【更新情報】2019年7月
今回紹介する甫喜ヶ峰(ほきがみね)森林公園キャンプ場は、高知県の香美市(かみし)にある無料のキャンプ場です。
管理は県から委託を受けた一般社団法人高知県山林協会がしていて、利用にあたっては、原則として事前の電話連絡と当日の受付が必要です。
受付は、甫喜ヶ峰森林公園内にある県立森林学習展示館で、午前9時から午後4時30分までの間(電話対応時間は午前8時30分から午後5時15分まで)に行います。
なお、公園内は1年を通して出入りが自由ですが、県立森林学習展示館は12月29日~1月3日は休館日となっています。
甫喜ヶ峰森林公園は、 高知県唯一の森林公園で、北に四国連峰を望み、南は高知平野・香長平野から太平洋を一望できる絶好のロケーションにあります。
また、公園内にはキャンプ場だけでなく、展望台や遊歩道があり、春は美しく咲く野草の花、夏は新緑の華やかな木々、秋は燃えるような紅葉、冬は真っ白に雪化粧した森と、1年を通して楽しめます。
さらに、キャンプ場の設備はすっごく整っていて、キャンプ初心者から家族連れまで、幅広い層が利用しやすい作りになっているんですよ~
こんなに設備が充実しているキャンプ場が、「無料でいいの?」って、マジ思いますから。
付近を高速道路と国道が通り、高知市内から車で45分程度と、交通のアクセスも良好なので、高知県内で森林キャンプ場をお探しなら、まずここをおススメしますよ~
人間って、目で見た文字を頭の中で音声に変換してから意味を理解してるんだって。
なので、目で見るより音で聞いた方が、スムーズに頭の中に入るとか。
この記事のyoutube版も作ったので、よろしければ見てくださいね~
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場までのルート
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場がある香美市は、高知県の北東部の山間にある人口約2万7千人の市です。
2006年(平成18年)3月1日、 香美郡香北町と土佐山田町、物部村が新設合併して発足しました。
香美市の多くを山林が占め、高知県の最高峰三嶺(みうね/さんれい:標高1,894m)を頂に、一級河川物部川(ものべがわ)が太平洋に注ぎ込むなど、雄大な自然とともにある自治体です。
農業で有名なのは、なんと言っても柚子。「物部の柚子玉」は日本一の出荷量を誇ります。
観光名所としては、日本の滝百選に選ばれている「轟の滝」、紅葉が美しい「別府渓谷」、そして、日本三大鍾乳洞の1つに数えられる龍河洞(りゅうがどう)がありますね~
(あと2つは、龍泉洞(岩手県岩泉町)、秋芳洞(山口県美祢市))
ボクは、山口県をツーリングしたとき、秋芳洞は行きましたが、残り二つはまだ行ったことがないんで、いつかは行ってみたいと思ってます。
あと、香美市と言えば、これっ!っていうのは、アンパンマンの生みの親、故やなせたかし先生の「香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」があることかな。
やなせたかし先生のお父さんの実家が、現在の香美市にあったんだって。
次回香美市に行ったときは、ぜひ、アンパンマンミュージアムにも行ってみたいですね~
さて、香美市は、高知市のベッドタウンエリアから自然豊かな中山間地域まで広大な面積を有するまちなんですが、車による交通網はなかなか良くて、メイン国道となる国道32号線に並行して高知自動車道が通っています。
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場から香美市の中心市街地までは約12.5km、時間にして車で約25分です。
また、香美市内から高知市までは約30分、最寄りの高知自動車道「南国IC」までは約15分、高知龍馬空港へも約15分と、香美市と高知市のアクセスはわりといい感じの位置にあります。
キャンプ場は森林公園にあるため、香美市の中心市街地とは、すこ~し離れてますが、交通のアクセスは悪くないので、買い物をしたいときや、なにか問題が発生したときでもすぐに市街地に戻ることができます。
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場は、小さなお子さん連れでも安心してキャンプができる場所だと思いますよ~
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場を紹介するよ
キャンプ場のある甫喜ヶ峰森林公園は、昭和53年の第29回全国植樹祭の会場でした。
この会場となった102haの県有林を、県民の憩いの場やお子さんが森林自然体験できる学習の場として、広く利用できるよう整備したのが、甫喜ヶ峰森林公園なんですね~
公園は、標高370mから610mの場所にあり、南方は高知平野や太平洋を望むことができます。
また、ユニバーサルデザインの森林公園として年齢や障がいの有無に関わらず「誰にでも使いやすい」つくりになっており、遊歩道は、なんと車いすにも対応!ベビーカーを押して歩くこともできます。
森林学習展示館では、鳥や昆虫の標本などの常設展のほか、季節に応じたさまざまな企画展示が行われていて、だれでも楽しめる森林公園になってるんですよ~
なお、キャンプ場は夜間でも出入りは自由ですが、公園内の展望台へ続く道路は午前9時から午後4時30分までの間しか通行できません。
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場までの道順について
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場へは、国道32号線から香美市を流れる吉野川水系穴内川(あなないがわ)を渡ります。
国道32号線には案内板がありますから、すっごくわかりやすいと思います。
穴内川を渡り、県道254号線に入ったら、約1.5kim、車で3分ほど走ると甫喜ヶ峰森林公園の入口に到着です。
同じ高知県にあるキャンプ場でも、梶ヶ森キャンプ場は到着までの道のりがめちゃくちゃ大変だったからなあ。
なんか、拍子抜けするほどあっさり着いた気がします(笑)
入口から入って右手が駐車場。その奥がキャンプ場になっています。
駐車場は普通車なら45台、うち7台は身障者用、大型車は3台くらい駐車可能。
見ての通り、めっちゃ整備されているので、荷物満載の大型バイクでも安心して止められますよ~
なお、受付をする森林学習展示館は、駐車場の道路向かいにあります。
森林学習展示館について
甫喜ヶ峰森林公園に着いたら、まずは、森林学習展示館で受付をしましょう。
こちらが、森林学習展示館。
ユニバーサルデザインなので、車いすの方でも行き来ができます。
開館時間は、毎日午前9時から午後4時30分までの間。
休館日は、年末年始の12月29日から1月3日まで。
担当者の方が、めっちゃ親切なヒトで、30分くらいお話をしてしまいました。
お忙しかったでしょうに、ホント、ありがとうございました。
館内の様子です。
車いすのままでも館内を回れるように、広々としたスペースになってますね~
車いすの貸し出しも行っているそうです。
ボクがお邪魔したときは、イベントはやってませんでしたが、写真企画展とか木工展とかが、定期的に行われています。
館内を案内してくださった方に教えていただいたんですが、高知県は林業で有名な県です。
高知県は、香美市の東にある県内で2番目に人口の少ないという馬路村(うまじむら)の「ヤナセスギ」をはじめ、嶺北地域(大豊町、本山町、土佐町、大川村)のスギや四万十川流域のヒノキなど、昔から林業が盛んでした。
古いところですと、戦国時代に土佐国(現高知県)を治めていた長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)が豊臣秀吉にスギやヒノキ材を献上したんだって。
ヤナセスギは、高知県の木にもなってるんですよ~
あ、そうそう、焚火好きのモトキャンパーにはめっちゃありがたいことに、薪を一束600円で販売しています。
焚火はやりたいけど、薪をバイクで運ぶってのは、けっこう大変なんですよね~
ホント、薪を販売してくれるキャンプ場ってだけで、利用したくなりますよね(笑)
キャンプ場Aについて
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場は、森林学習展示館の向かい側にある駐車場の右手(西側)にテントサイトが一つ、さらにその奥にもう一つのテントサイトがあります。
森林学習展示館近くにあるテントサイトを便宜上、キャンプ場Aとします。
もう一つは、キャンプ場Bって呼んで紹介しますね。
キャンプ場を利用するときの注意事項です。
大きなイベントにで使われる時があるので、利用するときは事前に電話連絡が必要です。
ただし、テントサイトの予約、場所取りはできません。
テントサイトへの車両乗り入れは一切禁止。
炭や薪などを含め、ゴミは持ち帰り。
焚火は焚火台を使用し、直火は禁止。
また、公園内での花火は禁止です。
ペットについては、しつけがされている犬のみ同伴可能です。
ちなみに、キャンプ場Aの手前にある大きな建物は、研修棟「ほっきーの館」。
ここは、キャンプ場の施設ではなく、団体での森林学習などの利用や公園主催のイベントスペースに使われます。
中はめっちゃ立派。
広々としたスペースで、ついつい遊びたくなっちゃいますが、ボール遊びやスケボーは禁止。
もちろん、火を使用したり、テントを張ってもダメ!
通常は休憩施設として利用されてるみたいですね~
キャンプ場Aのテントサイトついて
こちらがキャンプ場Aです。
以前は、荷物搬送でしたら、サイト内への車の乗り入れができたようですが、どうもマナーの悪い利用客が多かったらしく、2019年4月1日から車両乗り入れが一切禁止となりました。
キャンプ場Aの一番奥のテントサイトまでだと100mくらいあるので、混雑するときは荷物運びがけっこう大変になっちゃうかも。
なんでも、ゴールデンウィークには50組以上のキャンパーであふれかえったこともあったそうですから。
丸太でとうせんぼ。
バイクだと入って行けそうですが、2輪車も進入禁止ですよ~
キャンプ場Aは敷地が広く、中心は開けた芝生のフリーサイトで、両脇に木々が立ち並んでいます。
写真では平坦に見えますが、じつはテントサイトは水はけをよくするため、駐車場に向かってだんだんと低くなっており、かなり傾斜しています。
ただし、地面の凸凹は少なく、芝生もキレイに整備されているので、テント設営ではとくに苦労はしません。
寝るときに斜めの状態って、気になるヒトはけっこう気になると思うので、コットやマットでうまく調整してくださいね~
なお、サイト内には電灯がありませんので、夜は真っ暗になります。
照明器具を忘れずに。
奥に行くと、さらに木々が多くなってきて、森の中にいる感じが強まります。
木陰も多く、まさに森林サイトって感じ。
かといって、うっそうと木々が生い茂って空が見えないってほどじゃないんで、この程よい感じがすっごくイイ!
フリーサイトのほか、6×6mの木製デッキの区画割りされたサイトがあります。
この場所は、駐車場からは遠いんですが、平坦でテントが張りやすいし、突然の雨でも浸水の危険が低いから、荷物の少ないキャンパーにはおススメですね~
デッキサイト近くには、「いこいの家」というログハウス風の建物があります。
高知県は、日本一降水量の多い県で、けっこうな確率で雨にあいます。
雨に伴って雷も発生することがあるので、甫喜ヶ峰森林公園内には避難所になる、こうした建物が多く建っているんですよ~
高床式で窓が大きく開いているので、大雨でも大丈夫そうですし、真夏でも涼しいんじゃないかなあ。
中は板張りの床で、テーブルやベンチがあり、休憩所として使うにもピッタリ。
もちろん、中での焚火、テント設営は禁止されています。
あくまで、休憩か悪天候時の避難先用ですね。
キャンプ場Aの炊事場について
キャンプ場の入口から30mほど奥に進んだ場所に炊事場があります。
ちょっと年数はたってる感じがしますが、屋根付きで、かなり大きい。
向かって右半分がフリースペース、左半分に水道設備とかまどが設置されています。
電灯もあり、夜間でも問題なく使用できますよ~
こちらがフリースペース。
コンクリート打ちっぱなしの床で、テーブルなどが置いてあります。
雨の日などは、ここで食事をしてもいいですね~
炊事施設はこんな感じ。
ブロックと耐熱レンガで組んだかまどがあります。
グリルがないので、実質、ここでの調理は難しいかも。
このキャンプ場は、焚火台を利用すれば火の使用が認められているので、みなさん、ご自分の調理道具を使ってるんでしょうね。
水道はステンレス製のシンクに蛇口が3つ。
このキャンプ場の水は上水道なので、そのまま飲料が可能です。
利用客の増加に伴い、さらに新しい水道設備が増設になりました。
いずれも、きっちり手入れがされていて、すっごくキレイです。
キャンプ場Aの一番西奥、デッキサイトがあるあたりに、もう一つ炊事場があります。
屋根付き、電灯も設置されていますが、簡素なつくりです。
水道は蛇口が3つ、ブロックを組んでステンレス製のシンクを乗せてあります。
こちらも上水道なので、水はそのまま飲むことができます。
ブロックとU字溝で組んだかまどですね~
キレイに掃除はされていますが、こちらの炊事場はあまり使われてなさそうですね~
キャンプ場Aのトイレについて
トイレは、キャンプ場の入口にあります。
屋根付きのめっちゃ立派な建物です。
無料キャンプ場で、ここまで立派なトイレって、なかなかないですよね~
男女、身障者用に分かれています。
こちらは男性用トイレです。立派なのは外観だけじゃないんですよ~
床と壁がタイル張り、天井付近は板張りで、素晴らしくキレイ。
掃除が行き届いていて清潔そのもの。
なんならここにテントを張ってもいいくらいです(笑)
照明もあり、自動点灯します。
男性用小便器は水洗式が3つ。
大便器は水洗洋式が2つあります。
うち1つは、バリアフリーになっていて、広く使いやすい。
なんと、シャワー室まであります。
室内はタイル貼りで、めっちゃキレイ。
大人2人くらいは余裕で入れるんじゃないかってくらい広くて、シャワーカーテンもありました。
ボクが行ったときは冷水のみでしたが、いずれ温水も使えるようにしたいって、管理の方がおっしゃってました。
こちらが身障者用トイレ。
見たまんま。ハンパなく掃除が行き届いていて、めっちゃキレイ。
小さなお子さんから、高齢者、体が不自由な方まで、み~んな安心して気持ちよくキャンプすることができるキャンプ場ですよね~
キャンプ場Bについて
キャンプ場Aの西側奥、一段高くなったところにキャンプ場Bがあります。
キャンプ場Bは専用の駐車場があり、直接車で乗り付けることができます。
キャンプ場Bは、甫喜ヶ峰森林公園の入口看板のちょうど右手にある舗装された小道からだいたい150m進んだ場所にあります。
もちろん、こちらを利用するときも、事前の連絡と受付は必要です。
ここがキャンプ場Bです。
キャンプ場Aに比べると、小さくまとまってる感じ。
ちゃんとトイレも水道もあるし、利用客も少ないので、ひっそりと静かにキャンプをしたい方は、こちらがおススメ。
キャンプ場Bのテントサイトについて
テントサイトは、芝生のフリーサイトです。
キャンプ場Aに比べてわり平坦で、地面の凸凹は少ない感じ。
木製のテーブルとベンチが設置されています。
こちらは利用客が少ないせいか、草はけっこう伸びてました。
森林公園らしく、緑がまぶしいくらいですね~
福井県敦賀市にある野坂いこいの森キャンプ場も、「森の中でキャンプしてるぞ~」感がすごかったですが、甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場も負けてませんね~
なお、キャンプ場Aと同じく、テントサイト内には夜間照明がありません。
照明器具を忘れないでお持ちくださいね~
キャンプ場Bの炊事場について
キャンプ場Bの炊事場は、駐車場の奥、トイレのとなりにあります。
コンクリート製で、タイル張り、ステンレス製のシンクに蛇口が3つ付いています。
ちょっと老朽化が進んでいますが、管理が行き届いていてキレイですよ。
こちらも水も、そのまま飲料水として使えます。
キャンプ場Bのトイレについて
トイレは駐車場に一つ。
男女、身障者兼用です。
たいていメインのテントサイトから離れた場所にあるトイレは、老朽化が進んでいたりするんですが、甫喜ヶ峰森林公園のトイレは、どこもめっちゃキレイ!
見てくださいよ、これ。
床や壁のタイルまでピッカピカ!
大便用はバリアフリーの水洗洋式が1つあります。
男性用小便器も1つあって、となりには木製のベッドが設置されています。
このトイレ、森の中にポツーンと建ってる感じなんですが、木製の窓枠から外の光が差し込んでいて、中はすっごく明るいです。
もちろん、電灯もあり、夜でも安心して用を足すことができます。
ホント、トイレのキレイなキャンプ場はサイコーですね~
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場のデータ
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場は、高知県内唯一の森林公園内にあります。
公園の面積は102hもあり、キャンプだけでなく、自然観察やハイキング、バードウォッチングなどが楽しめます。
標高は最高で610mと高く、真夏でも森林に溶け込んで涼しく過ごせるし、園内の展望台からは高知平野や太平洋を眺めることができます。
この公園の特徴のひとつが「ユニバーサルデザイン」を取り入れているということ。
園内の通路は、車いすやベビーカーでも安心して利用できるよう、道幅が広く傾斜は緩やかで、さまざまなヒトが森林浴や自然観察を気軽に楽しめるつくりになっているんですね~
また、キャンプ場のトイレは、多目的トイレで、小さなお子さんや高齢者、障がいのある方が利用しやすい環境です。
いや、ホント、甫喜ヶ峰森林公園内のトイレの充実度、清潔さは、有料キャンプ場でもなかなかありませんよ。
交通のアクセスも良好で、メイン国道となる国道32号線に並行して高知自動車道が通っています。
ただし、香美市や高知市内からはすこし離れた場所にあるので、買い物や入浴などで市街地に行くと、往復1時間くらいかかります。
食料品などは、前もって準備してからキャンプ場に行った方がいいと思います。
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場は、だれでも気軽に安心して楽しめるキャンプ場なので、「甫喜ヶ峰の自然を存分に満喫したい」、「森の中で静かにゆっくりと過ごしたい」、「家族でバーベキューを楽しみたい」などなど、み~んなにおススメですよ~
名前 | 甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場 |
かな | ほきがみねしんりんこうえん きゃんぷじょう |
住所 | 香美市土佐山田町平山字立石丸1491-2 |
連絡先 | 県立森林学習展示館(電話、FAX番号:0887-57-9007)電話対応時間は午前8時30分から午後5時15分まで |
管理者 | 高知県、指定管理者一般社団法人高知県山林協会 |
営業期間 | 開場期間:通年
展示館の開館時間:午前9時~午後4時30分 休館日:12月29日~1月3日 キャンプ場利用は事前の連絡、展示館で受付が必要 |
料金 | 無料(薪の販売あり) |
ジャンル | 芝生フリーサイト、木製デッキサイト |
施設 | テントサイト、炊事場、トイレ、駐車場、ログハウスなど。 |
備考 | ゴミ持ち帰り、直火禁止 |
周辺施設の紹介
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場は、魅力あふれるキャンプ場なんですが、名前のとおり山間にあるため、コンビニエンスストアや入浴施設などの商業施設は、片道25分くらいかけて香美市の中心市街地までいかないとありません。
温泉施設は、香美市内にはいくつかあり、まずは、こちら。
甫喜ヶ峰森林公園キャンプ場から距離約15.5km、車で約30分の香美市土佐山田町にある「龍河温泉」(りゅうがおんせん)さんです。
平成になった年に創業者が1200mまで掘削して温泉を掘り当てました。
周辺は昔は竹藪が広がる集落だったそうで、数は少なくなったもののタヌキが生息している地です。
そのため、龍河温泉さんのシンボルはタヌキなんだそうですよ。
泉質は良質のアルカリ天然温泉で、やわらかな肌触り。
大きめの浴室で、サウナもあります。
営業時間は月~金が15時~22時(受付終了21時)、土日・祝祭日が11時~22時(受付終了21時)。
定休日は毎週木曜日で、料金は、大人(中学生以上)800円、小人(1歳~小学生)300円となっております。
次は、同じ土佐山田町内にある「夢の温泉」さんです。
物部川畔の美しい四季の景色を望めるそうですよ~
泉質は単純硫黄冷鉱泉で、源泉は敷地内から自噴しているもの。
湯あがりの肌がつるつるになると評判です。
日帰り入浴時間は、10時~21時(受付終了20:30)
料金は、大人750円、小学生550円、3歳以上350円です。
午前中から夜遅くまで営業しているので、キャンプ場の利用者にとって利用しやすい温泉宿ですね~
最後は、高知県香美市香北町にある「湖畔遊」(こはんゆう) さん。
アンパンマンミュージアムのすぐそばにあり、キャンプ場からは距離約19㎞、車で約40分と少し遠い場所にあります。
こちらも敷地内から湧き出る黄金色の自家源泉をかけ流しで使用しており、国内でも珍しい、天然にごり湯アイソトニック(等張性)温泉なんです。
なんでも、ミネラルが豊富でツルツルとした滑らかな浴感のため、皮膚病にも著効があり美人の湯・美肌の湯としても知られているそうです。
浴槽は、岩風呂と大理石風呂があり、男湯と女湯として一日ごとに交替しています。
このお風呂にある大きな窓からは名前のとおり、湖畔を見下ろす景観が目の前に迫り、開放感にあふれています。
また、外の風景は窓から見たときに最高の景色になるように、樹木の撰定から植え込みまで一本一本手入れしているという、手の込みよう。
ちょっと遠いけど、足を運んでみたくなりますね~
日帰り入浴の利用時間は、5月から8月は13時〜21時(受付終了20時)、9月から4月までは終了時間が20時(受付終了19時)です。
定休日は、毎週、火曜日と水曜日。
利用料金は、大人850円、小人425円です。