、小じわなどを抑制する美容効果もあるんですよ~
オリーブオイルが健康にいい理由とは?
オリーブオイルに含まれている「オレイン酸」が、とくに健康にいいとされています。
オレイン酸は、オリーブ油やナッツ類などに多く含まれるオメガ9系一価不飽和脂肪酸(いっかふほうわしぼうさん)を代表する脂肪酸です。
メモ
脂肪酸は、大きく分けて「飽和脂肪酸(ほうわしぼうさん)」と「不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん)」の二つに分けられ、飽和脂肪酸は、動物性脂肪の肉や乳製品、植物油のパーム油やヤシ油等に含まれていて、常温では固体なのが特徴である。
飽和脂肪酸は、摂り過ぎると中性脂肪やコレステロール値を上げるなどの作用がある。
不飽和脂肪酸は、オリーブオイルやごま油、さばやいわしなどの青魚に含まれていて、常温では液体なのが特徴である。
不飽和脂肪酸のうち、炭素同士の二重結合が1個のものを一価不飽和脂肪酸という。
オレイン酸は、赤ちゃんが口にする母乳の脂肪成分にも含まれており、免疫力を高め、丈夫な身体を作り、脳の発達を促進する効果があります。
また、不飽和脂肪酸の中では最も酸化されにくく、体の中で過酸化脂質を作りにくいため、動脈硬化・高血圧などの生活習慣病を予防・改善するとして、非常に健康によい脂質なんです。
オレイン酸の働きで最もよく知られているのは、血液中の善玉コレステロールを下げず、悪玉コレステロールを除いて動脈効果や心臓病、高血圧を予防すること。
そのほか、胃での滞在時間が飽和脂肪酸に比べると短いため、余計な胃酸を分泌しなくてもよくなったりとかも。
このため、胃もたれすることが少なくなり、胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの予防・改善にも効果的で、生活習慣病が気になる40歳代以降には、なんともありがたい成分と言えますね~
オレイン酸は、便秘にも効果がある
現在の日本の食生活は、動物性たんぱく質や脂質をとる機会が増え、食物繊維の摂取量が減少してしまいました。
また、今は好きなものを好きなだけ食べられる時代なので、栄養摂取量の個人差も大きくなりつつあります。
栄養が豊富にとれるのに、不足する栄養が増えるって、なんとも不思議な感じがしますが、これを「現代型栄養失調」と言います。
便秘になりやすいのは、食物繊維が不足することが最大の原因と考えられますが、ダイエットなどで油脂をさけることもまた、便秘に悪影響を及ぼします。
ここで活躍するのが、オレイン酸なんです。
オレイン酸を体内に取り入れると、排便を促します。
その理由は、オレイン酸は、胃液の分泌量を調整し、腸のぜん動運を活発化させる効果があるからです。
腸のぜん動運動とは、大腸が中にある便をチューブのようにして外に押し出そうとする動きのことで、このぜん動運動が低下してしまうと腸内の便が中に溜まって便秘を起こしてしまうの。
オリーブオイルを摂取することで、腸内を上手く刺激してぜん動運動を促進することができるってわけ。
また、オリーブオイルは消化されるのが比較的遅いんです。
多くの食材は腸に行きつくまでに消化されてしまうんですけど、オリーブオイルは消化されず腸までたどりついて、ぜん動運動を促します。
ダイエット中の女性には便秘に悩む方が多いと聞きますが、そんな方にもぴったりなのが、オリーブオイルです。
ただし、便秘と食物繊維、オリーブオイルなどの排便を促す食物の効果には、かなりの個人差があります。
これは、ボク自身がダイエット中にさまざまな方法を試し、また、会社の同僚(男女とも)から便通の悩みについて聞いているから間違いありません。
オリーブオイルを使うようになって便通が良くなったという女性もいたが、正直、ボクにはそれほど違いが感じられませんでした。
こればかりは、まずは、試してみないとわからないんですよ~
ダイエットのため、オリーブオイルを飲むやり方も
ダイエット目的で、オリーブオイルを直接の飲むというやり方もあります。
難しいことはなにもなく、ただ飲むだけ。めっちゃ簡単。
効果を高めるポイントは、飲む量とタイミングです。
オリーブオイルの飲む量について
1日1~2回、大さじ1杯(15cc)を飲むだけ。
たったこれだけ。
ジュースに混ぜてもいいし、そのままでも大丈夫。
ほんとうに簡単です。簡単すぎてほかに書くことがありません(笑)
オリーブオイルを飲むタイミング
ダイエットや美容・健康のためには、いつ飲んでもOK
オリーブオイルは薬ではなく単なる食品(植物性油)なので、基本的に飲む時間の制限やほかの食べ物との組み合わせの良し悪しなどはありません。
当然、副作用もまったくなし。
ただし、効能が期待しやすい飲み方としては、空腹時となる朝食前と夜寝る前のそれぞれ1時間前あたりが良いでしょう。
その理由は、オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、胃液の分泌量を調整し、腸のぜん動運を活発化させる効果があるため、ほかの食べ物が胃の中にないほうが高い効果を得られるから。
飲んだ後はなるべく何も口にせず、オレイン酸がしっかりと腸まで移動するのを待ったほうが、さらに効果が得られるはず。
オリーブオイルを飲む上での注意点
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、良質の脂質であると言っても、脂質には変わりはありません。
脂質は、エネルギーに変換すると1gあたり9kcalになります。
1回の目安となるオリーブオイルのカロリーは、大さじ1杯(15cc)で約110kcalです。
ダイエット効果をすぐに実感したい!というあせりから、一度にたくさん飲むと、すぐにカロリーオーバーになっちゃいますよ。
とりすぎれば、エネルギーとして使用されず、脂肪として蓄えられてしまうので気をつけてね。
とくに運動などをしていないのなら、1日2杯が限度かな。
ボクがオリーブオイルを飲んでいたときの話
ボクがじっさいにそのまま飲んでいたときのことを話します。
秋から春にかけての約半年間、そのまま飲んでいました。
1日1回のときもあったし、2回のときもありました。
忘れていて飲まないこともあったので、数日に1回は飲んでいたといったところかな。
時間は夜寝る前か、朝起きたとき。
最初に飲んだときは、口の中にオリーブオイルの豊潤な香りがぶわっと広がって、思わずむせりそうになりましたね~
そのまま飲み込むと、のどが熱く感じて、胃の中にオリーブオイルが流れ込むのがわかるほど。
正直、慣れないとスプーン1杯でもかなり飲みづらいっすよ、これ(笑)
ジュースに混ぜるやり方も試しましたが、あまりにもオリーブオイルの香りと油特有の舌ざわりが強く、余計にまずく感じると思うので、個人的にはおススメしません。
オリーブオイルを飲んだ後に、水を少し流し込むのが、一番抵抗を感じない飲み方でしたね~
さて、オリーブオイルを飲み続けた効果なんですが、ぶっちゃけ、目に見えて何かが変わるということはなし!
いや、ここまでいろいろ書いて、それかい!って思うかもしれませんが、まあ、そんなもんです(笑)
ただね、体重は順調に減り続けたし、コレステロール値も安定していたは、健康診断の結果等からウソではありません。
なお、先にも書いたようにボクの場合オリーブオイルによって便通が良くなったと感じたことはないんですが、便秘に悩まされたりもしなかったので、まあ一定の効果はあったものと思いたいです。
オリーブオイルはどれを選べばいいのか?
はっきり言いいます。
エキストラバージンオリーブオイル以外に選択肢はないってことを。
ダイエットや美容・健康目的で取り入れるであれば、最高品質のエキストラバージンオイルしかないんですよ、じっさい。
ほかの低品質なオイルと比べれば多少高価な点がネックとなりますが、それでも千円単位の違いです。
とくに、ボクがやったように直接飲むとなれば、ジュースに近いと言われるエキストラバージンでも抵抗があるくらいだから、ほかの品質・等級が落ちるオイルなどとても飲めたもんじゃないかと。
だってさ、普通、植物油ってそのまま飲もうと思わないし、飲めたもんじゃないでしょ。
悪いことは言いません。そのまま飲むなら、エキストラバージンオイルにしたほうがいい。
まとめ
オリーブオイルと聞くと、イタリア料理をはじめ、地中海風の料理に使われるところを思い浮かべる方が多いでしょう。
そのせいか、一般的な日本の家庭料理に使うイメージがわかず、
「健康にいいのはわかっているが、どうやって使っていいかわからない。」
という方もいると思います。
もし、簡単にオリーブオイルを健康に取り入れたいと考えているのであれば、ボクがやったように、そのまま飲むこと方法も選択肢に入れておいてはどうでしょう。
正直なところ、目に見えて何かが変わるとは約束できませんが、オリーブオイルの成分と研究の結果からすれば、健康に十分な効果が期待できるはずです。
なお、オリーブオイルに興味を持った方のために、オリーブオイルの関連記事を紹介します。
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