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やせてるのに太ってる?やせメタボの原因脂肪筋とは?

こんにちは。motocampers.net(モトキャンパーズ)管理人の晴れろGO!こと、ハレロゴです。

最近、このblog内の「健康と運動(ダイエット)に関する記事」を読んでくれる方が多くなってきました。

もともと、キャンプとバイクツーリングの記事をメインにしていたんですが、健康や運動、ダイエットも本気で取り組んでいるので、めっちゃうれしいです。

 

ボクの職場の保健師さんから聞いたお話。

「毎年行われる健康診断のときに、見た目はまったく太っていないのに脂質異常の結果が出る方がいる。」んだって。

それもかなりの数だそう。

あなたは大丈夫?あなたの周りにはそういう人はいませんか?

見た目は普通でも脂質異常が出る原因は、脂肪筋にあります。

今回は、なぜ脂肪筋になるのか、そして、脂肪筋解消方法を紹介しますね~

脂肪筋とはなにか

脂肪筋とは、脂肪をたくさん溜め込んだ状態の筋肉のことをいいます。

骨格筋の筋細胞の中に中性脂肪が過剰にたまった状態のことなんですが、外見からは見えにくいものなので、一見肥満でなくても脂肪筋になっている人は多いんです。

カラダはやせているのに糖尿病予備軍などと言われるのは、こうした脂肪筋が原因かもしれません。

なぜ脂肪筋になるかというと、脂っこい食べ物ばかり食べていたり、運動不足だったりするから

脂肪筋になると、すい臓から分泌されるインスリンの効きが悪くなり、糖尿病はもちろん、がんや認知症のリスクが高まります。

脂肪筋で気をつけなくてはならないのが、見た目は太っていないため、自分では気がつかないということでしょう。

とくに女性は、食事の量が少ない代わりに運動量も少ない傾向にあります。

そして、その食事が脂質の取りすぎだったり。

その結果、見た目はスリムなのに、中身はメタボというカラダになってしまうんですね~

健康診断などの結果、体重がちょっと増えただけなのに、中性脂肪が高かったり、善玉(HDL)コレステロール値が低かったり、肝機能のALT値以上の場合は、脂肪筋になっている可能性があります。

脂肪筋をなくすには

幸いなことに、脂肪筋は簡単にたまるんですが、燃焼しやすいという特性があります。

1日の歩数が2000歩以下の人は脂肪筋になりやすく、逆に1日1万歩を超える人は脂肪筋になりにくいんですね。

少しでもカラダを動かす習慣を身につけることが、脂肪筋をなくす近道です。

ところで、「脂肪燃焼は20分以上の運動続けなければ意味がない」などという言葉を聞いたことがありませんか?

じつは、この考えは誤りであったことがわかりました。

厚生労働省が発表した内容によると、1日に30分の運動を1回行なっても10分の運動を3回行なっても、両者の減量効果に差がないことが認められたんです。

したがって、最近では、一日を通して、こまめに体を動かすことが推奨されています。

たとえば、ちょっとした買い物に歩いていく、一駅分歩くということだけでも効果があるということです。

できれば筋肉トレーニング(レジスタンス運動)も行おう

有酸素運動は脂肪燃焼には非常に効果的ですが、脂肪だけを燃焼させているのではありません。

どんなに上手にダイエットをしても、脂肪だけを落とすことはできないので、じつは同時に筋肉も減っているんです。

筋肉が減るとカラダの代謝も低下してしまいます。

筋肉の減少がダイエット後のリバウンドの原因のひとつにもなっているんですね~

筋トレと言うと、全身鍛えてムキムキのマッチョを想像してしまいがちですが、ボディビルダーのような分厚いカラダを目指す必要はありません。

筋トレでもっとも効率的、効果的なのは、大きい筋肉を鍛えること。

カラダの中で一番大きな筋肉は下半身、とくに太ももの筋肉なので、行う筋トレはスクワットがベスト!

スクワットは、足だけでなく、お尻や背中、腹筋も同時に鍛えられるので、ダイエットにも向いています。

また、体脂肪の燃焼を促す成長ホルモンも出やすいため、筋トレの中ではボク一番のオススメです。

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まとめ

まったく太っているようには見えないけれど、実はカラダの中に脂肪がびっしりのやせメタボ。

自分では意識しづらいだけに、一番恐ろしい状態とも言えます。

もし、あなたが太って見えないのに、健康診断の結果で脂質異常などが出たときは、脂肪筋を疑ってみましょう。

脂肪筋の解消は、脂肪の多い食事を避け、少しずつ運動する時間を増やしていくことです。

運動習慣のない人でも、まずは10分程度歩くようにし、それを一日3回くらいやってみるといいですよ。

40代から50代までの間に運動する習慣つけ、年をとってからも健康でいられるようにするのが、健康寿命を延ばすことにもつながります。

脂質が気になる方、ぜひ、今日からはじめてみましょう。

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