【更新情報】2022年6月
今回紹介する西神楽公園(にしかぐらこうえん)キャンプ場は、北海道旭川市(あさひかわし)にある公園型の無料キャンプ場です。
管理は旭川市の委託を受けた「公益財団法人 旭川市公園緑地協会」で、開場期間は、例年7月1日から8月31日まで。
公園は1年を通して利用できますが、キャンプが許可されているのは期間内だけですから間違えないでくださいね~
利用にあたっては、現地で申込書に記入するだけで、だれでも自由に利用OK。
終日解放されているので、自由度が高くて、道内を旅している方にも利用しやすいと思います。
このキャンプ場のおススメポイントは、蛍が見られるほど自然たっぷりなうえ、キレイに整備されたテントサイトと充実した設備。
そして、近隣自治体と繋がる国道237号線が近くを通り、旭川市内まで車で20分程度という、交通アクセスの良さですね。
立地条件が良く、自然たっぷりの森の中という恵まれた環境のため、キャンプシーズン中には多くの利用客で賑わいます。
欠点は、駐車場の狭さと、2か月間のみという開場期間の短さ。
丘陵地をそのまま利用した地形で、テントは一般的な3~4人用のサイズで20張りから30張りくらいが限度です。
駐車場は、普通乗用車が10台くらいしか止められません。
その代わり、バイクや自転車はテントサイト内に止めてもOK。
あなたの大事な愛車のすぐ脇にテントが張れますよ~
無料で利用できるうえ連泊も規制されていないことから、何日にもわたって居続けるキャンパーもいるそう。
キャンプ客が集中しすぎないように、6月から9月くらいまでの利用期間にしてもらえると、ありがたいんですけどね~
グループで利用できる屋根付きのバーべーキューコンロが設置されてたりと、家族連れのデイキャンプにうってつけのキャンプ場。
全体的な雰囲気としては、道内を旅するソロのモトキャンパー、自転車キャンパー向けって感じですね~
同じ旭川市内で道内を旅するソロのモトキャンパー、自転車キャンパー向けのキャンプ場は、神楽岡公園少年キャンプ村もあります。
こちらも開場期間が7月から8月いっぱいまでと短いので気をつけてください。
また、有料キャンプ場は、子供向けの屋内外の遊戯施設のあるカムイの杜公園と春光台公園グリーンスポーツ施設キャンプ場です。
興味のある方は紹介記事を読んでくれるとうれしいです。
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旭川市の紹介

出典:旭川市 公式サイト
旭川市は、上川総合振興局の所在地で、一般的に道北と呼ばれる地方に位置します。
道都札幌市に次ぐ道内第2位の人口(約33万人)を有する中核市です。
明治23年、上川郡に初めて旭川村、永山村、神居村の3村が置かれ、明治25年になると旭川に開発の尖兵として屯田兵が入植。
上川の中心地として開拓が進められました。
市名の由来は、諸説ありますが、忠別川のアイヌ語「チュプ(日)・ペッ(川)」を語源にした説がよく知られています。
「日」を「旭」に置き換えて「旭川」と意訳したそう。
明治31年に鉄道が開通し町制に移行すると、交通の要衝、物流の集積地として発展しました。
大正11に市制施行され、昭和30年からは近隣町村との合併が進み、昭和58年には人口36万人を超え、北海道では札幌に次ぐ第2の都市となりました。
現在は、北北海道の拠点都市としての機能が充実しているだけでなく、道北や道東地域の商業流通の拠点としての役割を担っています。
今回紹介する西神楽公園キャンプ場は、昭和43年に合併した旧神楽町のエリアにあるんですよ~

出典:旭川市 公式サイト
旭川市は、道内最大の盆地である上川盆地にあって、石狩川や忠別川、美瑛川などの川の合流部に位置している自然豊かな街です。
気候は、盆地特有の内陸性気候。
気温の年較差が50℃以上にもなり、道内の中でも寒暖差が大きい都市です。
明治35年には観測史上最低気温となる-41.0℃を記録。令和3年には37.9℃の最高気温を記録しています。
1日の温度差も大きいことが、四季の変化に富んでいることも、旭川市の特色のひとつと言っていいでしょう。
産業では、稲作などの農業や食料品、紙パルプなどの製造業、旭川家具をはじめとした木工、機械金属などのものづくり産業が集積しています。
近年は、全国的に知られる旭山動物園やスキー場などに、年間500万人を超える観光客が国内外から訪れているんだそうですよ~
これらの特産品は、ふるさと納税の返礼品にもなっているんで、興味を持った方は旭川市へふるさと納税をしてみるってものいいんじゃないでしょうか。
西神楽公園キャンプ場までのルート
西神楽公園は、旭川市の中心から南に約11km、車で約20分の場所。
旧神楽町のエリアです。
市内を流れる忠別川と美瑛川の間に位置し、市街地すぐ近くの丘陵地の森の中にあります。
キャンプ場の西側を国道237号線とJR富良野線が通り、JR西神楽駅はすぐそば。
隣接する美瑛町からは車で約15分、富良野市の中心からだと50分程度です。
交通アクセスもなかなかいい感じ。
そして、旭川、美瑛、富良野という北海道観光の中でも屈指の人気エリアにあるのも魅力的ですよね~
このエリアは、これぞ北海道!というような絶景が広がっていますからね。
キャンプ場までは、ナビゲーションシステムの案内どおり進めば、迷うことなく着くはず。
旧神楽町の中心地近くあるんで、国道237号線をJR西神楽駅を目指して進めばOK!
公園は、駅の東側に広がる丘陵地にあります。

周辺道路から公園内へ入る場所には、案内板が立っているんですが、小さくてちょっと見えづらいかも。
通り過ぎそうになるので、ゆっくりと走りましょう。
この案内板から約250m道なりに進むと、行き止まりが駐車場になっています。

駐車場は、アスファルト舗装されていて平坦です。
旭川市公園緑地協会が2015年に発行した「旭川市公園・緑地キャンプ場ガイド」では、駐車場の収容台数4~5台と記載がありますが、現在は拡張されており、普通車なら10台は駐車可能。
区画線も引いてあるんですけど、大きめのキャンピングカーでもギリギリ止められます。
車中泊を禁止しているような記載もありませんでした。
駐車場から先は車両の乗り入れはできません。
ただし、バイクや自転車などの二輪車は例外。
押していけば、テントサイト内への乗り入れOKです。
このキャンプ場は、7月と8月しか開場しておらず、夏場は混み合うこともあるので、二輪車はテントサイト内へ乗り入れて、四輪車のために駐車場を空けてあげましょう。
西神楽公園キャンプ場を紹介するよ

西神楽公園を上から見ると、こんな感じ。
北側に道路が通っていて、公園の駐車場へ続く通路を南に進むと、行き止まりが駐車場。
通路沿いに炊事場があって、トイレは駐車場の向かい側です。
テントサイトは、炊事場より南側の森に囲まれた部分だけ。
公園の真ん中より北側は、キャンプ場ではないため、テントの設営は禁止。
西側は、住宅地を経て、鉄道と国道が南北に走っています。
なお、公園の入口にあるパークセンターは、指定管理者である旭川市公園緑地協会の職員の方が常駐しています。
キャンプ場の受付は、無人の受付箱に申込書を提出するだけなので、センターに立ち寄る必要はありません。

西神楽公園は、昭和43年に旭川市と旧神楽町が合併の際、旭川市が旧神楽町から引き継ぎを受け、休憩所や遊具などの施設を設置した近隣公園です。
その後、施設の老朽化が進んだことから、周辺の回収して3.2haの公園として再整備しました。
東京ドームの面積が4.6haですから、それに近く、一般的な近隣公園としては、かなり広い面積を持っていることがわかりますね~
公園は、旭川市の中心部から南に約11km、車で20分ほどの場所にあります。

この地は起伏に富んだ丘陵地で、ニレやナラなどの木々が生い茂り、春には約500本のエゾヤマザクラが咲き誇るなど、美しい景観となっています。
春には花見、夏はキャンプ、秋には遠足で、冬は雪景色の中でのスポーツなど、四季を通じて地元の方の憩い場として親しまれてきました。
公園内のほとんどが自然の樹林帯となっており、たくさんの小動物や野鳥が生息しています。

現在は、キャンプ場のほか「せせらぎ」を拠点に本格的な「ホタルの里」づくりが行われ、ホタルの飼育活動も行っております。
毎年7月下旬頃には、「ホタル祭りin西神楽」が開催されるんですよ~
ちなみに、この「ホタルの里」は、平成3年に地元中学校の生徒が、かつてこの地域に生息していた蛍を呼び戻そうとの試みからはじまりました。
7月末には隣町の自然牧場から譲り受けた17匹のホタルを400匹余りのふ化に成功。
この時の論文は、平成4、5年と連続して日本学生科学賞「北海道知事賞」を受賞したんだそう。

平成8年には、会員数160名に及ぶサポート団体の「西神楽ホタルの会」が誕生し、西神楽公園の改修工事に伴って「せせらぎ」を造成して「ほたるの里」とのこと。
ホタル祭りが開催される7月から8月にかけては、公園内で蛍を観察することができますが、採集及びストロボ撮影は禁止です。
キャンプ場を利用したときは、ぜひ、蛍を見てくださいね~
テントサイトについて

出典:旭川市公園緑地協会
これが西神楽公園の案内図。
テントサイトは、公園の南側半分。
炊事場から駐車場までの範囲となっていて、北側の自由広場周辺はテント設営禁止です。
なお、ボクが西神楽公園に行ったのは6月下旬で、まだキャンプ場が開場してなかったんですよ。
今回は、下見っぽい感じで紹介していきますね~

駐車場からテントサイトを見ると、こんな感じ。
森林キャンプ場を思わせるような、木々の生い茂る森の中のフリーサイト。
テントサイトは、駐車場より1段高い位置にあり、車は乗り入れができません。
荷物は階段を使って運ぶことになりますが、駐車場からほんの数メートルなので、搬送にはそれほど苦労しないでしょう。

芝地というより、山土の上に自然の草が生えているといったほうが、正確ですね。
全体として、北(公園入口側)から南(駐車場側)に向かって低く傾斜している丘陵地で、木陰となっている場所は裸地が多く、日当たりの良い場所が草地になっています。
広さとしては、それほど広くはなく、一般的な3~4人用のサイズのテントで20張りから30張りくらいが限度でしょう。
公園全体が木々に覆われており、自然をそのまま利用しているため、うねりや斜面になっている場所も多々あります。
日当たりのいい場所、あまりよくない場所、いろいろです。
水はけは悪くなさそうなんですが、日陰は湿っぽい感じがしましたね~
周囲の樹林帯が、真夏の強い日差しや強風を遮ってくれて快適に過ごせそうです。

炊事場周辺のテントサイトは、園内道路との段差がないため、バイクや自転車を入れることが簡単です。
ただし、傾斜地ですし、木陰は地面がゆるんでいることもあるので、バイクを転倒させないように注意してください。
サイドスタンドプレートなどを準備したほうがいいでしょう。
また、ここのテントサイトは、平坦な場所がほとんどなく、木の根が飛び出しているところもあります。
テントを張りやすい場所は限られてるんですね。
サイトの北側に炊事場、東側が道路、南側にトイレがあるんで、動線を考えてテントを張りましょう。

旧神楽町の中心にあって、国道がすぐ近くを通っているわりには、騒音はあまり聞こえませんでした。
都会の喧騒から離れ、北海道の大自然の息吹を感じられる、ステキな環境ですよ~
JR富良野線については、西神楽駅を電車が通過するのは、1時間に1,2本程度で、最終が22時55分。
夜間は周囲が静かな分、音が遠くまで響きますので、音に敏感な方は耳栓を準備したほうがいいかも。

ここが地元の方に教えていただいた、西神楽公園キャンプ場の一等地。
駐車場の一番西側に位置し、道路より一段高くなった台地のような場所で、写真で見るよりずっと平坦です。
ファミリー向けの大型テントを張るには不向きですが、2~3人用のテントなら余裕がありますよ。
立地上、ほかのテントとの距離が保たれるため、プライベート感があっていいですね。
トイレと駐車場に近いのもマル。
もし、西神楽公園キャンプ場を利用するときは、この場所でのキャンプを試してみてはいかがでしょうか。

テントサイトには、区割りや境界はありません。
どの場所でも自由にテントやタープを張ってもOK。
ただし、テントを張れる場所に限りがありますし、サイト内に二輪車を止めるとなると、かなり窮屈な思いをすることがあるかも。
そう考えると、大型テントやタープを張るのは難しいですね~
全体的に傾斜してますし、この地形がキャンプを始めたばかりの方とか、ファミリーキャンプの方には向かない理由なんですよ。
サイト内には東屋などはありませんが、周囲が樹林帯になっていて、強風や大雨の影響を受けにくい土地ですね。
台風のようなかなりの大雨でもない限り、大丈夫じゃないかなあ。
悪天候のときは、炊事場やトイレの隣りにある小屋の周辺をうまく利用して危険を避けてくださいね。
夜間照明については、所々に街灯があるんですけど、テントサイトは夜はほぼ真っ暗になります。
照明器具は忘れないようにしてくださいね~
スマホの電波は、公園内どこでもOKでした。
トイレについて

西神楽公園内には、トイレは2か所あり、1か所が公園北側の自由広場内。
もう1か所が駐車場の向かい側にあり、こちらがキャンプ場利用者用です。
木造で高床式のログハウス風の建物。
正面に階段があり、デッキが設けられています。
駐車場より一段高くなっているんで、足元に気をつけてください。
入口は、男女別。

これが男性用トイレ。
水洗式の小便器が4つ設置してあり、うち1つは手すり付きです。
壁と床はグレー系のタイルが敷かれてて、清潔感がありますね。
窓も大きく、日中は明るい感じ。

大便用は、水洗和式と洋式便座が1つずつ。
個室はちょっと狭いですが、しっかり手すりがつけられています。
トイレットペーパーはちゃんとあるし、掃除がしっかり行き届いていて、めっちゃキレイですよ。

こっちが洋式。
最近は自宅のトイレが洋式ってところが多いので、子供さんが利用することを考えると、洋式便座があるのはありがたいですね~
トイレットペーパーホルダーもニ連装だし、水タンクの上にも予備のトイレットペーパーが乗っています。
紙切れだけはさせないぜって言う、強い意思を感じますね(笑)

これが洗面所。
鏡もしっかり用意されています。
とても清潔的な印象のトイレですね。
夜間照明備えていて、24時間使用可能です。

もう一つのトイレは、公園の中央付近。
位置で言うと、自由広場の北側にあります。
キャンプ場からは遠いのですが、自由広場付近で子供と一緒に遊んだりしているときには、こっちのトイレの方が近いですよ。
ホタル祭りの開場となる公園だからか、施設はしっかりしているし、トイレも2か所にあって、使いやすいと思いましたね~

キャンプ場側にあるトイレと同じく、木造でコンクリート土台のログハウス風の建物です。
こっちは、バリアフリー対応型で、男女、身障者用に分かれています。

これが男性用トイレ。
水洗式の小便器が1つ。
壁と白色、床はグレー系のタイルが敷かれてて、キレイに掃除されています。
建物の大きさは、キャンプ場側のトイレと同じくらいなんですが、身障者用のトイレを広めに作っている関係上、一般のトイレは小さめ。

大便用は、水洗和式が1つ。
個室は狭いですが、しっかり手すりがつけられています。
トイレットペーパーもちゃんとあって、しっかり掃除が行き届いているトイレです。
ただ、こっちには洋式便座がないんですよね~

こちらが身障者用トイレ。
バリアフリー対応型らしく、かなり広々とした造り。
手すりもしっかり取り付けられていて、使いやすそう。
便器は、一般的な洋式便座で、ウォーム便座とかウォシュレット便座ではありません。
もちろん、トイレットペーパーも完備。
キャンプ場側のトイレがバリアフリー対応ではないから、こっちに身障者用のトイレを作ったって感じかも。
炊事場について

炊事場は、公園の東側を通る園内道路沿いにあります。
位置的には、キャンプ場と公園の自由広場のちょうど境界。
この炊事場から南側が、キャンプ場という扱いでテントの設営が許可されています。
例年、7月のキャンプ場開場とともに、この場所に「受付箱」が設置されます。
キャンプ場を利用したり、デイキャンプなどで炊事場を使うときは、箱の中にある申込書に必要事項を記入して投函すれば受付は完了です。
予約も必要ないし、時間の制限とかもありません。
真夜中に来て、早朝に出発してもOK。
めっちゃ利用しやすいですよね。
申込書は、キャンプ場の維持管理に必要な予算に関係してきますから、必ず書いてくださいね。

炊事場の周囲は、アスファルト舗装され、コンクリートブロックが敷かれています。
大きな屋根と金属製の柱で建てられており、かなり立派な造りの建物です。
ちょうど公園を管理している職員さんがいたため、お話をお伺いしたところ、以前あった炊事場は老朽化していたことから、令和2年に建て替えたばかりなんだそう。
どおりでピッカピカなわけだ。
中央に囲炉裏型のバーベキューコンロが置かれ、両端に水道設備があります。
炊事場というより、バーベキューハウスって感じの作りですね~

これが炊事場の敷地の大半を占める、めっちゃ立派なバーベキューコンロ。
2基あります。
コンクリートの土台に耐熱レンガのタイルを張った、囲炉裏型のコンロ兼テーブル。
両サイドに木製のベンチシートを置いて、大人数でも使えるようになっています。
鉄製のグリルも完備。
ここは炊事棟が広いので、雨が降っても安心して調理ができそうです。
炭と食材だけ持って来れば、手軽にバーベキューが楽しめますね。

水道施設は炊事場の両端に1つずつあります。
構造は、シンプルに蛇口と洗い場があるだけ。
コンクリート製で、浅めのシンクが3つ。
シンク1つにつき、蛇口が1つ付いています。
蛇口は万能ホーム水栓。
公園とかによくある吐水口が回転するタイプで、水を飲むときとかにも便利。
小さなお子さんとかでも、このタイプの蛇口は使いやすくていいですね。
調理台はありませんが、シンクの両脇が広くなっているので、ちょっとした食材や食器などは置くことが可能。
水は、そのまま飲料水として使えます。
もちろん、電灯もあるので、暗くなってからも使うことができますよ。
また、灰捨て用の缶も置いてあります。
有料キャンプ場でも、使用済みの炭とか灰は持ち帰りになってきている中、これはめっちゃありがたい!
一般ごみを混ぜて捨てたりはしないようにしてくださいね~
利用上の注意事項について

西神楽公園キャンプ場を利用するときの、ルールやマナーは、一般的な無料キャンプ場や公園と同じ。
キャンプ場や炊事場を利用するときは、「申込書」を書くこと。
駐車場以外の場所への車両の乗り入れ、駐車禁止。
ただし、バイクや自転車はテントサイト内に乗り入れもOK。
その際は、車両から降りて押して入れてくださいね。
連泊は禁止していませんが、芝生の枯損を防ぐために、概ね3日ごとにテントの位置を変えてくださいね。

焚火OKのキャンプ場ですけど、直火は厳禁です。
芝を傷めないよう、焚火台や焚火シート、コンロを使用しての煮炊きはOK。
コンロは芝から30~50cm離すことなんて基準を設けてるキャンプ場もありますね。
高さが足りない焚火台の場合は、焚火シートは必ず敷きましょう。
焚火の周囲ってけっこう火が飛び散りますから。
芝に焦げ跡などを作らないようにお願いします。
火の取り扱いに関しては、ルールを守らない事例が多くなると、焚火の全面禁止にもつながりかねません。
じっさい、道内の森林キャンプ場では、焚火全面禁止のところが増えてきています。
ここは管理人さんが24時間常駐していませんし、自然豊かな公園です。
火事になったら、そう簡単には消火できません。
火の取り扱いには十分気をつけてください。

花火をしたり、発電機やカラオケ機械を持ち込んだり、騒音を出さないことなど、周囲の方に迷惑をかけるような行為は慎むこと。
このキャンプ場は、ペット同伴OK。
最近は、排泄物が野生動物を呼び寄せる原因にもなるため、ペットを連れ込むことを禁止しているキャンプ場が増えてきてるんですよね。
その中にあって、どこでもペットを遊ばせることのできるってのはありがたいですね~
ただし、放し飼いはNG。フンの処理もしっかりお願いします。
糞尿、鳴き声などで、他人に迷惑をかけるペットの連れ込みはダメですよ~

そして、ぜったいに守ってほしいのが、ゴミの持ち帰り。
このキャンプ場に限ったことではありませんが、道内は野生動物が非常に多いです。
ゴミをきちんと処理しないと、キャンプ場にカラスやキタキツネ、場合によってはヒグマが来ますから。
「こんな街中にも?!」ってびっくりするような場所にも、普通にヒグマが出たりします。
公園を管理している職員さんとお話ししたときに、すぐ近くの国道の交差点で、ヒグマと車がぶつかる交通事故があったとか。
しっかりルールとマナーを守りましょうね~

職員の方に教えてもらったキツツキの巣。
中から顔を覗かせてたんですが、驚かせないように撮るのは難しいですね~。
うまく写真に収められませんでした。う~ん、残念!
温泉施設の紹介
旭川市の中心地には、温泉や入浴施設がたくさんあります。
西神楽公園キャンプ場から一番近いのは、旭川市内へ向かう途中の国道237号線沿いにある、「北彩湯処 御料乃湯(ほくさいゆどころ ごりょうのゆ)」です。
キャンプ場から車で5分程度。
国道を旭川市内に向かって北上するだけなんで、行きも帰りも簡単です。
御料乃湯は、いわゆるスーパー銭湯で温泉ではありませんが、施設は充実しているうえ、夜の23時までやっていますから、旅行客にもめっちゃおススメ!
オープンは2007年。
7つの湯処と3つのサウナが楽しめる、旭川市内屈指のスーパー銭湯なんですよ~

出典:北彩湯処 御料乃湯 公式サイト
大きな主浴槽、ジェットバスなどの遊び湯、冷水風呂、強炭酸泉風呂と4つある内風呂のうち、1番人気が強炭酸泉風呂。
血行が促進され、健康だけでなく美容効果も高いとされる炭酸泉を使った風呂で、酸素や栄養分を活発に運びこむため、新陳代謝をあげたり、老廃物の排泄も促す効果があるとのこと。
温泉の泉質で言う、「炭酸水素塩泉」と同じような効能ですね~

出典:北彩湯処 御料乃湯 公式サイト
露天風呂で人気なのは、こちらのシルクの湯(絹の岩風呂)。
豊富な炭酸水素イオン成分によるクレンジング効果と硫酸塩泉による保湿効果の両方を備えているとのこと。
超微細気泡の刺激により、皮膚表面の血行が促進され、体の芯から温まり、長時間その効果を保つ事が期待できると言われています。
シルクをまとったようなヌルヌルとした湯ざわりから、「シルクの湯」の名前が付いたんでしょうね。

出典:北彩湯処 御料乃湯 公式サイト
サウナは、露天風呂内にある塩サウナ、美瑛産の「よもぎ」を使った低温スチームのよもぎサウナ、高温サウナの3つ。
塩サウナは、デトックス作用があり、塩浴効果で古い角質を溶かし、殺菌作用があるサウナです。
入場料600円以下の価格帯で男湯、女湯の両方にあるのは、旭川市内では御料乃湯のみだそう。
ほんと、お風呂の充実っぷりがハンパないですね~

出典:北彩湯処 御料乃湯 公式サイト
シャンプー、ボディソープは備え付けてありますから、利用の際は、タオルだけ持参してください。
タオルセットはレンタルもしてるんで、まったくの手ぶらで来てもOK。
JAF会員優待施設になっていて、受付時にJAF会員証を提示すると、レンタルタオルセットが無料になるサービスを受けられます。
営業時間は、朝の10時から夜の23時まで(最終受付22時)。
年中無休の営業です。
朝早くから夜遅くまで入浴OKの施設って、めっちゃありがたいですよね~
日帰り入浴の料金は、大人650円、子供(6歳~12歳未満)250円、6歳未満は無料。
館内は、スーパー銭湯らしく、コインマッサージや無料の休憩所、お土産コーナー、食事処まであります。
入浴後もゆったりできて、子供さんのいる家族連れにもおススメ。
地元の方やキャンプ場利用の旅行者まで、みんなが利用しやすいスパだと思います。
種類が豊富でめっちゃキレイなお風呂とサウナに、充実した設備で、このお値段はリーズナブルですよね~

出典:北彩湯処 御料乃湯 公式サイト
食事処では、お得なランチメニューや日替わりメニューなど盛りだくさん。
定番のラーメンやカレー、そば、うどんはもちろん、北海道らしいジンギスカン定食もあります。
バラエティ豊かなメニューとこだわりの味で、評判みたいですね~
食事のみの利用もOKとのことですから、ぜひ立ち寄ってみてください。
詳細は、北彩湯処 御料乃湯の公式サイトでご確認ください。
西神楽公園キャンプ場のデータ
| 名前 | 西神楽公園キャンプ場 | 
| かな | にしかぐらこうえん きゃんぷじょう | 
| 住所 | 北海道旭川市西神楽南1条1丁目 | 
| 連絡先 | 西神楽公園パークセンター(電話番号:0166-75-3669) | 
| 管理者 | 旭川市、指定管理者 公益財団法人 旭川市公園緑地協会 | 
| 営業期間 | 例年7月1日から8月31日まで | 
| 料金 | 無料(予約必要なし、現地で申込書を記載) | 
| ジャンル | 芝のフリーサイト(バイク、自転車のみ押して乗り入れ可) | 
| 施設 | テントサイト、炊事場、トイレ、公園内に自由広場、複合遊具あり。 | 
| 備考 | ゴミ持ち帰り、直火禁止、ペット同伴可 | 
                            
							
							
							
							
		
	


