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2022年7月 完全予約制・有料化!清津川フレッシュパーク

【更新情報】2022年4月

清津川フレッシュパークでのキャンプは、2022年7月から、完全予約制・有料化を予定しています

公式サイトhttps://kiyotsugawa-camp.com/

 

以下、無料当時の施設の状況です。参考としてお読みください

今回紹介する清津川フレッシュパークは、新潟県の南部に位置する十日町市芋川(とおかまちし いもがわ)にある河川公園で、芋川交流広場(いもがわこうりゅうひろば)とも呼ばれています。

公園のすぐ北側を流れる一級河川清津川は、新潟県を流れる日本一の大河・信濃川水系の支流で、新潟県の湯沢町から十日町市へ流れてきて信濃川に合流します。

水源は上信越高原国立公園指定地域の佐武流山(さぶりゅうやま)、白砂山(しらすなやま)、苗場山(なえばさん)で、流域に日本三大峡谷のひとつ、清津峡があります。(ほか2つは、富山県の黒部峡谷、三重県の大杉谷)

この公園内の芝生広場では、なんと無料でキャンプができちゃうんですよ。

管理は十日町市が行っていて、利用にあたって事前予約も現地での申し込みも一切不要!

バイク旅の途中に「ふらっと立ち寄っても自由に利用できる」っていうのは、すっごくありがたい。

川のほとりにある公園なので、親水ゾーンで川遊びをしたり、専用のコースでディスクゴルフをしたり、家族連れでゆっくりアウトドアを楽しむことができちゃいます。

公園のすぐ隣には、温泉施設「ゆくら妻有(つまり)」があるので、たっぷり遊んだあとは、ゆっくり温泉にひたっての~んびり、なんてのもいいですね。

しかもですよ、おどろくべきことに、なんと公園内には「ゆくら妻有」の温泉を利用した無料の足湯もあるんです。

いや~ヤバいくらい設備が充実してます。

ゴールデンウィークなどには、50組くらいのキャンパーが訪れる大人気の場所ってのもうなずけるなあ。

ただし、清津川フレッシュパークは、あくまでキャンプを許可された公園であって、専用のキャンプ場ではありません。

キャンプをするときは、ほかの公園の利用客の迷惑にならないよう、マナー守って使いましょうね~

 

人間って、目で見た文字を頭の中で音声に変換してから意味を理解してるんだって。

なので、目で見るより音で聞いた方が、スムーズに頭の中に入るとか。

この記事のyoutube版も作ったので、よろしければ見てくださいね~



清津川フレッシュパークまでのルート

清津川フレッシュパークある十日町市は、長野県との県境を接し、長野県を流れる千曲川(ちくまがわ)が信濃川と名前を変えて間もないところに位置します。

無料でキャンプができる「おぢゃ~る」のある小千谷市と同じく、信濃川を中心に発展してきたまちで、「清津峡」をはじめ、樹齢約100年ほどのブナの木が一面に生い茂る「美人林」、山間部の傾斜地に階段状に作られた水田「棚田」など、自然の生んだ絶景スポットがた~くさんあります。

魚沼産コシヒカリの産地としても有名で、市内全域で稲作が広く行われていますね~

日本有数の豪雪地帯でもあり、年によっては積雪が2m~3mになることも。

観光イベントでは、新潟県越後妻有地域(十日町市、津南町)で3年に1度開催される世界最大規模の国際芸術祭、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が、ちょー有名。次回第8回は、2021年の予定です。

 

清津川フレッシュパークは、そんな十日町市の中心部から南に約13.6km、車で約20分ほどの場所にあります。

隣接する新潟県津南町(つなんまち)の中心からは、約6km、車で10分ほど。

最寄りの高速道路ICは、関越自動車塩沢石打(しおざわいしうち)ICで、距離約18.7km、車で約25分。

付近を国道117号線が通っており、交通アクセスは悪くはありませんが、十日町市の中心からは少し離れているので、清津川フレッシュパークに向かう途中にあるショッピングセンターやコンビニエンスストア、ガソリンスタンドなどで、準備をしてから行ったほうがいいと思います。

清津川フレッシュパークを紹介するよ

清津川フレッシュパークは、清流「清津川」のほとりにある芝生のうつくしい公園です。

川の流れがゆるやかな巨石親水ゾーン(ジャブジャブ池)では、小さなお子さんでも安心して水遊びができ、また、公園内ではディスクゴルフを楽しめます。

ディスクゴルフは、日本ディスクゴルフ協会公認コースとなっていて、毎月第4日曜日にはディスクゴルファーが集まってプレーしているそう。

ディスクゴルフ用のフリスビーは隣接する温泉施設「ゆくら妻有」で無料で借りられるので、だれでも気軽にできるのがいいですね~

公園内には、大地の芸術祭2006作品「エターナル」が設置されているほか、降雪の時期以外は、夜間、LED照明によるライティングを行っていて、夜の美しい景観を楽しむこともできます。

さらに、最初にも書きましたが、「ゆくら妻有」の温泉を利用した無料の足湯まである。

公式サイトには、清津川フレッシュパークの紹介文中「ここには何もないがあります」って書いてありますが、いや~ご謙遜。

清らかな川の流れに、うつくしい芝生、ゆっくりくつろげる無料の足湯。

めちゃくちゃ充実してるじゃないですか~!!

 

こちらが清津川フレッシュパークの案内図。

めっちゃデカくて、ハンパなくキレイに整備されている公園ですよ~

清津川フレッシュパークまでの道順と駐車場について

清津川フレッシュパークへは、国道117号線から国道353号線に入り、清津川を目指して進みます。

道中、案内板はあるし、ナビを使えばイッパツで案内してくれるんで、迷うことはないと思います。

 

国道353号線には清津川フレッシュパークを示す案内板があります。

この交差点を曲がります。

 

すぐに倉俣大橋(くらまたおおはし)が見えてきます。

 

橋を渡った河川敷一帯が清津川フレッシュパークです。

 

清津川フレッシュパーク入口の風景。

 

公園の入口は、右手の石板のあるあたり。

駐車場は一番奥まで行って、川沿いの左手になります。

 

正面に見える石板には、芋川交流広場と書かれ、公園の紹介文が書かれています。

十日町市中里地域(旧中里村)出身で現在アメリカで環境照明器具製造会社の代表を務める吉楽弘さんが、「故郷に恩返しをしたい」との思いでランドスケープ照明の第一人者「ジャネット・レノックス・モイヤー」さんを招いて作ったランドスケープライティング。

降雪の時期を除き、毎日およそ午後6時から午後10時まで間、公園内の木々が多数のLED照明でライトアップされています。

 

清津川の河川敷きが砂利敷きの駐車場になっています。

倉俣大橋の真下は、日差しや雨をしのげるため、人気の駐車場所。

駐車場は、わりと大きめの石がゴロゴロしているので、とくに大型バイクや荷物をたくさん積んだ旅バイクの方は、転倒に注意してくださいね~

 

駐車場は、川に沿って西側にずっ~と伸びています。

普通乗用車約100台が駐車可能。

それでも、お花見やゴールデンウィークなどの時期は、駐車場がいっぱいになるほどの人が訪れます。

芝生の部分は車両の乗り入れは禁止ですが、テントを張ってもいい場所なので、公園の芝生広場がいっぱいのときは、この周辺までテントであふれるようですね~

テントサイトについて

芝生広場が一帯がテントサイトです。

適度に木々が植えられており、木陰もできていい感じ。

 

土と芝生のフリーサイトで、夏の時期ということもあって、草は少し長め。

地面は多少のうねりがありますが、全体的に見れば、まあ、平坦と言っていいかな。

 

シロツメクサ(クローバー)が一面に生えています。

「シロツメクサの花が咲いたら、さあ、いこうラスカル~」なんて思わず歌っちゃいます。

え?この歌知らない?(笑)

 

公園内はアスファルト舗装された歩道が通っていますが、もちろん、車両の進入は禁止。

運搬用のカートがあれば、歩道を使って運べるので、荷物の搬送もラクラクですね~

 

芝生広場と清津川が接するあたりには、川の水を引き込んで大きな石で囲み、流れをゆるやかにした親水ゾーンがあります。

清津川の本流ではありませんので、小さなお子さんでも安心して遊べると思います。

 

こちらが清津川の本流。

ヤマメ、イワナ、カジカ、アユなど清流にしか生息しない魚の宝庫だそう。

この日は穏やかでしたが、大雨などで増水した場合、駐車場も含めて清津川フレッシュパークは危険ですので、すぐに避難するようにしてくださいね~

 

すばらしくキレイに整備された公園ですね~

時間を忘れてのんびりできそう。

トイレと炊事場は、公園の入口付近にしかないので、そこがちょっと不便なところかな。

スマホの電波は、ドコモ4Gの場合、アンテナMAXでネットも電話もバッチリ入ります。

芝生の部分は、車は当然、バイクや自転車も乗り入れ禁止です。

焚火は直火厳禁、薪や炭の燃えカスも含めてゴミは持ち帰り。

清津川フレッシュパークは、みんなが利用する公園です。

来たときよりも美しく」を合言葉にマナー守って利用しましょう。

なお、隣接する「ゆくら妻有」では、地元の野菜販売やバーベキューセット(炭有2,000円、炭無1,200円)、ディスクゴルフ用のフリスビー(無料)の貸し出しも行っているので、キャンプの前にちょっと立ち寄ってみるのもいいと思いますよ~

東屋と足湯について

芝生広場内を通る歩道に沿って東の方に向かうと東屋と足湯があります。

 

東屋はコンクリート製のめちゃくちゃ立派な造りで、イスとテーブルが置かれており、天候が急に悪くなったときの避難先に使えます。

 

こちらが足湯。利用時間は午前9時から午後6時まで。

屋根付きの建物なので、雨の日でも利用可能。

施設内には専用のイスまで用意してありました。

源泉かけ流し、お湯の温度はだいたい43度くらい。

ゆくら妻有と同じ泉質なので、ナトリウム‐塩化物温泉です。

 

足湯につかりながら清津川を眺めるとこんな景色。

せせらぎを聞いていると、川風が頬を撫でる。めちゃくちゃ癒されますよ~

とはいえ、ここは足湯なんで、くれぐれも服を脱いで入浴しないように(笑)

炊事場について

炊事場とトイレは、清津川フレッシュパークの入口にあります。

 

トイレと炊事場は隣り合っていて、炊事場は水道のみの簡素なモノです。

 

水道が1つあるだけ。

水は上水道なのでそのまま飲むことができます。

清津川フレッシュパークはすっごく設備の整ったキレイな公園だけに、なんで大人数で使えるような炊事場がないのか、不思議に思うかもしれません。

理由は簡単。ここはキャンプ場じゃなくて、公園だからです。

自治体が管理するキャンプ可能な公園、たとえば宮城県の金田森公園などには、すっごく立派な炊事施設があったりするんですが、ここは公園として必要最小限度の設備だけしか認められていないとのことです。

とはいえ、隣接する「ゆくら妻有」ではバーベキューセットの貸し出しや食材の販売も行っているし、事前にある程度調理してから持ち込めば、水道1つでもなんとかなるはず。

ボクとしては、そのまま飲める水が出てくる水道があるだけで、めっちゃありがたいですね~

トイレについて

トイレは、清津川フレッシュパークにふさわしい、すっごく立派なつくり。

男性用と女性用、身障者用の3つに分かれています。

 

男性用は水洗の小便器が2つ。

洗面台もあり、キレイに掃除されていました。

 

大便用は洋式水洗。

暖房付き便座ですよ、ここ。

予備のトイレットペーパーもたっぷりあって、すっごく清潔。

昔ながらの「公衆トイレはキタナイ」ってイメージは、まったくありませんね~

 

身障者用トイレもキレイです。

トイレもそうなんですが、清津川フレッシュパークって全体的に管理が行き届いているんですよ。

なんでそんなにキレイに保たれてるのかなあって思ったら、なんと、地元芋川地区のお母さん方がボランティアで毎日掃除をしているからなんだって。

マジですか!?

気持ちよくキャンプができるのも、こういう陰で支えてくれるヒトがあってこそなんですよね~

じつにありがたいことです。

で、やっぱり、ボランティアとはいえ、自分のしたことが見える形で返ってくると励みになるっしょ。

トイレにはカンパ箱が設置してあるので、清津川フレッシュパークでキャンプをした方は、ほんの気持でもいいから寄付してみてはいかがでしょうか。

清津川フレッシュパークのデータ

清津川フレッシュパークは、清津川沿いにあるキャンプや川遊びなどが楽しめる公園です。

だれでも自由に過ごせる場所を提供したいとの思いで、地元の方がボランティアで維持・管理をしてくれています。

そのおかげで、ホント、めっちゃいい場所になってますわ~

サイトの芝生は美しく、清津川のせせらぎを聞きながらのんびり過ごすことができ、おまけに源泉かけ流しの足湯まで使えるなんて、まあ、なんてぜいたくなんでしょう(笑)

十日町市の中心地からは少し離れた場所にありますが、その分、自然豊かで心身ともにリフレッシュするには最高の場所です。

地元野菜の販売や軽食の販売も行っている温泉施設が隣接しているので、キャンプ場として利用しても困ることはないもないはず。

ボクが、新潟県の中越地方で、とくに小さなお子さんがいる方におススメするキャンプ場は、おぢゃ~るとここ清津川フレッシュパークですね~

あえて違いを上げるとすれば、おじゃ~るは利便性が高く、清津川フレッシュパークは自然度が高いってところかな。

まあ、ホント、どちらも甲乙つけがたい家族連れの方にぜひ利用してほしいキャンプ場ですよ~



名前 清津川フレッシュパーク
かな きよつがわふれっしゅぱーく
住所 新潟県十日町市芋川乙3267
連絡先 新潟県十日町市 中里支所 地域振興課 地域振興係(電話番号025-763-2511 FAX番号:025-763-2044)
管理者 十日町市
営業期間 降雪時期は利用不可(足湯、トイレとも閉鎖)

予約・申し込み不要

料金 無料(隣接の温泉施設で有料レンタル用品あり)
ジャンル 芝生フリーサイト
施設 テントサイト、炊事場、トイレ、駐車場、足湯など。
備考 ゴミ持ち帰り、直火禁止

周辺施設の紹介

清津川フレッシュパークに隣接して、地域農産物等活用型総合交流促進施設の日帰り温泉「ゆくら妻有」があります。

この温泉施設は、第三セクターの株式会社なかさとが運営しているんで、まあ、公共の施設みたいなもんです。

たくさんの旅行者が訪れれば、地元の活性化につながると思うので、近くまで来たときは、どんどん利用しましょう。

 

普通車が30~50台くらい止められる無料の駐車場があります。

施設は2階建てで、1階がお風呂、2階が無料・有料の休憩室になっています。

 

営業時間は、毎日午前10時から午後9時(最終受付午後8時30分)まで。

毎週水曜日(祝日の場合は前日)が休館日です。

利用料金は大人(中学生以上)が600円、子ども(小学生)が300円で、未就学児は無料です。

タオル(フェイスタオル216円、バスタオル500円)を販売しているので、まったくの手ぶらでもOK。

館内にある食堂では、麺類やご飯類、飲料の提供も行っています。

 

地元農家のみなさんによる採れたて野菜の直売コーナーもありますよ~

 

出典:ゆくら妻有公式サイト

お風呂は、内湯と露天の2つで、露天風呂からは清津川を望むことができます。

源泉かけ流しの天然温泉で、泉質はナトリウム-塩化物泉。

効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復などに良いとされています。

この泉質は、海水の成分に似た食塩を含んでいて、保温効果が高いため「熱の湯」なんて呼ばれてたりもします。

同じ泉質の温泉では、青森県弘前市の百沢温泉や秋田県男鹿市の男鹿温泉郷山形県遊佐町のアポン西浜がありますね~

利用にあたっての詳細事項は、公式サイトを確認してくださいね~

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