■キャンプ場 ◆北海道地方 道北

【有料キャンプ場】超最高!温泉隣接!びふかアイランドキャンプ場【北海道・道北】

【更新情報】2022年6月

今回紹介するびふかアイランドキャンプ場は、北海道美深町(びふかちょう)にある有料キャンプ場です。

管理は剣淵町の委託を受けた「株式会社美深振興公社」で、開場期間は、例年5月上旬から10月下旬まで

利用にあたっては、現地の管理棟で受付をしてください。

テントサイトは、芝地のフリーサイトとオートサイト15区画のほか、最大6人まで宿泊できるコテージが4棟あります。

事前予約なしでも利用できますが、超人気のキャンプ場のため、夏の時期は想像を絶するほど混み合うんですよね(笑)

とくに夏休み期間中の週末は、オートサイトは当然満員、フリーサイトすらテントが張れないこともあるようです。

利用料金は、フリーサイトが大人(中学生以上)一人400円、子供(4歳以上)200円、3歳以下の幼児は無料

オートサイトは、1区画1泊1台2700円となっています。

チェックインは8時30分から17時までの間、チェックアウトは翌日の15時です。

 

このキャンプ場のおススメポイントは、利便性がバツグンに良く、交通アクセスもバッチリで、設備が充実していながら、低料金!ってところ。

しかも高規格キャンプ場並みに設備が整っているうえ、料金はフリーサイト大人一人400円という驚きの安さ!

オートサイトでは、人数ごとに別途料金を徴収する入場料を取っていませんから、家族連れの方やグループキャンプの方でも、かなりリーズナブルなお値段で利用できちゃう。

チェックインが朝の8時30分からOKで、チェックアウトが翌日15時までですから、一泊でもめっちゃ長く滞在できるんですよね~

ゆっくりのんびりできると評判の壮瞥町にある仲洞爺キャンプ場や鷹栖町にあるパレットヒルズキャンプ場と同じくらいスゴイ!

このキャンプ場の良いところは、まだまだ続きますよ~

じつは、フリーサイト内にも車の乗り入れOKなんです!

「え?なにそれ?!オートサイトの存在意義は?」って思っちゃう(笑)

当然道路わきのスペースにバイクを止めても大丈夫だし、たくさんの荷物を運ばなきゃならない家族連れのお父さんにもやさしい仕様です。

おまけにキャンプ場の道路向かいには、日帰り温泉施設があるし、美深町内まで10分程度で行けちゃいます。

中核市である旭川市からでも、高速道路を使わずに約2時間で来れますよ~

交通アクセスもめっちゃいいんですよね。

町内には、コンビニエンスストア、ガソリンスタンドなどの商業施設が揃ってますから利便性の面でも言うことなし!

焚火(直火禁止)もOKだし、ペット同伴も可。

清涼飲料水や氷の自動販売機、コインランドリーまで設置してあって、「これ以上、必要なものある?」ってくらい充実しまくりのキャンプ場です。

マイナスなのは、最初にも書いたとおり、時期に寄ってはハンパなく混むこと。

夏休み期間中などは、チェックインができる朝の8時30分前から、ずらり車が並ぶなんてことも。

ボクの経験上、6月中は予約なしにふらっと訪れても問題なく利用できますが、7,8月の週末は厳しいでしょうね。

 

びふかアイランドキャンプ場は、整地された平坦な芝生のサイトではありますが、周囲には山々がそびえ、四季折々の景色を楽しめるし、夜は美しい星空を眺めることができます。

自由度が高く、キャンプ本来の楽しみを味わい尽くせる環境にありながら、管理が行き届いているんですよね。

家族連れやグループキャンプの方、キャンプを始めたばかりの方からベテランのソロキャンパーまで、幅広い層におススメできるキャンプ場です。

とくに、キャンプ初デビュー!って方にも、すっごく向いていると思いますよ。



美深町の紹介

美深町は、上川総合振興局に属し、一般的に道北と呼ばれる地方にあります。

明治32年(1899年)に富山県人の入植に始まり、もともと下名寄村と呼ばれていましたが、智恵文村(現名寄市)を分離した1920年(大正9年)に現在の美深町の名称になりました。

地名は、天塩川の砂利川原を指したアイヌ語の「ピウカ」(石の多い場所)が由来です。

昭和26年(1951年)に現在の「びふか」と呼称を改めるまでは、アイヌ語そのままの「ぴうか」と呼んでました。

 

出典:美深町観光協会

美深町は、稚内市と旭川市のほぼ中間に位置し、西方に天塩山地、 東方に函岳を主峰とする北見山地を望む盆地に開けた町です。

町内を天塩川が南北に流れ、北は音威子府村、南は名寄市、東は雄武町、枝幸町、西は雨竜郡幌加内町、中川町に隣接。

天塩川流域にひろがる肥沃な大地のほかは、町域のほとんどが広大な森林に囲まれています。

気候は、内陸性気候で、寒暖差が激しく、とくに冬季は寒気が強烈で、昭和6年には国内の最低気温となる-41.5℃を記録しているほどです。

春から夏にかけては乾燥し、夏季は温暖、秋は多雨、降雪は早く、道内でも多雪地帯であり、特別豪雪地帯に指定されています。

 

出典:美深町観光協会

美深町は、美しい自然環境と豊かな資源をいかした産業の振興に取り組んでおり、農業はもちろん、森林も利用した美深町ならではの特産品があります。

農業を代表する特産品として有名なのは、「じゃがいも」と「かぼちゃ」ですね。

昼夜の寒暖の差が大きい美深町で生産されたじゃがいもの「キタアカリ」は、ビタミンやミネラルをたくさん含んでいます。

栗のように甘くておいしいことから、「くりじゃが」って呼ばれてるんですよ~

また、「くりゆたか」という品質のかぼちゃも栗のように栄養が豊富なうえ、甘くてホクホクしてるため「くりかぼちゃ」の愛称で親しまれています。

かぼちゃの中でもとくに甘みと食感に優れ、火を通すと黄色味があざやかになるのが特徴です。

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森林に囲まれた美深町らしく、白樺樹液100%の自然飲料、「森の雫」も特産品のひとつ。

白樺の樹液は残雪が残る4月にしか採れず、とても腐敗しやすいので、容器を冷やしながら採取しなくてはなりません。

そのため、かなり手間のかかる作業でめちゃくちゃ希少価値が高いんですね~

じつは、この樹液は、もともと白樺の成長に必要な水ですから、タンパク質やミネラル類が多く含まれ、めっちゃ健康にもいいみたい。

もちろん、ろ過殺菌するだけで添加物は一切入っていない100%の純粋な白樺の樹液です。

天然の代用甘味料キシリトールの原材料でもあるんですよ~

出典:美深町観光協会

ほかにも、「チョウザメとキャビアの町」として知られ、美深町独自のチョウザメという地域資源を活用し、キャビアや魚肉の販売などの事業化を目指して飼育研究もしています。

これらの特産品は、ふるさと納税の返礼品にもなっているんで、興味を持った方は美深町へふるさと納税をしてみるってものいいんじゃないでしょうか。

びふかアイランドまでのルート

キャンプ場のある「びふかアイランド」までは、美深町の中心から車で約5分。

美深町と接する音威子府村へと続く国道40号線沿いに位置します。

札幌市に次ぐ道内第2位の人口を有する中核市の旭川市からでも、車で約2時間ほど。

交通アクセスもバッチリです。

美深町内には、コンビニエンスストアやガソリンスタンド、スーパーマーケットなどの商業施設はそろっていますから、利便性の面でも言うことなし!

っていうか、びふかアイランドの入口の国道沿いには道の駅びふかがあって、買い物に寄れるし、レストランで食事もできます。

そして、敷地内には、パークゴルフ場や多目的広場、ターフゲレンデ、カヌーポートなどのスポーツ施設も集まってる。

おまけに、日帰り入浴ができる公共の温泉宿泊施設まで完備。

もはや、美深町を訪れたのなら、ここに来ないのはウソ!ってほど(笑)

 

場所は、国道沿いなんで、地図で見てもわかりやすく、ナビゲーションシステムの案内どおり進めば、迷うことはないはず。

町内を通る国道40号線を北上して音威子村に向かうと、右手に「道の駅びふか」が見えてきます。

道の駅の建物は、イタリアの建築家が中世ヨーロッパをイメージして設計したんだとか。

道の駅から右折して池にかかった橋を渡ると、びふかアイランドの施設内です。

国道には「森林公園びふか温泉」と書かれた大きな案内板が出ているので、見落とすことはまずないでしょう。

 

びふかアイランドの敷地内に入ると、すぐ右手にキャンプ場が見えてきます。

左手にあるのは、温泉宿泊施設のびふか温泉

さらに奥、キャンプ場側の道路沿いに管理棟が建っています。

この道路は、行き止まりのところがロータリー。

Uターンやバックをしなくても車の転回が可能です。

じつは、びふかアイランドは一般的な観光施設やキャンプ場に比べ、大型のキャンピングカーやトレーラーハウスを受け入れる体制が整っています。

なお、管理棟前にスペースがありますが、そこはバス停留所になっているため、駐・停車は禁止。

奥に駐車場がありますから、受付時などは邪魔にならないよう、そちらに車を止めてくださいね。

びふかアイランドを紹介するよ

「びふかアイランド」は、天塩川の流れを切り替えたことによって生じた三日月湖と中島、周辺の森林地帯を開発して造られました。

総面積76ha(東京ドーム約16個分)という広大な敷地と恵まれた自然環境、交通アクセスなどの好条件から、年間約70万人もの観光客が訪れるんだそうですよ~

「びふかアイランド」は、水と緑をテーマに自然と触れ合いながらのびのび遊べる自然体験ゾーン。

施設内には温泉やキャンプ場、野外ステージ、物産展示館、ふるさと館、コテージ村などが整備され、北・北海道の滞在型観光の拠点にもなっています。

三日月湖(旧天塩川)には、天塩川の名前の由来の地として町文化財の指定を受けた「テッシ(やな)」跡があり、チョウザメの養殖が行われているほか、カヌー愛好者の交流の場として親水ウォーターが設けられ、スポーツの普及に一役買っているだって。

じつは、キャンプ場の歴史は古く、昭和55年には当時、美深森林公園だった現在地に作られており、保養センター(現びふか温泉)も同じ年に完成しています。

その後、平成8年にびふかアイランドとしてパークゴルフ場やターフゲレンデなどがオープン。

翌年にはチョウザメ館を設立、国内6例目のふ化に成功しました。

すっごい昔から町の一大事業として取り組んできた集大成が、びふかアイランドってわけ。

すばらしいのも納得です!

 

出典:びふか温泉 公式サイト

びふかアイランドの案内図。

三日月湖(旧天塩川)の東側にキャンプ場や温泉などの各施設が点在しています。

そこから場内道路を通って南に行くと、キャンプ場。

森を切り開いて作った場所ですが、丘陵地ではなく、ほぼ平坦な地形。

周囲には田園風景が広がり、さらにその周りを山々がそびえ立っています。

 

出典:びふか温泉 公式サイト

三日月湖ではカヌー体験ができるほか、天塩川をボートで川下りするアクティビティもあり。

なんと、川下りのできる長さは日本一なんだとか。

また、ターフゲレンデは人工芝でできており、夏でもそり滑りなどを楽しめる施設。

ボブスレーは1台250円で借りることができます。

天塩川に並行するようなつくられたパークゴルフ場は、ハーフ9ホールで、初心者から上級者まで楽しめるコースです。

料金は高校生以上110円、中学生以下はなんと無料!

用具は1セット350円でレンタルも行っているんで、手ぶらできても気軽にプレイOK。

ほかにもテニスコートや多目的広場も整備されているし、美深チョウザメ館では、世界3大珍味のキャビアで知られ、生きた化石とも呼ばれているチョウザメを無料で見学できちゃう。

キャンプ場は5月から10月までしか開いていませんが、じつは、コテージは1年中利用可能。

冬の時期は、一面に銀世界が広がり、運がよければダイヤモンドダストも見ることができるんだとか。

キャンプをするしないにかかわらず、美深町を訪れたら、ぜひ立ち寄ってほしい場所ですね~

管理棟(受付)について

びふかアイランドをGoogle Earthで見ると、こんな感じ。

キャンプ場は、管理棟を中心にして西側がフリーサイト、南東奥がオートサイトです。

フリーサイト内にトイレと炊事場、コテージがあり、オートサイト内には炊事場しかありません。

このキャンプ場はフリーサイトでも車の乗り入れが可能で、実質オートサイトと同じように使えます。

そのためオートサイトは、キャンピングカーの利用を想定して、トイレがないのかも。

オートサイトは、かなりの広さがあるわりに15区画しかなく、1区画当たりの敷地がめっちゃ広く取ってあって、ものすごくゆったりしてるんですよ。

この辺は、またあとで詳しく説明しますね。

 

これが管理棟。

管理棟の前のスペースは、バスの停留所ですので、車の駐停車は禁止です。

向かい側と東奥にはびふか温泉の広い駐車場がありますし、キャンプ場内の芝地にも止められるので、そちらを利用するようにしてください。

なお、管理棟前には清涼飲料水の自動販売機が置いてあります。

料金は、一般的な小売価格と同じ。

 

管理棟の裏側には、コインランドリーと氷の自動販売機が設置してあります。

自販機があるのって、めっちゃうれしいですよね~

道の駅がすぐそばなんで、買い出しには、それほど時間はかかりません。

それでも、飲み物1本買うためだけに出かけるのはおっくうでしょ。

24時間いつでも飲み物が買えるサービスって、何気にスゴイと思うんですよね~

長期滞在者にもうれしいコインランドリーもあって、利便性もバッチリです!

 

キャンプ場に来たら、まずは受付をしましょう。

管理棟はキャンプ場だけでなく、びふかアイランド全体の管理・受付業務をしており、パークゴルフなど遊具施設の申し込みやキャンプ道具のレンタルもこの場所で行います。

職員の方は、朝の8時30分から17時までの間常駐(繁忙期は20時まで)していて、原則的にキャンプの受付もこの間に行います。

ただし、フリーサイトとオートサイトの利用は、時間などに若干の違いがあるんで、注意してください。

 

フリーサイト

・チェックイン 8時30分から17時まで

・チェックアウト 翌日15時まで

・料金 大人(中学生以上)400円、子供(4歳以上)200円、幼児(3歳以下)無料

オートサイト(AC電源、水道設備完備)

・チェックイン 13時から17時まで

・チェックアウト 翌日12時まで

・料金 1区画一泊車両1台につき2700円

主なレンタル用品

・テント(3~4人用)1張一泊 2500円

・毛布1枚一泊 350円

・マットレス1枚一泊 120円

 

このキャンプ場は、予約なしの当日受付でも利用できますが、オートサイトは15区画しかありませんので、夏の時期や連休などは事前予約をした方が安心です。

フリーサイトの料金がめっちゃ安いことにも驚きですが、電源や水道が付いているオートサイトもこれまた激安って言っていいんじゃないかなあ。

人数ごとに別途入場料を徴収していませんから、家族連れの方やグループキャンプの方では、かなりリーズナブルなお値段で利用できちゃう。

じつは、このキャンプ場、昔は今よりさらに値段が安く、滞在時間ももっと長く取れたんですよね。

美深町への移住関連事業にも絡めて、長期滞在ウェルカムなキャンプ場でした。

6日以上の連泊は半額にしてくれたりとかね。

今でも、30日くらいの長期滞在の場合は、料金は応相談になってますよ。

かつて立地と使い勝手の良さから、モトキャンパーであふれ、ライダーの聖地とも呼ばれたりしてました。

今も長期滞在する方は多いようですが、バイク乗りに代わって、キャンピングカーで移動するご年配の方が増えてきたように思います。

ボクが今回行ったときも、オートサイトは、ご夫婦でのんびりと過ごす高齢の方ばかりでしたね~

なお、内容については、令和4年度のものです。

翌年以降は、予約等の方法が変わるかもしれませんので、利用前に公式サイトを確認してくださいね。

フリーサイトについて

管理棟の南側から三日月湖にかけて、フリーサイトが広がっています。

サイト内を南北に場内道路が4本通り、東西には2本の道路が走っています。

碁盤の目ほどはきっちりしていませんが、道路と道路の間の敷地がテント設営場所。

炊事場やトイレ、コテージの直近などの一部だけは、車両も入れず、もちろんテントを張るのもダメ。

ですが、それ以外の場所は、どこでもテントを張れますし、車両乗り入れOK。

キャンパーにとっては、夢のようなテントサイトですね(笑)

 

まずは、管理棟の南側周辺から紹介。

幅員3mほどの場内道路が通り、その内側がテントサイトです。

地面はほぼ平坦で、芝生が敷かれています。

ただし、道路とサイトの間には縁石があって、段差がつけられていますから、バイクの方は乗り入れる際、転倒に注意してください。

サイト内にシラカバの木が植えられていて、林間サイトっぽくなっています。

場所によっては、木々が密集して生えているところもあるので、雰囲気はバツグンなのですが、ファミリー用の大型テントやタープは木が邪魔して張りづらいかもしれません。

 

そんな開けた広場のようなテントサイトお望みの方向けの場所が、ちゃ~んと用意されています。

管理棟のちょうど真南側は、グラウンドのようにキレイに整地された裸地のサイトです。

山も谷もないし、地面が大きく凸凹しているところもありません。

 

大きな車だって余裕で止められますし、ファミリー用の大型テントとタープも、車のすぐ隣に張れちゃう。

周囲は樹林帯だから、強風の影響も受けにくい。

おまけにトイレにも炊事場にも近いと来たもんです。

ちょっと面白みに欠けると言えばそうなんですが、使い勝手はめっちゃいいですよ。

ただし、地面が土がむき出しになってて、とくに雨の日はぬかるむこともありますから、モトキャンパーは避けたほうが無難かも。

 

モトキャンパーや自転車乗りの方におススメなのが、やっぱり木々の生い茂る林の中。

シラカバなどの樹木に囲まれ、木漏れ日がめっちゃいい雰囲気です。

真夏の日差しや強風の影響を受けづらい場所ですし、テント同士が密集しないからプライベートスペースを確保しやすい。

大型バイクなどは、芝地に乗り入れると転倒しちゃうかもしれないんで、道路横ギリギリに駐車するのもアリっぽい。

バイクツーリングの必須アイテム、サイドスタンドプレートなどを使うとより安心できますね。

 

気をつけたいのは、木の真下にテントを張る場合。

木陰を作ってくれるし、風抜けが良くて真夏でも快適なのはいいんですが、樹液が落ちてくることがあります。

 

樹液はめっちゃベタつくし、なかなか落ちません。

あと、虫とかが寄ってきたりもしますし。

木漏れ日がすっごく気持ちいいし、癒しの空間なんですけど、ちょっと注意が必要なんですよね。

 

場内を通る道路も全面舗装されていて、そこそこの道幅があって、めっちゃ走りやすいです。

ただし、あくまでここはキャンプ場内。

人や自転車が普通に走っていますし、小さなお子さんが飛び出してくるかもしれません。

徐行運転でお願いしますね~

 

こんな感じで車をサイト内に乗り入れて、キャンプができちゃうなんて、なんかちょっと信じられません。

たしかに、オートキャンプ場では車を横付けしてキャンプができますけど、ここのように、フリーサイト内に車を乗り入れられるキャンプ場ってめっきり少なくなりましたからね~

ボクは夏休みの時期に利用したことはないんですけど、車もバイクも乗り入れ可のフリーサイトって、どうなっちゃうんでしょう。

ハンパないカオス状態になりそうでコワイ(笑)

 

場所によっては、木々の隙間から三日月湖をながめることができて、なかなかのロケーションです。

このキャンプ場は平場にあるため、展望はそれほど利きませんし、山の中にある森林キャンプ場のように秘境っぽさも感じません。

でも、それぞれに季節によって、見える風景がガラッと変わりますから、いつ行っても、何度訪れても楽しめると思いますよ。

整備された公園内のキャンプ場ではありますが、もともと森林公園だってこともあり、名前にふさわしく、森に包まれているかのような感じで心が安らぎますね~

鳥の鳴き声が心地よく聞こえてきます。

 

自然豊かな場所でありながら利便性もバッチリってのが、家族連れやキャンプを始めたばかりの方にもおススメできる理由のひとつ。

目の前に見えるのが、びふか温泉です。

道内には、温泉施設が隣接している、あるいはすぐ近くにあるキャンプ場がたくさんありますが、その中でもトップクラスに近い!

歩いてでも、秒で行けるっしょ(笑)

 

テントは道路の内側の芝地内であれば、基本的にどこに張ってもいいんですが、炊事場やトイレなどの公共の施設付近だけはダメ。

あとは、コテージの敷地周辺は、一般のキャンプ客は利用禁止です。

テント設営と車両乗り入れ禁止場所は、写真のようにカラーコーンとコーンバーが置いてあります。

もし、テントを張っていいかどうか迷うようなときは、管理棟で確認してくださいね~

 

フリーサイトの南側、トイレの近くに東屋がありました。

木製の柱と屋根のこじんまりとした建物です。

芝地の上に直接建ってるんじゃなくて、高床式になっています。

雨の日でも足元が濡れにくい造りなのがいいですね。

屋根の下には、木製のテーブルが設置。

雨除け、日よけとしての機能は十分ですし、中で休憩したり、食事に使ったりもできますよ~

ちょっと狭いですが、雨の日とかはこの中でテントをたたんだりとかできそう。

雨の日などは、とくにモトキャンパーは、この東屋近くにテントを張ると使い勝手がよさそうです。

 

フリーサイトの東端には、ちょっとした遊具が置かれています。

シラカバの木の向こう側は、広場のテントサイトで、近くにはチョウザメ館があります。

小さなお子さんと一緒にキャンプをする方は、この近くもいいかもしれませんね~

 

テントサイトには、区割りはありません。

フリーサイトは、場所の確保はできないため、設営の場所は先着順。

時期によっては、大雨が降る悪天候でも、テントがびっしり張られていたこともあったとか。

ちなみに、テントサイトはほぼ平坦なので、テントを張るにはいいのですが、場所によっては水はけが悪く、水が溜まりやすそうな感じがしました。

夜間照明については、街灯があって、夜でも真っ暗にはなりません。

ただ、テントサイトの端から端まで明るく照らしてくれるわけではありません。

照明器具は忘れないようにしてくださいね~

スマホの電波は、キャンプ場内どこでもOKです。

トイレについて

トイレは、フリーサイトの南側にあります。

鉄筋コンクリート造りで外観に丸太を使ったログハウス風の建物です。

 

キャンプ場の規模どおり、かなり大きく立派。

入口は正面に一か所で、内部は男女、身障者別に分かれているほか、洗面所も別に備えています。

 

これが男性用トイレの中。室内は広めに作られていて、水洗式小便器が8つ横にずらりと並んでいます。

コンクリートの壁と木材の組み合わせ。

日の光をうまく取り入れているようで、とても明るい感じ。

掃除が行き届いていて、めっちゃ清潔です。

 

大便用は、一般的な和式便座が2つと洋式便座が2つずつ。

個室は、そんなに広くありませんが、予備のトイレットペーパーも備え付け。

 

こちらは、洋式便座。

なんと、温水洗浄便座でした。

高規格キャンプ場なら、今や当然といったこの設備、一泊500円以下の有料キャンプ場に設置してあるのは珍しい。

器具一式が新しめなのものうれしいですね~

最近は、自宅のトイレはほぼ洋式でしょうから、洋式便座があるのは、小さなお子さんがいる家族連れにはありがたいことでしょう。

トイレットペーパーは定期的に補充されていて、しっかり予備も置いてある。

キレイさは、こちらも言うことなし。

 

身障者小トイレは、入り口を入ってすぐ右手。

バリアフリー対応トイレってだけじゃなく、乳幼児を連れた方でもキャンプがしやすいような造りになっています。

 

身障者用トイレはこんな感じ。

一般的な洋式便座ですが、車いすの方が利用しやすいよう、かなり広々とした室内です。

ベビーシートのほか、おむつ交換用のベビーベッドが設置されています。

公共のトイレやキャンプ場の管理をするって結構大変なんですよね。

こんなにキレイに維持してもらって、ほんとありがたいですよね~

「キャンプ場の良さは、トイレのキレイさに比例する」ってのが、ボクの持論です(笑)

 

トイレの中の正面が洗面所。

一般的なキャンプ場ですと、男女トイレの中に洗面台が置いてあるんですが、ここは洗面所が別に設けてある。

「トイレで歯を磨くなんてイヤ!」って方とか、「炊事場で歯を磨くんじゃねーよ!」って方にも対応してるっぽい(笑)

山小屋とか合宿所のような感じがしますね~

 

ベージュ色のミニタイルを張ったシンクと2連の蛇口、そして洗面器がなんとなく銭湯を思い起こさせます(笑)

天井以外に鏡の真上に電灯が設置してあって、めっちゃ使い勝手がいい!

子供用の一段低い洗い場が端に用意されている点も好感度アップ!

今どきのキャンプスタイルからすれば、なくても問題はないんでしょうが、昭和の香りがして、なるべく残してほしいなっておもっちゃいます。

 

注意してほしいのは、ここは炊事場じゃなくて、あくまで洗面所ってこと。

洗顔や歯磨きのための場所です。

食器を洗ったり、調理の下準備をしたりするのは、炊事場を利用してくださいね。

当たり前のことですが、下着とか洗濯をするのもダメ。

長期滞在者が多いキャンプ場だからか、細かく注意点が書いてありますね。

個人的な感想ですけど、今の若い方々は、マナーもルールもよく守っていると思います。

ぶっちゃけ、ベテランキャンパーを名乗るおじさんほど、古き時代の無軌道なノリで、ハチャメチャなことをしがちですから(笑)

ボクも昭和生まれのおじさんとして、知らず知らずのうちに周りの人に迷惑をかけないよう、気を引き締めていかなきゃなあって改めて思いました。

なお、このキャンプ場の周りには芝や木々が生えているため、時期によっては虫がけっこう発生します。

トイレ出入口ドアは必ず閉めましょう。

 

このキャンプ場のトイレは、広くて使いやすいんですけど、フリーサイト内に1つしかないんですよね。

昔は、オートサイトにもありましたが、老朽化したため撤去されています。

なお、キャンプ場外のびふか温泉の横にも公衆トイレがあるので、紹介します。

 

これが、パークゴルフ場とターフゲレンデ近くにあるトイレ。

キャンプ場の中にあるトイレと同じように立派な建物です。

鉄筋コンクリート造りで、周囲にはレンガが敷かれ、バリアフリー対応型。

入口は正面にあり、中で男女、身障者用に分かれています。

 

炊事場の近くには、立水栓もあります。

片側が低く作られており、踏み台がなくても子供が水を飲みやすいようになっています。

美深町のシンボルがフクロウなのかと思ったら、そうではないみたい(笑)

町の花はツツジで、町の木がエゾマツだそうです。

 

こちらが大生用トイレ。小便器は、水洗式が3つ。

便器は小ぶりで、うち2つにしっかりとした手すりが取り付けてある。

壁と床はタイル張り。

ここのトイレも子供から高齢の方まで使いやすようになってますね。

 

大便用は、タンクレスの和式便座と洋式便座が1つずつ。

掃除が行き届いていて、キレイですね。

 

洋式便座は、旧式ながらも温水洗浄便座が取り付けてありました。

個室はちょっと狭いですが、手すりも付いてるし、予備のトイレットペーパーも備え付け。

キレイさは、こちらも言うことなし。

 

入口には、鏡付きの洗面台までちゃんと設置してあります。

もちろん照明もあって、24時間利用可能。

キャンプ場のトイレも十分にキレイで使いやすいんですが、こっちのトイレも清潔ですね~

 

身障者用トイレはこんな感じ。

一般的な洋式便座で、ウォーム便座とか温水洗浄便座ではありません。

室内は、車いすの方が利用しやすいよう、かなり広々とした室内です。

ここのトイレは、小さなお子さんから女性の方まで、みなさん気持ちよく利用できるんじゃないでしょうか。

キャンプ場の利用客が、わざわざこのトイレを使う必要はないとは思いますけど、繫忙期などでフリーサイト内のトイレがめっちゃ混んでいる時などは、こちらのトイレを利用してもいいかも。

炊事場について

炊事場は、フリーサイト内に2か所、オートサイト内に1つあります。

これは、管理棟のすぐ近くにある炊事場です。

 

外観はトイレと同じく、ログハウス風でめっちゃ立派。

一般的な屋根と柱だけの建物とは違い、屋内炊事棟と呼んでいいような造りですね~

しっかりした壁に囲まれ、道路に面した側とその反対側が大きく開いていて出入口になっています。

コンクリート土台の上に建っているんで、雨の日でも安心して利用できますよ~

地面から一段高くなっているんで、とくに夜間は足元に注意してくださいね。

 

中央にステンレス製の調理台が置かれ、壁に沿うように両脇が洗い場になっています。

シンプルですが、中央にスペースを設けてある。

昔ながらの「かまど」はありません。

最近はキャンプ場の中にある「かまど」を使う方がかなり少なくなってきてますからね。

とくにファミリーキャンプの方は、個人でコンロを用意する方がほとんどだと思うんで、なくても問題はないでしょう。

 

洗い場はステンレス製、横長の造りで蛇口が4つ。

吐水口は回転しない長パイプタイプだから、コップがないと水が汲みづらいですね。

っていうか、炊事場は園内のほかの施設に比べ、ちょっと旧式です。

そのうち新しく建て替えてくれるかも(笑)

照明もあって24時間利用OK。

水は、そのまま飲用水として使えますよ~

 

このキャンプ場は、芝地内への車両乗り入れOKで、テントも原則、どこに張ってもかまいません。

ただ、炊事場やトイレなど、公共の施設の周囲はダメ。

注意書きや看板、カラーコーンなどで示してあるので、テント設営禁止の場所はわかりやすいと思います。

もし、迷ったときは、「まあいいか」ってなる前に、管理棟で確認してくださいね(笑)

 

炊事場の近くには、ベンチシートやテーブルが置いてあって、食事や休憩に使えます。

露天なので雨の日は使えないし、なにより近くにテントが張れないため、利用している方は少ないかも。

車の方は、車両のすぐ隣にテントを張れば、テーブルやイスがなくてもめっちゃ便利に使えますからね。

 

これは、フリーサイトの東端の場内道路沿いにある炊事場。

最初の方で紹介した、開けた広場のような裸地のテントサイトやブランコなどの遊具のある場所に近いところにあります。

造りは、ほかの炊事場とだいたい一緒。

屋根付き、照明付きで、出入口以外は横壁があって、雨風に強い構造です。

 

洗い場は中央に2か所に分けて設置。

ステンレス製の両面シンクが2基あって、シンクとシンクの間に木製の調理台が置いてあります。

壁際のスペースがかなり広いので、荷物を置いたりもできる。

悪天候のときは、モトキャンパーは荷物を一時避難させるのに使ってもいいかも。

 

洗い場は両面にあって、それぞれに長パイプの自在水栓が2つずつ付いています。

水は飲用水として利用可能。

必要最小限の設備だけしかありませんが、逆にモノがごちゃごちゃ置いてないから、すっきりしてて使いやすいですね~

オートサイトについて

オートサイトをgoogleEarthで見るとこんな感じ。

キャンプ場の南東角にあって、西側が三日月湖に面しています。

フリーサイトに比べると、樹木の数が少なくて、一般的な芝地のサイトっぽい感じ。

 

林間サイトのような自然とのふれあい感は物足りないけど、見通しが良く、解放感はこっちの方が上。

フリーサイトに車の乗り入れができるキャンプ場で、あえてこちらを選ぶ理由は、サイトの予約ができることと、広々とした敷地に少ない区画数で余裕がありまくりな点。

大型のキャンピングカーやトレーラーハウスでも問題なく止められます。

マイクロバス型のキャンピングカーで来てる高齢夫婦の方もいらっしゃいました。

フリーサイトの利用者は年齢層も様々で、家族連れの方もいたし、ソロのモトキャンパーもいました。

オートサイトは、ご年配の方が多く、ちょっとお話をお伺いしたところ、キャンピングカーで道内をのんびり旅している感じの方ばかりでしたね~

 

区画はこんな感じで、アスファルト舗装された駐車場の両脇が、かなり広めの芝地のテントサイトになっています。

フリーサイトと違って、オートサイトのチェックインは13時から。

チェックアウトは、翌日の12時と少し短め。

設備は、サイト脇に建っているボックス内に電源が2口あり、ほかに水道設備も用意されています。

それでで使用料は、1区画1泊1台2700円

人数ごとの入場料などは徴収してませんから、大人数で来ても同じ値段です。

かなりリーズナブルなんじゃないですかね~

 

これは、オートサイト内にある炊事場。

フリーサイト内にある炊事場より外装が新しく感じるんで、リフォームしたのかも。

しっかりした壁に囲まれ、四方に出入口があります。

コンクリート土台の上に建っているんで、雨の日でも足元が濡れなくていいですね。

地面から一段高くなっているんで、とくに夜間は足元に注意してください。

 

中央にコンクリート製の洗い場があって、シンクはステンレス製。

シンクは蛇口ごとに仕切られ、両面が同じ造り。

それぞれに長パイプの自在水栓が付いていて、全部12個です。

調理台はありませんが、洗い場の天板が少し広いので、食器やコップくらいは置けそう。

壁際にはベンチシートがあります。

 

洗い場と同じ並びには、ほかではめったにお目にかかれないほど立派な「かまど」がありました。

なにこれ、スゴイ!

コンクリートの壁に耐熱レンガで作られていて、容量は大きく空気口は小さめ。

グリルは鉄製の大きなものが備え付け。

効果力が期待できるんで、でっかい鍋や釜を使った調理向きですね~

今や、個人でこの「かまど」を使いこなせる人は少なさそう(笑)

 

なお、このキャンプ場は、ごみは各自持ち帰りですが、炊事場内に灰捨て用の缶が備え付けてあります。

すっごくありがたいですね~

コテージについて

フリーサイトの南側にはコテージが4棟建っています。

三日月湖に面した場所で、自然で囲まれたロケーションは、このキャンプ場で一番かも。

各棟最大6人まで宿泊可能で、暖房も設置しているため、フリーサイトやオートサイトとは違って、1年中利用が可能。

美深町は、昭和6年には国内の最低気温となる-41.5℃を記録した町。

冬期間に利用すれば、あたり一面に銀世界が広がり、もしかしたらダイヤモンドダストが見られるかも。

 

コテージは、1階にツインルームのある、男女のグループでも寝室を分けられるタイプと、洋室と和室のあるタイプの2種類。

全棟に、布団、公衆電話、扇風機、ストーブ、IH調理用鍋、フライパンなど調理器具が備えて付けてあって、バスルームも完備。

なんと、お湯は「びふか温泉」と同じ、天然泉です!

温泉付きのコテージなんて、そうそうないですよ。すごすぎでしょ!

 

コテージ利用客は、周辺にテントを張ってもOKなので、外でバーベキューなどを楽しむことができます。

もちろん、キッチンがありますから、外での食事がおっくうになる冬場でも問題はありません。

駐車台数も、1棟につき5台までと、グループでの利用もちゃんと考えられている。

チェックインは15時から。チェックアウトは翌日の10時。

ちょっと短いけど、まあ、ホテルみたいなもんですし。

あんまり長いすると、帰りたくなくなっちゃうから、これくらいでちょうどいいのかも(笑)

 

気になるお値段は、5月、6月、9月、10月が一泊17,000円。

繁忙期の7月8月は、18,000円。

4月と11月から翌年の3月までは、かなりお安い13,000円となっています。

温泉が引いてあるため、大人のみ入湯税として別途150円が必要です。(日帰り利用の場合は徴収なし)

ボクとしては、どうせ利用するなら真冬がいいかなあ、って思ったり。

まあ、バイクでしか北海道に行かないんで、冬の利用はちょっと難しいんですけど(笑)

公式サイトに、内装や設備、間取りがかなりくわしく載っているんで、興味のある方は、ぜひ見てくださいね~

利用上の注意事項について

キャンプ場を利用するときの、ルールやマナーは、一般的なキャンプ場とそれほど違いはありません。

利用するときは、管理棟で受付をすること。

禁止場所への車・バイクの乗り入れ、テント設営禁止

周囲の方に迷惑をかけるような行為は慎むこと。

場内道路は、バギーやエンジン付きのキックスケーターなどの乗り物は禁止。

自転車はOKですよ~

 

焚火は禁止されてませんが、直火は厳禁です。

芝を傷めないよう、焚火台や焚火シート、コンロを使用しての煮炊きはOK。

コンロは芝から30~50cm離すことなんて基準を設けてるキャンプ場もありますね。

高さが足りない焚火台の場合は、焚火シートは必ず敷きましょう。

焚火の周囲ってけっこう火が飛び散りますから。

芝に焦げ跡などを作らないようにお願いします。

火の取り扱いに関しては、ルールを守らない事例が多くなると、焚火の全面禁止にもつながりかねません。

火の取り扱いには十分気をつけてください

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このキャンプ場は、ペット同伴がOK

最近は、排泄物が野生動物を呼び寄せる原因にもなるため、ペットを連れ込むことを禁止しているキャンプ場が増えてきてるんですよね。

その中にあって、どこでもペットを遊ばせることのできるってのはありがたいですね~

ただし、放し飼いはNG。リードをしっかり付け、フンの処理を確実にお願いします。

 

そして、ぜったいに守ってほしいのが、ゴミの持ち帰り

このキャンプ場に限ったことではありませんが、道内は野生動物が非常に多いです。

ゴミをきちんと処理しないと、キャンプ場にカラスやキタキツネ、場合によってはヒグマが来ますから。

「こんな街中にも?!」ってびっくりするような場所にも、普通にヒグマが出たりします。

カラスやキタキツネは、犬、猫以上にいますからね(笑)

なお、炊事場には、炭や灰を捨てる場所が用意されています。

一般ごみを混ぜて捨てたりはしないようにしてくださいね。

このキャンプ場は、以前は受付で専用のごみ袋を購入し、指定の分別方法にしたがって分別すれば、ごみを捨てることができたんですよ。

残念ながら、令和3年度から各自持ち帰りになっちゃったみたい。

ボクのような、ソロのモトキャンパーはたいした量のごみは出ないんで問題はないんですけど、遠くから来る家族連れの方は不便じゃないかなあ。

一週間以上の長期滞在者とかもいるはずですから、もしかしたら、コロナ禍が落ち着いたあとは、元に戻してくれるかも。

ほんと、お願いします!

温泉施設の紹介

今回紹介した「びふかアイランドキャンプ場」の目玉ひとつは、日帰り入浴のできる「びふか温泉」が目の前にあること。

キャンプ場からわずか100m!歩いて行けますね。

ここは、第三セクター方式で運営されている、いわゆる公共の温泉宿泊施設です。

開業は、キャンプ場と同じ昭和55年。

当時はまだ温泉ではなく、一般的な入浴施設で、林業保養センターと言いました。

その後、平成2年に冷鉱泉を掘り当て温泉に。

ちょうどこの年にコテージも完成したんです。

だから、コテージのお湯も温泉なんですね。

平成4年には、温泉施設の増改築をし、現在のびふか温泉としてオープン。

平成21年に浴場がリニューアルされました。

そのため設備は充実していて管理はバッチリ!おまけに料金は格安!

言うことなしの温泉入浴施設ですよ~

 

浴槽は、大きな内風呂の主浴槽とジェットバス、そしてサウナと、とってもシンプル。

浴室は、天窓が付いていて、明るく開放感のある造りです。

浴室は、めっちゃキレイで清潔そのもの。

温度調整付きのシャワーカランが設置してあり、シャンプーとボディソープなどのアメニティも完備。

 

出典:びふか温泉 公式サイト

泉質は、冷鉱泉(塩化物、炭酸水素塩泉-弱アルカリ性低張性冷鉱泉)。

以前は、含食塩 - 重曹泉って呼ばれてた泉質ですね~

一般的な感想として、お湯はほぼ無色透明、無味無臭。

お湯は、なめらかな湯ざわりで、湯上がりに肌がしっとりすべすべになることから「美肌の湯」とか「美人湯」なんてキャッチコピーが付いていることもありますね。

炭酸水素塩泉は、肌の不要な角質や、毛穴の汚れを取り除くため、入るだけで石鹸で体を洗ったように体が清潔になる効果があります。

そのため、「清涼の湯」なんて呼ぶことも。

お湯は、いわゆる温泉臭がなく、これといった特徴はありませんが、刺激が小さく、肌触りがやさしいため、子供からお年寄りまで安心して入ることができます。

湯あたりを起こしにくいので、「温泉はちょっと苦手」と言う方にこそおススメです。

 

出典:びふか温泉 公式サイト

日帰り入浴の営業時間は、11時から夜の21時まで

年中無休の営業です。(毎週月曜日は浴室清掃のため温泉・レストランの営業は17時から。月曜が祝日の場合は翌平日)

日帰り入浴料金は、大人(中学生以上)450円、4歳から小学生まで220円、3歳以下無料

公共の施設らしく、キレイで清潔感あふれる浴室で、このお値段はめっちゃリーズナブル。

リンスインシャンプー、ボディソープなどのアメニティも用意されているので、タオルだけ準備すればOK。

 

出典:びふか温泉 公式サイト

無料で利用できる休憩室や30人以上の収容可能なカラオケルームも用意されています。

お風呂であたたまった後は、リラックスしながらのんびりゆっくり過ごしてください。

入口横のラウンジには、美深町のシンボル「チョウザメ」の姿が鑑賞できる大型水槽を設置してあります。

また、館内のレストランでは、全国でも珍しいチョウザメを使用したメニューのほか、近隣の比布町(グリーンパークぴっぷのある町)の農家から仕入れた道産米や、地元で栽培から加工まで行ったトマトジュースなども提供。

宿泊客以外の方も利用できますから、キャンプ場で自炊したり、美深町内まで出かけなくても、おいしいものが食べられます。

 

出典:びふか温泉 公式サイト

もちろん、宿泊も可能。

洋室のシングルルームから、どことなく懐かしさが感じられる和室や和洋室を全27室用意。

落ち着いた空間で、日常の喧騒から離れ、ゆっくりリラックスできます。

シングルの素泊まりだと5400円からと、かなりリーズナブルなお値段。

ほかにも、名物の美深産キャビア付きちょうざめ堪能プランとかもあって、興味をそそりますね~

チョウザメってのは、身にコラーゲンが多く、抗酸化作用のあるカルノシンやたんぱく質、生活習慣病予防に効果のあるDHAなどを含んでいて、寿命を延ばす効果があると言われてきました。

かつては、ロシア皇帝にも献上されていたという歴史もあるくらいです。

味は淡白でクセがなく、あっさりとした触感。

鯛の甘みとフグの食感を足した感じなんだとか。

たまには、キャンプじゃなくて、こういう温泉宿でゆっくりするのもいいかもしれませんね~

なお、宿泊など利用に関する詳細は、びふか温泉の公式サイトをご確認ください

 

出典:美深町観光協会

あ、ちなみにチョウザメって、じつはサメの仲間じゃありません。

形状がサメに似ていることと、鱗が蝶々に似ているから、チョウザメって呼ばれることになっただけ。

硬骨魚類に属し、軟骨魚類に属するサメとは系統が大きく異なる淡水魚なんですよ~

ボクもたった今はじめて知りました(笑)

西神楽公園キャンプ場のデータ

名前 びふかアイランドキャンプ場
かな びふかあいらんど きゃんぷじょう
住所 北海道中川郡美深町紋穂内(びふかアイランド内)
連絡先 管理棟(電話番号:01656-2-3688)
管理者 美深町、指定管理者 株式会社美深振興公社
営業期間 例年5月上旬から10月下旬まで
料金 フリーサイト大人一人一泊400円、オートサイト1区画2700円、コテージ13,000円から
ジャンル 芝のフリーサイト(車両乗り入れ可)、オートサイト15区画
施設 管理棟、テントサイト、炊事場、トイレ、東屋、コインランドリー、自動販売機、オートサイト、コテージ、ほか公園内施設あり
備考 ごみ持ち帰り、焚火可(直火禁止)、ペット同伴可、温泉施設隣接



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